傷を舐め合うJK日常百合物語

八澤

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◆ 雨とシニカル・メイド 02 ◇

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◆◇◆◇
──01の翌日。
──あと数分で朝のHRが始まる。
──自席に私は座ってる。
◆◇◆◇


 昨日目撃した光景が頭から離れない。
 まるで脳みそに絡みつき染み付き締め付けられるような感覚──は流石に言い過ぎだけど、その少し手前な感じだった。

 目撃した時は、今夜はあまり眠れないんだろうな……と思ったけどグッスリ眠れました(笑)
 ……だからこそなんか現実味が無くて、もっとドラマチックなドロドロめいた感触を味わうならさ、嗚呼なんて儚き可哀想なワタクシ……ってある意味客観的に自分を俯瞰できそうだけど、視点は何も変わらない。いつもの朝、いつもの登校、代わり映えの無い平穏平和な日常を一人称の小説みたいに私の心理描写が延々と綴る。

 うぅ、普通に朝一緒に登校したけど……サクラの体に触れるのがなんか恐い。ついクセではい今日のサクラの心理描写確認~! ってやりたくなるけど、それでサクラから聞きたくない言葉を受け取ってしまったら困る嫌だ辛い。肌に触れなきゃいいけど、偶然触れちゃった時を考えると自然と離れる。マジでビビってますよ。

 今までこんなこと無かったのに。
 別に誰かに私が好かれようが嫌われようが(もちろん嫌われると人並みに傷付くけどね)そんなに気にしなかったのに──。

「どうかしたの?」
「……ん?」
「さっきからぼぉっとしちゃって。昨日夜更かしでもした?」「え……ううん八時間は寝たよ」
「だったらしゃんとしなさい」
「……あ、サボろうか?」
「今日は音楽が無いから駄目」「あったらいいんだ?」「時々は、ね」

 サクラはふわりと笑った後、私が読んでいる本を見つめる。

「くまたん……大全」まるで触れたのを後悔するような言い方するな。
「古今東西全国のありとあらゆるくまたんが網羅されてる最強の図鑑! 今年登場予定のくまたんも収録されている。さらにさらに!」
「もういい。……あ、それって」

 サクラはくまたん大全を覗き込みながら、思い出したように声を出す。指差すそれは、純白の羽を背中に生やした最早天使を超越した存在感を醸すくまたん──。

「そうです、逃したクマたんです……」
「羽生えすぎでしょ」「もちろん12枚あります」

 このプレミアエンジェルコーデ・くまたんは、少し前にお菓子とタイアップした懸賞品だった。チョコ菓子の箱に応募券があり、集めて応募するやつ。私はもうどうしても欲しくてたまらなくて、必死にチョコを買いあさり、金持ってるクセに渋るどケチ・サクラ様にも恐れながらもご協力していただき、二十枚もハガキを送りつけたというのに見事全部外れたのだ。

 うぁぁ……思い出すと悔しさで頭と胸とお腹がキリキリする。
 最悪ネットオークションサイトで購入しようと(サクラに教えてもらって)したけど、全国展開してない一部地方のゆるキャラの定品だからか、値段が色々とおかしく、私のお小遣いで到達できる金額じゃなかったんだ……。一応サクラを誘惑(猫なで声で体寄せながらお願いするとコイツ大丈夫か? って不安になるほどサクラは心が揺れる)してあと一歩まで追い込んだけど駄目だった……。

「はぁ……」
「ごめん、思い出させるようなことして」「許さん。ホント人の傷口を簡単にえぐっちゃってショックで顔クシャクシャにして泣く」

 わなわな震えていると予鈴が鳴り、サクラは自席に戻ってしまった。ってか全く申し訳なさそうな顔してないし。
 ……サクラを睨みながら、でも普段のサクラでなんかほっとする。
 ほっとしながらも、じゃあ何故私に嘘なんかついて他人と帰ったのか、それが気になる。いやいや待て待て、もしかしたら偶然……ね、その子とサクラが帰り道一緒になって会話が弾んで……いやでもサクラ、最初の音楽の授業が尾を引いて皆に敬遠されてるからなぁ。隣のクラスの子には話に尾ひれがついて最初の授業で先生に啖呵切って顔面を鍵盤に叩きつけた後に授業ボイコットした、に至るまでになってるし……。いやそれは私がそんな感じだったんだよ~って語ったのが広まってるらしく……。

 はぁ、でも大丈夫かも?
 私がちょっと余裕無さ過ぎ? どーせ大したことじゃないよ、平気平気! と声が聞こえる。

 ──この時はまだ楽観視していた。

 ……なんてモノローグがここら辺で差し込まれる可能性があるかもしれないので油断しないようにしよ!

