76 / 132
Chapter.3
Episode.23
しおりを挟む
「じゃああとは、その女がどうでるか!ですね!」
「なんで愛菜ちゃん、
そんな前のめりに気持ちがなってんのよ」
「わたし、韓流ドラマ超好きなんです!」
「特にドロドロとした、愛憎劇みたいなのが!」
「まぁ…健治さんをイケメンって言ってた段階で、
韓流好きってのは分かってたけど」
「ドラマみたいな展開には普通はならないでしょ」
「私、争い事はあまり好きではないんで」
「ほらぁ」
「でも…」
「ん?」
「先なんて誰にも分からないので…」
「私が望まなくても
…ちょっとはドロッとするかもしれません 笑」
「そっか、暢子、覚悟はもう決めてんだもんね」
「はい^^」
「…って」
「愛菜ちゃん、
なに目ぇキラキラさせてんのよ 笑」
「だって『リアル韓流ドラマ』に
なるかもしれないんですよ!(*゚▽゚*)」
「ああ、暢子さんの暮らし、録画出来ないかなぁ」
「それ、盗撮だし犯罪」
「えー」
「じゃっ!せめて音声だけでも!」
「それ、盗聴…
バタバタバタ…!
バタンッ!
「えー!?」
「今のでどこに繋がったんですか!?」
「アタシもわかんな~い!」
「くすっ 笑」
「灯里さん、お茶は今日
「緑茶!」
…了解です^^」
キュイッ ジャー
「緑茶チョイスって珍しくないですか?」
キュイッ
カチッ
「あ!」
「なんかすんごいとこと繋がったとか!」
「ううん、緑茶は単に気分」
「なーんだ」
「でも」
「でも?」
「本当に凄いところに繋がった時は、
灯里さん、別のを飲むよ」
「なんですかなんですか!」
「『ルイボスティー』」
「ま、まさかの南アフリカ!」
「分かり易いでしょ 笑」
「超分かりやすい!笑」
「2人とも~」
「まだ聞こえてるからね~」
ピィ~
「で!で!で!」
「健治さんはその女と、いつ接触するんですか!?」
「ふっ、『接触』って 笑」
「来週、2人で食事に行くんだって」
「ファーストコンタクトで失敗したから、
次は相手の胃袋狙い!ってやつですね!(*゚▽゚*)」
「愛菜ちゃん、本当目がキラキラしてるよ 笑」
コンコンッ
ガチャッ
「お茶どうぞ~」
「ありがとー」
「そこ置いといて」
「了解です^^」
…バタンッ
「灯里さん、受験生並みに
机に噛り付いてましたね」
「ふふ ^^」
「でも」
「ん?」
「暢子さんは不安にならないんですかぁ?」
「他の女性と2人で食事なんて…」
「わたしだったら、
ぜーったいお餅真っ黒になってます!」
「ふふ 笑」
「健治さん、写真の事はいーっつも事後報告なのに、
食事に行くことは事前に教えてくれたから」
「…そういう意味では安心してる、かな」
「多少なりとも疚しい気持ちがあったら、
言わないでしょ?」
「あ、そっか」
「でもそういう風に、
思える暢子さんがスゴイです!」
「そう?」
「やましいかどうか以前に、
他の女性に会うってだけでアウトですよ」
「会社の上司や部下でも?」
「ダメダメダメダメ!」
「仕事できる女ってみんな計算高いから、
ぜーったい危ないです!」
「私も『一応』デスクワークしてるけど?」
「あ」
「暢子さんは例外例外!焦」
「じゃあ私なら大丈夫?」
「ゔっ(; ・`д・´)」
「暢子さんはぜーったいダメです!」
「暢子さんにその気はなくても、
暢子さんみたいな綺麗な人と2人で食事なんて…」
「ぜーったい男の人みんな
『ふんがふんが』しちゃいます
「それもらったーー!!!」
びくっ
「びっくりしたぁ…」
「ふふ 笑」
「だから言ったでしょう?『田舎のスマホ』だって」
「灯里さん、おそるべし…」
「なんで愛菜ちゃん、
そんな前のめりに気持ちがなってんのよ」
「わたし、韓流ドラマ超好きなんです!」
「特にドロドロとした、愛憎劇みたいなのが!」
「まぁ…健治さんをイケメンって言ってた段階で、
韓流好きってのは分かってたけど」
「ドラマみたいな展開には普通はならないでしょ」
「私、争い事はあまり好きではないんで」
「ほらぁ」
「でも…」
「ん?」
「先なんて誰にも分からないので…」
「私が望まなくても
…ちょっとはドロッとするかもしれません 笑」
「そっか、暢子、覚悟はもう決めてんだもんね」
「はい^^」
「…って」
「愛菜ちゃん、
なに目ぇキラキラさせてんのよ 笑」
「だって『リアル韓流ドラマ』に
なるかもしれないんですよ!(*゚▽゚*)」
「ああ、暢子さんの暮らし、録画出来ないかなぁ」
「それ、盗撮だし犯罪」
「えー」
「じゃっ!せめて音声だけでも!」
「それ、盗聴…
バタバタバタ…!
