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拘束/亀頭責/ローションガーゼ/潮吹
◇ ◆
ウリ専で働き始めて約1年。俺は毎日のように源氏名を名乗り、別の自分になって仕事をする日々を送っていた。
見た目、若さ、演技力を武器に、1年で何人もの指名を返し、お店のランキングでは常に3位までにはランクインするほどになった。
若さはいつかなくなるものなので、今の内に精一杯接客をして本指名を固定に出来るように日々努力している。
そんなある日、ホテルの部屋で待ち合わせをしたいというネット指名が入ったので、指定された部屋へ行き、呼び鈴を鳴らす。
ガチャリとドアが開き、背の高い男性が出てくると、俺は源氏名を名乗ってニッコリと営業スマイルを見せた。
「…!?」
しっかりと目線を合わせると、そこに居たのは大学の先輩・槙田という男だった。
「…やっぱり河村か。こっち来い」
先輩は俺の手首を掴んで部屋へ入らせると、ソファに座るように指示をした。俺は青ざめたままソファに座ると、先輩も隣へ座る。
「…何でこんな事をしている?」
「いや、先輩こそ」
「…俺は男が好きでな。同性専門の風俗を探してたらお前に似た奴を見かけて、呼んでみた。俺の顔を見てNG出されたら困るからホテル待ち合わせにしたんだ」
「…あの、この事は誰にも」
「言わない代わりに、今日はたっぷり可愛がらせてくれよ」
俺は先輩のその顔を、きっと一生忘れないだろう。
◇ ◆
「んん…っ」
頭上で纏められた両手。俺に背を向けて、腹に座っている先輩はひたすらローションで俺の先端を扱いてくる。
「んっ、んぅ…」
「もっと声出せよ、麗くん」
わざとらしく俺の源氏名を呼びながら、輪っかにした指でコスコスと亀頭だけを擦られた。
「…っく、ゃめ…っもぉ…!」
お客様は大体二つに分かれる。
完全に攻めたいSの人、完全に受け身になりたいMの人。
Sの人が来た時も大体は全身を愛撫してくれるので、一箇所だけ攻められることはなく、そろそろ限界に近い。
「今日は90分ずっとこうしててやるよ。ナンバー入るくらいなんだから、今まで散々責められてきたろ?」
「…んぅっ、せんぱ、やぁ…やめて…っんぁ…」
動きたくても動けない体に焦りが生まれる。
「やめてって言う割にずっとしっかり勃ってんじゃねーか」
少しでも滑りが悪くなるとローションを追加してくれるので痛みはないが、頭が狂いそうな程の快感が襲う。
「あっ、んん…イク、…待って…!」
「…今日はな、お前の為にいいモン持って来たんだよ」
先輩はそう言うと何かゴソゴソし始めた。俺からは先輩の大きな背中しか見えず、不安で堪らない。
「よし、いくぜ」
次の瞬間、俺は腰が浮いてしまう程の快感に襲われた。
「ひぁぁぁぁぁ!! 何っ!?何、それぇぇ!!やめてっ、やぁぁぁあ!!」
「された事ねーの?ローションガーゼだよ」
「ひ…ッ、だめ!だめそれだめぇぇぇぇぇ!!」
初めての刺激に体は対応出来ずに、のたうち回るがガッチリと大柄な体型に押さえつけられ、しつこく先端を左右に擦られた。
「んぁぁぁぁあ!!イクッ、イッちゃう!!」
先端を擦られながら、緩く竿を扱かれると俺は勢いよく射精した。
仕事中、射精してしまうと中々気力が戻らないのでイクとしても最後にしかイカなかった俺は、初めてこんな序盤で絶頂し、驚いた。
「お、大量だねェ…」
「ぁぁぁぁあああ!!やめてっ、もぉやめてぇぇぇッ」
達した後の敏感な先端を、未だにガーゼで擦り続ける先輩。俺はあまりの刺激に耐え切れず、体を全力で捩りながら叫んだ。
「おーおー。すげー反応だな」
「やめっっまってぇぇ!!なんか出るっ、やだっ!漏れるっ!!待って、まっ…やめてぇぇぇッ!!」
ガクガクと体が震え出す。尿意に近い感覚が湧き上がり、俺は必死に制止を求めた。
「はは、出しちまえ出しちまえ」
やめてくれる気がない先輩は、相変わらずガーゼを動かし続け、体の制御が効かなくなり、俺は体の反応に従い、勢いよく何かを吐き出した。
「ぁっぁ、やだっ、ごめ…なさっ、ぁああ…っ」
「麗くん。潮吹き出来たぜ。もしかして初めて?」
クスクスとからかうように笑う先輩に、俺は荒い呼吸を繰り返した。
「…っはぁ、もぉ…いいだろ、やめろよ…」
連続で絶頂して疲れ果てた俺はそう呟いた。
「まだまだこれからだよ?90分、ひたすらここだけを刺激してやるよ。次はイカせてやらねぇから覚悟しろ」
「…っやだ!!!ぁぁぁあ!!もぅ無理ぃぃっ」
後ろを振り向いて悪魔のように笑いながら指を動かし始めた先輩に、俺は叫ぶことしか出来なかった。
「お前の可愛い顔見てぇから、足も拘束しとくわ」
「離せぇ…っ!いい加減にしろよ…っっ!!」
「こっちは金払ってんだ。暴力してるわけでもない。拘束は無料オプションなんだろ?」
「そ…だけどっ…こんなのっ、無理ぃ…!」
必死にバタバタさせて抵抗したが簡単に押さえつけられた俺の足はベッドにセットされている足枷に嵌められた。
「よいしょっと」
俺の太腿に体重をかける様に足を乗っけて、足の間辺りに座る先輩。
「あ…あっ、いや…嫌ぁぁ…」
背中で見えなかったが、先輩が用意していたのは洗面器で、その中にたっぷりと入ったローション。ガーゼを新しくそこへ入れて浸すと、また俺の先端を包み込む様に被せた。
「動かさないでぇ…っ先輩、先輩やだぁぁ…っ」
「無理な相談だな」
「──~~っ、ひ、ぐッッ、ぅぅうぁぁあァァッ!!」
「すげー声だな。そんなにいいのかよ」
「ぁぁぁぁあぁぁぁァッ…!!」
絶叫しか出ない程の強い快感。ガクガクと押さえつけられた足は震え、頭が痺れる様なビリビリする感覚が襲う。
「イ、クッッ!!イク、イク!イクッッ!!」
「イケるもんならイッてみろよ」
「な、んれッ、ィき、たッ、ぃぁぁああぁァッ!?」
絶頂したくても出来ない体が理解出来ずに泣き叫びながらビクンビクンと体が跳ね、ベッドが軋む音が響いた。
「練習すればメスイキ出来るだろうけど、男って先っぽだけじゃイケねーらしいぜ」
「あぁァッ、ぁあっゃ、めでぇぇぇっ、やめっ、ゃめれっ、ゃらぁぁぁぁあァッ!!」
先輩の声が聞こえない程に、強過ぎる刺激は俺を追い詰めた。
イキたい、解放されたい、気持ち良い。
初めて今自分が何をしているかさえ分からない位に頭が回らなくなった。ただ分かるのは、俺を見ている先輩の興奮した笑顔だけ。
「先ッ、先輩ぃぃ…っぃか、せてっイカせてぇぇぇ…おねがっ、おねがっしま、っ」
ボロボロと涙が滴り落ち、口も開きっぱなしで唾液が伝い、もう少しできっと鼻水さえ垂れてしまいそうな程に間抜けな自分。
「…可愛い、麗くん」
そんな俺をウットリとした表情で見つめて、そう呟いてくれた先輩。
「た、すけ…っむり、むりぃぃ…っ先輩ぃぃ…許してぇぇぇぇ…っっ」