      ◆◇◆◇

「カラオケゆく?」
「ゆく!」

 即答だった。
 でも、質問する時はヒヤっとしたよ。自分でも焦るくらいビビってる。だぁかぁらぁ、サクラは私を裏切ってるわけじゃないし、ってか私たちが付き合ってるならともかくさぁ、友人が他の友人と親しげにしたら嫉妬? で不安定になっちゃうなんてちょっと私繊細過ぎない? って自己暗示できるくらいには回復した。

 この日の放課後はいつも通り、サクラと二人で遊び何ら変わりなく帰路につく。けど、やっぱり触れない。なんかそれをもどかしく感じる。ぎゅって掴みたいのに怖気付く。

 サクラの指をさわりたい……。

 ──でも恐い
  さわりたい!
  恐い……
    さわりたい!
    恐い……
      さわりたい!
      恐い……
        さわりたい!
        恐い……
      さわりたい!
      恐い……
    さわりたい!
    恐い……
  さわりたい!
  恐い……
    さわりたい!
    恐い……
      さわりたい!
      恐い……
        さわりたい!
        恐い……
      さわりたい!
      恐い……
    さわりたい!
    恐い……
  さわりたい!
  恐い……
    さわりたい!
    恐い……
      さわりたい!
      恐い……
        さわりたい!
        恐い……
      さわりたい!
      恐い……
    さわりたい!
    恐い……
  さわりたい!
  恐い……

 って想いが波のようにうねりながら何度も螺旋しながらループする気分。
 ヤク中の禁断症状みたいにサクラが恋しい。滅茶苦茶隣に居るのに、なんか……あと数センチの距離がもどかしい。もやもやした想いがポンッ! って頭の中が爆発してその勢いで掴みそうになる……なるけど……あと少し……なのに勇気振り絞って掴んだ瞬間、ざらりとしたあの拒絶感が襲ってくるかも……と怖くて堪らない。

 バイバイ、と手を振って別れた後、はっと気づいた。
 今まで私からサクラに触れたことはあるけど、サクラから私の指に触れてきたことは一度も……無いと。嘘。一緒に寝るとなんかコソコソしがみついて来ますね。訂正します、日常で、お互い意識がある時にサクラから私の手を握ったことは一度も無い。

 ──その次の日も、サクラは一緒に帰ってくれた。次も。……ふふっ、な~んだやれやれ、やっぱりあれは私の勘違いというか、勝手な思い過ごしだったのかも。よっしゃ、サクラ~! と抱きつこうと思った三日後の放課後、「あ、今日は用事あるんだった。先に帰っていいわよ」とさらりと言われて、そんな……って全身から空気がぷしゅ~って抜けた気分。
 私は逃げ出したくなる衝動を抑えて、ぎゅっと握りこぶしを作って口を開く。

「用事ってなぁに?」
「レイには関係無いことよ」
「サクラの秘密……知りたい」「そんなハァハァするほどのことじゃないわ。ほら、帰った帰った」
「……私も残ろうかな」
「ん、一人で平気だから」「サクラちゃん実は怖がり、っぽいからな」「レイの方が絶対怖がりよ。ホラー映画で怖くなるたちでしょ?」「ま、まぁ人並みに怖がるけど……」「遅くなるし、レイに悪いわ。ほらどいて……図書室行くから」
「図書室で何するの?」
「……宿題終わらせる」
「ホントかな……怪しいぞ」

 私がしつこく食い下がると、サクラは溜息をつき、教室から出て行ってしまった。慌てて後を追いかける。

「逃げないでよ」
「逃げてない。ホント、レイは帰っていいから──」

 突き放す言い方にカチン……と来た。けど別に喧嘩したいわけじゃないので自分を諌める。偉いぞ私。いつもなら手を掴んでサクラの真意を探りたいけど、むぅ……できないもどかしさ。はぁ、普通の人は言語による意思疎通を主にしてるんだよね……。やれやれ、人類はよくこれで円滑なコミュニケーションできますね、と尊敬します。皮肉とかじゃなくて、マジのガチで尊敬してるんです。
 サクラからこれ以上邪魔するなオーラがぷんぷんするので、私は図書室の入り口でくるっと踵を返してサクラから離れた。

