先輩と苦手な訓練②(完結)

まこ

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⑤(×千隼)

01※小スカ有

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※小スカ有り※

拘束/羞恥/擽り/媚薬/小スカ/連続絶頂

攻→先輩達
受→千隼/視点

◇ ◆

「そういえば、さっき情報聞き出そうとしましたが口は割りませんでしたよ」

「へぇ、そうなんだね。じゃあ毎回毎回同じような訓練もあれだし…少し変えてみようか」

柚木先輩と由麗くんが話し終えると、拘束を解放されて立っていた俺の元に柚木先輩がやってきた。

「今回はガッチガチの拘束はなしで、少し趣向を変えてみるよ」

「…?はい、分かりました」

「じゃあここに座って」

拘束台の隣の空いたスペースに毛布を置くと、そこへ座るように指示をされた。全裸のままペタンと座ると後ろには柚木先輩、正面には七彩先輩が近付いてきた。

「手は万歳して」

「拘束は少しもしないんですか?」

「うん。でも勿論俺達から何されても下げちゃダメ」

「…」

初めての事に混乱したが、言われた通りに万歳すると正面に居る七彩先輩がゆっくりと脇腹に手を伸ばした。

「…!」

その瞬間、反射的に脇腹を庇うように手を下ろすと、柚木先輩の声が降ってきた。

「下げるなって言ったよな」

「…す、みません」

「腕を下ろす毎に、薬を投入していくから頑張ってね?」

「……」

ガチガチに拘束された状態でしか攻められた事のない俺にとって、自ら弱点を晒すのはかなり怖い。

恐る恐る腕を上げると、前からは七彩先輩、後ろからは柚木先輩の手が伸びてきてゆっくりと肌を撫でられた。

「……っ」

優しい動きなので何とか万歳はキープ出来ているが、このまま激しくなっていくなら、きっと我慢なんて出来ない。

「ぁ……ッ、ぅ……、ンンん……」

「手、降りてきてるよ?しっかり万歳しようね。そうじゃないとお薬飲まされるよ?」

「んん…っ、ぅぅ…!」

柚木先輩の指が腋にくると、ピクンと小さく体が跳ねて前屈みになった。腕に力を込めて必死に下げないように頑張っていると、七彩先輩の指が擽る動きから優しく揉みしだくようなものに変わった。

「んっ………は、ぁっ…ぅぅぅぅ………」

「手、下がってきてるよー?」

ニタニタ笑いながら顔を覗き込む七彩先輩に腹が立ち、ゲシっと足で体を蹴ると柚木先輩の指が腋の窪みに食い込んだ。

「ひゃあっ!?」

「今何したの?七彩の事蹴った?」

「あっ、ぁはははは!!やめっ、先輩、せっ、んぱっ…」

腕を下げて激しく暴れて座っていた体勢が崩れると、俺はそのまま逃げるように毛布の上に寝転がった。

「はははは!や"……ッ、ぁぁぁあああ!!」

「はいはい、座った状態で万歳キープしなきゃダメでしょ?何寝転んでんの?」

座るなんて出来るはずもなく、寝転がったまま暴れるも、腋に食い込んだ柚木先輩の指が離れてくれなくてビクビクと飛び跳ねた。

「あっ、ぁぁぁっ!やだ!やっ……あっ、やめれっ、…触んなっ、いでッ、」

床で暴れるも、二人の手が伸びてくると上手く逃げれない。柚木先輩の手を掴もうとしたら七彩先輩の手が肌に食い込み、次は七彩先輩の手を掴もうとしたら柚木先輩の手が動き出す。

「あははははは!!やめてっ!!先輩っ、やめっ、…」

拘束されている時もキツかったが、暴れまくっていると体の疲労は激しくなって息が続かない。

(やばい!!逃げれない!!拘束されてるわけじゃないのに…!)

それなのに結局腋も脇腹も隠せていない。自由に動けるはずなのに何で。

「はいはい、全然耐えれなかったからお薬飲もうね」

「んぅぅっ、んっ、」

寝転んだ俺の腋に柚木先輩の腕が入ってくると、そのまま羽交締めにされた。

「っ、あ、ッ」

「はい、ごっくんしようね」

七彩に顎を持たれて薬を口内に入れられると、抵抗する事も出来ずに喉を通っていった。

「はぁ……っ」

「まずは敏感になるお薬ね?次腕を下げたら…みんなの前で漏らす事になるからね?」

「…っ、や、ぁぁ…無理っ、無理ぃ、…っ」

「はい、千隼。毛布直したからちゃんと座って万歳しなさい」

さっき普通の状態で無理だったのに、出来る訳ないじゃないか。

そう思いながらも、体を解放された俺はとにかく指示に従う事しか出来ずに、笑い転げた時に出た涙を拭いながら毛布の上に座り、腕を上げた。力を込めて少しでも我慢出来るように頭の後ろで手を握り締めた。

