『Love Stories。』

日向理

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Chapter.5

Episode.7

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          Burururururu…

            ギィッ


            カチッ


「到着しましたぁ」

          「運転、ありがとうございました」
                「疲れたでしょう?」

「いえいえ」
「私結構運転は好きなほうなんで」

                     カチャッ 



                      パタン
カチャッ 



パタン

「ん~~~っふぅ!」
「でも流石に身体はちょっとガッチガチです 笑」


        「でも日の入り前に着いて良かったぁ」
             「雲もそんなに出てないし」

  「きっとキレイな夕焼け空が見られると思いますよ」
             ピッ
 
             「あっちに入口があるんで」

        「私、生まれて初めてです、砂丘って」

         「でっかい砂場みたいな感じです 笑」

「砂場 笑」
   「あ、荷物置いてったほうがいいかもしれません」


  「大丈夫です、貴重品とか入ってるんで」

              「じゃあ行きましょうか」

           「はい^^」








「移動した!」
「翔、駐車場行ってももうへーきだよ!」

                   「オッケー!」





           ブルルル…


「ここじゃあ近いって!」
「もうちょい向こう」

                    「わかった」


           ブルルル…

                 「この辺でいっか」

「うん」


           ブルルル…


            ギィッ


            カチッ


                    「ふうぅぅ」
        「やっぱ尾行ってチョー神経使うな…」

           「甘いもん食いたくなってきた」

「終わったらたくさん食べていいから」

                    「うっし!」
                   ぱんぱんっ!

      「こっからはアスリート森田翔の出番だな」

          「見つからずに追いつけっかな…」

「なんかイレギュラーがあったら大変だから」
               「砂丘でダッシュか…」
 「オフシーズンで鈍った身体にはちょうどいいかもな」

                     カチャッ 



                「んじゃ行ってくる」



                      パタン

ヴィーーーン

「なんかあったら連絡してね!」


           「おう!」

       ささっ



   さささっ




さっ


「チョー不審者 笑」
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