ずっとその間もガーゼは動き続け、滑りが悪くならない様、痛みが出ない様にローションを追加されていく。
「なぁ、また来ていい?」
「き、てぇっ、いいからァァァァ!!イカせてっ、もぉやめてっ、たすけてっ、先輩っ、せんぱぁっ、出したぃぃぃ!!」
「…約束な。NG出したらどうなるか覚えとけよ」
嬉しそうに先輩が微笑むと、ローションで滑りが良くなった自身を掴み、絶頂出来るように竿を扱いてくれた。
「ぁっぁあァッっ!イクッ、イク、イッ──っ!!」
ビクンと激しく腰が浮いて体が跳ねると、俺は勢い良く精液を吐き出して絶頂した。あまりの気持ち良さにそのまま俺は痙攣しながら意識を失った。
◇ ◆
「おい、時間だぞ」
「……ふぇ?」
「お前さ、20分で堕ちるってどういう事だよ。ずっとお前の寝顔見てたんだけど」
「!」
一瞬で仕事の事を思い出しガバッと起き上がる。その瞬間腰に痛みが走る。
「おい、大丈夫かよ。さっき激しくしすぎたから腰痛いだろ。ごめん」
「今何時!?」
「今タイマー鳴ったから80分経ったな。あと10分休憩しとけよ。ほら、水」
手渡された水を開けてコクコク飲むと、一気に生き返った気持ちになった。
「本当にすみません。…お金払ってくれてるのに」
「いーよ。ただ約束通りまた来させてくれるよな」
「……めちゃくちゃ嫌ですけどいいですよ。次は…時間内は…頑張ります」
「ん、お疲れ様」
ポンと俺の頭を撫でた先輩は、その後は何も言う事なくホテルを出て行った。綺麗になった体に、風邪を引かないように布団を被せてくれていて。
嫌だったけど頭がおかしくなるような気持ち良過ぎる刺激に、俺は暫く余韻に浸っていた。
end.
◇ ◆
ウリ専で働き始めて約1年。俺は毎日のように源氏名を名乗り、別の自分になって仕事をする日々を送っていた。
見た目、若さ、演技力を武器に、1年で何人もの指名を返し、お店のランキングでは常に3位までにはランクインするほどになった。
若さはいつかなくなるものなので、今の内に精一杯接客をして本指名を固定に出来るように日々努力している。
そんなある日、ホテルの部屋で待ち合わせをしたいというネット指名が入ったので、指定された部屋へ行き、呼び鈴を鳴らす。
ガチャリとドアが開き、背の高い男性が出てくると、俺は源氏名を名乗ってニッコリと営業スマイルを見せた。
「…!?」
しっかりと目線を合わせると、そこに居たのは大学の先輩・槙田という男だった。
「…やっぱり河村か。こっち来い」
先輩は俺の手首を掴んで部屋へ入らせると、ソファに座るように指示をした。俺は青ざめたままソファに座ると、先輩も隣へ座る。
「…何でこんな事をしている?」
「いや、先輩こそ」
「…俺は男が好きでな。同性専門の風俗を探してたらお前に似た奴を見かけて、呼んでみた。俺の顔を見てNG出されたら困るからホテル待ち合わせにしたんだ」
「…あの、この事は誰にも」
「言わない代わりに、今日はたっぷり可愛がらせてくれよ」
俺は先輩のその顔を、きっと一生忘れないだろう。
◇ ◆
「んん…っ」
頭上で纏められた両手。俺に背を向けて、腹に座っている先輩はひたすらローションで俺の先端を扱いてくる。
「んっ、んぅ…」
「もっと声出せよ、麗くん」
わざとらしく俺の源氏名を呼びながら、輪っかにした指でコスコスと亀頭だけを擦られた。
