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「えーまだ早い気がするけど」
「何処がだよ。もう結構焦らしてんだろ」
「…じゃあ一回目は筆でイこっか?」
先走りで濡れまくった自身に触れると、支えるように竿を持つと、筆の毛先で尿道口を刺激した。
「──~~ッッ!!」
ガクンと腰が跳ねると、一瞬目がチカっとして声すら出ない状況。
「前ハジメに触られた時もすごく感じてたもんね」
溢れ出す先走りを気にすることなく、しつこく同じ箇所を刺激され続けるとやっと絶頂出来そうな刺激になってきた。
「ぅ、ぁっ、イク、イキたい…!イキたぃぃ…!」
「イッちゃうの?筆にイカされちゃうの?」
「うんっ、うん…っイッ、ちゃ…もうっ無理…!もっと激しくして…やめないでぇ…!」
あと少しでイケそうなタイミングでクスクス笑いながら筆の動きを緩めたハルヒはやっぱりドSで。余裕がない今、腹が立って仕方ない。
「もぉぉ…っっ、意地悪、ばっかすんなぁ…っ」
「じゃあ俺の名前呼びながらおねだりしてみ?」
「ハルヒぃ…お願い、イカせて…イカせてぇ…!」
「はーい、いい子だね」
呆れて見つめるハジメと悠斗に気にすることなくハルヒはもう一度筆を動かし始め、緩く竿も扱いてくれた。そのおかげで勢い良く筆に向かって欲を吐き出した。ずっと我慢させられていたからか体のビクつきは激しく、中々終わらない絶頂に足が痙攣した。
「本当レン可愛い。好き」
俺が未だに惚けていると、ちゅっと触れるだけのキスを贈るハルヒに、強請るように自分からも口付けた。
「ん、もっと、して…」
「うわぁぁ…やば、可愛い」
目をハートマークにして何度もキスしてくれるハルヒに癒されながら口を開けて舌を入れた。そしたらゆっくりと絡めてくれて、少しの間続けていると思いっきり嫌そうな声が聞こえた。
「うげぇ、甘々は見たくねーんだけどー。俺も恋人欲しくなんだろばーか」
俺達のキスを見てげんなりしながらいうハジメだが、終わるまで待っていてくれた。
「じゃあ…さっき王様にイカせてやれって言われたから、たーっぷりイカせてあげるね?」
「…は?」
さっきイッたばかりなのに、と思うとハルヒの言葉が理解出来なくて?マークを浮かべていると、玩具箱からこの前いじめてきたローターを取り出した。
「ま、待って。さっきイカせてもらったんだけど」
「うん、知ってるよ。筆ぐっしょりしてるし盛大に出してたもんね」
「え…?待って、分かってるなら、やめ…」
「電マは流石に敏感なここには痛いでしょ?だから、ローターにしてあげるよ」
「え、待っ…、やめ、」
緩々と達したばかりの自身に触れて少し勃たせると亀頭部分にテープでローターを固定した。
「…ば、バカ!外せよ!!」
「暴れんなよ。気持ち良くてしてやるから」
見せつけるようにスイッチを入れると、弱でローターが動き出した。
「んん…っ」
弱とはいえ敏感なそこには強すぎて、俺の体は大きく跳ねた。
「も、無理…!やめてっやめて、外してぇ…!!」
「だーめ。だってさっきイカせてやれって王様に命令されたもん」
「何回もイカせろとは言ってねーだろ。俺の所為みたいにすんなよ」
ハジメが不満そうにしながらも、少し乾いてきたローションを追加してまた乳首を弄り出した。
