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第一章~異世界で性奴隷として生きてイクことになりました♂~
口の初めてが奪われました
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シャンディーは自分の性器を俺に晒しながら、自らの性欲を正直に告白している。つまり、俺を犯すということだ。抵抗しようにも体が痺れている。幸いなのはシュトルフさんの性器よりは、ひとまわり小さめな感じなので、お尻に挿入られても、昨夜犯された時よりは苦しくはないだろう。
いやいや! 一度掘られてしまったとはいえ、今会ったばかりのサイコぎみな女装野郎のちんこを尻に入れられるのはすごく抵抗感があるぞ!!
せめて、なるべく痛い事・苦しい事にならないように祈るしかないか……俺はこの世界では弱い存在なのだからだ。シャンディーは両手で俺の頭を抱え、顔の前に性器を押し付けた。
「さあこれをしゃぶりなさい。噛んだら奥歯を抜くわよ♪」
シャンディーは舌舐めずりしながら、俺にフェラチオをしろと指示し、奥歯を抜くとかさらっと恐ろしいことを言っていた。
これも浮気の範囲内だろうか? 経験値も減って後でシュトルフさんに何か言われるだろう。ただ、彼女をこれ以上怒らせたくない。嫌々ではあるが、素直に従ったほうがかえって蛇の道を歩まずに済むだろう。
覚悟を決めて、舌で恐る恐る、シャンディーのグロテスクな肉棒の先を舐めた。
れろん
あまり意識をしたくはないが、どうしても性器の感触とか味が舌に伝わってくる。シャンディーの性器は根元に近い位置は固いようだが、亀頭の先はちょっとふにゃふにゃした感じがあって、完全に勃起はしていないようだ。
味は、ほのかにしょっぱいような酸っぱいような味だ。
「あら? 慣れていないのかしら? それとも、私に対してご奉仕を真面目に出来ないってことかな?」
シャンディーは優しい声で俺に語りかける。口元は笑っているものの、目が怖い。変な回答を返したら、またさっきのような痛みや苦しみを与えれてしまうと思った。
「も、申し訳ありません! フェラをするのは、初めてなんです! それに体が痺れていてて手も動かなくて! でも一生懸命やりますので、どうかお許しを!」
「あらフェラチオ初めてなのね、じゃああなたのお口の初めてはシュトルフより先に私が頂いちゃったのか、ふふふふ♪」
初めてとか何とか言われるとなんだかもったいない気持ちがしてきた。このサイコ女装野郎にフェラチオするんだったら、昨日シュトルフさんにフェラチオしてあげた方が良かったな。
でも、少しシャンディーの機嫌が良くなったように見えた。油断はできないが、少し安心感が出てきた。
さて、シャンディーの呪術の影響で体が痺れているので、口しか使えない。ゆえに口だけでイカすテクニックが必要となる。
じゅっぽ じゅるる
多少口の動きに変化を加えたり、気持ちの良いところをついて、何とかイかせるようにしよう。野郎のナニ相手に何をやっているんだろうなとは思うが……。
幸いなのは、同じ野郎同士、ここを攻めれば気持ち良いだろうというのは何となく分かる。尿道口を舌先で舐めたり、裏カリ・裏スジも同様に攻めてみた。
AV女優がフェラチオの時に、金玉袋を舐めていたのを思い出し、舌全体で金玉袋をなでるように舐めた。
「んふぅ、段々良くなってきたわ」
シャンディーが控えめながら気持ちよそうな喘ぎ声を出しているので、この動きで正解だなと思った。舐めてばかりなのも芸がないと思い、口で咥えてみようと思った。シャンディーの性器の大きさは、咥えられないほどのサイズではないが、ちょっと口を大きめに開けることを意識しないと口に入らない。口を大きく開けて、亀頭を咥えた。ここからどうすればいいだろうか? まず、シャンディーに噛んだと思われないように、歯を性器に当てないように意識しよう。咥えたら吸うイメージがあるので吸う事から始めてみた。
ジュパジュパ
頭を前後に動かし、下品な音を空間に響かせて、懸命に目の前の性器を気持ち良くしようとした。当たり前のことだが、舐めるよりも吸っている時のほうが性器の味とか独特の匂いが強く感じられる。そのせいか、ちょっと吐き気がしてきた。この状態で吐いてシャンディーのちんこをゲロまみれにしたら絶対殺されるだろうな。それだけは絶対ならないようにしたい。らば吸う以外の事もやってみようと思った。ちょっと考えて、唇と舌が使えるのではないだろうかと思った。俺の唇で、カリの部分を攻めたり、舌先をちょろちょろと動かしながら尿道を攻めていく。