「…っく、ゃめ…っもぉ…!」
お客様は大体二つに分かれる。
完全に攻めたいSの人、完全に受け身になりたいMの人。
Sの人が来た時も大体は全身を愛撫してくれるので、一箇所だけ攻められることはなく、そろそろ限界に近い。
「今日は90分ずっとこうしててやるよ。ナンバー入るくらいなんだから、今まで散々責められてきたろ?」
「…んぅっ、せんぱ、やぁ…やめて…っんぁ…」
動きたくても動けない体に焦りが生まれる。
「やめてって言う割にずっとしっかり勃ってんじゃねーか」
少しでも滑りが悪くなるとローションを追加してくれるので痛みはないが、頭が狂いそうな程の快感が襲う。
「あっ、んん…イク、…待って…!」
「…今日はな、お前の為にいいモン持って来たんだよ」
先輩はそう言うと何かゴソゴソし始めた。俺からは先輩の大きな背中しか見えず、不安で堪らない。
「よし、いくぜ」
次の瞬間、俺は腰が浮いてしまう程の快感に襲われた。
「ひぁぁぁぁぁ!! 何っ!?何、それぇぇ!!やめてっ、やぁぁぁあ!!」
「された事ねーの?ローションガーゼだよ」
「ひ…ッ、だめ!だめそれだめぇぇぇぇぇ!!」
初めての刺激に体は対応出来ずに、のたうち回るがガッチリと大柄な体型に押さえつけられ、しつこく先端を左右に擦られた。
「んぁぁぁぁあ!!イクッ、イッちゃう!!」
先端を擦られながら、緩く竿を扱かれると俺は勢いよく射精した。
仕事中、射精してしまうと中々気力が戻らないのでイクとしても最後にしかイカなかった俺は、初めてこんな序盤で絶頂し、驚いた。
「お、大量だねェ…」
「ぁぁぁぁあああ!!やめてっ、もぉやめてぇぇぇッ」
達した後の敏感な先端を、未だにガーゼで擦り続ける先輩。俺はあまりの刺激に耐え切れず、体を全力で捩りながら叫んだ。
「おーおー。すげー反応だな」
「やめっっまってぇぇ!!なんか出るっ、やだっ!漏れるっ!!待って、まっ…やめてぇぇぇッ!!」
ガクガクと体が震え出す。尿意に近い感覚が湧き上がり、俺は必死に制止を求めた。
「はは、出しちまえ出しちまえ」
やめてくれる気がない先輩は、相変わらずガーゼを動かし続け、体の制御が効かなくなり、俺は体の反応に従い、勢いよく何かを吐き出した。
「ぁっぁ、やだっ、ごめ…なさっ、ぁああ…っ」
「麗くん。潮吹き出来たぜ。もしかして初めて?」
クスクスとからかうように笑う先輩に、俺は荒い呼吸を繰り返した。
「…っはぁ、もぉ…いいだろ、やめろよ…」
連続で絶頂して疲れ果てた俺はそう呟いた。
「まだまだこれからだよ?90分、ひたすらここだけを刺激してやるよ。次はイカせてやらねぇから覚悟しろ」
「…っやだ!!!ぁぁぁあ!!もぅ無理ぃぃっ」
後ろを振り向いて悪魔のように笑いながら指を動かし始めた先輩に、俺は叫ぶことしか出来なかった。
「お前の可愛い顔見てぇから、足も拘束しとくわ」
「離せぇ…っ!いい加減にしろよ…っっ!!」
「こっちは金払ってんだ。暴力してるわけでもない。拘束は無料オプションなんだろ?」
「そ…だけどっ…こんなのっ、無理ぃ…!」
必死にバタバタさせて抵抗したが簡単に押さえつけられた俺の足はベッドにセットされている足枷に嵌められた。
「よいしょっと」
俺の太腿に体重をかける様に足を乗っけて、足の間辺りに座る先輩。
「あ…あっ、いや…嫌ぁぁ…」
