【完結】王様ゲーム

まこ@お休み中

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「ぅぁ…っ、あっ、やぁぁ…!!筆っ、いや!!」

「じゃあ指がいい?」

筆を置いたハルヒがゆっくりと内股をなぞると、更に快感が増した。

「ひぁぁっ!?指も…!!だめっ!!ゆっくり、やだぁ…!!」

「焦らすの弱いよね、可愛すぎ」

「本当。足震えちゃって可愛いね、レンくん」

「ひゃぁぁぁ…」

二人とも筆を置くと、ゆっくりと内股に指を滑らせてくる。ゾクゾクした感覚に背中が反り、甘い声が漏れた。

「足…っ!!離して!!」

「んー?太腿気持ち良い?」

「ひゃぁ…!やだっ…あっ、やめ!」

「レンくん昔膝も弱かったよね、覚えてるかなー?」

「ぁぁぁぁぁ!!やめっ!!凛くん!!触んないで…」

ゆっくりと指を開閉しながら膝に触れられるとゾクリとした感覚が襲い、必死に体を捩った。

「へぇ、可愛い。ぞわぞわして気持ち良い?レン」

「ひぁ…!はなっ、やめ…さわっ、な、で!!」

ギシッと激しくベッドが軋む音が響きながら暴れ回ると更にガッチリと足を抱えられて執拗に膝をくすぐられた。快感しか生み出さない刺激にビクビク体が跳ねて恥ずかしくて堪らない。

