篠田のお仕事

まこ@お休み中

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05 桜花と玉責め

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拘束/V字開脚/睾丸責/連続絶頂/桜花

◇ ◆

「よろしくお願いします」

本日協力してくれるのは、Irisの中でも幹部である桜花おうかさん。桜のような儚げな美しさを持ち、一見女性のようにも見える容姿だが、組織の中で幹部を維持出来る強さを持ったお方だ。

頭の回転も早く、口喧嘩も強いし、喧嘩も普通に強い。稽古している現場も見学したことがあるが、強そうな後輩さんが思いっきりぶっ飛ばされていた。

特にNo.2に位置する塞原せくはらさんと勝負した時の桜花さんは凄まじく、自分よりかなり大きな塞原さんを遥か彼方へ突き飛ばせる程の力を持っている。

ダメ元で協力を要請すると、意外にも了承してくれた。僕たちのお願いは断れないとは言っていたが、幹部の方は例外だと勝手に思っていた。

部屋へ入ってきた桜花さんを迎え入れ、すぐにベッドへ寝転んでもらった。

今回目的の箇所は性器部分なので下だけ脱いでもらい、腕は万歳した状態でベッドへ固定し、足は以前から準備していたものに固定させてもらうことにした。

桜花さんの足首へ足枷を巻きつけた後、天井から吊り下げたハンガーパルプに鎖を繋げて下ろせないように高らかに固定した。

両足は広げて固定し、形でいうとV字開脚の状態。チラッと顔を見てみると、いつも冷静な桜花さんの珍しい赤面姿を拝むことが出来た。

恥ずかしい部分がよく見える場所へ移動してじっと眺めてみると、鎖が小さく音を立て始めた。

「今回試す玩具の準備があるので、少し待ってて下さいね」

「……」

わざとゆっくりと玩具を準備しながら秘部を見ると、可愛らしく二つ並んだものと、普段は絶対に他人に見せることのない蕾が目に入る。

(へぇ~桜花さんとお風呂一緒になったことなかったけど、こんな感じなんだぁ。こんな所まで綺麗なんてすごいなー)

近くで観察していると、流石におかしいと感じたのか「あの」と声が聞こえた。

「手が止まってるみたいですけど、何してるんですか」

「桜花さんの桜花さんを観察してました!」
「殴りますよ」

「まぁまぁそんなに怒らないで下さい。殴られたくはないので進めていきますね。今回依頼があったのはとあるものだけを刺激することが出来る玩具でね」

人差し指でツンツンと睾丸を突くと、ピクンと足が揺れた。

「……っ!」

「ふふ。力抜いて下さいね。嫌がることはしないので。まずは少し勃たせたいので失礼しますね」

大きく足が開いているので触りやすい桜花さん自身を緩く握り、扱いてみた。

「…っ、」

声は一切出さないが、少しずつ勃ち上がってくれたので一安心。多少硬さがあれば十分なので、陰茎に支えとなるリングを通した後、二つの玉が入るように作ったシリコン製の丸いボールの中へ包み込んだ。

「痛くないですか?」
「問題ないです」

「それなら良かったです。これを動かすとローターみたいに振動を与えることが出来るんです」

電源を入れると、ブブブ、と振動を始めた玩具は、睾丸に刺激を与えるように動き出した。

「!」

その瞬間ビクッと跳ねてくれたが、口はしっかりと結んでいるのか声は一切出さなかった。それでも鎖はガチャガチャ揺れているので効いてはいる様子。

ある程度ローターと同じ刺激を与えた後、ベッドに腰掛けてモードを変更すると、優しく揉みしだくような動きになった。

「っ、!──ッ、……っっ」

(ローターよりも揉む方が苦手そうだな~暫くこれで様子見るか)

丸いボールの中には4つのモードが堪能出来るようになっている。一つ目はローターのように振動を与えること、二つ目は睾丸を揉みしだくこと、そして三つ目は、優しくくすぐること。