背中で見えなかったが、先輩が用意していたのは洗面器で、その中にたっぷりと入ったローション。ガーゼを新しくそこへ入れて浸すと、また俺の先端を包み込む様に被せた。
「動かさないでぇ…っ先輩、先輩やだぁぁ…っ」
「無理な相談だな」
「──~~っ、ひ、ぐッッ、ぅぅうぁぁあァァッ!!」
「すげー声だな。そんなにいいのかよ」
「ぁぁぁぁあぁぁぁァッ…!!」
絶叫しか出ない程の強い快感。ガクガクと押さえつけられた足は震え、頭が痺れる様なビリビリする感覚が襲う。
「イ、クッッ!!イク、イク!イクッッ!!」
「イケるもんならイッてみろよ」
「な、んれッ、ィき、たッ、ぃぁぁああぁァッ!?」
絶頂したくても出来ない体が理解出来ずに泣き叫びながらビクンビクンと体が跳ね、ベッドが軋む音が響いた。
「練習すればメスイキ出来るだろうけど、男って先っぽだけじゃイケねーらしいぜ」
「あぁァッ、ぁあっゃ、めでぇぇぇっ、やめっ、ゃめれっ、ゃらぁぁぁぁあァッ!!」
先輩の声が聞こえない程に、強過ぎる刺激は俺を追い詰めた。
イキたい、解放されたい、気持ち良い。
初めて今自分が何をしているかさえ分からない位に頭が回らなくなった。ただ分かるのは、俺を見ている先輩の興奮した笑顔だけ。
「先ッ、先輩ぃぃ…っぃか、せてっイカせてぇぇぇ…おねがっ、おねがっしま、っ」
ボロボロと涙が滴り落ち、口も開きっぱなしで唾液が伝い、もう少しできっと鼻水さえ垂れてしまいそうな程に間抜けな自分。
「…可愛い、麗くん」
そんな俺をウットリとした表情で見つめて、そう呟いてくれた先輩。
「た、すけ…っむり、むりぃぃ…っ先輩ぃぃ…許してぇぇぇぇ…っっ」
ずっとその間もガーゼは動き続け、滑りが悪くならない様、痛みが出ない様にローションを追加されていく。
「なぁ、また来ていい?」
「き、てぇっ、いいからァァァァ!!イカせてっ、もぉやめてっ、たすけてっ、先輩っ、せんぱぁっ、出したぃぃぃ!!」
「…約束な。NG出したらどうなるか覚えとけよ」
嬉しそうに先輩が微笑むと、ローションで滑りが良くなった自身を掴み、絶頂出来るように竿を扱いてくれた。
「ぁっぁあァッっ!イクッ、イク、イッ──っ!!」
ビクンと激しく腰が浮いて体が跳ねると、俺は勢い良く精液を吐き出して絶頂した。あまりの気持ち良さにそのまま俺は痙攣しながら意識を失った。
◇ ◆
「おい、時間だぞ」
「……ふぇ?」
「お前さ、20分で堕ちるってどういう事だよ。ずっとお前の寝顔見てたんだけど」
「!」
一瞬で仕事の事を思い出しガバッと起き上がる。その瞬間腰に痛みが走る。
「おい、大丈夫かよ。さっき激しくしすぎたから腰痛いだろ。ごめん」
「今何時!?」
「今タイマー鳴ったから80分経ったな。あと10分休憩しとけよ。ほら、水」
手渡された水を開けてコクコク飲むと、一気に生き返った気持ちになった。
「本当にすみません。…お金払ってくれてるのに」
「いーよ。ただ約束通りまた来させてくれるよな」
「……めちゃくちゃ嫌ですけどいいですよ。次は…時間内は…頑張ります」
「ん、お疲れ様」
ポンと俺の頭を撫でた先輩は、その後は何も言う事なくホテルを出て行った。綺麗になった体に、風邪を引かないように布団を被せてくれていて。
嫌だったけど頭がおかしくなるような気持ち良過ぎる刺激に、俺は暫く余韻に浸っていた。
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