4 / 6
②
02
しおりを挟む
「……ん、あ。やば」
バチッと目が覚めて、時計を見て青ざめた。あれから一時間が経過していたからだ。数分だけ放置の予定がガッツリと放置してしまった。
慌てて部屋へ戻ると、ボロボロ号泣しながら筆に撫でられて身体中震わせている未南さんが居た。
「未南さん、ごめんなさい大丈夫ですか?」
「し、のだくんっ、!!良かったぁぁっ、助けてぇぇ…っもぉ、むりっ焦らすのいやぁぁぁ…」
「…」
今までにない表情を見せられるとゾクリとしてしまった。僕は機械を止めると、優しく未南さんの頬を撫でた。
「筆の性能も良さそうですね。じゃあ…最後に出来上がった体がどうなるのか、マジックハンドでいじめますね」
「え…やだっ」
リモコンを操作して筆を退散させると、再びマジックハンドを動かした。
最初は指全体でこちょこちょと擽る動き設定し、全身を刺激出来るようにした。
「!?っっひぁぁぁああ!!」
ガクッと激しく拘束椅子が音を立てると共に、未南さんの口からは絶叫に近い声が放たれた。
「やぁぁぁああァァッ!!ダメぇぇぇぇぇっ」
敏感になりすぎた体にはかなり鬼畜な攻めなのは分かっていたが、面白い位に叫びまくる姿はかなり欲情した。
ガクガクと震えながら泣いている姿は、強気な部分なんて一ミリも感じさせない。
未南さんが弱いと言っていた胸の横の反応も気になるので、そこにセットしてみるとビクッと激しく跳ねて瞳からはボロボロ涙が溢れ、口からはだらしなく唾液が溢れ出ていた。
「そっこ…やだぁぁぁぁぁあ!!!!」
「ここ好きなんですよね。どうやって触るのが一番苦手?言ってみて。いい子だから」
「あっ、ぅぁぁぅぁあッッ、やァァァァ!!篠田くんっ、やめてぇぇぇぇ…っ止めて、お願いっ…何でもっ、するからぁぁ…ッッ」
泣き叫んで許しを乞う姿を見て本当に限界なんだなと理解した。
「未南さん。ここ、どうやって触られたら一番嫌い?教えて?」
リモコンを操作して、一旦マジックハンドを仕舞うと、俺は人差し指でつつくように胸の横に触れた。
「ひァァァァア!!-----ッッ、ぐ、ぅぅ…」
「つつくの弱いの?…可愛い、辛いね。やめてほしいね」
「ひっあッ、ひはッ…や"ッッ、もぉぉッ、む"、りッ」
4本の指を添えてコリコリと刺激すると、ガクンと背を反らしてこれ以上ない程に悶え始めた。
「ふふ、これが一番弱いかな?…可愛い、ほら。…いっぱいしてあげるよ」
あまりの可愛さに敬語を使う事を忘れた僕は、ただ愛でるように語りかけながら、執拗に弱い触り方で責め立てた。
「ゆ…ッるし、でぇぇ……ッッ、や、めて…ッッ、」
「んーん、ダメ。やめない」
「ぅ…ッ、ひど…っ死んじゃ…っ、」
「絶対死なせないよ」
「ぁぁああぁぁぁぁあッッ、いゃぁぁぁあ!!!」
つつく動きからコショコショと擽るような動きへ変え、暫く喘がせた後、マジックハンドの刺激を再開させた。
「ひっ、ぁっ、篠田く…っごめん、なさいっもぉ…っ、だめ、だめぇぇぇ…!!!!」
「限界ですね、最後は擽られて沢山イッて…とことん堕ちてよ。未南さん」
わざとらしくリモコンを見せつけてスイッチを押すと、ハンドな動きはそのままに、未南さんの股間部分へローターとバイブが伸びていく。
「あ…嫌…!待って…!だめぇぇ…これ以上はっ、」
「可愛い姿見せてね」
ニコッと微笑みかけるとギリッと歯を食いしばって睨んできた。もう無駄だと分かったのだろう。
「ぁぁぁああッッ!!」
無機質な音と共に先端と裏筋にくっついて振動を与えるローターと、たっぷりと慣らす動作の後に未南さんの可愛いお尻に挿入されたバイブ。
ガクンと背中がのけ反ると勢いよく射精していた。
「ふ…っぁぁぁあ」
散々焦らしたからかずっと絶頂を迎えている未南さんの顔はだらしなく口が開き、目も虚ろ。
「…このまま堕ちてね、未南さん」
「んひゃッ!?んぁぁぁあッッッ」
絶頂を迎えた後も動きを緩めずにいると、耐えきれずに何度も何度も絶頂する未南さん。
ずっと夢見ていた、大好きな未南さんの痴態。ここまで乱れてくれるとは思わなかったが、それはこの人の技術のおかげもあるだろう。
俺はウットリと痴態を眺めながら幸せを感じた。
何度目か分からない絶頂を迎えた辺りでプツリと気を失った未南さんを介抱し、全てを綺麗にして俺は後処理を行った。
◇ ◆
【素敵な拘束椅子をありがとうございます】
拘束椅子を引き渡した後、使用した依頼者から感激の連絡を頂いた。
かなり性能が良かった機械は、恋人のドMちゃんを弄んでいるようだ。
「未南さん、良かったですね」
僕がそう声掛けると、未南さんはツンとそっぽ向いた。
「椅子なくなっちゃって残念ですか?大丈夫ですよ、僕がたーっぷり可愛がってあげますから」
「んなわけねーだろ…っ」
あの時のことを思い出したのか、未南さんは耳まで真っ赤にさせながらそう返してきた。
すると、その直後に依頼者から追加でメッセージが届いた。
【またお二人に調教用の玩具を作成して頂きたいです。ご検討よろしくお願いします】
「ですって、未南さん。また検品作業楽しみですね」
「誰が担当するか!!」
その後、正式に上司から再度俺と未南さんのペアで玩具の担当するよう告げられたのは数時間後のことだった。
end.
バチッと目が覚めて、時計を見て青ざめた。あれから一時間が経過していたからだ。数分だけ放置の予定がガッツリと放置してしまった。
慌てて部屋へ戻ると、ボロボロ号泣しながら筆に撫でられて身体中震わせている未南さんが居た。
「未南さん、ごめんなさい大丈夫ですか?」
「し、のだくんっ、!!良かったぁぁっ、助けてぇぇ…っもぉ、むりっ焦らすのいやぁぁぁ…」
「…」
今までにない表情を見せられるとゾクリとしてしまった。僕は機械を止めると、優しく未南さんの頬を撫でた。
「筆の性能も良さそうですね。じゃあ…最後に出来上がった体がどうなるのか、マジックハンドでいじめますね」
「え…やだっ」
リモコンを操作して筆を退散させると、再びマジックハンドを動かした。
最初は指全体でこちょこちょと擽る動き設定し、全身を刺激出来るようにした。
「!?っっひぁぁぁああ!!」
ガクッと激しく拘束椅子が音を立てると共に、未南さんの口からは絶叫に近い声が放たれた。
「やぁぁぁああァァッ!!ダメぇぇぇぇぇっ」
敏感になりすぎた体にはかなり鬼畜な攻めなのは分かっていたが、面白い位に叫びまくる姿はかなり欲情した。
ガクガクと震えながら泣いている姿は、強気な部分なんて一ミリも感じさせない。
未南さんが弱いと言っていた胸の横の反応も気になるので、そこにセットしてみるとビクッと激しく跳ねて瞳からはボロボロ涙が溢れ、口からはだらしなく唾液が溢れ出ていた。
「そっこ…やだぁぁぁぁぁあ!!!!」
「ここ好きなんですよね。どうやって触るのが一番苦手?言ってみて。いい子だから」
「あっ、ぅぁぁぅぁあッッ、やァァァァ!!篠田くんっ、やめてぇぇぇぇ…っ止めて、お願いっ…何でもっ、するからぁぁ…ッッ」
泣き叫んで許しを乞う姿を見て本当に限界なんだなと理解した。
「未南さん。ここ、どうやって触られたら一番嫌い?教えて?」
リモコンを操作して、一旦マジックハンドを仕舞うと、俺は人差し指でつつくように胸の横に触れた。
「ひァァァァア!!-----ッッ、ぐ、ぅぅ…」
「つつくの弱いの?…可愛い、辛いね。やめてほしいね」
「ひっあッ、ひはッ…や"ッッ、もぉぉッ、む"、りッ」
4本の指を添えてコリコリと刺激すると、ガクンと背を反らしてこれ以上ない程に悶え始めた。
「ふふ、これが一番弱いかな?…可愛い、ほら。…いっぱいしてあげるよ」
あまりの可愛さに敬語を使う事を忘れた僕は、ただ愛でるように語りかけながら、執拗に弱い触り方で責め立てた。
「ゆ…ッるし、でぇぇ……ッッ、や、めて…ッッ、」
「んーん、ダメ。やめない」
「ぅ…ッ、ひど…っ死んじゃ…っ、」
「絶対死なせないよ」
「ぁぁああぁぁぁぁあッッ、いゃぁぁぁあ!!!」
つつく動きからコショコショと擽るような動きへ変え、暫く喘がせた後、マジックハンドの刺激を再開させた。
「ひっ、ぁっ、篠田く…っごめん、なさいっもぉ…っ、だめ、だめぇぇぇ…!!!!」
「限界ですね、最後は擽られて沢山イッて…とことん堕ちてよ。未南さん」
わざとらしくリモコンを見せつけてスイッチを押すと、ハンドな動きはそのままに、未南さんの股間部分へローターとバイブが伸びていく。
「あ…嫌…!待って…!だめぇぇ…これ以上はっ、」
「可愛い姿見せてね」
ニコッと微笑みかけるとギリッと歯を食いしばって睨んできた。もう無駄だと分かったのだろう。
「ぁぁぁああッッ!!」
無機質な音と共に先端と裏筋にくっついて振動を与えるローターと、たっぷりと慣らす動作の後に未南さんの可愛いお尻に挿入されたバイブ。
ガクンと背中がのけ反ると勢いよく射精していた。
「ふ…っぁぁぁあ」
散々焦らしたからかずっと絶頂を迎えている未南さんの顔はだらしなく口が開き、目も虚ろ。
「…このまま堕ちてね、未南さん」
「んひゃッ!?んぁぁぁあッッッ」
絶頂を迎えた後も動きを緩めずにいると、耐えきれずに何度も何度も絶頂する未南さん。
ずっと夢見ていた、大好きな未南さんの痴態。ここまで乱れてくれるとは思わなかったが、それはこの人の技術のおかげもあるだろう。
俺はウットリと痴態を眺めながら幸せを感じた。
何度目か分からない絶頂を迎えた辺りでプツリと気を失った未南さんを介抱し、全てを綺麗にして俺は後処理を行った。
◇ ◆
【素敵な拘束椅子をありがとうございます】
拘束椅子を引き渡した後、使用した依頼者から感激の連絡を頂いた。
かなり性能が良かった機械は、恋人のドMちゃんを弄んでいるようだ。
「未南さん、良かったですね」
僕がそう声掛けると、未南さんはツンとそっぽ向いた。
「椅子なくなっちゃって残念ですか?大丈夫ですよ、僕がたーっぷり可愛がってあげますから」
「んなわけねーだろ…っ」
あの時のことを思い出したのか、未南さんは耳まで真っ赤にさせながらそう返してきた。
すると、その直後に依頼者から追加でメッセージが届いた。
【またお二人に調教用の玩具を作成して頂きたいです。ご検討よろしくお願いします】
「ですって、未南さん。また検品作業楽しみですね」
「誰が担当するか!!」
その後、正式に上司から再度俺と未南さんのペアで玩具の担当するよう告げられたのは数時間後のことだった。
end.
60
お気に入りに追加
33
あなたにおすすめの小説
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる