【完結】王様ゲーム

まこ@お休み中

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総受/拘束/羞恥/筆/焦らし/言葉責/脇舐/へそ責/くすぐり/玩具/寸止/乳首責/目隠/猿轡/ローションガーゼ

攻→ハルヒ+悠斗+ハジメ
受→レン/視点

◇ ◆

「あ、俺が王様だ。②が全裸で拘束される、でどう?」

「どう?じゃねーよ、無理に決まってんだろ」

期末試験が終わって、夏休みに入った頃。またハルヒの家で王様ゲームが行われていた。何故前に散々酷い事をされたのにまた参加しているかというと、期末試験の点数を賭けた勝負に負けたから。

学年首位のハルヒを除いて大体同じ成績の俺達は、いつも何かしら勝負していた。今回は俺が負けたのでハジメの希望通り王様ゲームをする事になった。

「ほら、試験負けたんだから言う事聞こうなー?」

「変態みたいな命令ばっかすんなよ」

「だって前すげー楽しかったんだもん。男に二言はねーだろ?」

「いや、あるよ」

「まぁ裸になって拘束されるだけなんだからいいじゃん?」

「最悪の状況だわ!」

怒った所で三人は止める気は無いだろうし、勝負を受けた時点で俺にも責任がある。グッと羞恥を堪えて、俺は下着以外の衣類を全て脱ぎ堂々と振る舞った。

「流石に全裸は無理だからこれで勘弁してよ」

俺がすぐに行動したからか、ハジメは驚いたように目を丸くしながらも、俺の姿をまじまじと眺めてはニヤァと変態みたいな表情を見せた。

「それもそれで唆られていいかもな」
「変態が」

しかしそれで許さないのは更に上をいく変態のハルヒで、ヒョコッと俺の目の前に来るとニコッといつもと同じ可愛らしい笑みを見せた。

「ダメだよレンー。王様の言うことは絶対でしょ?ていうかハジメもさ、自分で全裸って命令しといて何でこれでOKにしてるの?って事でさ、悠斗。レンの手、この前みたいに押さえてよ」

「はいはい」

呆れたように返事をした悠斗は、俺の手首を優しく掴んで引き寄せると、床に寝転ばせた。

「レン、手上げて。足で押さえるから」

ここで抵抗してもどうせ無理矢理押さえつけられるだけなので、俺は素直に万歳して悠斗の足の下へ手を入れた。

「あれ、抵抗しないの?」
「しねーよ。どうせ勝てないんだから」

不思議そうに問い掛けられたので、ツンとした態度で答えるとハルヒは、へぇ、とニヤリと口角を上げた。

「そっかそっか、じゃあレンの可愛い体、好きにしちゃうね?」

「勝手にしろ」

この前の経験を経て、俺は学んだ。恥ずかしがったり感じたりしたら相手を喜ばせるだけだと。なので今回はずっとこの調子で貫いてやる。

「じゃあ可愛くご開帳しますか」

ハルヒは俺の下着に手をかけてゆっくり脱がせた後、大きく開かせて羞恥を煽ってきた。流石に恥ずかしいが、必死に意識しないようにそっぽを向いた。

「へぇ、頑張るね。そんな態度取るならこっちも考えがあるよ~。ねぇ、王様!ちょっと耳貸して」

「ん?」

ハルヒがハジメを呼ぶと耳元で何やらゴニョゴニョと伝えている。嫌な予感しかしないのと、何となく腹が立ったのでゲシっとハジメの体を蹴ってやった。

「いや何で俺蹴るんだよ!」
「だってハルヒ怖いから」

「…ふぅん、怖いのはハルヒだけじゃないって事教えてやるよ。じゃあさっきの作戦通り行くか」

「うんうん、命令お願いしまーす」

「王様の俺と、①と③が②の体を筆で撫でる。因みに時間は無制限で、②が可愛くなるまで」

「はぁ?何で王様も参加してんだよ。…つーか筆もねーだろ」

「俺の妹、美術部だからたくさんあるんだよね。昨日貰ってきた。新品だから安心してよ」

「そんな大事な物をこんなくだんねー事に使うなや!」

「まぁまぁ、自分の心配だけしなよ。…レンの弱い所、これでたくさん撫でてあげる」

ハルヒは俺の右足を押さえつけ、ハジメは左足を押さえつける様に座った。

「ま…待って…」

「あれ、さっきまでのツンツンした態度はどうしたの?」

三人共ハルヒの準備した筆を手に持つと、ゆっくりと俺の体をなぞり始めた。ハジメとハルヒは内股から始まり、足の付け根や膝、足を中心に。悠斗は耳から首筋、鎖骨を通って脇の下や胸、胸の横から脇腹をゆっくりと筆を滑らせてきた。

