篠田のお仕事

まこ

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02 渚と尿道攻め

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拘束/玩具/尿道責/くすぐり/ドライ/渚

◇ ◆

「はぁ?何で俺なの!?」

「たまたまそこに居たからです」

「腹立つんだけど!!」

今回作った玩具を試してくれるのは、組織の中で一番元気な男の子、なぎさくん。

真っ黒な髪色で少しパッツン気味の前髪に、癖がないストレートヘア。性格はかなりやんちゃで、思ったことは何でも言うし、年齢関係なくタメ口が多いが、本当に尊敬している人にはきちんと礼儀正しい一面を持つ。

もちろん僕には完全にタメ口だ。

「まぁ…篠田さんと未南さんのお願いは断っちゃダメって言われてるし…いーよ。俺何したらいーの?」

頬を膨らませながらも、上からの命令はきちんと従うようで。僕はこの前柚木さんを弄んだ検品作業部屋に渚くんを案内した。

綺麗に手入れしたベッドに誘導し、腕を万歳した状態で固定し、今回玩具を試す下半身だけ見えるように下着もろともズボンを脱がした。

ぽろんと登場したのはまだまだ小さな性器だが、訓練で鍛えていると知っているので容赦なく試させてもらう。

動けないように両足に枷を巻きつけた後、スチール拘束棒を使用した。

「は?何その棒」

「こうやって繋ぎ止めると、足閉じれないでしょ?動いちゃ危ないからガッチリ拘束させてもらうね」

「なんの玩具作ったわけ?」

「今回依頼されたのはたっぷりと尿道責め出来る玩具でね」

ニコッと微笑みかけて細い棒を見せつけると、今までのクソガキみたいな表情は一変した。

(ま、僕も色々Irisさんの情報は手に入れてるからね~)

尿道責めが苦手だと聞いていたので、敢えて今回は渚くんを指名したのだ。もちろん、本人にはバレないようにするけども。

「渚くんは今までたくさん訓練してきたから、問題ないよね?じゃあ、力抜いててね~」

たっぷりと尿道用の玩具にローションを塗りつけ、渚くん自身も緩く扱いて準備を進めていく。

「んっ……」

クチクチとローションが音を立て、少しずつ小さな性器が勃ち上がり始める。入れやすくなった所でツプリと尿道口に玩具を進めると、渚くんらしくない可愛い声が部屋に響いた。

「ひぅっ、……ふぁぁ、」

スチール棒が上手く動きを止めてくれているので、傷つけることなく進む玩具。奥まで全て進むと、先っぽから見えているのは持ち手の丸い部分だけ。

入れただけで思いっきり蕩けているが、これだけなら何処にでも売っているので、追加したのは──。

「ひッ!? ぃああ"あああああ!!」

持ち手の丸い部分にピッタリと合うように作ったのはローター。合体させることにより、中まで振動がいく仕組みになっている。

合体させれば攻める側も手を使わなくてもいいし、中が傷つかない程度の振動しか出来ないようになっているので放置しても問題ない。

ガチャガチャガチャガチャと激しく暴れまくる体を眺めながら見下ろすと、渚くんは年相応な子供の表情でボロボロ泣き始めた。

「どう?中をいじめられるのは。気持ち良い?」

「っ、ぃッ、ぁ、あ、あっぁぁぁぁぁあ…っ」

トントン、と奥を突くように棒をノックすると、良い箇所に当たったのか目を丸く広げて絶叫した。

「うんうん。いい反応」

ツツーっと裏筋をなぞると、ひぃ!!と叫びながら悶え出した。中と外からの刺激に耐えきれないようで、ただただ泣きながら悶えている。

「あ、そうだ渚くん。そういえばこの前、未南さんにバカって言ってたよね。未南さんは「子供らしくていいな~」なんて言ってたけど、年上に向かってそういう言葉遣いダメなの分かんない?」

尿道にぶっ刺した玩具はそのままに、万歳している上半身に近付いた。

「ごべっ、な、ざっ、ごべっ、なっ、ぬぃでっ、篠田、ざッ、ぁあ!あぁぁあ」

「これからは未南さんには敬語で話せる?」

閉じれないのをいいことに、服の上から脇の下をこちょこちょと擽ると、更に体が暴れ出した。

「ひぁぁぁッッ!!」

「聞いてる?ちゃんと敬語使える?」

「ひっはぁ!あはっ、あ!あははははっ、やべっ、でっ、やべでぇぇぇぇっっ」

ガチャガチャと激しく拘束具が音を立て、渚くんはひたすらやめてと叫び続けた。

「やめてじゃなくて。ちゃんと約束して?」

「ひゃははは!!あ!ぁぁぁあっ、つかっ、ぃ、まずっ、づがぅからぁぁぁぁ!!!」

「ん?何言ってるか分かんない。ちゃんと言えるまで全部やめないからね~」

脇の下の反応が薄くなってきたら脇腹に指へ移動させ、それも薄くなってきたら指の動きを変えたりしていると、渚くんは激しく僕に訴えかけた。

多分「やめて下さい」とか「敬語使います」とか言ってるんだろうけど、全く言葉になっていないのでくすぐり続けながら、たまに刺さっている棒を動かしてやると、ビクビクビクッと激しく背中をのけ反らせた。

(わぁ。もしかしてイッたのかなー?上手く前立腺を刺激出来るように形を研究した甲斐があったな~)

反応を見ている限り、一度イクと歯止めが効かなくなったのか、イキ続けている様子。

(へぇ、ここまでくると流石の渚くんも随分可愛くなっちゃうんだ)

間抜けな顔を晒して喘ぐ顔を見ながら、僕は小さく微笑んだ。


◇ ◆


その後、気絶するまでイキ続けた渚くんが起きたのは約5時間後だった。

「篠田さん鬼畜!ドS!」

5時間もあれば報告書もとっくに完成しており、渚くんが起きた後はずっと彼の暴言を浴びせられた。

「はいはい、僕は鬼畜ですからねぇ。それより、渚くんのおかげで玩具の出来がよく分かりました。ありがとね」

「それならいいですけど…そんな玩具、誰に依頼されてるんですか?」

「個人情報だから言えないけど、世の中にはいろんな人が居るからね」

「へぇ…まぁ塞原上司みたいな奴がいっぱい居るってことですね。俺は今からお風呂に入りますけど、篠田さんは?」

「あ、じゃあ一緒に入ろうかな」

「はーい。行きましょう!」

多少、小生意気な部分は残っているが、しっかりと僕に対して敬語になっている渚くんを可愛く思いながら、手を繋いでお風呂場へ向かった。

end.
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