「ちょっと狭いけど俺達も失礼します」

柚木先輩と七彩先輩が上半身、由麗くんと柊くんが足元へくると、まずは耐えれる程度の強さでゆっくりと肌を撫でられた。

「ぁっ…あーーー……ぅ、んんぅ、」

擽るというよりなぞるような刺激に体全体に鳥肌が立った。少しずつ効き始めている媚薬の所為で全てが快感に変わると、それもそれで我慢出来ない。

「ひぅ…っ、やぁぁ……」

プルプルと手を震わせながら情けない声が出ても、みんなの手は止まらない。

「肌撫でてるだけで勃ってるよ」

「!…やだ…!やだっ、違う……」

指摘されて足の間を見ると小さく震えながら蜜を垂らす自分自身。頬が一気に熱くなり、足を閉じた。

「閉じちゃダメだよ?開いて?」

「……は、ず、かしい…っぃ、ゃぁぁっ」

「いいから開け」

柚木先輩の強い口調に胸が熱くなりながら足を開くと、更に反応している自分自身。

(何で…っ、恥ずかしい……やだ…これなら抵抗出来ないように縛って欲しい…!)

自力で晒すのがどうしても恥ずかしくて、耳まで熱くなると、クスクスと笑う先輩達。

「ここはどうー?」

後ろから伸びた七彩先輩の指が乳首を摘むと、両方を捏ねられた。

「~~!!!」

「お、偉い。腕我慢したねー。じゃあご褒美にいっぱい弄ってあげるー」

ちゅっと耳にキスされた後に、指の動きが強まるとビリッとした刺激が走り、腕が下がりかけた。

「ぁっ、はぁ、……や、やだ…せ、先輩っ、無理……これ、だめぇ…縛って……下さい、」

「ダメだよー?自分で頑張って耐えようねー?」

「耳っ、やめてぇぇ……」

「えー?耳気持ち良いー?可愛い~」

「む、むりっ、無理!やだぁ!!やめてっ…みんな、手ぇ、離してぇっ……」

くねくねと必死に体を捩らせても、みんなの手が離れることはない。完全に効いた薬の所為で今にも体は爆発してしまいそうな程熱い。直接的な部分を触られていないのに俺の自身からは蜜が溢れ出した。

「ちょっと前屈みになってるから、シャキッとしてね」

グイッと頭の後ろで握り締めた腕を後ろに引っ張られると、反動で体がピンと張り、胸を強調させた。

「すっげーコリコリじゃんー。胸気持ちいい?」

きゅっと乳首を摘んでクリクリと捏ねくり回されるとゾクゾクとした快感が身体中を駆け巡った。

「ぁっ、ぁぁぁ………!胸、やぁぁ…」

「千隼、じゃあ足はどう?」

「--ッ!?ひぁぁぁあ!!」

由麗くんと柊くんがガシッと足首を掴むと、爪を立ててわしゃわしゃと足の裏を擽ってきた。

「あ"---ッ、やだぁぁ!!足もっ、やだぁぁ!!」

「じゃあこっちは?」

「ッッ、」

柚木先輩の指が優しく腋を擽ると、それが決定打となって腕が下がった。

「はい、残念。次は千隼が一番嫌がったお漏らしにしようか」

「やだ!!やだぁ!やだやだ!!」

口を無理矢理開けられないように俯いて抵抗するも、4人がかりだと逃げれるはずもなく、俺の口内には大量の薬が投入された。

「…っ、やだ、やぁぁ……やだ!」

未だに拘束されていないとはいえ、媚薬と度重なる攻めの所為で逃げる事も出来ずに毛布の上で寝転がると、4人はニヤニヤといやらしい笑みを浮かべながら俺を見下ろした。

(くっそ…悪趣味……)

誰からも攻められない時間を与えられるも、媚薬で体はジクジクするし、下腹部には嫌な感覚が走る。

「…ん、ん、んんん……」

「千隼ーやっほー」

下半身に力を込めて必死に尿意を我慢していると、湯気をぽかぽかと放つ渚が登場した。

(--は?)

