試験勉強法マニュアル(大学受験・資格試験等)

あさきりゆうた

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汎用技術編

とっても無駄な資格の勉強をするな!

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 資格はとれば評価されることがあるし勉強すれば知識もついて仕事に役立つこともあるからとっておくこと悪いことではない。しかし場合によってはその資格が自分を邪魔することも少なくない。私自身そのような経験がある。
 特定の資格をとぼす気は無いが、一時期私は食品・料理系の業界で調理の現場以外の職で就職して働こうと思っていた。だからその手の資格をとろうとお金や時間をかけて勉強を頑張っていた時期がある。ただ、その多くは無名な民間資格だった。
 この当時の私は資格をとれば評価されると思い、その思いを利用した団体や資格講座の会社に無駄なお金と時間を費やしていたのだろう。
 さて、いざ、食品・料理系の業界で初めての就活をはじめたが、特に資格の話はされなかったのだ。今思えば、もし私が人事側の人間だったら、資格をとって努力した事よりも、例えば料理系のサークルを立ち上げて、部長としてサークルを管理していたなんて経験の方が仕事に役立つと判断して評価しただろう。
 流石に手応えがなく、切り替えて自分が大学で化学科にいた経験を活かし他の企業での面接までいったが、資格欄に料理系の資格を書くと、

「食品系の業界を目指していたの?」

「この業界を目指すために努力していたのは思えないんだけど!」

「なんですかこの資格は?」

「本当にとったの?」

 といった感じで評価を低く見られるような発言が多くあった。というのも当時の就活アドバイザーに「自分が努力した結果を示すから書いた方がいい」と言われたからだ。この時の就活アドバイザーに大変お世話になって初めて就職できたのではあるが、このアドバイスだけは間違いだったと今では思う。
 結論、勉強するのは悪いことではないが、将来の自分と親和性が高く、かつ企業に求められる国家資格や民間資格をとらなければ意味が無い。
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