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学園生活編

公開プレイするな(2)

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「正義君いいかな……」


 高崎さんが控えめな声量で喋った。


「なんだ高崎さん?」


「フェラチオ見てみたい」


「ほう」


 このタイミングでフェラチオをリクエストとは、今の俺にとってありがたいようなありがたくないような……。


「感謝しろよ清美、高崎さんのリクエストで特別に俺の口でイカせてやるぜ。まあ今の清美の状態だと、ちょいと舐めただけでイキそうだな」


ぱくん


「うっ!」


ぺろん ぬろん


 俺の性器が正義に咥えられた。正義の口の中はぬめっとした感触で、俺が思っていた以上に気持ちがいい! 正義は高々少し舐めただけであるが、今の俺にはそれだけでも十分な刺激だった。性器が限界を越え、精液を出し始めた。


びゅくん びくん


「ふぉっ!」


 あまりにもあっけないイキ方に正義が驚いたようだ。正義が俺の性器から口を離す。俺の性器と正義の口の間で、精液の白い糸が結ばれている。


「うわぁ~~、思ったよりも精液ってねばっこいんだね」


 高崎さんは興味津々に実況している。ここまで来ると慣れの気持ちができ、恥じらいの気持ちが薄れてきた。もう好きに見やがれと投げやりな気持ちになっている。

 正義がよからぬ事を考えたかのようににやりと笑った。俺のズボンのベルトが外されていく。そう簡単に脱がせるかと思い手を伸ばしたが、正義は手早くベルトを外し、さらにズボン・パンツも下ろされ、すぐに下半身すっぽんぽんの状態となった。高崎さんは俺の下半身をまじまじと見ている。

 このタイミングで、正義が右手に俺の精液を吐き出した。


「濃いな、お前の精液。口の中がすごいねばっこくて、生臭いぜ」


「そんな感想言われても返答に困るんだが」


 正義が俺の後ろに回り込み、俺の背中に体をくっつけてくる。


「こうやってくっついていると、お前を感じられて良いな」


「そういう台詞は女に言ってくれや」


「つれねえな」


つぷん


「んっ!?」


 俺の肛門に異物感を感じた。正義が俺の肛門に指を入れているのだ。


「お前の精液で指もぬるぬるだからな、すんなりと入るぜ。ローションの代用ってところだな」


ぬぷぷぅ


「ふわぁ!?」


 正義の指が俺の肛門の奥に容赦なく侵入していく。指はぐねぐねと腸内を暴れ回り、俺を変な気持ちにさせていく。


「俺の指は清美の精液で汚れていて、その指をお前の尻の中に入れている。つまりお前の尻の中にお前の精液を中出ししたような状態になっているんだぜ」


「その思考やめろ、考えたくもねえ」


「BL的には美味しいシチュエーションじゃねえのか、なあ高崎さん?」


「正義君のおっしゃるとおりです」


「な?」


 この二人いつの間にか意気投合してやがる。今の状態は、正義だけじゃなく、高崎さんもセットで俺を犯しているように思えた。


「ところで清美、今入っている指はなんだと思う? 当ててみな」


「し、知るかぁ! 自分の尻に入っている物を正解させても微妙な気持ちになるだけだろ!」


「不正解なら入れる指を増やすぜ」


 一本だけだけでもイヤなのに、これ以上指を増やされたらおかしくなってしまう。渋々と正義の質問に答えた。


「な、中指か?」


「そうかそうか、俺の入れている指は長くて太いよな。残念だが答えは小指だ。不正解だからもう一本追加しよう」


むりぃ むりぃ


「ちょ、やめろぉ! 俺の尻が裂けてしまう!」


「お前が風邪ひいている時に指は二本入ったんだぜ。ならいけるだろ?」


 その話に高崎さんが飛びついてきた。


「正義君、その話を後で詳しくお聞かせ下さい!」


「ああ、保健室で弱ったこいつをレイプした時の事だ」


「おい、襲ったてめえがレイプの自覚を持っているのかよ」


「持っているけどそれがどうした?」


ぎちぃ ぎちぃ


「ぎぃ!!」


 俺の肛門は更に指を追加され、無理矢理拡張されていった。肛門に裂かれるような痛みが現れ始めた。指をこれ以上入れさせまいと、俺の肛門は入り口を閉ざそうとしている。


「きっつきつだな。お前の肛門がこれ以上広げちゃらめぇって言っているみてえだな」


「痛い! 痛い! やめてくれ! 抜けぇ!」


「限界から逃げるなよ、人は限界を超えて成長できるってもんだぜ」


「限界超えて、お尻の穴をでかくさせたくないわ!」


「清美くん、よく言うでしょ、器の大きい人間になりなさいって」


「高崎さんなかなか上手い事言うな」


「本当に後で覚えてろよ高崎ぃ!!」


「マジでこいつ高崎さんに仕返ししそうだな。じゃあ仕返し起きる気を起こさないようにしねえと」


 正義がそう言うと、俺の尻の中に入っていた三本の指が引き抜かれた。指がなくなっても、まだ何か入っているような感覚である。そして、肛門に何か押しつけられる感覚があった。


「おい、もしかしてあれか」


「そう、あれ」


ぬぅぬぅぬぅぬぅ


「ぎぃやぁああああ!!」


 予想はしていたが、俺の尻に襲いかかる激痛と圧迫感に悲鳴をあげた。


「なんだよ処女みたいによ。本番はもう三回目だろ?」


「ま、待て、二回目の記憶がないんだが」


「ん? ああ、お前が酔っ払った時だ。あの時のお前なかなか積極的でな、結構新鮮だったぜ」


「おい、俺、酔ったときの記憶がなかったんだが、そんなことやっていたのか……」


「清美君? 未成年の飲酒はダメだよ、体もお尻の穴も大きくなれないよ」


「だまってろ高ひぎぃ!?」


ぱん ぱん ぱん ぱん


 俺の言葉を邪魔するかのように、正義が激しいピストンをしてくる。一回、さらに一回突かれる度にお腹が熱くなる!!


「俺とSEXしている時に女と話すなよ。やきもちやくぜ」


「ちくしょう! いてえよ! いてえよ!」


「男同士のSEXって、すごいえぐいね……何も言わずにただ見る事に集中した方がいいかも……」


 高崎さんは見る事に集中しはじめた。


「ちょっとは優しくしやがれってんだ!」


「じゃあ優しくしてやるよ」


ちゅぱ


「ふぐ!」


 正義は俺の頭をつかみ、自らがキスしやすい位置に持ってきた。心なしか、俺の口の中を舐めてくる舌の動きがソフトな感じがあった。こいつなりに俺に優しくしているんだろうか?


「どうだお前の精液の味は? まだ俺の口の中に残っているぞ。いわば間接的にお前はお前のちんこをフェラチオしたと言う事だ」


 その言葉を言われて気付いた。確かに、唾液にしては口の中の粘液がねばっこすぎる。それに生臭いし、苦みも感じる。正義が優しいだなんて一度でも思った俺が馬鹿だった。


「もう俺の口を舐めるな! 自分の精液を味わうなんて気持ち悪い!」


「舐めるなと言われて舐めるのを辞めるやつはいねえよ。もう少しサービスしてやるよ」


 正義がそう言うと、左手を俺の左乳房に、右手を俺の性器にもってきた。各々の場所を気持ちよくなるように刺激していく。


「ひゃひぃ♡」


「こっちはそれなりに気持ちよく感じるみたいだな。じゃあピストン再開♪」


ぱこん ぱこん ぱこん


 俺の尻の中に挿入っている正義の肉棒が前後の動きを再開した。気のせいか、さっきよりかは俺の尻の中でスムーズに動いている。なんだかんだで俺の腸内が濡れ、ほぐれたきたのかもしれない。とは言え痛みの感覚、圧迫する感覚はは相変わらずがある。


「うぅ、お尻は痛いし、苦しいし、でも乳首や性器は気持ちよいし、なんかわけの分からない気持ちになっていく……」


「今お前は口、胸、ちんこ、ケツの穴と四カ所を責められているんだぜ。わけわからんどころか、極上の気持ちになるはずだろ?」


「極上どころか地獄だなこりゃあ」


「じゃあ地獄みたいな目にあわせてやるか♪」


ぶちぃ


 下腹部を突き刺す痛みが襲った。


「ぎゃあ!!」


「二、三本お前のちん毛を抜くつもりだったんだけど、思ったよりも結構抜けちまったな。いっそのこと全部脱毛してつるっつるになるか? 花占いみたいにはげる、はげないって言いながら一本ずつ抜いていくか?」