バタンッ!
「えー!?」
「今のでどこに繋がったんですか!?」
「アタシもわかんな~い!」
「くすっ 笑」
「灯里さん、お茶は今日
「緑茶!」
…了解です^^」
キュイッ ジャー
「緑茶チョイスって珍しくないですか?」
キュイッ
カチッ
「あ!」
「なんかすんごいとこと繋がったとか!」
「ううん、緑茶は単に気分」
「なーんだ」
「でも」
「でも?」
「本当に凄いところに繋がった時は、
灯里さん、別のを飲むよ」
「なんですかなんですか!」
「『ルイボスティー』」
「ま、まさかの南アフリカ!」
「分かり易いでしょ 笑」
「超分かりやすい!笑」
「2人とも~」
「まだ聞こえてるからね~」
ピィ~
「で!で!で!」
「健治さんはその女と、いつ接触するんですか!?」
「ふっ、『接触』って 笑」
「来週、2人で食事に行くんだって」
「ファーストコンタクトで失敗したから、
次は相手の胃袋狙い!ってやつですね!(*゚▽゚*)」
「愛菜ちゃん、本当目がキラキラしてるよ 笑」
コンコンッ
ガチャッ
「お茶どうぞ~」
「ありがとー」
「そこ置いといて」
「了解です^^」
…バタンッ
「灯里さん、受験生並みに
机に噛り付いてましたね」
「ふふ ^^」
「でも」
「ん?」
「暢子さんは不安にならないんですかぁ?」
「他の女性と2人で食事なんて…」
「わたしだったら、
ぜーったいお餅真っ黒になってます!」
「ふふ 笑」
「健治さん、写真の事はいーっつも事後報告なのに、
食事に行くことは事前に教えてくれたから」
「…そういう意味では安心してる、かな」
「多少なりとも疚しい気持ちがあったら、
言わないでしょ?」
「あ、そっか」
「でもそういう風に、
思える暢子さんがスゴイです!」
「そう?」
「やましいかどうか以前に、
他の女性に会うってだけでアウトですよ」
「会社の上司や部下でも?」
「ダメダメダメダメ!」
「仕事できる女ってみんな計算高いから、
ぜーったい危ないです!」
「私も『一応』デスクワークしてるけど?」
「あ」
「暢子さんは例外例外!焦」
「じゃあ私なら大丈夫?」
「ゔっ(; ・`д・´)」
「暢子さんはぜーったいダメです!」
「暢子さんにその気はなくても、
暢子さんみたいな綺麗な人と2人で食事なんて…」
「ぜーったい男の人みんな
『ふんがふんが』しちゃいます
「それもらったーー!!!」
びくっ
「びっくりしたぁ…」
「ふふ 笑」
「だから言ったでしょう?『田舎のスマホ』だって」
「灯里さん、おそるべし…」
0
お気に入りに追加
4
あなたにおすすめの小説


百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
〈社会人百合〉アキとハル
みなはらつかさ
恋愛
女の子拾いました――。
ある朝起きたら、隣にネイキッドな女の子が寝ていた!?
主人公・紅(くれない)アキは、どういったことかと問いただすと、酔っ払った勢いで、彼女・葵(あおい)ハルと一夜をともにしたらしい。
しかも、ハルは失踪中の大企業令嬢で……?
絵:Novel AI
じれったい夜の残像
ペコかな
恋愛
キャリアウーマンの美咲は、日々の忙しさに追われながらも、
ふとした瞬間に孤独を感じることが増えていた。
そんな彼女の前に、昔の恋人であり今は経営者として成功している涼介が突然現れる。
再会した涼介は、冷たく離れていったかつての面影とは違い、成熟しながらも情熱的な姿勢で美咲に接する。
再燃する恋心と、互いに抱える過去の傷が交錯する中で、
美咲は「じれったい」感情に翻弄される。

乗り換え ~結婚したい明子の打算~
G3M
恋愛
吉田明子は職場の後輩の四谷正敏に自分のアパートへの荷物運びを頼む。アパートの部屋で二人は肉体関係を持つ。その後、残業のたびに明子は正敏を情事に誘うようになる。ある日、明子は正敏に結婚してほしいと頼みむのだが断られてしまう。それから明子がとった解決策 は……。
<登場人物>
四谷正敏・・・・主人公、工場勤務の会社員
吉田明子・・・・正敏の職場の先輩
山本達也・・・・明子の同期
松本・・・・・・正敏と明子の上司、課長
山川・・・・・・正敏と明子の上司
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる