任務②

まこ

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②(×由麗)

01

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拘束/股縄渡り/媚薬/複数/機械姦/擽り

攻→モブ+機械+桃瀬
受→由麗/視点

◇ ◆

「じゃあ由麗くんと渚くんは、倉庫にある荷物を運ぶの手伝ってくれるかな?力仕事でごめんね」

七彩が部屋を出て俺と渚二人になると、芥という男は柔らかい口調でそう言った。

あんなのでも、やっぱり傍に居ないと不安だが、今日からscarの一員なので命令に背く訳にはいかない。

「分かりました」

素直に指示に従い、俺と渚は男について行った。

実際作業してみると意外にも荷物はそんなに重たくないし、力仕事と言われたがそこまで体力は奪われない。Irisに入ってすぐの時も、最初はこういう雑務が多かったなと懐かしく感じた。

「ありがとう。おかげで助かったよ」

数時間休憩を挟みながら倉庫で片付けをした後、芥の言葉と共に仕事は終了した。

「渚くんは自分の部屋に戻っててくれるかな?由麗くんは悪いんだけど、最後に別棟に置いてある荷物を運んでもらえるかな。これからここで生活するために必要な物を支給したいから」

「あー、分かりました」

渚も一緒に行くと言ったが、何故か許可してもらえず、俺は一人で芥に付いて行くことになった。

「んじゃまた後でな、渚」

少し心配そうに見つめてくる渚の頭を撫でると「早く帰って来てね」と珍しく弱々しい声が呟かれた。

渚と別れて、案内されたのは大きな建物。光は入らない暗い建物は少し薄気味悪い。中へ入ると物々しい雰囲気に訓練を思い出してしまう。

(あー早く七彩と合流したいな)

そう思いながらついて行くと、案内された部屋には複数の男達がにやけた顔で待っていた。

「こんにちは、由麗ちゃん」

ちゃん付けされたのは腹立たしいが、明らかに勝ち目のないこの状況に何もすることは出来ない。

(もしかして、スパイってバレてんの?じゃあ七彩もやばい?)

ドクドクと心臓の鼓動が大きくなり始めると、後ろに居た芥がにやけた顔で扉を閉めた。

「ごめんね。渚くんが居るからさっきは適当な理由を付けたんだけど。──俺達の組織は少しだけ活発でね。色んな組織から狙われてるんだ。だからもし由麗くんが敵に捕らえられた時に対処出来るように"訓練"をしていくね」

「──七彩は?」

「七彩くんはうちのチームリーダーに訓練してもらってるよ。あの方はここへ入って一年くらいなんだけどかなり出来る方でね。俺たちも信頼してるんだよ」

(へぇ。結局ここでも訓練かよ。まぁ、こんな奴らに攻められても何の問題もねーけど)

「ふぅん。まぁ状況は理解した。俺はどうしたらいいの?」

「随分根性が据わってるね。今まで組織に所属したことないって聞いたし、訓練なんてしたことないでしょ?」

「まぁないけど、あんたらに何かされても平気だよ」

「──へぇ。その言葉遣いの躾も含めて、俺たち先輩がみんなで調教してあげるよ」

「いいよ、別に。俺は何したらいい?服でも脱げばいい?」

みんなガタイはいいが、ニヤけた面構えを見る限り、今回の訓練はおそらく性的なものだろう。まぁ暴力を振るわれても痛みには耐性があるし、どちらでも問題はない。

余裕たっぷりの俺の態度に舌舐めずりしてニヤける男達は、「じゃあ全部脱ごうか」とご丁寧に服を脱ぐのを手伝ってくれた。

全裸で男達の前に立たされても別に羞恥もなければ恐怖もない。自分より背丈がある男達を挑発的に睨んでみると、何故か男達は興奮し始めた。

「はぁ……そういう奴程、堕としていくのが楽しみなんだよな」

(──訓練っつか、弄ぶ気しかねーじゃん)

そう思ったと同時に後ろに居た男に羽交締めにされた。正面に居る複数の男達が俺の体を舐め回すように見た後、ゆっくりと肌を撫で回してきた。

きっと柚木先輩に訓練される前なら、この時点で擽ったくて悶えていたんだろうが、今は触られても何も感じない。ただ目の前に居る男達が気持ち悪いということだけ。

「由麗くんがちゃんと礼儀正しくしてたらいじめるつもりはなかったけど、ちょっと組織での生き方、分からせてやんねーとな」

その言葉を合図に、撫で回す手が激しくなり本格的な"いじめ"が始まった。

立った状態はキープしたまま、前から横から後ろからと男達の手は伸びてきた。全く反応を示していない股間を触る奴から、胸を触る奴、そして脇腹を擽ってくる奴と刺激は様々。

