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お兄ちゃん抜いてあげるね

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 しゅうた少年が日々乃ハルをレイプしてから数日のことである。二人の距離は離れていた。しゅうた少年はこの状況の打開を考えていた。

(挨拶はするけど露骨にハルお兄ちゃんに避けられているな……。初対面でハルお兄ちゃんに僕のやばいところかましても僕を良い子だという言うくらいの仏メンタルだから、レイプくらい大丈夫かな~~とは思ったんだけどな……って大丈夫なわけないか……)

 しゅうた少年は深夜、密かに作った合い鍵で日々乃家の日々乃ハルの部屋に侵入した。

すーすー

 日比野ハルはぐっすりと眠っている。しゅうた少年は彼の耳にヘッドホンをかぶせ、スマホの方で何やら操作をしている。

(睡眠学習ならぬ睡眠催眠、ハルお兄ちゃんのために催眠アプリを開発しちゃいました。寝ている間に僕への恐怖心を取り除き、明日から普通に接するようになる画期的な発明です。やはり自分の才能は世のためでなく自分の欲望のために使わないとね)

 しゅうた少年は日比野ハルのベッドに潜り込み、一緒に眠った。



 日比野ハルの部屋のカーテンの隙間から朝を知らせる光が漏れている。

「ん……」

 日々乃ハルがベッドから体を起こした。同時に、何かがベッドの中に入っていると気付いた。

「え?」

 日比野ハルは、一緒にベッドの中で眠っていたしゅうた少年に気付いた。しゅうた少年も、日比野ハルに続いて起き始めた。

「おはよう、ハルお兄ちゃん」

「あれ、しゅうた君何故ここに?」

「僕、夜中に怖くなってハルお兄ちゃんと一緒に寝たくなったんだ」

「なぁんだ、そうだったのか」

 日比野ハルはしゅうた少年になんの疑念も持たなかった。

(ふふふ、睡眠催眠が効いたみたい。全く僕のこと警戒してないや)

 しゅうた少年はふと、日比野ハルの下半身の膨らみに気付いた。彼はそれを利用してやろうと思った。

「あっ、ハルお兄ちゃんのあそこ大きくなっている!」

 日比野ハルは自身が朝立ちしていたことに気付き、顔を赤らめた。自身の下半身をしゅうた少年から遠ざけるように体をひねった。

「な、な、なんでもないよ!」

「駄目! もしかしたらハルお兄ちゃん病気かもしれないでしょ!」

 しゅうた少年は日比野ハルに不意打ちをしかけた。瞬時に彼のパジャマのズボンに手をかけたのだ。

ぽろん

 日々乃ハルの勃起した性器が露わになった。

「大変だ! ハルお兄ちゃんのおちんちんが腫れているよ!」

 しゅうた少年はこれが朝立ちなのは知っていた。しかし、彼はわざと知らないふりをして、Hな展開に持って行こうとしたのだ。

「ち、違うの! これは朝立ちといって、健康な男子であれば誰にでも起きうる生理現象であって」

「嘘だ! ハルお兄ちゃん、僕に心配かけたくないと思って怪我を隠しているんだ! 腫れたところは舐めれば治るってお父さんに教わったよ!」

「いや、そういう事ではなくてね、きゃぁ!」

 しゅうた少年はすぐさま日々乃ハルの股間に顔を埋め、性器を舐め始めた。すぐさま日々乃ハルはしゅうた少年を引き離そうと彼の頭に手をかけた。

「だ、だめぇ! そんなとこ舐めちゃあ汚いよ!」

「嘘は駄目だよハルお兄ちゃん。だってハルお兄ちゃんの体に汚いところなんてないもん!」

ちゅううう

 しゅうた少年は日比野ハルの性器の割れ目から中身を吸い出すように吸引した。

「きゃうん!」

 日々乃ハルは予想外の感度に驚いていた。彼にとってフェラチオされるのは初めてである。まさか、人に自分の性器を口で愛撫されるのがこんなにも気持ち良いものなんて思いもしなかった。
 ちなみにこの感度の要因は日比野ハルだけにあらず。しゅうた少年は真夜中の睡眠催眠の際に、日比野ハルの脳内で、性欲を高める物質が分泌されるようにもしていたのだ。しゅうた少年は、日々乃ハルの様子を見て、こちらの方も成功したと密かに思っていた。さらに彼は念には念をと思い、独自にフェラチオの際、どこが感じやすいか、どのようなテクニックがあるかも予習していたのだ。

