任務①(完結)

まこ

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③(×千隼)

02

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「…っはぁ、」

目の前に居たのは元々居た美形と可愛い系。この二人は最初から俺達を狙っているみたいで、他へ行く気配がない。

「あは、可愛かったよ千隼くん。無様にイッちゃってさぁ。恥ずかしいね」

今までよく喋っていた可愛い系がクスクスと煽ってきた。本気で腹が立つ。

「…」

フィッと顔を背けると、美形が達したばかりの俺の自身を掴んできた。

「!」

「さっきは俺の手でイッてくれて嬉しかったよ。けど兄貴みたいにもっと乱れるお前を見てみたい」

「…?」

美形はしゃがみ込むと、パクリと俺の自身を咥えた。

「!?…ンっ、」

初めての刺激にビクッと跳ねた。生温かい口内は気持ち悪いけれど、敏感な今の自身には強い刺激。

「あ…っ、やめ…!舐めっ、んなっ…んはァッ」

ジュルッと音を立てて吸われるとピリッとした刺激が襲い、再び絶頂が近くなった。

「やめっ…離し…!やっ、んはっだめ、待っ…ぁっ、あっ……~~、ッ…ンんっ」

ビクッと体が痙攣すると、俺はあっさりと二回目の欲を解き放った。

「あ、あ、あっ…離してっ!!も…ダメ、ダメ!」

止まらない舌の動きに目の前がチカチカした。ガシャガシャ激しく枷が音を立てても気は全く紛れない。

「千隼くん、フェラされて喘いで可愛いね。俺はこっちさーわろっと」

カリッと可愛い系が乳首を引っ掻くとそれも強い刺激になり、俺はさっきの渚みたいに乱れた姿を晒す羽目になった。

「んん…!やだ…やめて、お願い…っ、やっ」

何度も絶頂させられると、力も入らなくなり、俺はだらしなく涙を流しながら浅い呼吸を繰り返した。

「…可愛いな。俺はお前の方が好きだわ。こっちは開発済みか?」

フェラをかましてきていた美形に後孔を突かれながらそう訊ねられると、次に来る刺激が分かり青ざめた。

「!やめろ…っそっちは、」

「そうか、それなら都合が良い」

美形が拘束台を操作すると、膝の部分が上がり始めた。

「な…!?」

「挿入しやすい様にM字に開くようになっているんだ。見せてみろ」

「やめ…っおい!やめろ!」

パカリと大きく広げられた股間。恥ずかしい部分を全て晒す体勢になると、一気に羞恥が襲った。今まで何をされても任務の時は感じなかったのに。

薬を使われて絶頂させられたのが関係しているのか、弱い部分を曝け出すのは恥ずかしくて不安で堪らない。

「やめ…っ見んな…っやめ、閉じて…!やだっ!」

足を閉じようと必死に力を込めても動けなくて、二人が俺の股間がよく見える位置に移動すると体全体があり得ないくらいに熱くなった。

「へぇ、こんな可愛い反応も出来るんだぁ」

「綺麗だな、犯しがいがある」

「やめ…!本当…!!」

「ヒクヒクしてるが、俺達に見られて興奮してるのか」

「んな…っ、わけ…ない、」

「…可愛いな」

「あは、俺は二人とも好きだけど貴方が千隼くん派なら邪魔はしないでおきますね。はい。これローション」

「…」

美形は可愛い系からローションを受け取ると、指に絡めて俺の後孔へ挿入した。先程シャワー室で入れられていたので指くらいならすぐに受け入れてしまう。

「熱いな」

たっぷりとローションを絡めてくれたので恥ずかしい音を響かせながら掻き回されると視覚から感じてしまう。

「や…っ、ぅぅ……っ音、やだ…!」

「そういえば君、耳が弱かったもんね。こういうのはどう?」

渚も寝てるのでやる事がない可愛い系は俺の方へやってくると、ローションを絡めた指を俺の両耳へ突っ込んできた。

「ひぁ…!?」

「ほら、君のお尻と同じいやらしい音がするでしょ」

クチュ、グチュ、と耳に音が響くとビクッと跳ねた。

「やめ…っ、耳、離…、せッ」

元々耳への刺激も弱いので煩い位に響く音と指の刺激に終始ゾワゾワした感覚が襲いかかる。

「んん…っ、お願…!離して、やだっ」

煩い耳の音と、進んでくる指。固く目を閉じて震えていると、ピリッと変な刺激が襲った。

「ここ、かたくなってる」

グイグイと一箇所を集中して押す指。押される度に声が漏れた。

「あ…ぁ、ぁっ?…な、に…っぁ、やぁっ」

「…お前のイイトコロ。指増やすぞ」

