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野郎同士で恋人ストロー!?
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桜大地、香納英人の両者にしばしの休憩の時間が与えられた後、食事の時間となった。食堂室なる部屋で桜大地は元気そうな香納英人の姿を見た。
「ケツの方大丈夫か香納?」
「ご心配なく、宇宙人さんから貰った少し怪しい塗り薬のおかげで、すぐに治りましたよ」
「少し怪しいって、本当に大丈夫なのか?」
「そうですね、詳細は分かりませんが身体の治癒能力を高める薬だったようです。今の我々の住む世界の技術では到底出来ないものかと思います」
「ふ~ん、やっぱその辺は宇宙人だな~」
食堂のテーブルには二人分のごはんが並んでいる。ごはん、味噌汁、おひたし、焼き魚等、完全に和食である。
「まさか宇宙船の中で普通に和食が食えるとはな、何でもありか、この宇宙船は? まぁありがてえこった! 食おうぜ!」」
「僕はこの食事はちょっと怪しいかと思います。今までの傾向からして怪しい媚薬等が入っていてもおかしくないかと」
「うっ! またお前に抜いて貰うハメになってもいやだしなぁ……」
「僕も嫌ですよ。あれで足が生臭くなりましたからね」
モニターに宇宙人からのメッセージが表示された。
(その食事に関してだけは安心して頂きたい。君達に最良の健康状態でいて貰うために栄養価を考えた食事となっている。何か薬を混ぜていたとなれば謝罪しよう)
そのメッセージを見て二人とも安心した。桜大地はやかましく、香納英人は静かにいただきますと唱えた。互いに対面するようにテーブルに座っている。
「まさか君と食事するとは夢にも思っていなかったですね」
「そうだな、はぐはぐ」
「喋るのと食べるのを一緒にしないように、お見苦しいです」
「いいだろ、口うるさい親も先生もいねえしよ! ……と言ったらなんだか家や学校が恋しくなってきたな……」
「君はともかく、僕ほどの真面目な人間がしばらく消息不明な状態になれば、多くの方を心配させますね」
「ともかくは余計だ。くそっ、お前と一緒じゃ飯が旨くてもまずくなっちまう!」
「そうですか? この食事は一見平凡ながら非常にこっていますよ。ご飯は釜で炊いた本格派です」
「そういえば味噌汁もいつも飲むのより、旨みとか香りが結構ダンチだな」」
「おひたしの味付けも良い塩梅です」
「焼き魚も鮮度の良いやつ使っているのか香りがいいな!」
両者ともそれなりに舌はこえている。香納英人は家がかなりの資産家と言うこともあり、家庭内では和洋中ジャンルを問わず、最上級の食事を与えられ、旨い料理とは何か? それも幼き頃から教育されているのだ。
一方、桜大地は家族のために買い物もし、料理を作る機会は多い。その経験から料理の腕はもちろん、材料を見る目や舌もナチュラルに鍛えられている。安い材料しか使えない環境とは言え、その材料でできる最上級の味をいつも作り出しているのだ。
「意外ですね。君も料理に関して語れるんですか」
「まあな。でもお前ほど良いものは食えちゃあいねえよ」
二人とも食事を完食しテーブルを立とうとしたタイミングである。
(食後のデザートを出す。しばらく待つように)
「おっ、デザートか! 楽しみだな!」
「悪くはないですね。今食べた食事内容から期待できそうです」
コトン
テーブルにやや大きめのコップがゆっくりと落ちてきた。中には黄色い液体と二人分のストローがハート型に交差している。
「って! これ恋人がカフェとかでよく飲むドリンクじゃねえか!! どうせ用意するなら二人分用意しろや!!」
「油断してました。そういう環境でしたねここは……とりあえず桜君、全部飲んで良いですよ」
ピピピピピ
モニターより注意喚起の音が聞こえた。
(言い忘れていたが、お前達がこの食堂室から出るには二人で仲良く飲まなければいけない)
「まじかよ」
二人が食堂に入る際に使った入り口の扉は、先程まで普通に開いていたが現在は固く閉ざされている。
「これならまだ他人同士の方が飲みやすいってもんだぜ」
「珍しく気が合いますね。君と恋人ジュースなんて飲んだら僕はお腹を壊してしまいそうです」