一瞬でゾワッとした感覚が全身を襲い、ビクッと大きく体が反応を示してしまう。

「ん…っん、…んん…っ」

筆が動く度に反射的にビクリと反応し、体を捩らせようとしても押さえられているため上手く動けずに焦ったい様なもどかしい刺激に頭が変になりそうだった。

「ん…っやめ…」

「すげービクビクしてんね。気持ち良いの?」

「…く、すぐったいだけ…!気持ち良くねーよ…っ」

「へぇ、そっか。じゃあ気持ち良くなるまでいっぱい撫でてあげるよ。くすぐったい箇所って性感帯になる部分って言うし、ずっと撫でてあげたら感じる様になるんじゃない?」

「…っ」

墓穴を掘ったと思ったが、きっと何か言う度に頭の回転が早いハルヒには負けるだろうし諦めてひたすら耐える事にした。

目を固く閉じて体に力を込めていると、スルリとハルヒの筆が胸元を掠め、ツンと毛先で突起を刺激してくる。

「ん!…っちょ、やだっ」

「可愛い。ぷっくりしてる、レンの乳首」

「んぁぁ…っそれっ、やだ!…やめてっ」

俺が暴れ出すと、悠斗も乳首へ筆を移動させた。

「やめ…っ胸、いやっ…!…やだっ、触んなっ」

「体ビクビクしてる。胸気持ち良いの?」

「…ちが、別に…っ」

「その割にこっちはびっしゃびしゃだぜ?」

「ぅあぁッ!!」

「お、いい声」

ハジメの筆が俺の自身を撫でると、ビクンと体が大きく反応し、必死に足を閉じようと力を込めた。

「閉じれませ~ん」

「はなっ、離して、やめて…!変な所触んなぁ…!」

「先っぽ触ると反応やばいな」

「ッ!!いやぁぁぁあッッ」

毛先が尿道口をつつくように動くと腰が跳ねて絶頂寸前まで気持ちが高まると、この手をハルヒが制止した。

「ハジメ~あんまり激しいのはもう少し後からね?焦らしまくって自分からおねだりさせよ?」

「…意地悪だな~」

そう言いながらも楽しそうに笑い、また焦らす様な筆の動きに変わった。後少し先端を触られていればおそらく絶頂を迎えていたであろう体は、自分でも制御出来ないくらいに火照り出した。

「ん…っやだ…やっ筆やだぁ…!」

「筆嫌なのー?可愛い言い方ー」

「~~ッッ、むっかつく…!」

ハジメが茶化すように煽ってきたので全力の力を振り絞って左足で蹴りを送り込んだ。

「うお、危ねっ。すげー馬鹿力だな」

「あーもう、ハジメはやっぱり邪魔だなー」

ハルヒが呆れたように言った後、スッと何かを取り出した。

「…何、それ」

「レンの悪い足はこれで縛らせてもらいまーす。ボンテージテープって言ってね、テープ同士がくっついて何重にもすると拘束力が上がるんだよ」

手に持っているテープの説明をすると、俺の太腿と足首をグルグルと固定した。ハジメを押しやると、もう片方の足も同じ様に固定され、M字開脚の形を強制された。

「…っこれは、流石に…」 

まだ外が明るい昼間。電気を付けていなくても部屋は明るく、先程の刺激で自身も反応している状態の股間を晒されて羞恥に顔が熱くなった。

「あれ、恥ずかしいの?」
「…当たり前だろ」

「でも逃げれないね」
「そういうのやめろ」

「そういうのって?言葉のこと?」
「…そうだよ」

「レンは言葉責めされると感じちゃうの?」 
「…はぁ?んなわけねーだろ…」

「そっか。じゃあ再開するね、筆随分効いてたみたいだし。邪魔なハジメも居ないからゆっくり堪能させてもらうね」

ハジメの筆も奪い取ったハルヒが両手に構えて動きを再開しようとすると、悠斗が口を開いた。

「あ。レン、ここすげー汗かいてる」

「ひゃっ」

ツンツンと悠斗に脇の下を突かれると変な声と共にビクッと体が跳ねた。ハルヒの家は風通しがいいので、クーラーは付けておらず、少しだけ室内は暑い。夏なんだから汗くらいかくが、指摘されると恥ずかしくなった。