耳に入った指が生み出す音の所為で聞き取れないでいると、圧迫感が増した。

「んんん…ッ!」

「あんまり力入れるな」

「ひぁぁ…前、さわ…、なっいで、」

「よし、そのまま力抜いとけ」

「----~~ふ、…ぁ、ンン、」

増えた指も奥まで挿入され、先程違う刺激を生み出した箇所を執拗に責められた。

「やっ、ぁっ、あぅ…やめ、やめてっ、やっ」

「あはは。可愛い、初めての刺激にビクビクしちゃってる。初々しいな~俺も後で渚くんにやっちゃお~」

耳から指が抜け、そんな声が聞こえた。

「な、ぎさ…ぁっ」

「ん?どうしたのー?」

「アイツ…には、もう…何もしない、で…っ」

「こんな時にもお兄ちゃんの心配?健気だね」

「ぁあッ、そこ、やぁぁ…!」

トントンと指で刺激されるとガクンと体が跳ねた。そんな俺の反応見て可愛い系はクスクス笑う。

「千隼くんビクビクじゃん。あの男の人の指、そんなに気持ち良いの?」

「ぅ、るさ…っも、いいだろ…!やめっ、てく、ださッ」

「しっかりと言葉も話せなくなっちゃって。最初の千隼くんは何処行ったのかなー?」

やっぱりコイツ腹立つ。

「あれ、何その目。怒ってる?」

「ひ…っ!?ぁぁぁあ!!」

グッと可愛い系が腋の窪みに指を入れると、俺は目を見開いて叫んだ。

「ほら、こちょこちょこちょ~」

「あっ、あぅっ、やっ!やめっ、ひ…はっ、ダメっ、ダメっ」

「すげー締まった。おい、もっと擽ってやれよ」

「本当ー?いいよぉ~」

「---っ、ンンんっ!!ぁっ!はははは!やめっ、離し…やっだぁぁぁぁ!!」

「やったー、笑ってくれた。可愛い~」

「あははははは!!!嫌だ!!!ひはははは!!」

「あは、可愛い。くすぐったい?でもやめてあげないよー?」 

「やめてっ、あはっ、ひはっ…やっあっ!やっ、」

「ふふ、何処をどう触るのが一番弱いかなぁ」 

「う…っ、ぁっ、やめ…ひぁ…!くぅ…っ、ふふ、うっ、」

「もう無様に笑えばいいのに。変に我慢しちゃ辛いでしょ?」

「---~~ッ、ひゃあぁ!!」 

探る様に動く指と、的確にイイトコロを突いてくる指。二つの指に翻弄されながら、体は痙攣し続けた。

「あら、エッチな顔。あの人の指気持ち良いんだね」

「ちが…っ、違う…っやめ、やめろって…」  

「何だ、違うのか?随分いい反応見せてくれていると思ったが。じゃあもっと触ってやらねェとな」

「あっ……!?んぁあっ!!」

ガクンと背中がのけ反る位の強い刺激。

「すげー力入ってんぞ。気持ち良くねェなら力抜けよ」

「やめ…お願い…っ!も、ダメ…っ本当に無理っ」

イイトコロを摘む様に触れられると足首がピンと伸びて絶頂間近の感覚に陥った。

「離して…っ!やっ…何!なんか…っあっ、だめ!だめ…っ何か、クル…っ離して、離せぇぇぇ!!」
 
「へぇ、中でイケそうなのか。それは素質あるな」

あ、やばい。

力が入りすぎた体は痺れた感覚になり、もう無理だと一度思ってしまうと、我慢は効かない。

「~~~っっっ!!!!」

何度も痙攣して、中に入った指の刺激だけで俺は絶頂してしまった。

恥ずかしいや悔しいと言った感情が出てくる前に、

「ふぁぁ…き、もち良い…」

そう思ってしまった俺。初めて任務で堕ちた瞬間だった。

「…それは良かった。覚えてる内に何度もイカせてやるよ。気持ち良いって言葉にしながら俺の指を感じろ」

前でイク時とは違う、長い快感が終わらない内にまた指が動き出すと、美形は低い声でそう言った。

「ぁ、ぁ…、気持ち、い…っ気持ちいい…っ、」

「…それは良かったよ」

「ふふ、可愛いなぁ。ねぇ、俺も動き再開させていい?」

「あぁ。気持ち良くさせてやってくれ」

「気持ち良くなら胸かな?ローション付けてヌルヌルしてみようか、千隼くん」

「あぅぅ…っ、あっ、気持ちいっ、気持ち、いっ」

胸元に付けられたローション。ヌルヌルとした手で乳首を捏ねられると気持ち良過ぎて、俺は思ったままの言葉を放った。

「うわぁぁぁ。堕ちちゃったね千隼くーん。可愛すぎ」

興奮したような可愛い系の声が聞こえたが、もうどうでもいい。俺は体が望むままに快感を受け入れた。

「ぁ、あ…気持ちい、…んんっ」

その後俺は頭が働かないままに何度も絶頂し、フッと意識を手放した。

end.
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