「じゃあ、バイバイ。ほどほどにしてね」
「……何をよ」
「なんとなく」

 去り際、私と入れ替わりみたに──この前サクラと一緒に歩いていた子を見かけた。
 その子は、図書室に入った。
 私は……スマホを確認するフリをしながら、図書室の入り口に身を寄せて、聞き耳を立てる。
 偶然図書室に入った、と願いたかった。が、私のある意味予想通りサクラの声が聴こえる。でしょうね! はいはいそんな気がしてました! 驚きませ……なんか……ちょっと砕けた感じで、私以外にもそういう喋り方するんだ……ってなんかなんかなんかさ……嫉妬する。うわぁ、結構胸に来る。この泥棒猫! って怒鳴り込みたい気持ちにはならなかった。冗談抜きで切なくて苦しくて辛くて吐きそうで、私は足音を立てずに図書室から離れた。脱兎の如くってまさにこんな感じなのかな。

      ◆◇◆◇

 今度は真っ直ぐ帰った。
 チラチラと……実はサクラが追いかけてくるかも←何度目だこの妄想! って予想していたけど、残念誰も居ない……。世界に私だけ取り残されたの? って恐怖したけど帰宅途中のサラリーマンを見つけてホッと安堵する。いやいやちょっと追い込まれすぎじゃない? たった二日、だよ。なんかサクラが私を避けて他の子と楽しそうにイチャコラしてるって知っただけで、それだけでこんな手、震えちゃう? 不安になる? 天彩レイちゃんよぉ~、大丈夫? と自分に慰められる。けどダメです……。やっぱ? うん。

 ふと立ち止まり、街の小さな電気屋さんのショーウインドウを眺める。こんな小さな街の電気屋でやっていけンの? と思うけど、最近は地元密着型で街の電気屋さんって感じでどうにか生き抜いているらしい。……そんなこと今は別にどうでも良くて、鏡みたいに私を映し出すガラスに映る私の表情はそれはそれは酷く滑稽でした。そんな悲しい? と思わず問いかけたくなるほど──あの時、あの人に見透かされた瞬間、レッスンルームの鏡に映し出された哀れな私が重なる。

 ドキンッ
 ドキンッ
 ドキンッ、って胸が痛い、痛すぎます。
 私は深呼吸を二つした後、ゆっくりと踵を返す。
 忘れ物をした、気がする。
 ノートとか。教科書……。宿題のプリント……。なんかもっと大事な奴を……。

 ──言い訳する私が、まるで必死に言い訳しながら私にくっついてくる誰かさんみたいでちょっと微笑む。微笑むけど、校門に近づいたところで、サクラが……なんか私の知らない子と歩いているのを目撃して、咄嗟に電柱の影に隠れた。私の久しぶりに戻ってきた笑顔吹き飛んだぞコラッ! 

 距離があるから大丈夫なはず。私は、二人から距離を取りつつ、跡を追いかけることにした。ドキドキ・ワクワクなんかしないのね。尾行、ストーキングって楽しそうな気がしたけど、実際は全然違う。
 体のあちこちから滲み出るような恐怖を纏いながら、私はサクラを追いかける。

 ──辞めた方がいいよ、って私の声が聴こえる。うぅ幻聴だよ。……新たな能力発現かな。そうであって欲しい。だって、どうしてそんな声が聴こえるのか、その理由が思い当たるので困る。
 ここで逃げたら……また悶々としちゃうし、それが続くのは辛いよ。

 もうさ……終わりにしたい。
 凶が出るか、吉が出るかわからんけど、あのサクラが──、とサクラを信じた瞬間、二人は小さな喫茶店に入った。商店街から少し離れたそこは、前にサクラと通りかかって、でもオープンしてなくて……。広場のパフェ喫茶と違ってこじんまりとした感じが可愛らしくて、今度二人で一緒に行こうって言ったのに言ったのに言ったのに──とエコーみたいにサクラの笑顔、記憶が私の中で鮮明に再生された。

#####################
## 私の記憶 -my memory- ##
#####################
サクラ「レイ、今度この喫茶店に一緒に入ろうじゃない」
レイ「そうだね、でもまだ完成してないっぽいね」
サクラ「珈琲が美味しそうじゃない」
レイ「あれ、サクラ甘党じゃなかったっけ?」
サクラ「砂糖入れまくりじゃない」
レイ「珈琲ならブラックじゃないの?」
サクラ「匂い好きじゃない」

※……思ったほど鮮明ではなかったかも。
※サクラ、そんなに「~じゃない」って言わないし。
  →でも気づく程度には「~じゃない」って言うかな。
#####################

 私はお店の外から、気づかれないように中を観察する……。
 サクラは、
 あっ
 なんか……普通に席に座って、その子と談笑してる。なんか楽しげに──。ふうん、ふーん、なるほど……なるほど……ねぇ──。
 ふふふ、マジですか?
 サクラ──。
 何かが私の頬を流れ落ちていく。ぽつぽつ……と雨が私に降りかかる。


◆◇◆◇
ep.雨とシニカル・メイド
02

◆◇◆◇
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