『Love Stories。』

日向理

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Chapter.2

Episode.20

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         シュコッ



        ごくごくっ

     「っぬぉあぁあ~。。」

   「そして前回を上回る疲労感…」

「ふふ 笑」
「あれだけやれば疲れるって」

「陽介さんってピアノとかやってたの?」

  「一応弾けるけど習ってはいない」

「え!?」

「じゃあピアノもさっきの合奏のやつも」
「…ぜんぶ独学?」

         「うん」

         ごくごくっ
「(;´∀`)…うわぁ…」
「陽介さん、ホンモノだぁ」

 「『好きこそ物の』っていうでしょ?」

「それとはもう別次元でしょ!笑」

   「前々から「なんかちげー」って
    思ってた事だったんだけど」

「それをこうして具体的にやれるようになったのは、
    やっぱり治氏の影響がデカい」

「うわー、サークル行くの超楽しみ」

「あ、そういえばまだサークル名とか
 聞いてなくって…」

      「『創造したい会』」

         ごくごくっ
「…ダッサっ!笑」

  「治氏もダサいと自覚して付けてる 笑」


「うわー、やっぱり変態だぁ」


「あ、私もう行くね!」

        「はーい…」

「超疲れてる 笑」

「じゃあまたサークルかこっちで!」
        「はいよぉ」


「お疲れ様でしたぁ~!」

        「またねぇ」

「はーい^^」





          ごくっ

         「ん゛…」

     「もう無くなちゃった…」

                「はい、これ^^」

         「うわっ」
        「嬉しいぃ~」

     「やっぱりすぎしたさん、
      優しいおかただぁ~」

                   「ふふ^^」

                「のぞみさんは?」

         「えっと」
       「先に帰ったっす」


       「陽介さん、ひとりで帰れます?笑」


        「大丈夫」
         「バス
       「バス、この時間もうないですよ^^」

           「え!?」

             「今日休日ダイヤなんで、
      早い時間になくなっちゃうんですよ^^」

        「マヂですか…」

                   「マヂです」

       「っぬぉあぁあ~」

        「…前言撤回」
     「大丈夫じゃないです…」

         「じゃあ、私と一緒に帰ります?」

         「え!?」
       「ホントに!?」
                「ホントです^^」

             「言ったじゃないですか、
        私、迷子は放っておけないって^^」

         「うわ~」
      「エルサルバドールだぁ」
                      「?」
     「『救世主』って意味です」

                   「ふふ  笑」
            「救ってあげましょう^^」

               「じゃ行きましょ♪」

                「こっちです^^」

         「あれ?こっちじゃ…」

       「こっちから出たほうが近いんです♪」

           「裏道…」


          「高度過ぎる…」

         「陽介さーん、置いてきますよー」

         「いやそれは無理!」
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