文学部をようこそ!

文芸部を迎えに行くぜ！

翌日、放課後
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「常盤さん、昨日調べてみたところ、部活にするために必要な条件があるっぽくて、最低4人は必要らしいんだけど、、、」

なにそれ聞いてない!文芸部作ったから入部してね、でいいかと思ってたのに！

まぁ、決意したニュー港ちゃんはちゃんとがんばりますけど!?

憂利はたぶん大丈夫だよね。あと本が好きな子か、、、

明日探ってきますか～!

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　次の日


やることは決まってるわ、ちょっとマイナーな作家さんの名前を出すの！昼休みの教室で！

とりあえず昨日のな◯うの現実恋愛ランキング1位だった作家さんの名前を出そうかな。

そうすれば、イメージは保ったまま探れるし!

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四時間目終了のチャイムが鳴った。
作戦決行だ。
とりあえず、声が大きくて仲がかなりいい子、、

鱒実　華鈴ますみ　かりんがいるわ。ギャルだけど、まぁいいや。

「かりん～！かりんって、たしか恋愛小説とか好きだよね?」

よし、かなり大きな声出せた！目立ってる!よし！

「え、めっちゃ好きなんだけど！みなっちがおすすめしてくれんの～！聞きたいんだけど～!」

話が早い！ナイスかりん!

「WEB小説の作家さんなんだけど、昨日見つけてすごく良かったの！『井伏　いぶせすずか』っていう作家さんなんだけど、フラグの立て方がすごく上手くて!」

待って、？


おかしいぞ、華鈴ちゃんが赤くなってる、、？


いや、気のせい、、か？

「みなっち～！今日、新宿ルミ◯いかない？」

突然のお誘い。はじめてなんだけど。


なんか、察しちゃった気がする、、

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放課後　in 　新宿ルミ◯　afternoont○a

「かりんちゃん、単刀直入に聞くよ、かりんちゃんが井伏すずか様じゃない、、?」


目の前に座る小説家の顔は、窓からさす夕日に赤く照らされていた。