ちょっと気持ち悪いが、それで感じたりする気配は一切ない。

「んー、残念。じゃあちょーっと辛いけど、このお薬使って可愛くなってもらいましょうか」

「薬って何?」

「由麗くんはお子ちゃまだから知らないと思うけどー…敏感になっちゃうく・す・り」

「ふぅん。媚薬ってこと?そんなモン使わねーと後輩の躾も出来ねーわけ?こんなにたくさん人が居て?」

「──あ?」

別に喧嘩したいわけではないが、元からの性格上、俺から出た言葉はかなりの煽り文句だった。

「可愛い顔して中々すげー性格してんな。あんまり調子乗ってんなよ?」

ガッと顎を掴まれると、無理矢理口を開かされて錠剤が放り込まれた。それをガリっと噛み砕いて飲んでやると、男達はニヤリと微笑んだ。

「男らしい由麗くんのアヘ顔、早く見て~なぁ」

「見れるわけねーだろ?センパイ」

「どうだかな」

「──っ、ん」

きちんと飲み込んだかの確認なのか、口内に指を突っ込まれた。太い指が数本口内を掻き回すと、気持ち悪さでえずきそうになる。

唾液の音を立てながら口内を弄られていると、他の男達も肌を愛撫し始めた。

しゃがみこんで太腿を撫で回す手や、ずっと股間だけを弄る手、そして乳首を摘んで引っ張る指。

(まじでキモイ)

まだ薬が効いてないのでそう考える余裕があり、しゃがみこんで俺を見上げてくる男を睨んでやった。

男達は何も言わず、ただ薬が効くまでゆっくりと同じ場所に優しい愛撫を施してきた。

「──っ」

乳首を弄っていた男の指が移動して腹部を掠めると、少しだけ体が反応してしまった。身体中がゾワッとくる感覚に、ほんの一瞬だけ焦りが生まれた。

それに気付いた男達は俺の体を押さえつけ、ゆっくりと臍に指を這わせた。

「──ッ、ん」

ビクンと体が跳ねると、男達のいやらしい顔は更に悪化した。

「薬、効いてきた?それとも──お腹が弱点?」

「ん、ちょっと腹は苦手かもな。まぁセンパイ達にアヘ顔晒す程じゃねーけど」

「どうだかな」

そこから男達は腹を集中的に攻撃し始めた。薬が効いてきて敏感になり、流石に息も上がって来た。そんな時、一人の男が顔を近付け、舌を臍に捩じ込んできた。

「──っく、」

ビクンと体が跳ね、腰を捩って刺激から逃れようとすると、羽交締めしている男が腕に力を込めた。周りの男達も動けないように足を押さえ、臍を舐めてくるやつも腰をガッチリと掴んできたので少しも動くことが出来なかった。

舌が臍を掻き回す度にゾワッと強い刺激が襲い、心とは裏腹に体は敏感に反応してしまった。

「へぇ、可愛い顔になってきたじゃん。臍弱ぇの?」

「ぁっ…!んん、ッ」

唾液をたっぷりと絡ませ、舌先で奥を突くように舐められると体がのけ反り、口からは恥ずかしい声が漏れた。

「はぁ…綺麗な足」
「乳首もピンクで綺麗だな」

(うっぜぇ変態共が…)

足を押さえている男が太腿を撫で回し、胸元を触る男が乳首を引っ張ってくると、媚薬の効果もあり、俺の体は素直に反応を示していった。

「お、ビンビンになってきたな」

臍から口を離した男が股間を見ながら嬉しそうにそう言うと、次の瞬間根元まで咥えてきた。

「──っ、もちわりーなっ」

「それなら勃たねーはずじゃね?」

「そこで…っ、喋ん、なッ」

咥えたまま、歯が当たらないように口を動かされ、ビクンと体が跳ねた。もう立っているのも辛くて足を震わせると、太腿を撫でていた男が支えてくれた。

「~~ッ、ぁ、あっ」

ジュルジュルと唾液と先走りの音を立てながらしゃぶられると、嫌なはずなのに反応してしまい、徐々に絶頂に導かれて行く。

(媚薬ってやっぱすげーな。こんな気持ち悪い奴にしゃぶられてイキそうになるとか情けない)

そう思ってもフェラは止まらず、俺は勢い良く男の口に欲を放った。

「ん。うまぁ」

フェラをしていた男が欲を飲み込んでニヤけた顔を向けてきたので、舌打ちをかますと、他の奴らが煽って来た。

「最初の威勢はどーしたー?フェラされてイッて恥ずかしくねーの?」

「はっ…媚薬使ったくせに何言ってんの?ダサいと思わねーの?」

「へぇ。まだそんな口聞けんだ?じゃあ次はちょっと面白い遊びでもしようか、由麗ちゃん」

足を押さえていた男が何かの準備を始めるためか、一旦俺から離れて行き、俺の傍にはずっと羽交締めしていた奴と、フェラをしてきた奴だけが残った。

「んじゃお前、準備頼むわ。俺はこいつの体仕上げとくから」

「んがっ……!ンン!」

正面の男に無理矢理口を開かされると、再び錠剤が放り込まれた。暴れても吐き出すことは許されず、結局また媚薬を飲む羽目になった。

「げほっ……」

「飲み薬以外にも、いっぱい媚薬あるの知ってる?──この塗り薬を直接可愛い由麗ちゃんに付けてやるからな」

そう言って男は、達したばかりの敏感な俺自身や股間周り全体にたっぷりと薬を塗り始めた。

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