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「レンくんただーいま」
「…あれ、弟遅いんじゃなかったの?ま、俺の靴あるし勝手に入って来な…」
ハルヒが話終わる前にドダダダダと激しく階段を登る音がしたかと思うと、バンっと俺の部屋の扉が開かれた。
「クソ性悪男!!」
「!?」
「てめ…レンくんに何してんだ!退け!」
「ちょ、何で勝手に」
「玄関に知らない靴があったから!悠斗くんのじゃないし、お前しか居ないと思ったんだよ!!」
俺の姿を見るなり発狂したように怒る凛くんは、ハルヒを突き飛ばして俺の方にやってきた。
「いって。俺ら付き合ってんだから別に問題ないだろ。つーか認めてくれたろ前」
「無理矢理認めさせたくせに!帰れ!」
「レンが女に呼び出されて嬉しそうについて行ったからお仕置きしてんの。弟こそどっか行け」
「え?何それ!?レンくんついていったの!?」
「うん。呼び出されて嬉しそうについていったから俺怒ってんの」
そこから二人の会話が始まり、よくない方向へ進んでいくのが流れで分かり、口を挟もうとしたらニッコリとした二人の笑顔が向けられた。
「……レンくん、女子の事可愛いとか言ったり、嬉しそうについて行っちゃダメでしょ?」
「そうそう。だから俺ら二人で…」
「「お仕置きするね?」」
何故か意気投合した二人は声を重ねてそう言った。
「何でそうなるんだよ!!ただ、いつも『可愛いからレンくんって友達止まりなんだよね』って言われ続けてきたから……ついに告白されるのかな?って嬉しかっただけ!!」
俺がヤケクソでそう叫ぶと、二人は顔を見合わせた。
「へぇ、やっぱり嬉しかったんじゃん。自分から暴露するなんて」
「え?違…っ」
「レンくん、だめでしょ?俺達が居るのに喜んじゃ」
二人が黒い笑みを浮かべながら俺の体に近づくと、両サイドからこちょこちょと脇腹をくすぐられた。
「んっ!?ひぁ…!やめっ、触んな!!!」
「ついでにこの際だし、どっちがレンの事気持ち良くさせれるかも勝負しようぜ弟」
「は、別にいいけどー俺の方が詳しいよ?」
「…レンが何処弱いか知ってんの?」
「最近は触ってないけどお臍じゃないの?レンくんは覚えてないだろうけど、小さい頃俺が必死に開発したからね」
「は?どういう意味だよ」
「レンくん昔から無愛想だからよくくすぐっていじめてたの。思いっきりくすぐった後にお臍攻めてたら開花したみたい」
「………」
「あ、怒ったー?大好きな恋人が他の奴に開発されてたなんてさぁ」
「…お前後で泣かすぞ」
「出来るもんならやってみろよ。でも先にレンくんいじめよう?」
凛くんの発言に訂正を入れようとするも、すぐに肌を撫でられて声を出すことは叶わなかった。
「やめ…っ、ぁっ!ぁッ……」
「…レンは焦らすの苦手だから筆でも使う?」
「あ、いいねぇ」
俺の意見なんて聞かない二人は筆を取り出すとゆっくりと肌に筆を滑らせた。
「んんんん…ッ」
「可愛いレンくん。くすぐったい?気持ち良い?」
「凛くん…!やめて…っ」
「前俺がやめてって言ってもやめてくれなかったよね?」
仕返しするようにクルクルと脇に筆を滑らされるとビクッと体が跳ねて反応してしまった。
「ひぁ…!ダメっ、」
変な気持ちになり始めて必死に暴れるも、ガッチリと押さえつけられて動けない。
「あっ…やめ、二人とも…!待って、やぁっ」
凛くんは筆で脇をくすぐりながら、指は乳首をムニムニと摘んで動かしてきた。
「んん…凛くん!!待って!!」
「乳首ちっちゃいのに敏感なんだね。硬くなってきた」
弟に触られる羞恥に必死に抵抗するも、みんなに開発された体は感じるのをやめてくれない。
「レンー弟より俺の方がいいよね?」
「…俺だよね!レンくん!!」
二人が意地になって俺の弱い箇所を攻めると、強い快感と羞恥から我慢出来ずに瞳からぼろっと涙が溢れた。
「泣くほどいい?」
「えへへ、レンくん可愛い。泣いちゃったぁ」
「やぁぁぁ…!!無理っ!離してぇ…!」
片方ずつ二人の筆で乳首をくすぐられるとゾクリと背筋に刺激が走りブンブン首を振った。
「可愛い。乳首ぷっくり。筆気持ち良い?」
「んんん…っっ、やめぇ…!やめてっ…」
ゾクゾクした感覚に気を紛らわせるも苦手な刺激から完全に逃れる事は出来ず、俺の下着は苦しそうにテントを張り始めた。
「あ…レンくん、反応してる。えへへ、可愛いなぁ。俺彼女でいっぱい練習したんだ、上手になってるかな?」
「人それぞれ違うんだから彼女で練習したってテク上がるとは限んねーだろ。レンのこと一番知ってんのは今は俺なの!」
「うるせーな、俺の方が何十年一緒に居ると思ってんだよ!」
二人が口喧嘩しつつも、指は動いたままなので俺からは堪えきれない声が漏れる。
「も…ふざけんな!やめろっ!!俺ばっか、こんな風に攻められてやだぁぁ…!!」
「今日嬉しそうに縛られてたのはレンだろ?」
「レンくんも女の子のこと攻めたかった?…今日嬉しそうについて行っちゃうくらいだもんね。でもレンくんに攻められる女が居るなら俺ら、」
「「その子の事潰すからね♡」」
「お前ら仲良しかよ…っ!ていうか、凛くんっ彼女のこと大事にしなさい…!!」
「本命のレンくんのために付き合ってたんだよ。これからは直接レンくん攻めさせて」
狂気の弟に恐怖しながらも二人は移動して俺の足を片足ずつ持ち、グイッと開かせた。
「んな…っ」
下着を着用しているとは言え、反応したそこを開かれると恥ずかしい。
「そんなに力入れても無駄だよ」
「やめて欲しかったらどっちが気持ち良いか教えて?」
「ハルヒ…!ハルヒが気持ち良い…っ」
「む。レンくん、俺は?」
頬を膨らませた凛くんは、人差し指で下着の上から形をなぞるように自身をなぞってきた。
「ひゃあ…!!凛くん何処触ってんの!!やめなさい!!」
「じゃあ俺が気持ち良いって言ってよ」
「ふ…っぁ、ぁっ!凛くんが気持ち良いからぁ…!」
「何それ。さっきは俺が気持ち良いって言ったじゃん」
すると次はハルヒが自身に触れてきた。
あ、これ正解がないやつだ。
「もぉぉ…!!いい加減にしなさい!!やめなさい!!」
「どっちがいいか決めてくれるまでやめない」
「だから!答えても片方が怒るだろ…っ終わんないんだよ!!」
「…ま、確かにそうだね。じゃあ仕方ない。弟、今日は協力しよう。俺達以外についていかないように、」
「めちゃくちゃに感じさせようか」
相変わらず変な所で息ぴったりの二人は自身から手を離し、片方ずつ内股を筆で撫で始めた。
→
「…あれ、弟遅いんじゃなかったの?ま、俺の靴あるし勝手に入って来な…」
ハルヒが話終わる前にドダダダダと激しく階段を登る音がしたかと思うと、バンっと俺の部屋の扉が開かれた。
「クソ性悪男!!」
「!?」
「てめ…レンくんに何してんだ!退け!」
「ちょ、何で勝手に」
「玄関に知らない靴があったから!悠斗くんのじゃないし、お前しか居ないと思ったんだよ!!」
俺の姿を見るなり発狂したように怒る凛くんは、ハルヒを突き飛ばして俺の方にやってきた。
「いって。俺ら付き合ってんだから別に問題ないだろ。つーか認めてくれたろ前」
「無理矢理認めさせたくせに!帰れ!」
「レンが女に呼び出されて嬉しそうについて行ったからお仕置きしてんの。弟こそどっか行け」
「え?何それ!?レンくんついていったの!?」
「うん。呼び出されて嬉しそうについていったから俺怒ってんの」
そこから二人の会話が始まり、よくない方向へ進んでいくのが流れで分かり、口を挟もうとしたらニッコリとした二人の笑顔が向けられた。
「……レンくん、女子の事可愛いとか言ったり、嬉しそうについて行っちゃダメでしょ?」
「そうそう。だから俺ら二人で…」
「「お仕置きするね?」」
何故か意気投合した二人は声を重ねてそう言った。
「何でそうなるんだよ!!ただ、いつも『可愛いからレンくんって友達止まりなんだよね』って言われ続けてきたから……ついに告白されるのかな?って嬉しかっただけ!!」
俺がヤケクソでそう叫ぶと、二人は顔を見合わせた。
「へぇ、やっぱり嬉しかったんじゃん。自分から暴露するなんて」
「え?違…っ」
「レンくん、だめでしょ?俺達が居るのに喜んじゃ」
二人が黒い笑みを浮かべながら俺の体に近づくと、両サイドからこちょこちょと脇腹をくすぐられた。
「んっ!?ひぁ…!やめっ、触んな!!!」
「ついでにこの際だし、どっちがレンの事気持ち良くさせれるかも勝負しようぜ弟」
「は、別にいいけどー俺の方が詳しいよ?」
「…レンが何処弱いか知ってんの?」
「最近は触ってないけどお臍じゃないの?レンくんは覚えてないだろうけど、小さい頃俺が必死に開発したからね」