「ハルお兄ちゃん、腫れている時って白い膿が体内にたまっているんでしょ。それを外に出さないといつまでも腫れたままだよ。さぁ遠慮せず僕のお口の中に白い膿を出して!」

「しゅうた君、ちょっとそれは正解でもあり、間違いでもあるかな、ひゃぁん!」

「あれれ、お兄ちゃん気持ち良くなっているの? いけないんだぁ。まさか男の子におちんちんを咥えられて気持ち良くなるなんて、きっとハルお兄ちゃんは変態さんだね」

「そんなこと言わないでぇ!」

 しゅうた少年は徐々に、彼本来が持つサディズムの精神をオープンしていった。彼は日比野ハルを更にせめていこうと思い、予習したテクニックを思い出した。

れろ れろ れろ

 しゅうた少年は日々乃ハルの性器の割れ目を舌先で刺激した。この部分が、性器が感じやすいポイントの一つだと彼の頭の中に入っていたのだ。

「あっ! あぁっ!」

 段々と、しゅうた少年の頭を抑える日比野ハルの手の力が弱くなるのを感じていた。日比野ハルがフェラチオされる行為を否定しながらも快感を受け入れている、そう解釈できる変化だった。

「ハルお兄ちゃん、本当に嫌がっているの? 本当はもっとして貰いたいって思っているんでしょ?」

「そんなことないから!」

「へぇ、じゃあこれでもどう?」

 しゅうた少年は、自分の右人差し指を唾液で濡らし、それを日々乃ハルのお尻の蕾に挿入していった。

ぬぶぶぶ

「きゃん! お、お尻っ!?」

 しゅうた少年は、日比野ハルの前立腺を自分なりに探ってみた。前立腺は知識でしか分からないのでほぼ勘でいくしかなかった。指先のわずかな感触の変化、日比野ハルの感度をもとに、どこにあるのかと神経を集中させた。彼の指先の感触がわずかに変わったと思った。試しにそこを集中的に刺激してみる。

くり くり くり

「あぁっ!」

 日々乃ハルのひときわ甲高い喘ぎ声が室内に響いた。しゅうた少年は、ここだなと思った。

「あれれ、嫌がっている反応じゃないね。ここが気持ち良いんだよね」

 しゅうた少年はラストスパートをかけた。右人差し指で前立腺を刺激しながら、性器を吸引する力を強め、左手で前後に性器を絞り上げる動作も早くした。

「あっ! 駄目! 出ちゃう! お口離して!」

「駄目! ハルお兄ちゃんの膿は僕が飲む!」

「出ちゃう! いやあああ!!」

 しゅうた少年は口内で、日比野ハルの性器の脈動、つまり体内から液体を送り出すサインを感じ取った。


びゅるる びゅるる びゅくん

 しゅうた少年の口内に粘っこく、熱を持った白濁液が排出された。たちまち彼の口内にたちこめる日比野ハルの雄の匂いとその味に彼は感激した。

(ハルお兄ちゃんの精液すっごく美味しい。もう一回絞り出して飲みたいぐらいだ)

「あぁ……出しちゃった……」

 日比野ハルは超えてはいけない一線を越えてしまった気持ちになっていた。彼から進んでやってはいないとはいえ、自分よりも年の離れた少年が自身の性器をフェラチオし、挙げ句の果てにその少年の口内に射精までしてしまったのだ。

ごきゅ ごきゅ

 しゅうた少年は日々乃ハルの精液を飲んでいく。粘度が高く、喉に絡まる感じがあった。それでも日比野ハルの精液を一滴残さず飲もうと、自分の中に送り込んでいく。

ちゅううう

 しゅうた少年は、性器の中に残っている精液を全部吸い出そうと強い吸引をした。

「ご馳走様でした。ハルお兄ちゃん、美味しかったよ」

「そんなこと言われてもなんて答えれば良いやら……」

「ハルお兄ちゃん、朝ご飯一緒に食べようよ。今日はお父さんもお母さんもいないんでしょ?」

 日比野ハルは、しゅうた少年の切り替えの速さに一瞬戸惑ったが、朝食を食べて少しでも忘れられればと思い、しゅうた少年の誘いにのった。



 さて、数日後、日々乃ハルはしゅうた少年からある動画を見せられていた。スマホによってその動画は再生された。

「いやああ! ハルお兄ちゃんやめてええ!!」

 それは、日々乃ハルがフェラチオされていた動画を盗撮したものであった。唯一おかしい点は、しゅうた少年が音声を追加・削除する編集をし、いかにも日々乃ハルが無理矢理しゅうた少年にいたずらをするように見えるところである。日比野ハルはそれを見て青ざめた。

「これがうっかり外に漏れたら、ハルお兄ちゃん警察に捕まっちゃうかな?」

「嘘……嘘……駄目……」

「大丈夫、ハルお兄ちゃんが僕の言うこと聞いてくれるなら、そんなことはしないからね。安心してよ」

 しゅうた少年は邪気に満ちた無邪気な笑みを日々乃ハルに向けた。次はどんなHなことをしようかと考えていた。
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