90 / 132
Chapter.4
Episode.8
しおりを挟む
「その助っ人の2人って?」
「大学のサークルで一緒だったひと」
「あれ?希、
専門学校やめてバイトしてたんじゃなかったっけ」
「そのバイトで一緒だった人が入ってたサークルでね」
「誘われて入ったんだ、私」
「直ぐ連絡つく人なの?その2人」
「1人は直ぐつくと思う」
「もう1人は、
番号変わっちゃってるんだけど…ツテはある」
「でも今日無理ってなったらどうすんだ」
「いや、無理でも来てもらう」
「げっ…ホント緊急事態な感じなんだ…」
「本人来た時に驚いて、って時間も勿体ないから
先に言っとくけど」
「1人は『小鳥遊仁美』さん」
「え!?」
「『小鳥遊仁美』って女優の…」
「そう、『その』小鳥遊仁美さん」
「小鳥遊さんとは直ぐ連絡は」
「つかないほう」
「でもツテはあるって言ったよな」
「うん」
「沙織は去年会ってるんだけど、
お店を手伝ってくれてるコがいてね」
「あ、いたね」
「あのコのお兄さん、私の元カレの後輩なんだけど」
「『倉西悠斗』なの」
「沙織がめちゃハマってるやつやん!」
「まじで!?」
「「ハマってる」言わないの 恥」
「大丈夫、私も悠斗くんのファンだから 笑」
「チョーいいよねーー!!」
「実物は…もっといいよ♪」
「うっそぉ、まじでー?いいないいな~♪」
「旦那の前で、は・しゃ・が・な・い」
「あは 笑」
「でもその助っ人の2人を呼んで、
なにしてもらうの?」
「その免許証の写真、見てもらうの」
「は?」
「ノン、驚かないでってのは無理だと思うから、
驚いていいから聞いて」
「うん」
「健治さんが明かしてないおっきなもん、
私全部知ってるかも」
「!?」
「大学のサークルで一緒だったひと」
「あれ?希、
専門学校やめてバイトしてたんじゃなかったっけ」
「そのバイトで一緒だった人が入ってたサークルでね」
「誘われて入ったんだ、私」
「直ぐ連絡つく人なの?その2人」
「1人は直ぐつくと思う」
「もう1人は、
番号変わっちゃってるんだけど…ツテはある」
「でも今日無理ってなったらどうすんだ」
「いや、無理でも来てもらう」
「げっ…ホント緊急事態な感じなんだ…」
「本人来た時に驚いて、って時間も勿体ないから
先に言っとくけど」
「1人は『小鳥遊仁美』さん」
「え!?」
「『小鳥遊仁美』って女優の…」
「そう、『その』小鳥遊仁美さん」
「小鳥遊さんとは直ぐ連絡は」
「つかないほう」
「でもツテはあるって言ったよな」
「うん」
「沙織は去年会ってるんだけど、
お店を手伝ってくれてるコがいてね」
「あ、いたね」
「あのコのお兄さん、私の元カレの後輩なんだけど」
「『倉西悠斗』なの」
「沙織がめちゃハマってるやつやん!」
「まじで!?」
「「ハマってる」言わないの 恥」
「大丈夫、私も悠斗くんのファンだから 笑」
「チョーいいよねーー!!」
「実物は…もっといいよ♪」
「うっそぉ、まじでー?いいないいな~♪」
「旦那の前で、は・しゃ・が・な・い」
「あは 笑」
「でもその助っ人の2人を呼んで、
なにしてもらうの?」
「その免許証の写真、見てもらうの」
「は?」
「ノン、驚かないでってのは無理だと思うから、
驚いていいから聞いて」
「うん」
「健治さんが明かしてないおっきなもん、
私全部知ってるかも」
「!?」
0
お気に入りに追加
4
あなたにおすすめの小説
校長先生の話が長い、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
学校によっては、毎週聞かされることになる校長先生の挨拶。
学校で一番多忙なはずのトップの話はなぜこんなにも長いのか。
とあるテレビ番組で関連書籍が取り上げられたが、実はそれが理由ではなかった。
寒々とした体育館で長時間体育座りをさせられるのはなぜ?
なぜ女子だけが前列に集められるのか?
そこには生徒が知りえることのない深い闇があった。
新年を迎え各地で始業式が始まるこの季節。
あなたの学校でも、実際に起きていることかもしれない。
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
女子高生は卒業間近の先輩に告白する。全裸で。
矢木羽研
恋愛
図書委員の女子高生(小柄ちっぱい眼鏡)が、卒業間近の先輩男子に告白します。全裸で。
女の子が裸になるだけの話。それ以上の行為はありません。
取って付けたようなバレンタインネタあり。
カクヨムでも同内容で公開しています。
恋に異例はつきもので ~会社一の鬼部長は初心でキュートな部下を溺愛したい~
泉南佳那
恋愛
「よっしゃー」が口癖の
元気いっぱい営業部員、辻本花梨27歳
×
敏腕だけど冷徹と噂されている
俺様部長 木沢彰吾34歳
ある朝、花梨が出社すると
異動の辞令が張り出されていた。
異動先は木沢部長率いる
〝ブランディング戦略部〟
なんでこんな時期に……
あまりの〝異例〟の辞令に
戸惑いを隠せない花梨。
しかも、担当するように言われた会社はなんと、元カレが社長を務める玩具会社だった!
花梨の前途多難な日々が、今始まる……
***
元気いっぱい、はりきりガール花梨と
ツンデレ部長木沢の年の差超パワフル・ラブ・ストーリーです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる