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そ、そんなものはいるわけ、ひぎぃ!!
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今日も俺はエルから逃れるために対策を講じている。前回、変装して上手くいったし今回も上手くいくのではないかと思う。というわけで意外な変装、俺が女になりきることだった。
クエスト受付所の方に頼んで俺にレベルの高い女装を施してくれと頼んだ。性転換という手もあったが、異世界とはいえ、かなりべらぼうな額がかかるのでお金を払えなかった。
とはいえ、女装のための処理がすげえ事になった。俺の全財産のほとんどを使ったのもあるが、魔法でいとも簡単に何でもやってしまうのだ。脇毛やすね毛の脱毛処理を行ったり、髪の毛そのものを伸ばしたり、胸回りを小さくし腰回りを大きくしたり、声質を変えたり、筋肉の量を減らしたり等だった。これは異世界の魔法を現世に持ち込んで美容院開けば儲かるのではないかと思ったほどだ。
さて、女装も完了して外に出ると周りの男の反応が違う。完全に綺麗な女の子に見とれている目だった。
「お嬢さん、僕とクエストを受けませんか?」
金髪でピアスでいかにも遊び人という男が俺をナンパしてきた。関わってもろくな事にならなさそうだ。
「生憎、既に相手がいましてよ」
相手は確かにいるけど言いたくない事実だなと思った。
「つれないこと言うなよ。いいじゃんか、ほんのちょっと付き合うだけだからさ」
なんだこいつ、どこぞの新聞の勧誘だよ! 同じ男だけど、遊び人ってのはこういうもんなのか?
「はひょっ!?」
遊び人が奇声を発し突然倒れた。流石に心配になって様子を見るが、眠っているようだ。
「おい、あの女殺したぞ!?」
へっ? 誰だそんな物騒なこと言った奴!! あそこにいるザビエルヘアーのおっさんか? こっちが勝手に倒れたんだぞ!!
「ち、違いますわ! この方が突然倒れられて……まさか私が見ず知らずのこの方を殺したと言うんですの!」
ここでついでに涙も流した。すげえ、完全に女になりきっているぜ俺。もう周りの皆は騙されているぜ。
「ゴメンよお嬢ちゃん。今お医者さん連れてくるからよ」
やはりザビエルヘアーのおっちゃんか。まぁいい、とりあえず面倒事に巻き込まれないように人混みを利用しながらその場を去った。
「いやぁ~~! 快適だ!!」
俺はここ数日間何事もなく日常生活を暮らしていた。まぁなんか俺に男が近づく度に突然倒れだす現象はあったけど、それはそれで良しとしよう。俺は決めた。念願の異世界風俗デビューを!! 前回はエルに邪魔されたが、今回は問題なくいくだろう。なんせここ数日間エルが姿を現していない、つまり俺が俺だと気付いていないのだ。この格好で風俗にいけば店からお断りがない限り俺は風俗嬢とにゃんにゃんできる! よし! レッツ風俗!!
気がつけば、風俗嬢としてエルが目の前にいた。
「お久しぶりですタツヤさん♥」
「なんでまたお前がいるんだよ!!」
よくよく考えてみれば、おかしいことが日常茶飯事的にあった。それをなぜ俺は深く考えなかったんだ!
「俺に近づいた男がことごとく倒れていたが、あれはお前の仕業か?」
「はい、全員麻酔針でさくっと眠らせました。しかもこの麻酔銃は時計型で」
「それ以上はこの世界が消えるくらいに危ないからやめろ」
「はいはい」
「……要所要所で俺に近寄る男を眠らせたって事は、ここ数日間、俺の女装に気付きながらも見逃していたことになるのか?」
「はい、私はタツヤさん絡みなら何でもできます。あなたの変装に限ってはどんなに上手くても見抜く力があります」
二匹目のどじょうならずか……そう同じ手が上手くいくわけがないわな……。
「女装したタツヤさんが思いの外素晴らしくて、見て下さいよこれ」
エルが写真らしきものを俺に見せた。そこには俺のあられもない姿が映っている。
「お、おい、俺の着替えとか、風でスカートがめくれたところとか、風呂場の入浴とか、おまけにト、トイレまで……いやぁ――――っ!!」
つ、つい女の子みたいに叫んじまった。そうか、こいつは異世界に行ってもストーカー気質のままだったか!! て
「俺に気付かれずによくもまあこんなあられもない姿を記録に収めることができたな!!」
「まあ企業秘密でやり方は教えませんが、この世界では厳密には写真なるものはありません。私が見た記憶をそっくりそのまま紙に念写する魔法がこれですね」
なるほど、お勉強になった……ってやばい! こいつのペースになっては!
「店員さん! チェン、ふがっふ!?」
俺はエルに口元を抑えられた。そして無理矢理ベッドに押し倒された。
「筋肉がお減りになった分容易に押し倒せますよ。まるで女の子をレイプしているみたいでなんとも新鮮な気分です」
「て、てめぇ!」
俺の拒否などおかましなしにエルは俺にディープキスをしてきた。
「むぐっ、ふみゅっ♥」
エルの舌のテクがすごい。舌の絡め方とか、吸引して強弱をつけたりとか、さりげなく俺の頭をなでたり耳を触ったりと、すごく気持ち良くなってきた。またエルの匂いがとても良い。ハーブとか花とかの匂いとはまた違うんだが、興奮する匂いだ。
「いつのまにかあそこ、固くなっていますね。今のあなたはとても高貴なお嬢様の格好をしているというのに、下着だけがはしたなく膨らんでいて、なかなかにアンバランスです。でもそこがまたいいです」
じゅるり
エルは女性物の下着越しに俺のイチモツを舐めてきた。やや遠回し的な気持ちよさがあるが、下着越しに舐められるというのも非常に新鮮な感覚だ。
「いっそのことたまたま潰して本当に女性にしちゃいますか?」
エルが俺のたまたまを右手でころがし始めた。
「ひぃっ!?」
「嘘です。私は男のタツヤさんが好きですから」
「お前も男なら今の冗談がしゃれにならねえの分かるだろ?」
「そうですね、でもたまたまを潰されて痛みに苦しむタツヤさんも見てみたいかなとは思いますよ」
なんつうサイコな思想だ……。
「そろそろイキそうですね。このまま射精しちゃいましょうか」
エルは下着越しに俺のイチモツを強く吸引した。それが弾ける引き金となった。
びゅくん びゅくん びゅくる
繊維の隙間から俺の精液がにじみ出て、おもらしをしたかのように女性物の下着を汚してしまった。
「おい、換えの下着もってねえんだぞ。精液でべとべとなパンツなんて気持ち悪くてはきたくねえよ」
「じゃあノーパンで帰ればいいじゃないですか? 時折私がいたずらな風をおこしてあげますよ。ついでに汚パンツは私が持ち帰りますね」
「どっちも嫌だい!」
おれのことなどおかまいなしにエルは俺に好き放題していく。下着を脱がし、服も半端に破いて胸の部分だけ見えるようにしている。
「これでレイプっぽく見えますね。でもまだ何か足りない気がしますねぇ。タツヤさん、ちょっと泣いたり出血して貰えますか?」
「泣けるか! 出血できるか!」
「そうですか、では痛いプレイで泣かせて出血させますよ。タツヤさんの処女をいただくのはどうですか?」
「な、なにっ!? 俺のけつだけは絶対に挿入れさせないぞ!!」
「勘違いしないでください。今のタツヤさんは女の子、処女をいただくなら前の穴でしょう」
前の穴? いや、俺にはまん〇なんてついてねえぞ。一体奴は何を言っているんだ。
「ちょっと魔法かけますね」
「お、おい、なに俺の息子に魔法をかけているんだ!!」
「ああ、尿道が広がりやすいように魔法をかけたんですよ」
ぐぱぁ
エルが指で俺の尿道を開帳した。俺の尿道はまるでゴムやシリコンにでもなったかのように容易に大きく開き、そして痛みも産まれた。
「ひぎぃ!?」
「痛そうですねぇ。でもこれ以上に痛いプレイをしますから我慢して下さい」
エルは自身の性器を俺の尿道に押し付けた。
「お、おい、まさか前の穴って俺の尿道か!? そんなもの入る訳ねえだろ!」
「嫌よ嫌よも好きの内。つまりやってほしいんですね」
にゅぶ にゅぶ
俺の尿道にエルの固くなった性器が入ってきた。さっき俺が射精したばかりとあって精液がローションになっていた。そして激しい痛みが俺に襲いかかってきた。
「ぐああああ!!」
「痛そうですねぇ。尿結石ってとても痛いらしいですが、尿結石よりも大きいものがあなたの中に入っているのでさぞかし痛いでしょうねぇ」
「ばがぁぁ! ぬげよぉぉぉ!!」
「あらら、良い泣き顔です。鼻水も垂らしているところがまた高評価のポイントです」
だめだ、こいつは俺の泣き叫ぶ様を喜んでいる! 我慢しようにも痛すぎる!
「何でもするからやめてくれえええ!! 痛いいいい!!」
「駄目です。私はあなたをレイプしたいのです!! この前タツヤさんが死んだと嘘の情報を流して私を騙した罰です!!」
「あ、あれは、お前を助けたからノーカンだろ!!」
「はぁ? 乙女の傷ついた心があんなもんで癒やされると思いましたか? 世の中チョロインばかりと思わないで下さい」
お前が乙女かよ! とかどうかとか突っ込みたいがそれどころじゃねえ!! 痛い!!
「くそっ! こんなに痛いなら死んだ方がましだ!!」
「あっ、それ良いアイディアですね」
ぎゅっ
俺の首にエルの右手がかかった。握力が高まり、徐々に俺の息が苦しくなっていく。
「がっ……ふっ……」
「あははは、死に直面している感じの表情がとても素敵です。でも安心して下さい。生かさず殺さずでやりますので」
息が苦しくて、股間も痛くてこいつの会話が頭に入ってこねえ……。
びくん
なんか俺の股間が熱くなってきた。これは気持ち良いのか? 俺はまさかこのプレイで気持ち良くなっているのか? でもいまだに痛さがある! それに気持ちよさが混じって頭がおかしくなりそうだ!!
「そろそろ私も限界です。中に出しますよ」
「やだっ!! 俺の中にお前の汚いのを出されたくない!!」
がしっ
俺の首を絞める力がつよくなった。
「汚い? 私の愛を汚い? 汚くありません汚くありません汚くありません」
機械がエラーを起こしたかのように繰り返される声に俺は恐怖を感じた。
「はい、イキます」
「いやああああ!!」
どっくん どっくん どっくん
「ああ……」
嘘だろ、俺の尿道にエルの精液が入ってきている……しかもなんか多い……。エルは恍惚感にひたるように射精を続けていた。
「素晴らしかったです。タツヤさんの尿道処女。そろそろ抜きますね」
ぎゅっぽん
ようやく俺の尿道の痛みが軽減した。尿道が赤く腫れ上がり、広がりきってだらしなく精液を垂らしている。
「これは酷い状況ですね。おしっこがまともにできなくなるおちんちんになっちゃいましたね」
「だ、誰のせいだと思ってやがる!」
びっくん びっくん
なんだ、唐突に俺の性器からこみあげてくるような感覚が、うわあああ!!
びゅるる びゅるるる びゅるっる
俺は時間差でイってしまったみたいだ。噴水の如く俺とエルの精液が吐き出された。
「すごいすごい! 私とタツヤさんの精液がミックスされて射精しちゃったんですね!!」
ああ、もう最悪な気分だ……。
「そうそう、女装したかったら私に言って下さい。いつでもさせてあげますよ」
エルがそう言うと魔法でいとも簡単に俺の女装を解き、男の身体に戻した。
「お、俺が高い金払って女装したのにぃ……」
クエスト受付所の方に頼んで俺にレベルの高い女装を施してくれと頼んだ。性転換という手もあったが、異世界とはいえ、かなりべらぼうな額がかかるのでお金を払えなかった。
とはいえ、女装のための処理がすげえ事になった。俺の全財産のほとんどを使ったのもあるが、魔法でいとも簡単に何でもやってしまうのだ。脇毛やすね毛の脱毛処理を行ったり、髪の毛そのものを伸ばしたり、胸回りを小さくし腰回りを大きくしたり、声質を変えたり、筋肉の量を減らしたり等だった。これは異世界の魔法を現世に持ち込んで美容院開けば儲かるのではないかと思ったほどだ。
さて、女装も完了して外に出ると周りの男の反応が違う。完全に綺麗な女の子に見とれている目だった。
「お嬢さん、僕とクエストを受けませんか?」
金髪でピアスでいかにも遊び人という男が俺をナンパしてきた。関わってもろくな事にならなさそうだ。
「生憎、既に相手がいましてよ」
相手は確かにいるけど言いたくない事実だなと思った。
「つれないこと言うなよ。いいじゃんか、ほんのちょっと付き合うだけだからさ」
なんだこいつ、どこぞの新聞の勧誘だよ! 同じ男だけど、遊び人ってのはこういうもんなのか?
「はひょっ!?」
遊び人が奇声を発し突然倒れた。流石に心配になって様子を見るが、眠っているようだ。
「おい、あの女殺したぞ!?」
へっ? 誰だそんな物騒なこと言った奴!! あそこにいるザビエルヘアーのおっさんか? こっちが勝手に倒れたんだぞ!!
「ち、違いますわ! この方が突然倒れられて……まさか私が見ず知らずのこの方を殺したと言うんですの!」
ここでついでに涙も流した。すげえ、完全に女になりきっているぜ俺。もう周りの皆は騙されているぜ。
「ゴメンよお嬢ちゃん。今お医者さん連れてくるからよ」
やはりザビエルヘアーのおっちゃんか。まぁいい、とりあえず面倒事に巻き込まれないように人混みを利用しながらその場を去った。
「いやぁ~~! 快適だ!!」
俺はここ数日間何事もなく日常生活を暮らしていた。まぁなんか俺に男が近づく度に突然倒れだす現象はあったけど、それはそれで良しとしよう。俺は決めた。念願の異世界風俗デビューを!! 前回はエルに邪魔されたが、今回は問題なくいくだろう。なんせここ数日間エルが姿を現していない、つまり俺が俺だと気付いていないのだ。この格好で風俗にいけば店からお断りがない限り俺は風俗嬢とにゃんにゃんできる! よし! レッツ風俗!!
気がつけば、風俗嬢としてエルが目の前にいた。
「お久しぶりですタツヤさん♥」
「なんでまたお前がいるんだよ!!」
よくよく考えてみれば、おかしいことが日常茶飯事的にあった。それをなぜ俺は深く考えなかったんだ!
「俺に近づいた男がことごとく倒れていたが、あれはお前の仕業か?」
「はい、全員麻酔針でさくっと眠らせました。しかもこの麻酔銃は時計型で」
「それ以上はこの世界が消えるくらいに危ないからやめろ」
「はいはい」
「……要所要所で俺に近寄る男を眠らせたって事は、ここ数日間、俺の女装に気付きながらも見逃していたことになるのか?」
「はい、私はタツヤさん絡みなら何でもできます。あなたの変装に限ってはどんなに上手くても見抜く力があります」
二匹目のどじょうならずか……そう同じ手が上手くいくわけがないわな……。
「女装したタツヤさんが思いの外素晴らしくて、見て下さいよこれ」
エルが写真らしきものを俺に見せた。そこには俺のあられもない姿が映っている。
「お、おい、俺の着替えとか、風でスカートがめくれたところとか、風呂場の入浴とか、おまけにト、トイレまで……いやぁ――――っ!!」
つ、つい女の子みたいに叫んじまった。そうか、こいつは異世界に行ってもストーカー気質のままだったか!! て
「俺に気付かれずによくもまあこんなあられもない姿を記録に収めることができたな!!」
「まあ企業秘密でやり方は教えませんが、この世界では厳密には写真なるものはありません。私が見た記憶をそっくりそのまま紙に念写する魔法がこれですね」
なるほど、お勉強になった……ってやばい! こいつのペースになっては!
「店員さん! チェン、ふがっふ!?」
俺はエルに口元を抑えられた。そして無理矢理ベッドに押し倒された。
「筋肉がお減りになった分容易に押し倒せますよ。まるで女の子をレイプしているみたいでなんとも新鮮な気分です」
「て、てめぇ!」
俺の拒否などおかましなしにエルは俺にディープキスをしてきた。
「むぐっ、ふみゅっ♥」
エルの舌のテクがすごい。舌の絡め方とか、吸引して強弱をつけたりとか、さりげなく俺の頭をなでたり耳を触ったりと、すごく気持ち良くなってきた。またエルの匂いがとても良い。ハーブとか花とかの匂いとはまた違うんだが、興奮する匂いだ。
「いつのまにかあそこ、固くなっていますね。今のあなたはとても高貴なお嬢様の格好をしているというのに、下着だけがはしたなく膨らんでいて、なかなかにアンバランスです。でもそこがまたいいです」
じゅるり
エルは女性物の下着越しに俺のイチモツを舐めてきた。やや遠回し的な気持ちよさがあるが、下着越しに舐められるというのも非常に新鮮な感覚だ。
「いっそのことたまたま潰して本当に女性にしちゃいますか?」
エルが俺のたまたまを右手でころがし始めた。
「ひぃっ!?」
「嘘です。私は男のタツヤさんが好きですから」
「お前も男なら今の冗談がしゃれにならねえの分かるだろ?」
「そうですね、でもたまたまを潰されて痛みに苦しむタツヤさんも見てみたいかなとは思いますよ」
なんつうサイコな思想だ……。
「そろそろイキそうですね。このまま射精しちゃいましょうか」
エルは下着越しに俺のイチモツを強く吸引した。それが弾ける引き金となった。
びゅくん びゅくん びゅくる
繊維の隙間から俺の精液がにじみ出て、おもらしをしたかのように女性物の下着を汚してしまった。
「おい、換えの下着もってねえんだぞ。精液でべとべとなパンツなんて気持ち悪くてはきたくねえよ」
「じゃあノーパンで帰ればいいじゃないですか? 時折私がいたずらな風をおこしてあげますよ。ついでに汚パンツは私が持ち帰りますね」
「どっちも嫌だい!」
おれのことなどおかまいなしにエルは俺に好き放題していく。下着を脱がし、服も半端に破いて胸の部分だけ見えるようにしている。
「これでレイプっぽく見えますね。でもまだ何か足りない気がしますねぇ。タツヤさん、ちょっと泣いたり出血して貰えますか?」
「泣けるか! 出血できるか!」
「そうですか、では痛いプレイで泣かせて出血させますよ。タツヤさんの処女をいただくのはどうですか?」
「な、なにっ!? 俺のけつだけは絶対に挿入れさせないぞ!!」
「勘違いしないでください。今のタツヤさんは女の子、処女をいただくなら前の穴でしょう」
前の穴? いや、俺にはまん〇なんてついてねえぞ。一体奴は何を言っているんだ。
「ちょっと魔法かけますね」
「お、おい、なに俺の息子に魔法をかけているんだ!!」
「ああ、尿道が広がりやすいように魔法をかけたんですよ」
ぐぱぁ
エルが指で俺の尿道を開帳した。俺の尿道はまるでゴムやシリコンにでもなったかのように容易に大きく開き、そして痛みも産まれた。
「ひぎぃ!?」
「痛そうですねぇ。でもこれ以上に痛いプレイをしますから我慢して下さい」
エルは自身の性器を俺の尿道に押し付けた。
「お、おい、まさか前の穴って俺の尿道か!? そんなもの入る訳ねえだろ!」
「嫌よ嫌よも好きの内。つまりやってほしいんですね」
にゅぶ にゅぶ
俺の尿道にエルの固くなった性器が入ってきた。さっき俺が射精したばかりとあって精液がローションになっていた。そして激しい痛みが俺に襲いかかってきた。
「ぐああああ!!」
「痛そうですねぇ。尿結石ってとても痛いらしいですが、尿結石よりも大きいものがあなたの中に入っているのでさぞかし痛いでしょうねぇ」
「ばがぁぁ! ぬげよぉぉぉ!!」
「あらら、良い泣き顔です。鼻水も垂らしているところがまた高評価のポイントです」
だめだ、こいつは俺の泣き叫ぶ様を喜んでいる! 我慢しようにも痛すぎる!
「何でもするからやめてくれえええ!! 痛いいいい!!」
「駄目です。私はあなたをレイプしたいのです!! この前タツヤさんが死んだと嘘の情報を流して私を騙した罰です!!」
「あ、あれは、お前を助けたからノーカンだろ!!」
「はぁ? 乙女の傷ついた心があんなもんで癒やされると思いましたか? 世の中チョロインばかりと思わないで下さい」
お前が乙女かよ! とかどうかとか突っ込みたいがそれどころじゃねえ!! 痛い!!
「くそっ! こんなに痛いなら死んだ方がましだ!!」
「あっ、それ良いアイディアですね」
ぎゅっ
俺の首にエルの右手がかかった。握力が高まり、徐々に俺の息が苦しくなっていく。
「がっ……ふっ……」
「あははは、死に直面している感じの表情がとても素敵です。でも安心して下さい。生かさず殺さずでやりますので」
息が苦しくて、股間も痛くてこいつの会話が頭に入ってこねえ……。
びくん
なんか俺の股間が熱くなってきた。これは気持ち良いのか? 俺はまさかこのプレイで気持ち良くなっているのか? でもいまだに痛さがある! それに気持ちよさが混じって頭がおかしくなりそうだ!!
「そろそろ私も限界です。中に出しますよ」
「やだっ!! 俺の中にお前の汚いのを出されたくない!!」
がしっ
俺の首を絞める力がつよくなった。
「汚い? 私の愛を汚い? 汚くありません汚くありません汚くありません」
機械がエラーを起こしたかのように繰り返される声に俺は恐怖を感じた。
「はい、イキます」
「いやああああ!!」
どっくん どっくん どっくん
「ああ……」
嘘だろ、俺の尿道にエルの精液が入ってきている……しかもなんか多い……。エルは恍惚感にひたるように射精を続けていた。
「素晴らしかったです。タツヤさんの尿道処女。そろそろ抜きますね」
ぎゅっぽん
ようやく俺の尿道の痛みが軽減した。尿道が赤く腫れ上がり、広がりきってだらしなく精液を垂らしている。
「これは酷い状況ですね。おしっこがまともにできなくなるおちんちんになっちゃいましたね」
「だ、誰のせいだと思ってやがる!」
びっくん びっくん
なんだ、唐突に俺の性器からこみあげてくるような感覚が、うわあああ!!
びゅるる びゅるるる びゅるっる
俺は時間差でイってしまったみたいだ。噴水の如く俺とエルの精液が吐き出された。
「すごいすごい! 私とタツヤさんの精液がミックスされて射精しちゃったんですね!!」
ああ、もう最悪な気分だ……。
「そうそう、女装したかったら私に言って下さい。いつでもさせてあげますよ」
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