「はぁはぁはぁ」
シャンディーの喘ぎ声が吸っているだけの時よりもちょっと変わった感じがあった。
「初めてにしては上手いわね。でもね、まだまだ物足りないのよね!」
がっ
シャンディーがそう言うと俺の頭を両手で掴み、性器を俺の喉の奥に突っ込んだ。
ごぽぽ
口の奥を性器で強引に突かれて、強い吐き気が生まれてきた。吐き気が連続的に続き、呼吸すらもしづらい状況となる。その苦しさに伴って目元に涙もこみ上げてきた。
「ん~!! ん~!!」
涙を浮かべた顔をシャンディーに見せて、まともにしゃべれない状態ながらも声を出して、シャンディーに苦しいという思いを伝えようとした。
「な~に? 苦しいのかな~? じゃあもっと激しくしてあげるわ♪ あはははは!」
ぐっぽぐっぽ
俺の意図に反して、性器が更に乱暴に前後に動かされる。余計に吐き気も酷くなってきた。
「あ゛え゛で――――――っ! い゛ん゛ぢゃう゛――――――!!」
口を塞がれながらも俺は必死で叫んだ。吐き気が永遠に続き、呼吸が全くできない。唐突に性器が口から抜かれた。
「ぜはぁ! はあ! ぜぇえ!」
俺の体が脊髄反射的に不規則で慌ただしい呼吸を始めた。
「げほっ! げほっ!」
口の中に入っている唾液やシャンディーの先走り汁も、空気とともに気道に入ってしまい、激しくむせこんだ。
「壊れないように扱わないとね、生かさず、殺さずが一番♪」
今は呼吸に意識をとられ、シャンディーの言葉ををまともに認識できなかったが、殺さずというワードだけは自分の頭に届いた。シャンディーはまた、ぞっとするような言葉を言っていたのかもしれない。意識が朦朧とする中、自分の顔に性器が近づいてきた。
びゅるる びゅくん びゅるるる
シャンディーの性器から精液が出てきて、とっさに目を閉じた。瞼にも精液がついて、目を開けづらい。自分の顔を盛大に汚したのだろう。顔射されるのは初めての経験だが、人肌ぐらいの温度の粘っこい液体がちた感じ、どちらかといえば不快な生臭さが漂う。
「ふふふ、君の顔、涙と鼻水で精液で大変なことになってるわね。ぞくぞくしちゃう♪」
俺の顔は涙と鼻水と精液、三種類の液体で汚れていて、とても不快な状態である。水があればすぐにでも洗い流したい。
「ウォン!」
聞き覚えのある吠え声が聞こえた。まさかと思って、その吠え声の方向を見ると、エクリィがいた。エクリィの後ろにも見覚えのある男の姿が見えた。
「エクリィ……宿を脱走したのはおしおきもの……でも零を見つけたからちゃら……」
やはりシュトルフさんだ! まだ助かっていないけど、なんだか救われた気持ちだ! 不安な自分の心を大丈夫だと説得できる存在感がある! 絶望一色であった俺の顔に、希望の笑顔が満ち溢れた。
「零!」
シュトルフさんが俺の顔を見てけわしい顔になった。やっぱり他の人とHな事をしていたのをとがめられるんだろうか……。
「うちの性奴隷を……可愛がってくれたお礼をする……」
シュトルフさんはシャンディーに対し強い怒りを表している。
「すまなかった零……事が終わったら俺を煮るなり焼くなりエクリィの餌にするだり……なんにでもしてくれ」
「ウォオン!! グルルル!」
エクリィがいつもと違う吠え方をした。シャンディーに対して牙を剥き、唸っている。エクリィが完全に怒っているんだ。
「エクリィ……あいつに関しては俺がかたをつける……後で美味しい骨やる……それで我慢しろ……」
すたん
シュトルフにそう言われ、エクリィはお座りをした。エクリィは狼ながら犬と同様に素直なところがあり、お利口さんなわんちゃんだなと思った。
「お久しぶり、シュトルフ。会いたかったわ」
「零は関係ない……解放しろ……話はそれから……」
「その前に、これを静めてからね」
シャンディーが自分の性器に右人差し指を当てると、雄々しく勃起していた性器が落ち着いていった。 多分魔法なのだとは思うが、地味に凄いなこれ。
「氷魔法で性器を冷まして落ち着かせたか……勉強になる……」
「どういたしまして、それよりも他に何か言いたい事はない?」
「……昔よりも大分綺麗になったな……」
「どうも♪ あなたがいなくなってから女の子を目指したの♪ 他に言いたいことはない?」
「……ないな」
「ふざけんじゃないわよ!」
しゅごごごご
シャンディーの右手を中心に、なにやら空気の流れが起きている。雪も見えているあたり、氷魔法だろう。右の掌をシュトルフに向けると、シャンディーは呪文を唱え始めた。
すっ
シュトルフさんが顔の前で×を作るように両腕を構えた。もしかして防御か?