「もぉ、やめてっ、休憩させて…!待って、」
「③が②の脇をこちょこちょしよっか」
「はぁ…?嘘、待って…どれかやめて…!お願っぁっ、やぁ…ぁひゃぁっ、や、やぁっ」
ガシャガシャなる手枷と、暴れまくる体。どの刺激も強過ぎて間抜けな声が部屋に響く中、ローターの刺激が上がるとまた絶頂感が訪れた。
「イ、イク…っイッ、やめて…!外して…っやめっぁははっ、おかしぃっ、体がっ…おかし、ッ」
ボロボロ泣きながら叫んでも終わらなくて、絶望しながら勢い良く絶頂した。ガクガク足が痙攣してもまだ止まってくれなくて。
「…~~ッッ、ぃ、ァァあぁぁ…ッ死んじゃっ…止めて、止めてぇぇ!!」
「顔エロいね、レン」
「ふぇ…っん、ぅ」
ひっきりなしに叫ぶ口に悠斗の指が侵入すると、俺の溢れ出す唾液で音を立てながら口内を掻き回された。
「ふ…ぅぅ、ぁっぁ、」
噛む力もなくただされるがままに口内を犯されながら舌を摘まれてフニフニと揉まれた。それがなんだか気持ち良くて、蕩けた顔を向けると、クスッと悠斗が笑った。
「気持ちいねレン、可愛い」
「ん…ぅ、んっ、うん…っ」
「ここ好きなんだっけ。ハルヒが言ってたよね」
クイッと指を曲げて上顎を擦られるとピクリと跳ねて口の端から唾液が滴る。恥ずかしくて顔を染めるとクルクルと擽る様に指を這わされた。
「ぅ…っん、ん、…んぅ…」
「大分蕩けてきたね、次はどうする?王様」
「んー…じゃあ①が②のお臍舐めようか」
「んぐ…っん、ゃらぁ…!!」
「はーい、レンお臍いじめてあげる。耐えれるかな?」
「むりぃ…っゃめ、てお願い…休憩させてぇ…」
入らない力で体を捩りながら泣いていると、ハルヒの口は腹部へ移動し、ちゅっと口付けた。
「もぉぉ…ざ、けんなぁぁ…どれか、やめ…ろや、アホどもがぁ…」
結局ローターも止まってなければローションで乳首も弄られ、肌もくすぐられている。唯一口にあった悠斗の指が離されたくらいで。
「レンってタフだよねー今からここ触られるって状況なのにさ」
ハルヒはそう言いながら俺の自身からローターを取り外すと、逃げれない様にするためかガッツリと足に跨って体重をかけた。
「あ…お願い…やめて、やめて…っ」
「いっぱい泣いてね」
「ひッ!? ひゃぁぁぁあァッ!!」
絶頂を済ませてずっと刺激され続けている体は自分が思っているよりも敏感で。爪でお臍周りを触られた瞬間に今までにない程に体が反応した。
「感度やば」
「ぅぁああぁぁァッ!!」
「はいはい、じっとしようねレン」
ビクンビクンと腰が跳ねる俺を力付くで押さえつけて、ハルヒは舌を出すとゆっくりとお臍周りと下腹を擽るように舐められた。
「ひ…ッ!? いやぁぁぁぁっっ!!やめてッ、やめてぇぇぇっっ!!」
「すげーな」
感心したようにハジメが乳首を弄りながら呟くと、ふぁぁ、と悠斗は欠伸をかましつつ脇をこしょこしょとくすぐった。どの刺激も辛いがやっぱりハルヒの刺激がキツ過ぎて、汗や涙でぐちゃぐちゃになりながら泣き叫んだ。
「いやだぁぁぁ…っ、ふぇ…っも、やだぁぁぁ…」
あまりにも泣きじゃくると俺を見て、ハジメが心配そうに声をかけた。
「あー…レン大丈夫?」
「ん、大丈夫大丈夫」
もう喋れなくなった俺の代わりに、ハルヒがそう言うと、尖らせた舌先をお臍の穴へ挿入した。
「ッ、ぅ、ぁあ────ッッ!!」
