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第二章
SMショーへ参加 栗原・桃瀬編②
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ショー当日、俺と桃瀬は指定された会場へ訪れた。外観はライブ会場に似ており、中へ繋がる扉はかなり重たい。力を込めて重たい扉を押すと、室内はかなり薄暗く、外観と同じくライブ会場に近しい。
受付にショーへ参加する旨を伝えると、ステージに案内された。広々としたステージにはポールがいくつか立っており、天井からは縄を引っ掛けることが出来るフックが備え付けられていて、吊るしも可能なようだ。
「栗原様、桃瀬様の場所はこちらです。どのような縛りも対応出来るようになっておりますので、どうぞお楽しみ下さい」
「はい、ありがとうございます~」
ニコッといつもと変わらない笑顔で桃瀬がそう伝えると、案内してくれた人は受付へと戻って行った。俺と二人になった瞬間、桃瀬はすぐにむすっとした表情に戻り、イライラした様子で俺を見つめてきた。
「本当にやだ。栗原さんに縛られるとか本当に嫌。むかつく。俺の体傷つけたら許しませんからね」
「お前相変わらず俺には当たりきついよな。俺だって縛り勉強してきたんだから安心しろ。お前に負担になることはしねーよ」
「俺が素を見せれるのはあなただけなんです。可愛い後輩の愚痴くらい聞いて下さいよ。あー本当にやだ」
「誰が可愛い後輩だよ。ほら、桃瀬おいで」
今日のために購入した、肌の負担になりにくい縄を取り出してポールの方へ手招きすると、思いっきり不機嫌そうに顔を歪ませながら近付いてきた。
「どんな縛りするんですか」
「とりあえず縛りは上半身だけで、見栄えがいい菱縄縛りにする。腕は頭上で縛ってフックに引っ掛ける」
「裸だとSMっぽくていいでしょうけど俺服のままですよ?適当でいいじゃないですか」
不服を言いながらも、俺が縄を体に巻いていくと大人しくしてくれた。練習で縛らせてくれと言っても許可してくれなかったので、本人を縛るのはぶっつけ本番。
何とか勉強した通り縄を巻きつけていき、今後のために敢えて脇腹にスペースを開けつつも綺麗な菱縄縛りが完成した。仕上げに体が離れてしまわないようにポールと桃瀬の体を縄で固定した。
片足だけでも吊そうかと思ったが断固拒否されたので、蹴り上げられないように両足首もポールへ巻きつけた。
「桃瀬、手上げろ」
「命令口調やめてくださいむかつきます。ていうか不恰好じゃないですか?めっちゃお腹の辺り空いてません?この俺を縛るならちゃんと練習して来てくださいよ」
こいつ相変わらずめんどくせーなと思いながらも素直に万歳してくれたので痛くならないように両手首を縛り、天井に吊るされたフックに縄を通して下げることが出来ないように括り付けた。
「あーあ。ショーに参加する人たちってどんな人なんですかね。栗原さん以外に触られないのはいいですけど、この姿見られんのすごく嫌ですね。そもそも俺服着たままだし、望みは薄いですけど参加したからには俺を優勝に導いて下さいね」
「はぁ?無茶言うな。優勝してーならせめて脱げよ」
「他人の前で脱ぐとか無理です。あなたが全裸になって下さいよ」
「どういう状況だよそれ」
「変態全裸男がいたいけな可愛い青年を縛り付ける状況です」
準備が終わったので二人で軽く会話を交わしていると、次々に参加者がポール前に案内されてきた。見てみると、SMショーだけあってなかなかハードな見た目の人も多い。
レザーのアイマスクと猿轡をした人や、全裸で真っ赤な縄で縛られて吊されている人。M役の人は皆が蕩けた表情をしていて、S役の人に服従している様子。
顔は断然桃瀬の方が可愛いし、スタイルもこいつの方が良いとは思うが、インパクトも含めると、今のままではうちは圧倒的に不利だ。
「参加者増えてきましたねぇ。千隼くんたち来てますー?」
「暗くてよく見えねーな。──ところで桃瀬」
「はい?」
「流石にお前、インパクト少ねーと思うんだわ」
「は?」
「だから、ちょっとだけMに着飾ろうか」
縄を入れていた鞄から首輪を取り出し、装着してやると、思いっきり蔑んだ瞳を向けてきた。