「そんなちゃちな防御で私の攻撃は防げないわよ」
ヒュン ヒュン ヒュン
シュトルフさんに向かって複数の透明な刃が飛んできた。
シュパパパパ
シュトルフさんの体全体に切り傷が出来上がる。
ぴちゃ ぴちゃ
シュトルフさんの血が床に飛散して痛々しそうだ。
素人目でも出血の量が少ないものではないと分かる。
「これがお前の本気か?」
「ええそうよ、痛いでしょ?」
「なるほど……あの時の俺は間違っていなかったな……」
その発言でシャンディーの顔に分かりやすい怒りの表情が出てきた。
「間違っていたから私が怒っているのよ!!」
シャンディーは左手をシュトルフさんに向けた。シャンディーの左腕がゆらゆらしているように見える。
これは、夏場に良く見る陽炎か? と思った瞬間、シャンディーの左手からビー玉サイズ無数の火球が放たれた。
ドン ドン ドン ドン
シャンディーが放った火球はすべてシュトルフさんに被弾した。
「ぐああああ!!」
じゅう~っと服や肉が焼ける音が聞こえる。
「どう、氷の刃でつけられた傷を炎で焼かれる気分は?」
「そうだな……良いハンデだな……」
「ハンデ!?」
何を言っているんだシュトルフさんは! まさかあの程度余裕だったからわざと受けていたというのか!?
いやいや! 一度掘られてしまったとはいえ、今会ったばかりのサイコぎみな女装野郎のちんこを尻に入れられるのはすごく抵抗感があるぞ!!
せめて、なるべく痛い事・苦しい事にならないように祈るしかないか……俺はこの世界では弱い存在なのだからだ。シャンディーは両手で俺の頭を抱え、顔の前に性器を押し付けた。
「さあこれをしゃぶりなさい。噛んだら奥歯を抜くわよ♪」
シャンディーは舌舐めずりしながら、俺にフェラチオをしろと指示し、奥歯を抜くとかさらっと恐ろしいことを言っていた。
これも浮気の範囲内だろうか? 経験値も減って後でシュトルフさんに何か言われるだろう。ただ、彼女をこれ以上怒らせたくない。嫌々ではあるが、素直に従ったほうがかえって蛇の道を歩まずに済むだろう。
覚悟を決めて、舌で恐る恐る、シャンディーのグロテスクな肉棒の先を舐めた。
れろん
あまり意識をしたくはないが、どうしても性器の感触とか味が舌に伝わってくる。シャンディーの性器は根元に近い位置は固いようだが、亀頭の先はちょっとふにゃふにゃした感じがあって、完全に勃起はしていないようだ。
味は、ほのかにしょっぱいような酸っぱいような味だ。
「あら? 慣れていないのかしら? それとも、私に対してご奉仕を真面目に出来ないってことかな?」
シャンディーは優しい声で俺に語りかける。口元は笑っているものの、目が怖い。変な回答を返したら、またさっきのような痛みや苦しみを与えれてしまうと思った。
「も、申し訳ありません! フェラをするのは、初めてなんです! それに体が痺れていてて手も動かなくて! でも一生懸命やりますので、どうかお許しを!」
「あらフェラチオ初めてなのね、じゃああなたのお口の初めてはシュトルフより先に私が頂いちゃったのか、ふふふふ♪」
初めてとか何とか言われるとなんだかもったいない気持ちがしてきた。このサイコ女装野郎にフェラチオするんだったら、昨日シュトルフさんにフェラチオしてあげた方が良かったな。
でも、少しシャンディーの機嫌が良くなったように見えた。油断はできないが、少し安心感が出てきた。
さて、シャンディーの呪術の影響で体が痺れているので、口しか使えない。ゆえに口だけでイカすテクニックが必要となる。
じゅっぽ じゅるる
多少口の動きに変化を加えたり、気持ちの良いところをついて、何とかイかせるようにしよう。野郎のナニ相手に何をやっているんだろうなとは思うが……。