「レンかーわい。お臍も美味しい」
ちゅっと何度も音を立てながら執拗にお臍の穴を犯しながら呟くハルヒと、ガクガクと震えて叫ぶ俺。その様子を見てハジメと悠斗はソワソワとし始めた。
「おいハルヒ、お前そこはそろそろやめてやれよ」
「まだ嫌。だって反応好きなんだもん」
サワサワと脇腹から腰の辺りをゆっくりくすぐりながら、お臍の穴へ尖らせた舌先で突く。
「やぁぁぁッ、ゃ、めてぇぇ…っ」
「あ、コラコラ、ちょっとやばそうだから一旦お臍は休憩な。んじゃ俺も満喫出来たから、③が②の乳首可愛がってあげて」
不満そうにしながらハルヒがお臍から離れたが、完全に休憩という選択肢はないのか、ハジメは悠斗に命令した。
「は…っぁ、はぁ…はぁ…」
「すげー蕩けた顔。レンかわい」
クスッと悠斗が呟くと、次は人差し指と親指で摘む様に両方の乳首を摘まれた。
「やぁぁ…!も…休憩させろよ…!本気でしつこいんだけど…っ」
直接股間へ熱が送られる胸への刺激に、俺は足を擦り合わせると、それに気付いたハルヒが無理矢理開かせて自身への刺激を阻止した。
「…あ、はる…なに、ッ」
「さっきイッたからもういいでしょ?」
刺激をやめろと言われたからか何故か不機嫌なハルヒはガッチリと足を押さえながら意地悪をしてきた。
「なんっ、はぁ…!で、だよッ、んん…!」
その間もクルクルと指で乳輪をなぞられたり、摘んで捏ねられたり、悠斗の的確な刺激に股間は張り詰めたように限界を訴え始めた。
「レン、乳首腫れてきた。痛くない?」
「んっ、気持ち良い…、悠斗…」
「そ。良かった」
俺と悠斗が会話を始めるとまたムッと怒った様な表情になったハルヒは、命令がないままにローションを準備して俺のお尻へ指を伸ばした。
「な、にすっ…の!ハルヒ…っ」
「指入れてレンの弱いとこいじるだけ」
「やめ…っ、んぁ、ぁあッ」
今はまだ乳首への刺激に耐えきれず、悠斗の指が動く度にビクンと腰が跳ねた。その反応を見て相変わらず不機嫌なハルヒは、たっぷりとローションを付けた指を俺の蕾へ挿入した。
「んん…はぁっ…」
奥まで進んでいない指は、まだ異物感があるとしか思えず、悠斗の指の動きに合わせて甘い声が出ると、少し強引に指を進めてくる。
「おいハルヒ、分かりやすく妬くなよ。ゆっくりしてやれって」
「別に妬いてない」
「…」
グイッとハルヒの指が俺のいい箇所を掠めると、ビクッと腰が跳ねて、我慢出来ずにジタバタ暴れた。
「んぁぁぁッ、ハルヒぃ…!そこ、やぁっ」
「嫌じゃなくて好きでしょ?」
「あっ、あっ…!ぁッ!」
トントンとハルヒの指の動きに合わせて俺が声を漏らして腰を跳ねさせると、満足気にしたハルヒの表情。
「レン、俺だけで感じてよ」
グリグリとしつこくそこばかり責められると、我慢も出来ない程に張り詰めた自身。
「んぅぅ…!ハルヒだけっ、だからぁ…!入れて…!イキたい…!もう限界…!」
バタバタと足を動かすと、俺の言葉に更に満足そうに口角を上げた。
「入れて欲しいの?俺のがいいの?」
余裕のない今の状況では、少しだけ面倒くさいと思えるハルヒの言動だが、余計な事を言うとどうなるかが分かるので、相手の望む言葉を投げ掛ける。
「ハルヒ、じゃないとダメ!ハルヒがほしい…!」
「もう限界?かわい」
もう悠斗は俺の胸を刺激する事をやめ、呆れた表情でハルヒを眺めていた。
