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Please me
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しおりを挟む「ほんっとに欲しがりな、お前」
「んぅ……」
抱き合ったまま少しの時間を過ごした後、2人は駿介のベッドの中でお互いの肌を重ねていた
「なに、どうしたの?なんか言いたい?」
「なんでも……っ……ない……」
彰人は駿介の手筒に自身を扱かれ、絶頂に達することができない様に管理されながら、快感に身を捩っていた
「ちゃんと言わなきゃシてあげねぇよ?」
「いじ……わる……っ、ひゃぁ……」
恨めしそうに睨むと、扱きながら先端を親指でぐりぐりといじられ電流が体に走る
「ほら、ちゃんと言ってみ?どうして欲しいか」
「やだぁ……」
初めてした一昨日は何も考えずに言えた“イかせて”も、SubSpaseに入っていない状態だと羞恥からか喉の奥で言葉が詰まった
「じゃあ今日はずーっとこのままだなぁ」
そう言いながら、扱く速さを調整され絶妙な物足りなさに苛まれた
「んやぁ……っ……やだ、んぅ……」
「たった一言じゃんか」
「……んっ……はず、かし……」
「言う内容より、こうやって足広げてぜーんぶ晒してる方が恥ずかしくね?」
そう言われながらもう片方の手で後孔をなぞられ、前後からくる刺激に体を震わした
「あ……やだ、きもち……っ……んぁ……」
イけないにも関わらず、長時間続く快感で視界には火花が散り始め快楽に思考が流され始める
「あぁ……っ!も、やぁ……っ……」
「強情だなぁ、彰人、Say」
「っ……!イかせて……っ!気持ちよく、して……っ!」
拒み続ける彰人を見かねて駿介にCommandを使われると、理性は剥がれ落ちて口から悲鳴の様に言葉が飛び出した
「GoodBoy、ちゃんと気持ちよくしてやるからな」
駿介がそう言うと扱く手を早め、後孔の中に滑り込ませた指先の動きも激しくなった
「ああっ……!!気持ちい、きもち、っあ……!!」
我慢させられていた分いきなり強い快感の波に飲み込まれすぐに達すると休む間も与えずに腹部に質量を与えられ肉壁を抉られた
「やぁあ、やん……あぅ……んぅ……っ!!」
「まぁじで可愛い、彰人いっぱい気持ちよくなりな」
「きもち、い……気持ちいっ…!」
何度も繰り返す様にそう喘ぐとどんどんナカを擦られる速度が速まりより強い快感に襲われる
「しゅんす、け……さん……っ、Please me」
自然と口を突いて出てくるそれは、SubがDomにおねだりをする時の言葉だった
「はは……優しくしてやれね……」
そんな自分を見て、駿介は顔を歪ませると一際強く腰を振って2人は同時に果てベッドの中に一緒に沈んでいった
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