「俺が汚さそうな言い方やめろや」
「まあ、後で整腸剤を貰うと言うことで我慢しますよ」
「くそっ、元気になったらまた腹立つ事ばかり抜かしやがって……」
桜大地と香納英人は渋々と恋人ジュースを飲もうとする。しかし、ストローがジュースを吸い上げないのだ。
「このストロー欠陥品じゃねえのか?」
「ふむ、このストローは僕と桜君が同時に吸い込まないと、ジュースを吸えない仕組みになっていますね」
「なに! またなんでそんな面倒くさい設計にしたんだ!」
(地球生命体のつがいは共同作業という概念がある。いわばその観察のためにこのような設計にしているのだ)
「今更ながら、なんでこんなにも宇宙人というのは物事を見る視点が我々よりもずれているのですかね?」
「どうせ宇宙人って奴は男同士がラブラブしているところを見たいって言うんじゃねえのか?」
「性癖は人それぞれですから批判はできませんね。まあ僕は嫌いですけど」
「俺もだよ」
二人は互いの口元を見ながらストローを吸った。ストロー内にジュースが充填され、二人の口元にさわやかな香りと甘さが届いた。
「おおっ! うめえなこのパイナップルジュース! パイナップルの100%ジュースや缶詰が食えなくなるくらいの旨さだ!」
「昔沖縄で飲んだパイナップルジュースと同等の品質ですね。ジュース自体が産地直送の状態に近いです」
「これならもう一杯飲めそうだぜ!」
「君はそんなにもジュースという形で僕の口内を味わいたいんですか? どん引きする変態ですね」
「誰がそんなこと言ったよ! シチュエーションはともかく純粋に美味しいだろ!!」
そんなこんなで二人は恋人ジュースを飲み干す事ができた。二人はようやく食堂室から出られると入り口を見たが、開く気配がない。二人は嫌な予想をした。モニターにまたもメッセージが表示される。
(もう一つ食後のデザートはある)
テーブルに器がゆっくりと降りてきた。その器はかぼちゃを横に真っ二つにした形となっており、中にはかぼちゃ色のムースが入っている。
「おおっ! これも旨そうだな!」
「ふむ、食欲をそそりますね。できれば普通に食べたいですね」
二人の予想通り、モニターにはまたも変な指示が出ていた。
(互いに自分のスプーンではなく、相手のスプーンで頂くこと)
分かりやすく、恋人同士がスプーンで「はい、あ~ん」というイラストも表示されていた。
「ここまで来ると笑うしかねえな! がはははは!!!」
「笑えませんよ……」
桜大地は開き直ってこの状況を楽しむことにした。
「ほうれ香納、あ~ん」
ぱくり
桜大地の差し出したスプーンを、香納英人は表情を変えずに無口で
食べた。
「なんだよ、もっといい顔してくれよ」
香納英人は考えない方が、かえって自分の精神衛生上に良いと考え、無機的に食べることを決めた。
「ほら、今度は君の食べる番だ」
香納英人の出したスプーンを桜大地がぱくっと食べた。
「うんめぇ~! かぼちゃの甘みや香りがいいぜこいつは!」
「そうですか」
ピピピピピ
モニターより注意の音が鳴った。二人は何かやってしまったかと重い、モニターのメッセージを見た。
(桜大地の対応は問題ない。香納英人に関してはもう少し有機的に食べるように努力しろ。香納英人のみこの部屋から出さないことになるぞ)
「だとよ香納くん? だははっは!! 腹いてえ!! ぎゃはははは!!」
桜大地は馬鹿笑いをし、一方香納英人は大層不機嫌な顔となり、頭部に青筋が浮かんでいた。
「ほれ香納、俺からの愛のスプーンだぜ」
香納英人は青筋を浮かばせ、口がやや引きつっていながらも、笑顔を作ってあ~んを行った。
「ぷくくく、美味しいだろ?」
桜大地は笑いをこらえながらも笑いがにじみ出ている。
「う、うん、とっても、美味しいですね。さ、桜君もあ~ん♪」
恥ずかしいやら、怒りたいやら、悲しいやら、そんな感情が交じった中で香納英人はなんとか恋人同士のあ~んを遂行する事が出来た。
(よし、いいだろう)
食堂室の入り口の扉が開いた。二人はこの食事から解放されほっと一息つく。
「結構楽しかったな香納! まあ、口移しで食べさせるなんて指示が出なかった分、ありがたいと思おうぜ」
(なるほど、次回以降の罰ゲームの参考にしよう)
モニターにそう表示され、桜大地はしまった! と思った。そして香納英人は桜大地がたじろぐぐらいの勢いで睨み付けていたのだった。
「ケツの方大丈夫か香納?」
「ご心配なく、宇宙人さんから貰った少し怪しい塗り薬のおかげで、すぐに治りましたよ」
「少し怪しいって、本当に大丈夫なのか?」
「そうですね、詳細は分かりませんが身体の治癒能力を高める薬だったようです。今の我々の住む世界の技術では到底出来ないものかと思います」
「ふ~ん、やっぱその辺は宇宙人だな~」
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「まさか宇宙船の中で普通に和食が食えるとはな、何でもありか、この宇宙船は? まぁありがてえこった! 食おうぜ!」」
「僕はこの食事はちょっと怪しいかと思います。今までの傾向からして怪しい媚薬等が入っていてもおかしくないかと」
「うっ! またお前に抜いて貰うハメになってもいやだしなぁ……」
「僕も嫌ですよ。あれで足が生臭くなりましたからね」
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(その食事に関してだけは安心して頂きたい。君達に最良の健康状態でいて貰うために栄養価を考えた食事となっている。何か薬を混ぜていたとなれば謝罪しよう)
そのメッセージを見て二人とも安心した。桜大地はやかましく、香納英人は静かにいただきますと唱えた。互いに対面するようにテーブルに座っている。
「まさか君と食事するとは夢にも思っていなかったですね」
「そうだな、はぐはぐ」
「喋るのと食べるのを一緒にしないように、お見苦しいです」
「いいだろ、口うるさい親も先生もいねえしよ! ……と言ったらなんだか家や学校が恋しくなってきたな……」
「君はともかく、僕ほどの真面目な人間がしばらく消息不明な状態になれば、多くの方を心配させますね」
「ともかくは余計だ。くそっ、お前と一緒じゃ飯が旨くてもまずくなっちまう!」
「そうですか? この食事は一見平凡ながら非常にこっていますよ。ご飯は釜で炊いた本格派です」
「そういえば味噌汁もいつも飲むのより、旨みとか香りが結構ダンチだな」」
「おひたしの味付けも良い塩梅です」
「焼き魚も鮮度の良いやつ使っているのか香りがいいな!」
両者ともそれなりに舌はこえている。香納英人は家がかなりの資産家と言うこともあり、家庭内では和洋中ジャンルを問わず、最上級の食事を与えられ、旨い料理とは何か? それも幼き頃から教育されているのだ。
一方、桜大地は家族のために買い物もし、料理を作る機会は多い。その経験から料理の腕はもちろん、材料を見る目や舌もナチュラルに鍛えられている。安い材料しか使えない環境とは言え、その材料でできる最上級の味をいつも作り出しているのだ。
「意外ですね。君も料理に関して語れるんですか」
「まあな。でもお前ほど良いものは食えちゃあいねえよ」
二人とも食事を完食しテーブルを立とうとしたタイミングである。
(食後のデザートを出す。しばらく待つように)
「おっ、デザートか! 楽しみだな!」
「悪くはないですね。今食べた食事内容から期待できそうです」
コトン
テーブルにやや大きめのコップがゆっくりと落ちてきた。中には黄色い液体と二人分のストローがハート型に交差している。
「って! これ恋人がカフェとかでよく飲むドリンクじゃねえか!! どうせ用意するなら二人分用意しろや!!」
「油断してました。そういう環境でしたねここは……とりあえず桜君、全部飲んで良いですよ」
ピピピピピ
モニターより注意喚起の音が聞こえた。
(言い忘れていたが、お前達がこの食堂室から出るには二人で仲良く飲まなければいけない)
「まじかよ」
二人が食堂に入る際に使った入り口の扉は、先程まで普通に開いていたが現在は固く閉ざされている。
「これならまだ他人同士の方が飲みやすいってもんだぜ」
「珍しく気が合いますね。君と恋人ジュースなんて飲んだら僕はお腹を壊してしまいそうです」
「俺が汚さそうな言い方やめろや」
「まあ、後で整腸剤を貰うと言うことで我慢しますよ」
「くそっ、元気になったらまた腹立つ事ばかり抜かしやがって……」
桜大地と香納英人は渋々と恋人ジュースを飲もうとする。しかし、ストローがジュースを吸い上げないのだ。
「このストロー欠陥品じゃねえのか?」
「ふむ、このストローは僕と桜君が同時に吸い込まないと、ジュースを吸えない仕組みになっていますね」
「なに! またなんでそんな面倒くさい設計にしたんだ!」
(地球生命体のつがいは共同作業という概念がある。いわばその観察のためにこのような設計にしているのだ)
「今更ながら、なんでこんなにも宇宙人というのは物事を見る視点が我々よりもずれているのですかね?」
「どうせ宇宙人って奴は男同士がラブラブしているところを見たいって言うんじゃねえのか?」
「性癖は人それぞれですから批判はできませんね。まあ僕は嫌いですけど」
「俺もだよ」
二人は互いの口元を見ながらストローを吸った。ストロー内にジュースが充填され、二人の口元にさわやかな香りと甘さが届いた。
「おおっ! うめえなこのパイナップルジュース! パイナップルの100%ジュースや缶詰が食えなくなるくらいの旨さだ!」
「昔沖縄で飲んだパイナップルジュースと同等の品質ですね。ジュース自体が産地直送の状態に近いです」
「これならもう一杯飲めそうだぜ!」
「君はそんなにもジュースという形で僕の口内を味わいたいんですか? どん引きする変態ですね」
「誰がそんなこと言ったよ! シチュエーションはともかく純粋に美味しいだろ!!」
そんなこんなで二人は恋人ジュースを飲み干す事ができた。二人はようやく食堂室から出られると入り口を見たが、開く気配がない。二人は嫌な予想をした。モニターにまたもメッセージが表示される。
(もう一つ食後のデザートはある)
テーブルに器がゆっくりと降りてきた。その器はかぼちゃを横に真っ二つにした形となっており、中にはかぼちゃ色のムースが入っている。
「おおっ! これも旨そうだな!」
「ふむ、食欲をそそりますね。できれば普通に食べたいですね」
二人の予想通り、モニターにはまたも変な指示が出ていた。
(互いに自分のスプーンではなく、相手のスプーンで頂くこと)
分かりやすく、恋人同士がスプーンで「はい、あ~ん」というイラストも表示されていた。
「ここまで来ると笑うしかねえな! がはははは!!!」
「笑えませんよ……」
桜大地は開き直ってこの状況を楽しむことにした。
「ほうれ香納、あ~ん」
ぱくり
桜大地の差し出したスプーンを、香納英人は表情を変えずに無口で
食べた。
「なんだよ、もっといい顔してくれよ」
香納英人は考えない方が、かえって自分の精神衛生上に良いと考え、無機的に食べることを決めた。
「ほら、今度は君の食べる番だ」
香納英人の出したスプーンを桜大地がぱくっと食べた。
「うんめぇ~! かぼちゃの甘みや香りがいいぜこいつは!」
「そうですか」
ピピピピピ
モニターより注意の音が鳴った。二人は何かやってしまったかと重い、モニターのメッセージを見た。
(桜大地の対応は問題ない。香納英人に関してはもう少し有機的に食べるように努力しろ。香納英人のみこの部屋から出さないことになるぞ)
「だとよ香納くん? だははっは!! 腹いてえ!! ぎゃはははは!!」
桜大地は馬鹿笑いをし、一方香納英人は大層不機嫌な顔となり、頭部に青筋が浮かんでいた。
「ほれ香納、俺からの愛のスプーンだぜ」
香納英人は青筋を浮かばせ、口がやや引きつっていながらも、笑顔を作ってあ~んを行った。
「ぷくくく、美味しいだろ?」
桜大地は笑いをこらえながらも笑いがにじみ出ている。
「う、うん、とっても、美味しいですね。さ、桜君もあ~ん♪」
恥ずかしいやら、怒りたいやら、悲しいやら、そんな感情が交じった中で香納英人はなんとか恋人同士のあ~んを遂行する事が出来た。
(よし、いいだろう)
食堂室の入り口の扉が開いた。二人はこの食事から解放されほっと一息つく。
「結構楽しかったな香納! まあ、口移しで食べさせるなんて指示が出なかった分、ありがたいと思おうぜ」
(なるほど、次回以降の罰ゲームの参考にしよう)
モニターにそう表示され、桜大地はしまった! と思った。そして香納英人は桜大地がたじろぐぐらいの勢いで睨み付けていたのだった。
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