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Chapter.5
Episode.30
しおりを挟む「お願いしまーす」
「いらっしゃいませ^^」
「珍しく今日遅いね!」
「はは…また飲み会で」
「そのうちホントに肝臓悪くするよ~」
「気をつけまーす」
「じゃあ今日は
「油淋鶏大盛り、
ユーリンチー大盛り」
でしょ^^」
「イレギュラーにまで対応されだした 笑」
「ふふ 笑」
「油淋鶏大盛りでーす!」
「はーい!」
「なんか気持ち若くなりました?」
「え、俺?^^」
「一人称が「俺」になってるし 笑」
「ああ、多分名前が変わったからかもね~」
「名前!?」
「え?婿養子に入ったとか?」
「ううん、下の名前も」
「は!?下も!?」
「『けんじさん』じゃなくなった!?」
「うん、『陽介さん』になりました 笑」
ジュワワァーー!
カリカリ…
「でも、「陽介さんでした~」
のほうが正しいんじゃない?」
「あ、そうっすね^^」
「全然意味わかんね 笑」
「あ!コンビニ行かなきゃ」
「いてらー(。>ω<。)ノ」
「陽介さん!^^」
「あら、奥さんがきた!」
「だからまだ結婚はしてないって
言ってるじゃないっすかぁ」
「でも一緒に住んでるじゃない」
「まぁ、そうっすけどぉ」
「すみません、今日は」
「いいのいいの!」
「陽介くんがお世話になった人に、
会いに行くんでしょ?」
「そうなんです^^」
「お待たせ~」
「じゃ寿子さん、お先で~す」
「はーい!」
「気をつけてね^^」
「はーい^^」
「じゃ行こっか、『パク様』^^」
「それホント恥ずかしいって」
「ただいまぁ」
「あ、おかえり!」
「アツアツだね、あの2人」
「ねぇ~! 笑」
「ゆうたくんもいい人見つけないと!」
「お、俺ぇ!? 笑」
「はい、「熱々の」油淋鶏大盛り!」
「あんがと!」
じゃまた来るね~」
「はいよー♪」
「ありがとね!」
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