「それ、占いの結果関係なしにはげるやつだろ! つうか全部抜かれたら露天風呂二度と行けなくなるし! というかまず人様のちん毛を抜くな! めっちゃいてえんだよ!」


「お前尻が痛いんだろ? だったらちん毛を抜かれた痛みに気をとられてちっとは和らぐんじゃねえか?」


ぶちぃ


 正義は更に俺の陰毛を抜いてきた。


「あだぁ!! だから抜くのやめろぉ! つうか教室を俺の陰毛で汚したくねえ!!」


「今発見した。お前のちん毛を抜く度に肛門がきゅっと引き締まってすごく気持ち良いぞ。つうか、それでもうイキそうになっているからラストスパートかけるぞ!」


 正義はそう言って、俺の腰に両手をあてて、激しいピストンをかました。当然それ相応の痛みも襲ってきた。


「ぐわああああ!!! お尻が壊れるうううう!!!」


「よっしゃあ! 中でイクぞ!」


「やめろ! 後で下痢してお腹が痛くなるからいやだ!」


「そんなこと言われると余計出したくなるだろ? うっ!」


びゅくう びゅくん びくん


「あ……ああぁ……」


 正義の肉棒が俺の腸内で震え、熱い液体を出している感覚を感じた。


「くそ、俺のケツ穴また出しやがって……早く抜けよ!」


「ふう、清美の中温かくて気持ちいい、もうしばらくこのままいさせてくれよ」


 今のこいつに何を言っても、聞かないだろうと思った。正義が満足するまで、肉棒は引き抜かれないだろう。


「良い物みさせてもらいました」


 高崎さんが頭を下げて俺達に礼をした。


「お礼代わりに掃除や換気しとくね。空き教室とは言えさすがにちん毛が床にばらまかれたり、精液臭いと後々やっかいな事になるからね」


 そう言われて改めて俺がこの教室を汚していることを認識した。ちぢれ毛も精液も俺のやつばかりじゃねえか! 同級生の女の子に俺が出した物を掃除されるってイヤな気持ちしかせん!


「即刻やめてくれ! 俺がやるから!」


「でもね~~、正義君に激しく犯された体で掃除やる元気あるの?」


 確かに正義に犯されたせいで、もはや帰る事すらだるい状態と化している。ここは渋々と高崎さんのご厚意に甘えよう。


「高崎さん、清美の尻の穴から精液出るの見たいか?」


「あ! 教室がこれ以上汚れるのもイヤだけど、見たい気持ちの方が強いかな」


「なっ! やめてええ!!」


「清美、掃除してもらっているんだからこれぐらいのわがままきいてやれよ」


 正義は俺の尻肉に両手を当てて、左右に引っ張った。中出しされた俺の肛門が丸見えの状態となっている。


「わおう! お尻の穴が半開きになって、中から精液が見えてすんごくてえぐい!」


「ひいいいい!!!」


「さぁ、力を入れて精液を出せ。下痢になるぞ」


「せめてトイレで出させろ!」


「うるせえ! お前に拒否権はねえ!」


バシィィィン


「あ゛あ゛!!」


 正義は勢いよく俺の尻を叩いた。


「もう一発尻を叩かれるか、精液を出すか、どっちか選びな」


「てめえの言う通りになると思うか?」


「そうか」


 正義は意地悪そうな笑みを浮かべて更に尻を叩いた。


バシィィィン バシィィィン バシィィィン


「いぎぎぎ……」


 結果的に人前で肛門から精液を出した方が良かったかもしれない。俺の尻は猿の尻のごとく真っ赤になったのであった。




 後日、廊下で高崎さんと出会った。隣には友人だろうか、仲の良さそうな女の子がいる。


「あっ、清美君、先日はどうも」


「ど、どうも」


 あの一件から、どうも高崎さんとは顔を合わせづらい。 


「実は清美君に伝えなきゃいけない事があってね」


「ん?」


「隣の彼女、百合子ゆりこちゃんって言うんだけど、おつきあいしているんだ」


「やだぁ明梨ちゃぁん」


 俺は高崎さんの言っている事を一瞬理解出来なかった。いや、理解したが、頭がそれを否定したのだ。


「え? あの、どういうこと?」


「実は私、女の子が好きなんだけど、このままじゃいけないかなと思って、適当な男子に告白しようと思ったの」


「適当な男子って、まさか俺?」


「ゴメンね。清美君ならすんなりOKもらえるかなって思って。でも、清美君と正義君には礼を言うね」


「ごめん。俺、話の展開について行けない」


「お二人とも熱々な仲だったから、私も自分に正直になって同性愛を貫こうと思いました」


「ちょっと待てえ! 俺はあいつに無理矢理犯されているんだぞ!」


「清美君ってツンデレだね~。まあ二人の仲がよりハッテンすることを祈るよ」


 高崎さんはそう言って、すたすたと去って行った。

 かくして、ホモSEXにより、俺の青春は散り、高崎さんの青春は始まったのであった。


「やっぱあの女一発ぶん殴るべきだった……」

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