「俺が呼んでおいたんだ。渚は攻めたりしないけど、千隼の事見てる係」

「いいお湯だったぁ。千隼ぁ、がんばれぇ。俺は見とくね」

お腹を押さえてプルプル震える俺を観察出来る場所に座ると、ペットボトルの飲み物を飲みながらニコニコと俺を見つめてきた。

「う、そ………待って……」

後から飲んだ薬も効き始めてガクガク足が震え出し、股間からは先走りなのか、少し漏れてしまっているのか分からないがトロトロと汁が溢れ出た。

「ぁ………」

(やばい。やばい、トイレ、行きたい…)

無理矢理足を開かされて刺激されてるわけでもないのに、我慢出来ない。

何でこんなたくさん居る前で漏らさなきゃいけないんだ。

必死に我慢しても尿意はかなり強くなり、少しでも動くと漏れてしまうほどに追い詰められた。

「~~ッッ、…ぅぅ、……は、ぁぁ…」

「我慢しないでいいんだよー?ほらほら」

お腹を押さえて悶える俺の体をこちょこちょと擽ってくる七彩。

「……っぐぅぅ、」

やめろと怒鳴りたくても喋る事すら辛い。火照っていた体が、どんどんと苦しさで青ざめていくと、飲み物を飲み終えた渚がこちらに近付いてきた。

「何で千隼、こんなに苦しそうなの?」

「渚には効果ないだろうから飲ませてねーけど、今千隼利尿剤飲んでるから必死に我慢してるんだよー」

「へぇ……」

--じゃあ、これに出したら?

苦しんで冷や汗を流す俺に、渚は飲み終えて空になったペットボトルを差し出した。表情は至って真面目なので、悪気はないんだろう。

「……てめ、…ざけん…な、誰が…ンな、所に……」

「はぁ?でもこのままじゃ部屋汚れんじゃん。そっちのが恥ずかしくない?ほら、遠慮すんなって」

「ぁっ、ぁ、ぃゃぁ……てめ、渚……やめ、…」

お腹を押さえている俺の手を引き離し、限界寸前の股間をカパッと開かせると、先輩達よりも鬼畜な行動をしてきた。

「やめ……っ、ぅ………」

開かれた足の間に体を入れ込ませた渚は、俺の自身の先端にペットボトルの飲み口を押し付けてきた。

「おま……ぇ、どけ……ざけんな…やめ、」

「もう俺を押し除ける力、ねーじゃん。我慢しすぎちゃ体に悪いよ?」

わざと羞恥プレイをしてきてるわけじゃないのでこいつはタチが悪い。やだやだと首を振っても、もう尿意は目の前。

仮に今からトイレに行ってもいいと言われても間に合わないだろう。

(渚は攻めさせないとか言いながらめちゃくちゃしゃしゃり出てきてるじゃんか…)

柚木先輩も渚の行動を止める事なく、見守っている。ガクガクと震える足はもう限界で。

でもペットボトルを押し付けてじっと俺を見つめて待つ渚にかなりの羞恥を覚えて。

(…嘘。何で、よりによって渚なんかの前で)

他の人は先輩だから、まだ何とか耐えれたのに。それでも嫌だけど。

「千隼…大丈夫、恥ずかしくないよ」

渚にしては珍しい口調。子供をあやす様な優しい口調で、太腿を撫でられると、少しだけ先端から溢れ出た。

「~~~、ば……か、ぁぁ……で、るっ、渚…やめっ、やだ………」

「千隼。恥ずかしくないから出せ。漏らすくらいでこんなに体に負担かけんなよ。もし今後実際に捕えられて何日も拘束された時、こんな事でいちいち挫けてたら持たねーぞ」

「ちが……っ、そりゃ、嫌だ、けど…お前がっ……渚が、見てるから余計……恥ずかしいんだよ!!お前、あっちいけよ!!」

「え?俺?…あ、そうなんだ。じゃああっち行くからさ。--自分でこのペットボトルに出して?」

「…!」

震える手を掴んでペットボトルへ誘導した渚は、俺の言葉に従って先程と同じ所へ戻っていった。

(……やだ。嘘……自分で出すの?)

でも床に撒き散らすよりはきっとマシだ。誰かに無理矢理されることもない。自分のタイミングで出すだけ。

(いや、めちゃくちゃ恥ずかしいんだけど…ッ)

我慢しすぎた事によりタラタラと流れる冷や汗と、限界を訴える膀胱。先輩の誰かにキッカケを作ってほしかったが、ただみんなは俺のが出すのをじっと待っている様子。

「……っ、…見な、い…でぇ……」

あまりの羞恥にボロボロと涙を流しながら、これ以上我慢する事が難しくなった俺は、渚のペットボトルに勢いよく吐き出した。

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