「っ!? ~~ッ……ふ……!」

くすぐりモードに変えた瞬間、ガチャガチャと鎖が激しく音を立て、可愛らしい蕾は力が入っているからかきゅうきゅうと収縮を繰り返す。

自身の様子を見てみると、トロトロと先走りが垂れているので効果はいい感じ。

「桜花さんは玉ちゃんくすぐるの弱いんですねー可愛いですねー」

わざとらしく玉にちゃん付けしながら煽ってみるが、顔を赤らめて必死に声を殺していた。

「でももう一つ機能がありましてね。優しく爪でカリカリ引っ掻いてくれるような刺激もあるんです。それはどうでしょうか?」

カチッとリモコンを操作すると、玉の中でモードが切り替わり、言葉通りの刺激が送られた。

「ぁっ………! んっ……んん!」

玉の付け根も余すことなく襲う刺激に、桜花さんは初めて声を上げ、逃げるように尻を振り出した。後ろから見ていると妖艶なダンスにしか見えない。

「へぇ、これが一番苦手そうですね。暫く優しく引っ掻いてもらってて下さい」

「っ、──ん、くっ…ぅ………っ」

報告書を書くために少し傍を離れてパソコンを弄ると、鎖の音と堪えきれない上擦った声が聞こえてくる。

決して他の人のように弱音を吐いたり、やめてくれという言葉は出さない辺り、やっぱり人一倍精神面も強いんだろう。

──そんな人のプライドをずっったずたにしたらどうなるのかな。

そう考えると、我慢しても口角が上がってきてしまう。報告書が完成し、横目で桜花さんを見ると、股間は限界な程に張り詰めているのが分かる。

「お待たせしました」

「…っ、…んっ……」

「玩具の性能はいかがですか?今回の依頼者さんは、パートナーさんが少しM気のある方みたいで。──こんな刺激もあるんです」

二つ目に用意した揉みしだくモードは、唯一強度の変えることが出来る。最初は優しく揉む程度だった刺激を、一段階上げて中に変更してみると、ビクビクと腰が跳ねた。

(お?)

痛みで萎える人が多い中、桜花さんの自身は更に硬さを増したようだ。

「あれあれあれあれー?強くしたのにビンビンなんて!もしかして桜花さんもM気があるんですか?」

「っ、………~~──!!!」

ブンブンと首を振って否定しているが、先走りは増した挙句、嬉しそうに股間はビクビクと反応している。

試しに揉みしだく強度を強に変えると、まさかのまさか。

「っ!!!んんんッ」

びゅくんっと激しく白濁液が吐き出され、桜花さんの綺麗な腹部を汚した。

(わぁ。ここだけでイケるんだ)

面白いものが見れてテンションが上がり、射精したばかりの股間へ近付いた。

「っ、ぅ、っ……~~ッッ、」

射精した後も止まらない動きにも間抜けな悲鳴が上がることはなかったが、流石に完全に声を我慢することは出来ないみたいで甘くて小さな声と息遣いが聞こえた。

「ふむふむ。きっと依頼者の方も喜ぶと思います!」

「っ、!!」

ニコニコと笑顔を見せながら、尻を優しく擽ったあと、天井に向かって伸びている太腿や膝裏を擽ってみると、面白いくらいに跳ねながら二度目の絶頂を迎えていた。

「え、少し撫でただけでイッたんですか?桜花さんってばドMさんだったんですね~」

少し体を移動させ、膝裏を優しく擽りながらたくさんの欲で濡れた腹部を突くと、悶えながらブンブンと首を振った。

「よしよし。2回もイッたからここもパクパクしちゃってますね」

仕上げに震える先端を撫でてやると、フーフーと威嚇するような息遣いで睨んできた。

(わぁ、エッチ)

その瞳を見つめ返し、親指の腹で少し強めに先端をグリグリしてやると、とろ…と勢いの弱まった精子が吐き出された。


◇ ◆


拘束を外した後、桜花さんは文句言うこともなく一人で身を綺麗にしてキッチリと身だしなみを整えた。

「桜花さんのおかげでいいデータが取れました!ここからは揶揄ってるとかじゃなく、本当の意見として聞きたいんですが」

「…はい」

「4つのモードの中で、不要だと思った刺激や、こうしたものを入れた方がいいと思ったのはありますか?」

「…ん。どれもいいと思いました。強いていうなら、俺はローターの刺激はまぁまぁ…って感じだったかな。他3つが良かったのもあるんでしょうけど」

「ふむふむ。揉みしだくモードだけ強さを設定出来るんですが、弱、中、強の三種類なんです。どれも試させてもらったんですが、痛みはどうでした?」

「うん。問題なかったよ」

「分かりました!ではこのままお客様と連絡取ってみますね」

ペコっと頭を下げると、桜花さんも軽く頭を下げて出口へ向かった。出て行くまで待っていると、桜花さんは少し言いにくそうにしながらも、最後に小さく呟いた。

「──強の上に、もう一つあってもいいかもね」

end.
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