「ふざけんじゃねーよぶっ殺すぞ。外せ」
普段ヘラヘラしている桃瀬からは想像もつかないようなドスの効いた声でそう言われるも、今は正直怖さなんて感じない。そもそもこいつを怖いと思ったことはないが。
「てめぇこそ誰に向かってそんな口聞いてんの?俺お前の先輩なんだけど」
首輪にチェーンを付けて引っ張ってやると、少し苦しそうに眉を潜めたものの、すぐに殺意を含んだ視線で睨んできた。
「けほっ……まじでうざい。動けない俺にそんなことして恥ずかしくないの?」
「別に。躾すんのに丁度いいかと思ってな」
「俺のこと躾出来るとでも思ってんの?」
完全にぶち切れているのか、初めて敬語なしで話しかけられて何だか新鮮な気持ちになる。
「さぁな。出来るか分かんねーけど、せっかくだし色々試してみるつもり」
「ふぅん。んじゃ試してみたらどうです?俺あなたなんかに感じませんよ。訓練の時に思い知ったでしょ」
「あん時からどれだけ時間経ったと思ってんだよ」
正面に立ち、服の隙間から手を入れて直接脇腹に触れると、目を細めて嫌そうに俺を見上げてきた。
「あー…もしかしてわざと不恰好に縛ったんですか?脇腹直接触るために?こちょこちょでもする気ですかー?確かに拷問の時とか、案外みんなに効果ありますもんね」
「そうだな」
服の中へ手を入れ、細いウエストをなぞってみると思いっきり嫌そうにしながら大きな溜息を吐く桃瀬。反応的にくすぐったさは一切感じてなさそうで、ただただ嫌悪感が強そうだ。
普通にくすぐっても効果がないのは分かっていたので、次はとあるくすぐり方で脇腹に触れてみた。
くにっと脇腹のとあるポイントを刺激してみると、ビクッと激しく体が揺れたのが分かった。
(ここら辺か)
反応を示した部分に優しく指を食い込ませると、ギシッと縄が軋む音が聞こえた。
「何すんですか。やめてもらえます?俺誰にも触られたく──っ、ぁ……」
初めて漏れた小さな声。悔しそうにしながらふいっと顔を背けたのでつい顔がニヤけた。
「お前人に触られるの嫌いだもんな」
「…っ、」
「なぁ、なんか言えよ。さっきまで散々生意気なこと言ってたじゃねーか」
反応がいい場所のみを刺激しながら問いかけると、ギリッと歯を食い縛りながら睨みつけてきた。
「何で喋んねーの? あ、もしかしてここ弱いの?」
「んっ、……てめ…っ、やめろ…っいいから、離せ…ッ」
SMプレイには色々種類があり、素人でも簡単に取り入れやすいのが拘束とくすぐりと書かれていた。身動き取れない状況で強制的に笑わされ、安定した呼吸を奪うことで苦しさを生み出し、立派なハードなSMプレイになるという。
くすぐりが効かないやつでも、ツボ入れだけは効くことがあると知ってからは必死に勉強してきた。桃瀬に通用するか心配だったが、反応を見る限り感触はいい。
慣れないように別の場所にあるツボを刺激しながら、たまにこちょこちょとくすぐってみると、んぅっ、と間抜けな声を上げてふるふると震え出した。
謝るまで責めてやるかと思った直後、タイミング悪くショー開催のアナウンスが流れた。
「チッ」
「…舌打ちしたいのはこっちなんだよ。次俺に触ったら本当にぶっ殺すからな。調子乗ってんじゃねーよ」
初めてここまでキレている姿を見たが、それ程あの攻撃が効いたと言うことだろう。そう思うと暴言を吐かれても可愛いとしか思えない。
まだまだ強気な態度を崩さない桃瀬を無視していると、観客たちがぞろぞろと入って来てはステージ上が見える位置まで近付いてきた。
「…」
お客さんを見るや、桃瀬は更に顔を歪めてそっぽを向き、完全に任務を放棄した様子。
「おい、任務だぞ。いつものヘラヘラした腹立つ顔してせめて愛想だけでも振りまけよ」
「黙れ喋んな」
「あっそ。気の利いたこと言えねーなら、お前も喋んなくていーよ」
「はぁ?──っんぐ」
鞄の中からバルーンギャグを取り出して口に突っ込んでやると、鋭い視線が向けられた。司会者が説明をしている間にショーに相応しいように鞄の中からレザーのアイマスクを取り出した。
「! んぅ、ぅ」
ぶんぶん首を振って抵抗する桃瀬の目にアイマスクを装着すると、激しい呻き声が俺に訴えかけてくる。が、室内にはBGMも流れ始め、司会者の挨拶も始まりその呻きはかき消された。
