苦手な訓練と任務② 任務編

まこ@お休み中

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⑦(×千隼)(終)

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拘束/目隠/媚薬/機械/擽り/前立腺責/甘

攻→桃瀬+栗原+機械
受→千隼/視点

※千隼が堕ちてるのでご注意下さい※

◇ ◆

「じゃあ次は千隼くん、君だよ」

ニコッと微笑んだ桃瀬の顔は、今までとは少し違っていて。ゾクリとした寒気が襲うと、俺は口元に何かを押し当てられて意識を手放した。

目を覚ました時には、さっきまで渚が縛り付けられていた拘束台に固定されていた。

俺を見下ろす桃瀬と栗原の顔は最初とは違って少し曇っていた。

「おはよ、千隼くん。本当は君達のことをずっと可愛がってあげようと思って色々計画してたんだけど……何処かの組織から派遣されたなら、きっと二人が帰って来なくて探してる頃だよね。助けに来るのも時間の問題なんじゃないかな」

「俺達もこんな闇のオークションに参加してるってバレたらマズイし、お前の先輩の名前だけ聞き出したらこのまま逃げるから」

「そう言うこと。…組織の名前を言ってくれたら勿論嬉しいけど、多分渚くんでも口を割らなかったんだからエリートの千隼くんはもっと割らないよね?…だから、せめて渚くんが叫ぼうとした先輩の名前だけでも教えてもらおうと思って」

「……何勘違いしてるか知らないけど、本当に俺達は兄弟だよ」

「じゃあ切羽詰まった時、千隼くんの名前を呼ぶはずだよね?」

「俺達仲は良くねーから。…あいつが懐いてる先輩が居るから、その人の事叫んだんじゃねぇの」

「じゃあただの先輩なら、名前教えてよ」

「…こんな怪しいオークションに参加してるお前らに教えるわけねーだろ」

「そっか。じゃあ……千隼くんは俺と栗原さんで攻めるね。どれくらい攻めたら教えてくれるんだろうね」

その言葉を最後に、俺はまともに会話する事を許してもらえなかった。

「今のままだと言うはずねーだろうし、口は塞いでてもいいよな」

猿轡を咥えさせられた俺は、その直後に目元をタオルで覆われた。

どうせ擽られるに決まってる。ぎゅっと拳を握り締めてくるであろう刺激を待った。

「……?」

いつまで経っても何も与えられない事に不思議に思っていると、尻に違和感を覚えた。

ツプリと何かが当てがわれると、液体の様なものが中へ注がれた。

「これはね、千隼くんが少しでも早くいい子になっちゃう薬だよ。下から入れた方が効き目が凄いんだって」

大量に注入されていく薬に焦りを覚えるが、体を動かす事を制限されているので、何も出来る事はない。無言のまま耐えていると、薬を挿入し終えたのか、違和感がなくなった。

「じゃあ千隼。少しそのままいい子にしてろよ」

「またあとでね」

薬だけ挿入して去って行った二人。

一人の空間に少し安堵したのも束の間、ズクンと下半身に熱さが襲う。

「う……っ」

あまりの熱さにガチャンと拘束具が音を立てると、小さな機械音が聞こえてきた。

「っ!?んぅっ……んぅぅぅ!!!」

去ったふりをしてその場で俺の様子を見て操作をしているのか分からないが、渚を苦しめたマジックハンドが俺の肌に伸びてきた様子。

まだ動き出してはいないがハンドが肌に触れただけで強い恐怖が襲い、必死に体を捩らせた。

「ふぅ…っ!ふ……っ!う!っう!」

ガタガタ震えていると、ズクンと再度強い熱が下半身を襲う。

「んぐ……っ」

(何か、中が熱くて痒い…やばい…)