俺の足を開かせると、ハルヒはゴムを装着した自身を俺の蕾へ当てがった。やっと繋がれると思い待ち望むが、先端を少し入れるとすぐに抜いてしまう。
「…?やだ、意地悪すんな…!」
「もっと求めてよ、俺のこと」
「あっ、やだぁ…!やだ!入れて!それやめてよ…ッ」
わざと少し入れて抜いてを繰り返され、初めての事にブワッと涙が出た。
「これ嫌?」
「嫌だ!!本気で嫌!!」
「…へぇ、可愛い」
「意地悪しないで…っ!」
「…はいはい、ごめんごめん。入れて欲しい?」
「…ッ入れろよ!!もう!!何回も言ってんだろバカ!!」
「わぁ、ごめんごめん、そんな怒んないで」
俺が我慢出来ずに本気で怒鳴ると、少し慌てた様に言いながらちゃんと挿入してくれた。
「んぁ…っ!」
「あー…あったかい。レン気持ち良い」
「んっ、俺も!…気持ち良い…っ」
強い快感に、悠斗の背中に回した手枷のチェーンがカシャっと鳴り響きながら、奥を突かれるとそれだけで果ててしまいそうだった。
「んっ、ぁあッ、気持ち良い…!前も触って、ハルヒ…」
自分でも分かるほどに快楽に蕩けた顔でそうおねだりすると優しく頬を撫でてくれた。
「もう少し待って、一緒にイこ?」
ハルヒがそう優しく呟いた瞬間、
「んん…ッ、!?えっ?ちょ、ひゃぁッ」
「!? あッ、待って悠斗!」
俺とハルヒ、二人の口から焦りの声が出た。それは突然悠斗が俺の肌をくすぐり出したから。
「あはは、二人とも反応可愛すぎ」
「ひゃぁあッ、今はくすぐんないでぇ…!」
ビクッと跳ねて暴れ出す俺と、余裕なく悠斗を睨むハルヒ。
「ちょ…悠斗それやめろ。レンの中めっちゃ締まるから!もう少し繋がってたいの、俺だって…っ」
ハルヒが怒った理由は、くすぐられることによって俺の中が異常に締まり、我慢出来ないかららしい。
「だーめ。さっさと終わらせて?俺とハジメ、もう見てらんねーわ」
こちょこちょと脇をくすぐりながら、たまに移動させて胸の横や脇腹を刺激されると、我慢出来ずにひたすら暴れる俺。
「んん…ッ、レンもうちょっと緩めて、俺もやばいから」
「そんなぁっ、無理、無理だってば!」
「あー!!めっちゃ楽しそう!俺も限界!無理!もっかい参加させて!」
そしてハジメももう一度こちらへ来ると、指でお臍の穴を穿り出した。
「ひゃぁぁぁぁあっっ!!」
一番触ってほしい自身への刺激がないので俺は絶頂を迎える事が出来ずにのたうち回ると、ハルヒは面白いくらいに余裕ない顔で、やめろよお前ら!と叫ぶ。
「俺の方が先にイクとか嫌ぁ…!お前らやめろってぇ…」
「前触ってよ…ッ、イキたい!くるし…!」
四人がぐちゃぐちゃになりながらも、ハルヒが俺の自身を扱いてくれた事により欲を吐き出す事が出来、俺の後にハルヒも中へ吐き出した。
◇ ◆
「カオスだったな」
賢者タイムで完全に冷静な俺はポツリと呟いた。
「ん。それな」
同じくハルヒも溜息を吐きながらそう言った。
「レンもハルヒも可愛かった。余裕ないハルヒ見んのもいいもんだな」
「悪趣味だな、悠斗は…」
「俺も今日は参加出来て楽しかった~!またやろうよ、レン」
この前の三人も楽しかったけど、まぁ、ハジメが居ても楽しめたかも。
「…また、気が向いたらな」
ポツリとそう呟いて、俺はハルヒの横で眠りについた。
end.