「足で感じちゃうレン最高に可愛い。……下着、すっごいシミ出来ちゃったね、恥ずかしいね」

「やだぁ…!いやっ…ハルヒ見ないで…!」

「じゃあ足閉じたら?」

「んな…っ!それなら離せよ!!」

「閉じれたら離してあげる」

「んぅ…!無理な事言うなっ」

「おい弟。ちょっとレンの足押さえてて。俺お臍責める」

「はーい」

「!?お臍はやだ…!!二人の時がいい…!」

「レンくん俺には反応見せてくれないの?」

二人の連携プレイになす術もないまま、凛くんが足の動きを封じると、ハルヒは俺の横に腰掛けた。

「はーい、レン。可愛く善がる時間にしようね」

「~~ッッ……!!」

少し爪を立ててお臍周りに指を添えられると大袈裟な程に体が跳ねた。

「爪でこうしたら弱いよね」

「ぁ…っ!ぁぁぁッ、やっっ!!」

カリカリとお臍周りを指でなぞられると激しくベッドが揺れた。

「うわぁ、レンくんすごい力。お臍前より弱くなってるね」

まさか凛くんに開発されているとは。昔のことを全く覚えていない俺は凛くんを睨みつけると、ニコッといつも可愛らしい大好きだった笑みを向けられた。

「あは、可愛い顔で睨まれちゃった。でもそんな態度とっていいの?」

「ひぁぁぁぁッッ!!」

足を押さえている凛くんが黒い笑みを浮かべてそう言うと、下着の上から勃ち上がった先端を爪で優しく引っ掻いてきた。

「やぁぁあっっ!!変なっ、とこ、触っちゃダメ!!」

「変じゃないよ?いっぱい先走りを出してるレンくんの先っぽ可愛がってあげてるの」

凛くんが先端を弄っていると、ハルヒもお臍の穴へ指を入れ、ガクンと体全体が跳ねた。

「う…ッッ!?いやぁぁぁぁぁぁっっ」

「はいはい暴れても動けませーん」
「可愛い、レン。お腹ビクビクしてる」
「全部ビクビクしてんね、レンくん可愛い」

「あっ、あっやば…っ待って、出る!!出ちゃう!!凛くん指やめてっっ!!」

「え?もう?…おい性悪男。レンくんていつもこんなに早いの?」

「俺ハルヒって名前だからそう呼んでよ凛」

「……ハルヒ。レンくんていつもこんなに早いの?」

「うん、こんだけ焦らしてたらすぐイクよ。前イッた後にローションガーゼしたら悠斗に怒られちゃった~」

「…ふぅん」

「もぉ…!!そんなのいいからぁっっ、ハルヒ、イカせて!!凛くんと代わってぇぇ…!!」

流石に弟にだけはイカされたくない俺は必死に泣きながら叫ぶが、二人とも場所を移動する事なく、刺激も止まってくれなかった。

「──んんんんんッッ、凛くん…っお願、出る…!出ちゃうからぁぁ…!!」

「いいよ、出しちゃって。なぁハルヒ、ローションガーゼ俺もやりたい。準備してくんない?」

「お、やろっかぁ。洗面器ないからたっぷり含ませておくね。バスタオルあるし平気かな?」

二人の会話が頭に入らない程に限界が近い俺は叫びながら下着を穿いたまま射精した。

「あ、レンくんの可愛いパンツ汚れちゃった。脱ぎ脱ぎしようか」

「やぁぁ…触んなぁぁ…!」

グイッと足を開かされ、下着を取られると糸を引いて汚れた自身が晒された。

「うわーレンくんエローい」

「見るなぁっ、凛くんお願い…っ」

「じゃあ凛、ローションガーゼ出来た。反応すげー可愛いよ」

ハルヒがガーゼを凛くんに手渡すと、凛くんは超笑顔で俺の先端を包むようにガーゼをセットした。

「!!、やめて…っ」

俺の制止の声も虚しく左右に動かされたガーゼ。達したばかりのそこには強過ぎる刺激に俺は悲鳴に近い声を上げた。

「ひゃぁぁぁぁぁぁぁぁっ」

「イッたばっかりだしきついよね。平気?」

ニコニコと可愛い笑顔で凛くんはそう訊ねてくるが、答える余裕もない俺は必死に腰を引いて暴れ狂った。

「ダメダメ…ッッ!!やめっひぁぁぁぁぁあ!!」

「あはは、逃げれないよー。可愛い」

いつもストッパーになってくれる悠斗が居ない今、俺はただ送られる強い刺激を受け続けた。

「可愛いレン。次は俺も…」

「ひっぁぁぁぁぁぁぁ!!もぉっ無理ぃぃぃ!!っぅぁぁぁぁああああ!!」

ハルヒは脇腹をくすぐりながらちゅっと音を立ててお臍へ口付け、ゆっくりと舌先をお臍の穴へ挿入した。

「ぅぁぁッっ、たすけ…っゆ、と!!悠斗ぉぉぉぉ…っ、助けてぇぇぇっっ!!」

いつも助けてくれる悠斗の名前が俺の口から放たれると、二人ともむっとした雰囲気に変化した。

「何でここで悠斗くんなの?」

「いつも助けてくれるからだろうねぇ~」

「へぇ、じゃあ限界までしたことないの?」

「うん。いつも止められるからね。いい機会だし、限界突破してみない?レン」

「ぃぁぁぁあぁぁぁァァァッっ………」

ガーゼにローションが追加されて更に激しく擦られると身体中に電気が走った感覚になり、ビクビクッと激しく体が跳ねた。

「あ、今イッた?レンくん。イク時はちゃんとイキますって言ってくれないと」

「ゃめ……ッッ、ぁぁぁぁあッッ!!」

「レン顔ぐっちゃぐちゃ。残念だね、今日は悠斗が居なくてさ。でも俺達二人に愛されてる時に他の男の名前出すなんて良くないよ?反省しよ?」

「そうだよ。レンくんは俺達の事だけ考えて?」

暴れまくって身体中悲鳴を上げているし、もう声も出ないくらいに苦しい。

ハルヒの舌はまたお臍へ戻り、穴を責め立てて、凛くんの手の動きも止まらない。

チカチカと目の前に光が散りながら必死に意識を保っていたが、もうおかしくなりそうだった。

「イッッ、ク、りんっくん、~~~ッ、ンンン!!」

「いいよ、出さなくてもイケるようになったからイキ放題だよ?」

ビクビクと再び絶頂すると、目から大量な涙を落としながら泣いた。

「レン可愛い」

ちゅっとお臍に入れた舌を奥へ追いやられるとお腹の底からゾクリとした感覚になった。

「こっちもしようね」

お臍を舐めながら指が上へ移動すると、先程焦らされた乳首を摘まれ、爪で弄るように引っ掻かれた。

「あぁッ……、とぉ…っ、ゆ、…とッ」

助けて、もう無理。

「レン」
「レンくん」

ぼんやりとした頭の中で再度不機嫌な二人の声が聞こえた。

「もぉ…ッ、む…りぃ…」

「だーめ。俺達の名前呼んで堕ちてくれるまでやめてあげないよ」

「ぅぁッ…ひぁぁぁあぁあっ」

枯れ果てた声が無理矢理絞り出され、刺激が送られるともう頭の中は真っ白だった。何度も強制的にイカされ、疲弊した俺は。

「ゆ、…とぉぉぉ、助けてぇぇぇ!!」

言葉に出来たのはやっぱり助けを求める声だった。

「……もー、手強いなぁ。まぁいいや。レンくんが悠斗くんの名前出せないくらいにしてあげる」

その後、凛くんの動きは更に激しくなり、ハルヒは無表情で俺に口付けた。

「…」

キスしてる俺達に文句を言わない凛くんは、ガーゼを先端から離すとたっぷりと自身全体にローションを塗りたくり、指を輪っかにして先端から竿を上下した。

「んんんんんぐぅぅぅぅ……ッッ」

その瞬間、俺のくぐもった声と、勢いよく放たれた精液。頭がクラクラする中、ハルヒが舌を絡め、両手で俺の耳を塞いだ。

頭の奥で舌を絡める音が響くと、固く目を閉じた。

真っ暗の世界、響くハルヒと舌が絡まる音。一番敏感な場所への止まらない刺激。

もう何も考える事が出来なくなった。

ガクガクと激しく体が跳ねると唇が離れ、熱っぽい視線のハルヒと目が合った。

「レン、好きだよ。ずっと俺だけのレンで居てね」

「おれも………はる…ひが…すき…気持ち良い…っもっと、してぇ…」

「いいよ、いっぱいイこう。その前に凛にも言葉かけてあげて」

「りん…く、ん…っおれ、凛くんのこと…弟として…すごく好き…っずっと、大事な…可愛い、弟だからね…っ」

「…うん、ありがと。レンくん」

その言葉を最後に強い刺激が再び俺に送られると、悲鳴を上げて絶頂し、フッと意識を手放した。


◇ ◆


「…レンくんちょ~~可愛かった!」
「最高だった」

「お前らぶん殴る」

解放されて意識が戻った俺は力を振り絞って二人にパンチをかました。

「レンも最後はデレデレだったくせに~」

「覚えてねーわ!!てめーらの所為でな!!」

「えへへ、でもさぁ。俺は一生家族だから離れないけどハルヒは捨てられたら終わりだから!せいぜいレンくんに嫌われないようにしろよ!」

「はぁ?ブラコンサイコが何言ってんの?お前こそ捨てられないようにしろよな」

そこからまた二人の喧嘩が始まったので、俺はグッタリとしながらも服を着て身なりを整えた。

「ねぇ、レンくん!俺とコイツどっちが良かった?」
「俺だよね、レン?」

「どっちも頭冷やして来い!!」

バシッとハルヒの玩具鞄をぶん投げて叫んだのだった。

end.
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