幸いなのは、同じ野郎同士、ここを攻めれば気持ち良いだろうというのは何となく分かる。尿道口を舌先で舐めたり、裏カリ・裏スジも同様に攻めてみた。
AV女優がフェラチオの時に、金玉袋を舐めていたのを思い出し、舌全体で金玉袋をなでるように舐めた。
「んふぅ、段々良くなってきたわ」
シャンディーが控えめながら気持ちよそうな喘ぎ声を出しているので、この動きで正解だなと思った。舐めてばかりなのも芸がないと思い、口で咥えてみようと思った。シャンディーの性器の大きさは、咥えられないほどのサイズではないが、ちょっと口を大きめに開けることを意識しないと口に入らない。口を大きく開けて、亀頭を咥えた。ここからどうすればいいだろうか? まず、シャンディーに噛んだと思われないように、歯を性器に当てないように意識しよう。咥えたら吸うイメージがあるので吸う事から始めてみた。
ジュパジュパ
頭を前後に動かし、下品な音を空間に響かせて、懸命に目の前の性器を気持ち良くしようとした。当たり前のことだが、舐めるよりも吸っている時のほうが性器の味とか独特の匂いが強く感じられる。そのせいか、ちょっと吐き気がしてきた。この状態で吐いてシャンディーのちんこをゲロまみれにしたら絶対殺されるだろうな。それだけは絶対ならないようにしたい。らば吸う以外の事もやってみようと思った。ちょっと考えて、唇と舌が使えるのではないだろうかと思った。俺の唇で、カリの部分を攻めたり、舌先をちょろちょろと動かしながら尿道を攻めていく。
「はぁはぁはぁ」
シャンディーの喘ぎ声が吸っているだけの時よりもちょっと変わった感じがあった。
「初めてにしては上手いわね。でもね、まだまだ物足りないのよね!」
がっ
シャンディーがそう言うと俺の頭を両手で掴み、性器を俺の喉の奥に突っ込んだ。
ごぽぽ
口の奥を性器で強引に突かれて、強い吐き気が生まれてきた。吐き気が連続的に続き、呼吸すらもしづらい状況となる。その苦しさに伴って目元に涙もこみ上げてきた。
「ん~!! ん~!!」
涙を浮かべた顔をシャンディーに見せて、まともにしゃべれない状態ながらも声を出して、シャンディーに苦しいという思いを伝えようとした。
「な~に? 苦しいのかな~? じゃあもっと激しくしてあげるわ♪ あはははは!」
ぐっぽぐっぽ
俺の意図に反して、性器が更に乱暴に前後に動かされる。余計に吐き気も酷くなってきた。
「あ゛え゛で――――――っ! い゛ん゛ぢゃう゛――――――!!」
口を塞がれながらも俺は必死で叫んだ。吐き気が永遠に続き、呼吸が全くできない。唐突に性器が口から抜かれた。
「ぜはぁ! はあ! ぜぇえ!」
俺の体が脊髄反射的に不規則で慌ただしい呼吸を始めた。
「げほっ! げほっ!」
口の中に入っている唾液やシャンディーの先走り汁も、空気とともに気道に入ってしまい、激しくむせこんだ。
「壊れないように扱わないとね、生かさず、殺さずが一番♪」
今は呼吸に意識をとられ、シャンディーの言葉ををまともに認識できなかったが、殺さずというワードだけは自分の頭に届いた。シャンディーはまた、ぞっとするような言葉を言っていたのかもしれない。意識が朦朧とする中、自分の顔に性器が近づいてきた。
びゅるる びゅくん びゅるるる
シャンディーの性器から精液が出てきて、とっさに目を閉じた。瞼にも精液がついて、目を開けづらい。自分の顔を盛大に汚したのだろう。顔射されるのは初めての経験だが、人肌ぐらいの温度の粘っこい液体がちた感じ、どちらかといえば不快な生臭さが漂う。
「ふふふ、君の顔、涙と鼻水で精液で大変なことになってるわね。ぞくぞくしちゃう♪」
俺の顔は涙と鼻水と精液、三種類の液体で汚れていて、とても不快な状態である。水があればすぐにでも洗い流したい。
「ウォン!」
聞き覚えのある吠え声が聞こえた。まさかと思って、その吠え声の方向を見ると、エクリィがいた。エクリィの後ろにも見覚えのある男の姿が見えた。
「エクリィ……宿を脱走したのはおしおきもの……でも零を見つけたからちゃら……」
やはりシュトルフさんだ! まだ助かっていないけど、なんだか救われた気持ちだ! 不安な自分の心を大丈夫だと説得できる存在感がある! 絶望一色であった俺の顔に、希望の笑顔が満ち溢れた。
「零!」
シュトルフさんが俺の顔を見てけわしい顔になった。やっぱり他の人とHな事をしていたのをとがめられるんだろうか……。
「うちの性奴隷を……可愛がってくれたお礼をする……」
シュトルフさんはシャンディーに対し強い怒りを表している。
「すまなかった零……事が終わったら俺を煮るなり焼くなりエクリィの餌にするだり……なんにでもしてくれ」
「ウォオン!! グルルル!」
エクリィがいつもと違う吠え方をした。シャンディーに対して牙を剥き、唸っている。エクリィが完全に怒っているんだ。
「エクリィ……あいつに関しては俺がかたをつける……後で美味しい骨やる……それで我慢しろ……」
すたん
シュトルフにそう言われ、エクリィはお座りをした。エクリィは狼ながら犬と同様に素直なところがあり、お利口さんなわんちゃんだなと思った。
「お久しぶり、シュトルフ。会いたかったわ」
「零は関係ない……解放しろ……話はそれから……」
「その前に、これを静めてからね」
シャンディーが自分の性器に右人差し指を当てると、雄々しく勃起していた性器が落ち着いていった。 多分魔法なのだとは思うが、地味に凄いなこれ。
「氷魔法で性器を冷まして落ち着かせたか……勉強になる……」
「どういたしまして、それよりも他に何か言いたい事はない?」
「……昔よりも大分綺麗になったな……」
「どうも♪ あなたがいなくなってから女の子を目指したの♪ 他に言いたいことはない?」
「……ないな」
「ふざけんじゃないわよ!」
しゅごごごご
シャンディーの右手を中心に、なにやら空気の流れが起きている。雪も見えているあたり、氷魔法だろう。右の掌をシュトルフに向けると、シャンディーは呪文を唱え始めた。
すっ
シュトルフさんが顔の前で×を作るように両腕を構えた。もしかして防御か?
「そんなちゃちな防御で私の攻撃は防げないわよ」
ヒュン ヒュン ヒュン
シュトルフさんに向かって複数の透明な刃が飛んできた。
シュパパパパ
シュトルフさんの体全体に切り傷が出来上がる。
ぴちゃ ぴちゃ
シュトルフさんの血が床に飛散して痛々しそうだ。
素人目でも出血の量が少ないものではないと分かる。
「これがお前の本気か?」
「ええそうよ、痛いでしょ?」
「なるほど……あの時の俺は間違っていなかったな……」
その発言でシャンディーの顔に分かりやすい怒りの表情が出てきた。
「間違っていたから私が怒っているのよ!!」
シャンディーは左手をシュトルフさんに向けた。シャンディーの左腕がゆらゆらしているように見える。
これは、夏場に良く見る陽炎か? と思った瞬間、シャンディーの左手からビー玉サイズ無数の火球が放たれた。
ドン ドン ドン ドン
シャンディーが放った火球はすべてシュトルフさんに被弾した。
「ぐああああ!!」
じゅう~っと服や肉が焼ける音が聞こえる。
「どう、氷の刃でつけられた傷を炎で焼かれる気分は?」
「そうだな……良いハンデだな……」
「ハンデ!?」
何を言っているんだシュトルフさんは! まさかあの程度余裕だったからわざと受けていたというのか!?
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