視界も、喋る自由も遮っているのに、桃瀬がめちゃくちゃキレてるのだけはオーラで伝わってくる。
「いい子にしてたらあんま激しくしねーよ。途中で口は取ってやるから謝罪の言葉考えとけよ」
耳元でそう囁くと、桃瀬は威嚇したように息を吐いた。
→
受付にショーへ参加する旨を伝えると、ステージに案内された。広々としたステージにはポールがいくつか立っており、天井からは縄を引っ掛けることが出来るフックが備え付けられていて、吊るしも可能なようだ。
「栗原様、桃瀬様の場所はこちらです。どのような縛りも対応出来るようになっておりますので、どうぞお楽しみ下さい」
「はい、ありがとうございます~」
ニコッといつもと変わらない笑顔で桃瀬がそう伝えると、案内してくれた人は受付へと戻って行った。俺と二人になった瞬間、桃瀬はすぐにむすっとした表情に戻り、イライラした様子で俺を見つめてきた。
「本当にやだ。栗原さんに縛られるとか本当に嫌。むかつく。俺の体傷つけたら許しませんからね」
「お前相変わらず俺には当たりきついよな。俺だって縛り勉強してきたんだから安心しろ。お前に負担になることはしねーよ」
「俺が素を見せれるのはあなただけなんです。可愛い後輩の愚痴くらい聞いて下さいよ。あー本当にやだ」
「誰が可愛い後輩だよ。ほら、桃瀬おいで」
今日のために購入した、肌の負担になりにくい縄を取り出してポールの方へ手招きすると、思いっきり不機嫌そうに顔を歪ませながら近付いてきた。
「どんな縛りするんですか」
「とりあえず縛りは上半身だけで、見栄えがいい菱縄縛りにする。腕は頭上で縛ってフックに引っ掛ける」
「裸だとSMっぽくていいでしょうけど俺服のままですよ?適当でいいじゃないですか」
不服を言いながらも、俺が縄を体に巻いていくと大人しくしてくれた。練習で縛らせてくれと言っても許可してくれなかったので、本人を縛るのはぶっつけ本番。
何とか勉強した通り縄を巻きつけていき、今後のために敢えて脇腹にスペースを開けつつも綺麗な菱縄縛りが完成した。仕上げに体が離れてしまわないようにポールと桃瀬の体を縄で固定した。
片足だけでも吊そうかと思ったが断固拒否されたので、蹴り上げられないように両足首もポールへ巻きつけた。
「桃瀬、手上げろ」
「命令口調やめてくださいむかつきます。ていうか不恰好じゃないですか?めっちゃお腹の辺り空いてません?この俺を縛るならちゃんと練習して来てくださいよ」
こいつ相変わらずめんどくせーなと思いながらも素直に万歳してくれたので痛くならないように両手首を縛り、天井に吊るされたフックに縄を通して下げることが出来ないように括り付けた。
「あーあ。ショーに参加する人たちってどんな人なんですかね。栗原さん以外に触られないのはいいですけど、この姿見られんのすごく嫌ですね。そもそも俺服着たままだし、望みは薄いですけど参加したからには俺を優勝に導いて下さいね」
「はぁ?無茶言うな。優勝してーならせめて脱げよ」
「他人の前で脱ぐとか無理です。あなたが全裸になって下さいよ」
「どういう状況だよそれ」
「変態全裸男がいたいけな可愛い青年を縛り付ける状況です」
準備が終わったので二人で軽く会話を交わしていると、次々に参加者がポール前に案内されてきた。見てみると、SMショーだけあってなかなかハードな見た目の人も多い。
レザーのアイマスクと猿轡をした人や、全裸で真っ赤な縄で縛られて吊されている人。M役の人は皆が蕩けた表情をしていて、S役の人に服従している様子。
顔は断然桃瀬の方が可愛いし、スタイルもこいつの方が良いとは思うが、インパクトも含めると、今のままではうちは圧倒的に不利だ。
「参加者増えてきましたねぇ。千隼くんたち来てますー?」
「暗くてよく見えねーな。──ところで桃瀬」
「はい?」
「流石にお前、インパクト少ねーと思うんだわ」
「は?」
「だから、ちょっとだけMに着飾ろうか」
縄を入れていた鞄から首輪を取り出し、装着してやると、思いっきり蔑んだ瞳を向けてきた。
「ふざけんじゃねーよぶっ殺すぞ。外せ」
普段ヘラヘラしている桃瀬からは想像もつかないようなドスの効いた声でそう言われるも、今は正直怖さなんて感じない。そもそもこいつを怖いと思ったことはないが。
「てめぇこそ誰に向かってそんな口聞いてんの?俺お前の先輩なんだけど」
首輪にチェーンを付けて引っ張ってやると、少し苦しそうに眉を潜めたものの、すぐに殺意を含んだ視線で睨んできた。
「けほっ……まじでうざい。動けない俺にそんなことして恥ずかしくないの?」
「別に。躾すんのに丁度いいかと思ってな」
「俺のこと躾出来るとでも思ってんの?」
完全にぶち切れているのか、初めて敬語なしで話しかけられて何だか新鮮な気持ちになる。
「さぁな。出来るか分かんねーけど、せっかくだし色々試してみるつもり」
「ふぅん。んじゃ試してみたらどうです?俺あなたなんかに感じませんよ。訓練の時に思い知ったでしょ」
「あん時からどれだけ時間経ったと思ってんだよ」
正面に立ち、服の隙間から手を入れて直接脇腹に触れると、目を細めて嫌そうに俺を見上げてきた。
「あー…もしかしてわざと不恰好に縛ったんですか?脇腹直接触るために?こちょこちょでもする気ですかー?確かに拷問の時とか、案外みんなに効果ありますもんね」
「そうだな」
服の中へ手を入れ、細いウエストをなぞってみると思いっきり嫌そうにしながら大きな溜息を吐く桃瀬。反応的にくすぐったさは一切感じてなさそうで、ただただ嫌悪感が強そうだ。
普通にくすぐっても効果がないのは分かっていたので、次はとあるくすぐり方で脇腹に触れてみた。
くにっと脇腹のとあるポイントを刺激してみると、ビクッと激しく体が揺れたのが分かった。
(ここら辺か)
反応を示した部分に優しく指を食い込ませると、ギシッと縄が軋む音が聞こえた。
「何すんですか。やめてもらえます?俺誰にも触られたく──っ、ぁ……」
初めて漏れた小さな声。悔しそうにしながらふいっと顔を背けたのでつい顔がニヤけた。
「お前人に触られるの嫌いだもんな」
「…っ、」
「なぁ、なんか言えよ。さっきまで散々生意気なこと言ってたじゃねーか」
反応がいい場所のみを刺激しながら問いかけると、ギリッと歯を食い縛りながら睨みつけてきた。
「何で喋んねーの? あ、もしかしてここ弱いの?」
「んっ、……てめ…っ、やめろ…っいいから、離せ…ッ」
SMプレイには色々種類があり、素人でも簡単に取り入れやすいのが拘束とくすぐりと書かれていた。身動き取れない状況で強制的に笑わされ、安定した呼吸を奪うことで苦しさを生み出し、立派なハードなSMプレイになるという。
くすぐりが効かないやつでも、ツボ入れだけは効くことがあると知ってからは必死に勉強してきた。桃瀬に通用するか心配だったが、反応を見る限り感触はいい。
慣れないように別の場所にあるツボを刺激しながら、たまにこちょこちょとくすぐってみると、んぅっ、と間抜けな声を上げてふるふると震え出した。
謝るまで責めてやるかと思った直後、タイミング悪くショー開催のアナウンスが流れた。
「チッ」
「…舌打ちしたいのはこっちなんだよ。次俺に触ったら本当にぶっ殺すからな。調子乗ってんじゃねーよ」
初めてここまでキレている姿を見たが、それ程あの攻撃が効いたと言うことだろう。そう思うと暴言を吐かれても可愛いとしか思えない。
まだまだ強気な態度を崩さない桃瀬を無視していると、観客たちがぞろぞろと入って来てはステージ上が見える位置まで近付いてきた。
「…」
お客さんを見るや、桃瀬は更に顔を歪めてそっぽを向き、完全に任務を放棄した様子。
「おい、任務だぞ。いつものヘラヘラした腹立つ顔してせめて愛想だけでも振りまけよ」
「黙れ喋んな」
「あっそ。気の利いたこと言えねーなら、お前も喋んなくていーよ」
「はぁ?──っんぐ」
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「! んぅ、ぅ」
ぶんぶん首を振って抵抗する桃瀬の目にアイマスクを装着すると、激しい呻き声が俺に訴えかけてくる。が、室内にはBGMも流れ始め、司会者の挨拶も始まりその呻きはかき消された。
視界も、喋る自由も遮っているのに、桃瀬がめちゃくちゃキレてるのだけはオーラで伝わってくる。
「いい子にしてたらあんま激しくしねーよ。途中で口は取ってやるから謝罪の言葉考えとけよ」
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