「何処がだよ。もう結構焦らしてんだろ」
「…じゃあ一回目は筆でイこっか?」
先走りで濡れまくった自身に触れると、支えるように竿を持つと、筆の毛先で尿道口を刺激した。
「──~~ッッ!!」
ガクンと腰が跳ねると、一瞬目がチカっとして声すら出ない状況。
「前ハジメに触られた時もすごく感じてたもんね」
溢れ出す先走りを気にすることなく、しつこく同じ箇所を刺激され続けるとやっと絶頂出来そうな刺激になってきた。
「ぅ、ぁっ、イク、イキたい…!イキたぃぃ…!」
「イッちゃうの?筆にイカされちゃうの?」
「うんっ、うん…っイッ、ちゃ…もうっ無理…!もっと激しくして…やめないでぇ…!」
あと少しでイケそうなタイミングでクスクス笑いながら筆の動きを緩めたハルヒはやっぱりドSで。余裕がない今、腹が立って仕方ない。
「もぉぉ…っっ、意地悪、ばっかすんなぁ…っ」
「じゃあ俺の名前呼びながらおねだりしてみ?」
「ハルヒぃ…お願い、イカせて…イカせてぇ…!」
「はーい、いい子だね」
呆れて見つめるハジメと悠斗に気にすることなくハルヒはもう一度筆を動かし始め、緩く竿も扱いてくれた。そのおかげで勢い良く筆に向かって欲を吐き出した。ずっと我慢させられていたからか体のビクつきは激しく、中々終わらない絶頂に足が痙攣した。
「本当レン可愛い。好き」
俺が未だに惚けていると、ちゅっと触れるだけのキスを贈るハルヒに、強請るように自分からも口付けた。
「ん、もっと、して…」
「うわぁぁ…やば、可愛い」
目をハートマークにして何度もキスしてくれるハルヒに癒されながら口を開けて舌を入れた。そしたらゆっくりと絡めてくれて、少しの間続けていると思いっきり嫌そうな声が聞こえた。
「うげぇ、甘々は見たくねーんだけどー。俺も恋人欲しくなんだろばーか」
俺達のキスを見てげんなりしながらいうハジメだが、終わるまで待っていてくれた。
「じゃあ…さっき王様にイカせてやれって言われたから、たーっぷりイカせてあげるね?」
「…は?」
さっきイッたばかりなのに、と思うとハルヒの言葉が理解出来なくて?マークを浮かべていると、玩具箱からこの前いじめてきたローターを取り出した。
「ま、待って。さっきイカせてもらったんだけど」
「うん、知ってるよ。筆ぐっしょりしてるし盛大に出してたもんね」
「え…?待って、分かってるなら、やめ…」
「電マは流石に敏感なここには痛いでしょ?だから、ローターにしてあげるよ」
「え、待っ…、やめ、」
緩々と達したばかりの自身に触れて少し勃たせると亀頭部分にテープでローターを固定した。
「…ば、バカ!外せよ!!」
「暴れんなよ。気持ち良くてしてやるから」
見せつけるようにスイッチを入れると、弱でローターが動き出した。
「んん…っ」
弱とはいえ敏感なそこには強すぎて、俺の体は大きく跳ねた。
「も、無理…!やめてっやめて、外してぇ…!!」
「だーめ。だってさっきイカせてやれって王様に命令されたもん」
「何回もイカせろとは言ってねーだろ。俺の所為みたいにすんなよ」
ハジメが不満そうにしながらも、少し乾いてきたローションを追加してまた乳首を弄り出した。
「もぉ、やめてっ、休憩させて…!待って、」
「③が②の脇をこちょこちょしよっか」
「はぁ…?嘘、待って…どれかやめて…!お願っぁっ、やぁ…ぁひゃぁっ、や、やぁっ」