「暑いし…さっき暴れたし仕方ないだろ!汗なんてみんなかくだろ。んぅ…も、触るな!」

「あ、もっとかいてきた。恥ずかしいから?」

「…っだから、そういうのやめろって言ってんだろ!」

「ねぇ、レン。舐めさせて」

「は!?ちょ、お前何処まで変態になってんだよ」

俺と悠斗が言い合いをしていると、筆を置いたハルヒが近付いて来ると、ちゅっと脇へキスをした。

「は? おいっ…うそ、汚いから!やめっ」

「汚くないよ、しょっぱい」

「ひゃぁぁ…やめっ、」

舐めとる様に舌先を動かされるとくすぐったさと気持ち良さ、恥ずかしさが入り混じりビクビクと体が反応した。

「レンの匂い好き。いい香り」

「っ…ば、ばかっ!ふざけた事言うな…っ」

「あれ?真っ赤だね。ここ嗅がれると恥ずかしい?」 

スンスンとわざとらしく鼻を鳴らされた瞬間、爆発しそうになる位顔が熱くなった。

「変態が…っ!まじでやめろっ!!」

「いい香りだよー、何か汗の対策してるの?」

「してねーよっ…だから、まじでやめてっ…無理、本当無理っ、」

「そんな沸騰しちゃいそうな位に照れた顔見せられたらやめたくないなー」

舌先を脇の窪みに押し込まれてるとビクッと体が跳ね、もう頭がおかしくなりそうだった。

「…やめてっ…やだっ、触んないで…!近付くなってぇ…っ」

「最初のツンツンした態度はどうしたの?今日はずっとあれで居る気だったんでしょ」

「お前の所為だよばかぁ…っ」

「あはは、可愛い。…俺レンの恥ずかしがる顔好きなんだよね。今日はいっぱい見せてね?」

ハルヒはクスッと笑って足元へ戻ると、もう一度筆を持ち直してゆっくりと肌を撫で回した。

「んぅぅ…っ」

ハルヒは足や腹部、悠斗は首筋や鎖骨や脇へ筆を這わせ続けた。蕩けるような体の火照りに段々と張っていた意地が取り除かれていく感覚。

「乳首もビンビンだし、レンの可愛いココもびしゃびしゃだね」

「……るせーな、もう…それやめて…なんか、頭ふわふわしてくる…」

「じゃあ感じてるって認める?」

「…チッ。認めるよ、これで…満足かよ」

少し残された意地が言葉として吐き出して、余裕そうに見下ろしてくるハルヒを睨みつけた。

「中々堕ちないレンもいじめがいがあっていいけどさ…そんなに反抗的ならここ触っちゃうよ?」

「あっ」

筆をお臍に置かれると、今まで焦らされた分も含めてビクッと激しく体が反応した。前回触られて、自分の体じゃないくらいに感じた箇所。

「ぁっ…ごめんっ、ごめんなさい、ハルヒやめて…っ」 

「あは、ここ本当に苦手だよね」

クルクルと筆が円を描きながらお臍周りを這うとビクビクと自分でも面白いくらいに体が跳ねた。

「ひゃあっ…やめて…っ!お願い…」

「筆より俺の指がいい?」

「お、お臍自体…触るのだめ…」

「それはどうして?」

「よ、わい…から、です。だからお願い…も、やめ…っぁッ!?入れないでっ、中いやっ、んはぁっ」 

筆がお臍の穴へ侵入してくると刺激が強すぎて涙がこぼれ落ちた。

「…ん、認めて偉いね。じゃあ素直になったから筆はやめてあげるね」

ベッドに筆を置いて刺激が止むと、俺は荒い息を吐きながら必死し呼吸を整えた。

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