「は?どういう意味だよ」
「レンくん昔から無愛想だからよくくすぐっていじめてたの。思いっきりくすぐった後にお臍攻めてたら開花したみたい」
「………」
「あ、怒ったー?大好きな恋人が他の奴に開発されてたなんてさぁ」
「…お前後で泣かすぞ」
「出来るもんならやってみろよ。でも先にレンくんいじめよう?」
凛くんの発言に訂正を入れようとするも、すぐに肌を撫でられて声を出すことは叶わなかった。
「やめ…っ、ぁっ!ぁッ……」
「…レンは焦らすの苦手だから筆でも使う?」
「あ、いいねぇ」
俺の意見なんて聞かない二人は筆を取り出すとゆっくりと肌に筆を滑らせた。
「んんんん…ッ」
「可愛いレンくん。くすぐったい?気持ち良い?」
「凛くん…!やめて…っ」
「前俺がやめてって言ってもやめてくれなかったよね?」
仕返しするようにクルクルと脇に筆を滑らされるとビクッと体が跳ねて反応してしまった。
「ひぁ…!ダメっ、」
変な気持ちになり始めて必死に暴れるも、ガッチリと押さえつけられて動けない。
「あっ…やめ、二人とも…!待って、やぁっ」
凛くんは筆で脇をくすぐりながら、指は乳首をムニムニと摘んで動かしてきた。
「んん…凛くん!!待って!!」
「乳首ちっちゃいのに敏感なんだね。硬くなってきた」
弟に触られる羞恥に必死に抵抗するも、みんなに開発された体は感じるのをやめてくれない。
「レンー弟より俺の方がいいよね?」
「…俺だよね!レンくん!!」
二人が意地になって俺の弱い箇所を攻めると、強い快感と羞恥から我慢出来ずに瞳からぼろっと涙が溢れた。
「泣くほどいい?」
「えへへ、レンくん可愛い。泣いちゃったぁ」
「やぁぁぁ…!!無理っ!離してぇ…!」
片方ずつ二人の筆で乳首をくすぐられるとゾクリと背筋に刺激が走りブンブン首を振った。
「可愛い。乳首ぷっくり。筆気持ち良い?」
「んんん…っっ、やめぇ…!やめてっ…」
ゾクゾクした感覚に気を紛らわせるも苦手な刺激から完全に逃れる事は出来ず、俺の下着は苦しそうにテントを張り始めた。
「あ…レンくん、反応してる。えへへ、可愛いなぁ。俺彼女でいっぱい練習したんだ、上手になってるかな?」
「人それぞれ違うんだから彼女で練習したってテク上がるとは限んねーだろ。レンのこと一番知ってんのは今は俺なの!」
「うるせーな、俺の方が何十年一緒に居ると思ってんだよ!」
二人が口喧嘩しつつも、指は動いたままなので俺からは堪えきれない声が漏れる。
「も…ふざけんな!やめろっ!!俺ばっか、こんな風に攻められてやだぁぁ…!!」
「今日嬉しそうに縛られてたのはレンだろ?」
「レンくんも女の子のこと攻めたかった?…今日嬉しそうについて行っちゃうくらいだもんね。でもレンくんに攻められる女が居るなら俺ら、」
「「その子の事潰すからね♡」」
「お前ら仲良しかよ…っ!ていうか、凛くんっ彼女のこと大事にしなさい…!!」
「本命のレンくんのために付き合ってたんだよ。これからは直接レンくん攻めさせて」
狂気の弟に恐怖しながらも二人は移動して俺の足を片足ずつ持ち、グイッと開かせた。
「んな…っ」
下着を着用しているとは言え、反応したそこを開かれると恥ずかしい。
「そんなに力入れても無駄だよ」
「やめて欲しかったらどっちが気持ち良いか教えて?」
「ハルヒ…!ハルヒが気持ち良い…っ」
「む。レンくん、俺は?」
頬を膨らませた凛くんは、人差し指で下着の上から形をなぞるように自身をなぞってきた。
「ひゃあ…!!凛くん何処触ってんの!!やめなさい!!」
「じゃあ俺が気持ち良いって言ってよ」
「ふ…っぁ、ぁっ!凛くんが気持ち良いからぁ…!」
「何それ。さっきは俺が気持ち良いって言ったじゃん」
すると次はハルヒが自身に触れてきた。
あ、これ正解がないやつだ。
「もぉぉ…!!いい加減にしなさい!!やめなさい!!」
「どっちがいいか決めてくれるまでやめない」
「だから!答えても片方が怒るだろ…っ終わんないんだよ!!」
「…ま、確かにそうだね。じゃあ仕方ない。弟、今日は協力しよう。俺達以外についていかないように、」
「めちゃくちゃに感じさせようか」
相変わらず変な所で息ぴったりの二人は自身から手を離し、片方ずつ内股を筆で撫で始めた。
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