ガシャガシャなる手枷と、暴れまくる体。どの刺激も強過ぎて間抜けな声が部屋に響く中、ローターの刺激が上がるとまた絶頂感が訪れた。
「イ、イク…っイッ、やめて…!外して…っやめっぁははっ、おかしぃっ、体がっ…おかし、ッ」
ボロボロ泣きながら叫んでも終わらなくて、絶望しながら勢い良く絶頂した。ガクガク足が痙攣してもまだ止まってくれなくて。
「…~~ッッ、ぃ、ァァあぁぁ…ッ死んじゃっ…止めて、止めてぇぇ!!」
「顔エロいね、レン」
「ふぇ…っん、ぅ」
ひっきりなしに叫ぶ口に悠斗の指が侵入すると、俺の溢れ出す唾液で音を立てながら口内を掻き回された。
「ふ…ぅぅ、ぁっぁ、」
噛む力もなくただされるがままに口内を犯されながら舌を摘まれてフニフニと揉まれた。それがなんだか気持ち良くて、蕩けた顔を向けると、クスッと悠斗が笑った。
「気持ちいねレン、可愛い」
「ん…ぅ、んっ、うん…っ」
「ここ好きなんだっけ。ハルヒが言ってたよね」
クイッと指を曲げて上顎を擦られるとピクリと跳ねて口の端から唾液が滴る。恥ずかしくて顔を染めるとクルクルと擽る様に指を這わされた。
「ぅ…っん、ん、…んぅ…」
「大分蕩けてきたね、次はどうする?王様」
「んー…じゃあ①が②のお臍舐めようか」
「んぐ…っん、ゃらぁ…!!」
「はーい、レンお臍いじめてあげる。耐えれるかな?」
「むりぃ…っゃめ、てお願い…休憩させてぇ…」
入らない力で体を捩りながら泣いていると、ハルヒの口は腹部へ移動し、ちゅっと口付けた。
「もぉぉ…ざ、けんなぁぁ…どれか、やめ…ろや、アホどもがぁ…」
結局ローターも止まってなければローションで乳首も弄られ、肌もくすぐられている。唯一口にあった悠斗の指が離されたくらいで。
「レンってタフだよねー今からここ触られるって状況なのにさ」
ハルヒはそう言いながら俺の自身からローターを取り外すと、逃げれない様にするためかガッツリと足に跨って体重をかけた。
「あ…お願い…やめて、やめて…っ」
「いっぱい泣いてね」
「ひッ!? ひゃぁぁぁあァッ!!」
絶頂を済ませてずっと刺激され続けている体は自分が思っているよりも敏感で。爪でお臍周りを触られた瞬間に今までにない程に体が反応した。
「感度やば」
「ぅぁああぁぁァッ!!」
「はいはい、じっとしようねレン」
ビクンビクンと腰が跳ねる俺を力付くで押さえつけて、ハルヒは舌を出すとゆっくりとお臍周りと下腹を擽るように舐められた。
「ひ…ッ!? いやぁぁぁぁっっ!!やめてッ、やめてぇぇぇっっ!!」
「すげーな」
感心したようにハジメが乳首を弄りながら呟くと、ふぁぁ、と悠斗は欠伸をかましつつ脇をこしょこしょとくすぐった。どの刺激も辛いがやっぱりハルヒの刺激がキツ過ぎて、汗や涙でぐちゃぐちゃになりながら泣き叫んだ。
「いやだぁぁぁ…っ、ふぇ…っも、やだぁぁぁ…」
あまりにも泣きじゃくると俺を見て、ハジメが心配そうに声をかけた。
「あー…レン大丈夫?」
「ん、大丈夫大丈夫」
もう喋れなくなった俺の代わりに、ハルヒがそう言うと、尖らせた舌先をお臍の穴へ挿入した。
「ッ、ぅ、ぁあ────ッッ!!」
「レンかーわい。お臍も美味しい」
ちゅっと何度も音を立てながら執拗にお臍の穴を犯しながら呟くハルヒと、ガクガクと震えて叫ぶ俺。その様子を見てハジメと悠斗はソワソワとし始めた。
