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金木犀

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愛撫

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Strip脱いで

駿介はおすわりの体勢のまま、着ているTシャツと短パンをゆっくりと脱ぎ始める彰人の姿に、自分が興奮していることを質量を増してくる自身で気がついた

「ね、ねぇ……僕だけ脱ぐの?」

あとは下着一枚となったところで、羞恥で真っ赤になりながら彰人は駿介を見上げて聞いた

「やっば……じゃあ、Strip脱がして

そう言いながら自分の目の前に座る、身長の高いパートナーの服をゆっくりと脱がし始めると、駿介も顔を赤らめていた

「恥ずかしいなこれ」

「う、ん……」

お互い照れながらそう言いつつも2人ともお湯に浸かっていた時と同じ何も纏わない姿となり向かい合っていた

GoodBoyいいこ、よくできました」

一通りのCommandに対するRewordを受けると、再び幸福感で体が温まっていく

「彰人Sit座って、ほんでKiss」

訓練でも使わなかったCommandだったが、全くの抵抗感なくCommand通りに膝の上に向かい合うように座って駿介の唇を啄むと、ぺろりと逆に上唇に舌を這わせられた

「上手、もう一回」

今までの中で最も近い距離での触れ合いは徐々に激しさを増して行って、自分の口内に駿介の舌が歯の間をやって侵入してきた

「……ん、っふぁ……んぅ」

何度も角度を変えて、上顎や歯列をなぞられ舌を吸われると首筋から腰にかけてビクビクと電流が走る感覚がした

膝上に乗っていたはずなのに気がつくと背中には布団の柔らかさがあり、180cmを越える長身が覆いかぶさって口の中を蹂躙していた

「んぁ、んふぁ……」

呼吸がうまくできず酸素が足りなくて景色が白み始めた頃、舌や唇を吸っていた駿介の唇は顔の横へと移動して耳朶を舐め始めた

「やぁ……っ、耳、やぁ……」

「耳、苦手?」

「にが、て……っ」

囁くように聞かれて答えると、少しだけニヤッと笑って大きな掌で右耳を塞ぎ、左の耳の中に濡れた舌を侵入させ始めた

ぐちゅぐちゅと唾液によって鳴り響く音は、頭蓋骨に響いて強い快感を彰人に与えた

「ひゃあ……っ!っあ……やぁ……んぅ……」

耳の中を舐められ、耳朶を甘噛みされるとなぜかそれだけで絶頂に達しそうになる

「彰人、ここ性感帯なんだな」

耳元で囁かれ、今度は首筋に舌を這わされると耳の中を舐められた時と同じくらいの強い快感が全身を襲った

「んぁあ……!!」

ビクビクと体を震わせながら声をあげると、楽しそうに駿介は笑った

「全身性感帯か?えろすぎ」

耳、首筋、鎖骨と順番に舌を這わされて、休むことなく襲ってくる快感に嬌声を抑えられず小さく喘いでいた

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