熱さの次に感じたのはムズムズとした強い痒み。尻を掻こうと体を捩っても動ける範囲は限られているので大した変わりは望めない。

「んぅ……っ」

拷問の準備をされている感覚に、恐怖が心を支配した。

早く助けに来てもらいたい。何の情報を得れないまま帰るのは不安もあるが、それ以上にもうこんな快楽責めは嫌だ。

ガクガクと体を震わせていると、小さな操作音と共にハンドが肌を優しくなぞり始めた。

「~~~っっ!!!」

手足に巻き付いた拘束具がガッと音を立てる程に暴れた体。強い痒みと擽ったさに頭が痛くなった。

目隠しされて暗い世界が、怖い。

「うぐぅ…っ!う……!」

ガンガンと拘束具を激しく揺らしながら助けを求めると、小さく笑う声がした。

「ふふ、可愛いね千隼くん」

聞こえてきた声は桃瀬。傍に誰かが居た事に何故か無性に安心してしまい、目元に巻かれたタオルがぐっしょりと濡れた。

「…え?嘘、泣いてるの?大丈夫?」

いつもと違ったからか、桃瀬はすぐにタオルと猿轡を取り外してくれて、マジックハンドも止まった。

「ふ……ぅ…っ」

「怖かった?一人で置いて行ったりしないよ」

「こわ、かった……っ」

「……可愛い。ずっと一緒に居たかったなぁ」

グスグズと勝手に溢れ出る涙を拭ってくれた桃瀬は、優しく口調でそう言った。

「…千隼くん。少しの間だったけど、とっても楽しかったよ。オークションに参加したのは、本当に売られちゃった子を助けたかったから」

「じゃあ…っ、エロい、ことっ、すんの…おかし、だろっ」

「まぁそうかもねぇ。いじめたのはただの趣味だよ。君、強情だから従順にしたくなっちゃって。でももう終わり。最後に、君の組織の名前を教えてよ。そしたらもう拘束も解くし、あっちの部屋でぐーすか寝てる渚くんと一緒に解放してあげるよ」

「……言えない」

「ふふ、やっぱり何処かの組織に所属してるのは当たってるんだね」

「あ…」

「…ま、薄々二人の態度見てたらやけに肝が据わってるし、変だなとは思ってたんだけどさ」

「……見逃して、下さい…お前らの名前もどうせ偽名だろ?今回は…失敗したって先輩達に伝えるし、お前の情報は流さない」

「君はそうでも、渚くんは言うんじゃない?ていうか、桃瀬って本名だよ。栗原さんは知らないけどさ」

桃瀬がそう言ったと同時に、ドクンと再び強い痒みが襲い、俺は尻を左右に振った。

「ん……っ、」

「あー…中に入れた薬、辛い?お尻振っちゃって可愛いね」

「…っ、つら、い…助けて…っ桃、ちゃん」

「……辛いね、このお薬、最近譲ってもらったんだけど、射精しないと治らないんだって。どうする?…俺にイカせてもらう?それともずっと痒い痒いして泣いちゃう?」

「……桃、ちゃん…イカ、せて…」

「へぇ、最後だから素直になってくれたの?」

「…うん。俺、別にお前の事、嫌いじゃなかった」

「俺は二人とも大好きだったよ」

クスッと優しく微笑んだ桃瀬は、俺の足元へ行くと中途半端に勃ち上がった自身を咥えた。

「ンン……っ」

口内の温かさを感じていると、痒みが激しい中へ指を挿入され、グリグリと掻き回された。

「あっ!……ぅ、……うぁ…」

強く掻き回される事により、痒みも軽減された。その間も咥えられた自身は桃瀬の舌使いで追い詰められ、早くも絶頂を迎えようとしていた。

「ぁ……っ、あ、桃ちゃ、……っ」

「イッていいよ、千隼くん」

「~~ッッ!!」

先端に舌先を押し付けれると、背中をのけ反らせて盛大に欲を吐き出した。

「ん、たくさん出たね」

「ふぁっ!?…ちょ、っやめ、っあ!あっ、」

「…じゃあここからが本番ね。千隼くん。君の先輩の名前だけでも教えてもらおうか。俺の名前を知ったから、それくらいいいでしょ?まぁ俺が君を追い詰めたいだけなんだけどね」

「てめ…っ!やっ、あァッ!!待っ……」

「ここ、千隼くん好きでしょ?痒さはどう?一回出したら少しは楽になったかな」

グリグリと中に入れられた指が気持ち良い所を擦ると、ピンと足首が伸びて再び絶頂の兆しが見えた。

「ぅう……っ!あっ!!やっ!!だめっ!!」

ビクビクンと激しく痙攣して絶頂した。

「あはは、中でイッたらこっちでイクより気持ち良いでしょ」

「んはぁっ…!あっ!待っ、桃ちゃ、触んっ…ないで!!」

中の指を掻き回し、クチクチと音を立てながら先端を擦られると、快感で頭がいっぱいになった。

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