「おいハルヒ、お前そこはそろそろやめてやれよ」
「まだ嫌。だって反応好きなんだもん」
サワサワと脇腹から腰の辺りをゆっくりくすぐりながら、お臍の穴へ尖らせた舌先で突く。
「やぁぁぁッ、ゃ、めてぇぇ…っ」
「あ、コラコラ、ちょっとやばそうだから一旦お臍は休憩な。んじゃ俺も満喫出来たから、③が②の乳首可愛がってあげて」
不満そうにしながらハルヒがお臍から離れたが、完全に休憩という選択肢はないのか、ハジメは悠斗に命令した。
「は…っぁ、はぁ…はぁ…」
「すげー蕩けた顔。レンかわい」
クスッと悠斗が呟くと、次は人差し指と親指で摘む様に両方の乳首を摘まれた。
「やぁぁ…!も…休憩させろよ…!本気でしつこいんだけど…っ」
直接股間へ熱が送られる胸への刺激に、俺は足を擦り合わせると、それに気付いたハルヒが無理矢理開かせて自身への刺激を阻止した。
「…あ、はる…なに、ッ」
「さっきイッたからもういいでしょ?」
刺激をやめろと言われたからか何故か不機嫌なハルヒはガッチリと足を押さえながら意地悪をしてきた。
「なんっ、はぁ…!で、だよッ、んん…!」
その間もクルクルと指で乳輪をなぞられたり、摘んで捏ねられたり、悠斗の的確な刺激に股間は張り詰めたように限界を訴え始めた。
「レン、乳首腫れてきた。痛くない?」
「んっ、気持ち良い…、悠斗…」
「そ。良かった」
俺と悠斗が会話を始めるとまたムッと怒った様な表情になったハルヒは、命令がないままにローションを準備して俺のお尻へ指を伸ばした。
「な、にすっ…の!ハルヒ…っ」
「指入れてレンの弱いとこいじるだけ」
「やめ…っ、んぁ、ぁあッ」
今はまだ乳首への刺激に耐えきれず、悠斗の指が動く度にビクンと腰が跳ねた。その反応を見て相変わらず不機嫌なハルヒは、たっぷりとローションを付けた指を俺の蕾へ挿入した。
「んん…はぁっ…」
奥まで進んでいない指は、まだ異物感があるとしか思えず、悠斗の指の動きに合わせて甘い声が出ると、少し強引に指を進めてくる。
「おいハルヒ、分かりやすく妬くなよ。ゆっくりしてやれって」
「別に妬いてない」
「…」
グイッとハルヒの指が俺のいい箇所を掠めると、ビクッと腰が跳ねて、我慢出来ずにジタバタ暴れた。
「んぁぁぁッ、ハルヒぃ…!そこ、やぁっ」
「嫌じゃなくて好きでしょ?」
「あっ、あっ…!ぁッ!」
トントンとハルヒの指の動きに合わせて俺が声を漏らして腰を跳ねさせると、満足気にしたハルヒの表情。
「レン、俺だけで感じてよ」
グリグリとしつこくそこばかり責められると、我慢も出来ない程に張り詰めた自身。
「んぅぅ…!ハルヒだけっ、だからぁ…!入れて…!イキたい…!もう限界…!」
バタバタと足を動かすと、俺の言葉に更に満足そうに口角を上げた。
「入れて欲しいの?俺のがいいの?」
余裕のない今の状況では、少しだけ面倒くさいと思えるハルヒの言動だが、余計な事を言うとどうなるかが分かるので、相手の望む言葉を投げ掛ける。
「ハルヒ、じゃないとダメ!ハルヒがほしい…!」
「もう限界?かわい」
もう悠斗は俺の胸を刺激する事をやめ、呆れた表情でハルヒを眺めていた。
俺の足を開かせると、ハルヒはゴムを装着した自身を俺の蕾へ当てがった。やっと繋がれると思い待ち望むが、先端を少し入れるとすぐに抜いてしまう。
「…?やだ、意地悪すんな…!」
「もっと求めてよ、俺のこと」
「あっ、やだぁ…!やだ!入れて!それやめてよ…ッ」
わざと少し入れて抜いてを繰り返され、初めての事にブワッと涙が出た。
「これ嫌?」
「嫌だ!!本気で嫌!!」
「…へぇ、可愛い」
「意地悪しないで…っ!」
「…はいはい、ごめんごめん。入れて欲しい?」
「…ッ入れろよ!!もう!!何回も言ってんだろバカ!!」
「わぁ、ごめんごめん、そんな怒んないで」
俺が我慢出来ずに本気で怒鳴ると、少し慌てた様に言いながらちゃんと挿入してくれた。
「んぁ…っ!」
「あー…あったかい。レン気持ち良い」
「んっ、俺も!…気持ち良い…っ」
強い快感に、悠斗の背中に回した手枷のチェーンがカシャっと鳴り響きながら、奥を突かれるとそれだけで果ててしまいそうだった。
「んっ、ぁあッ、気持ち良い…!前も触って、ハルヒ…」
自分でも分かるほどに快楽に蕩けた顔でそうおねだりすると優しく頬を撫でてくれた。
「もう少し待って、一緒にイこ?」
ハルヒがそう優しく呟いた瞬間、
「んん…ッ、!?えっ?ちょ、ひゃぁッ」
「!? あッ、待って悠斗!」
俺とハルヒ、二人の口から焦りの声が出た。それは突然悠斗が俺の肌をくすぐり出したから。
「あはは、二人とも反応可愛すぎ」
「ひゃぁあッ、今はくすぐんないでぇ…!」
ビクッと跳ねて暴れ出す俺と、余裕なく悠斗を睨むハルヒ。
「ちょ…悠斗それやめろ。レンの中めっちゃ締まるから!もう少し繋がってたいの、俺だって…っ」
ハルヒが怒った理由は、くすぐられることによって俺の中が異常に締まり、我慢出来ないかららしい。
「だーめ。さっさと終わらせて?俺とハジメ、もう見てらんねーわ」
こちょこちょと脇をくすぐりながら、たまに移動させて胸の横や脇腹を刺激されると、我慢出来ずにひたすら暴れる俺。
「んん…ッ、レンもうちょっと緩めて、俺もやばいから」
「そんなぁっ、無理、無理だってば!」
「あー!!めっちゃ楽しそう!俺も限界!無理!もっかい参加させて!」
そしてハジメももう一度こちらへ来ると、指でお臍の穴を穿り出した。
「ひゃぁぁぁぁあっっ!!」
一番触ってほしい自身への刺激がないので俺は絶頂を迎える事が出来ずにのたうち回ると、ハルヒは面白いくらいに余裕ない顔で、やめろよお前ら!と叫ぶ。
「俺の方が先にイクとか嫌ぁ…!お前らやめろってぇ…」
「前触ってよ…ッ、イキたい!くるし…!」
四人がぐちゃぐちゃになりながらも、ハルヒが俺の自身を扱いてくれた事により欲を吐き出す事が出来、俺の後にハルヒも中へ吐き出した。
◇ ◆
「カオスだったな」
賢者タイムで完全に冷静な俺はポツリと呟いた。
「ん。それな」
同じくハルヒも溜息を吐きながらそう言った。
「レンもハルヒも可愛かった。余裕ないハルヒ見んのもいいもんだな」
「悪趣味だな、悠斗は…」
「俺も今日は参加出来て楽しかった~!またやろうよ、レン」
この前の三人も楽しかったけど、まぁ、ハジメが居ても楽しめたかも。
「…また、気が向いたらな」
ポツリとそう呟いて、俺はハルヒの横で眠りについた。
end.
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