27 / 132
Chapter.2
Episode.4
しおりを挟む
「…てかなんだ」
「文化祭2日目って感じだな…」
「なんか昨日より増えてね?」
「一般ピーポーもいんだろ、多分…」
「陽介!」
「水着のお姉さん、増えてんぞ!」
「ハニートラップを強化してきたか…」
「わっ!?」
「コスプレのお姉さん、今日は違う衣装だ…」
「よだれ出てんぞ 笑」
「あ゛?」
「「あ゛?」じゃねーよ」
「…エロい顔になってんぞ」
Σ( ̄。 ̄ノ)ノ
「あぶねぇあぶねぇ (;・∀・)」
「アカペラ、今日もやってんだ」
「行かねぇよ!」
「!」
「じゃよろしく~^^」
タタタタタ…
「ちょっ!?」
「陽介、どこ行くんだよ!」
「ちょっ待て
…って」
「このひと、キミのお友達?」
「あ、はい…」
「このひと、いきなり来て、
アタシの腕つかんで離さないんだけど…」
「どうすんのが正解だと思う?」
「え!?」
「それ俺が判断するんすか!?」
「叫んで誰か呼んだ方がいいのかなぁ」
「あ!いや、それはしなくても大丈夫かなと…」
「ちょっとフツーのやつと違うっていうか、
変なやつっていうか…」
「あ」
「変な意味の『変なやつ』じゃないっすよ?」
「…って ん?」
「『変な意味の変なやつじゃない』
ってなんだ!?」
「…! そうそう!」
「『いい変態』なんです、そいつ!」
「このひと、変態なの?」
「いや!(;・∀・)」
「あのぉ、
ほめ言葉としての
『変態』って意味で…」
「えっと…
ほめ言葉としてはまだ
浸透はしてないかもしんないっすけど…」
「ぷっ 失笑」
「キミ面白いね^^」
「キミ名前は?」
「あ!『武田拓也』っす!」
「たくやくんね」
「…んでこのひとは?」
「『岡崎陽介』っす!」
「よーすけくんね」
「んでこの『いい変態』のよーすけくんは、
どしたら手ぇ離してくれると思う?」
「よーすけくん、ひっとことも喋んないんだけど」
「あ」
「ジョン!ハウス!」
!
すたすたすた…
「!?」
ぴたっ
「すごっ!」
「たくやくん
…飼い主なの?」
「いや、こいつ」
「犬並みに純粋っていうか…」
「えっと…」
「あ」
「アタシ『小鳥遊仁美』」
「あっ…たかなしさん、
陽介のどストライクなタイプなんで」
「無我夢中で追いかけちゃったっていうか…」
「じゃあアタシは『ボール』みたいなもんかぁ…」
「ウケる 笑」
「安心して」
「アタシ、『いい変態』には慣れてるから^^」
「ってか、アタシの事見て『ズキューン!』って
なって、腕握って離さないなんて…」
「ちょっとキュンってなっちゃったじゃん♪」
「んでおたくんちの『よーすけくん』は、
どやったら元に戻るの?」
「あ!」
「よーしよしよしよし」
なでなで
「ほめるんだ 笑」
「ぬあ!?」
「・・・」
「…やっべ」
「…俺まさかジョン化した?」
「…ああ、超久々に」
「聞こえてるって」
「ホンットすんません!」
「…えっと」
「『たかなし』さん」
「なんで拓也が知ってんだぇ!( *`ω´)」
「聞いたんだぇ!( *`ω´)」
「ぷっ 失笑」
「2人ともおもろーい 笑」
「なに?」
「よーすけくんって『ジョン』の記憶はないの?」
「…はい、残念ながら」
「んでアタシ、
よーすけくんの『どストライク』なの?」
「…はい、めっちゃタイプです」
「ふふ^^」
「アタシ初めて会った人に
告白されたの、初めてかも♪」
「あ」
「厳密に言えばまだ
そこまでには達してはいないのですが…」
「え?」
「あ、すいません…」
「…えっと」
「たかなしさんの外見は100%タイプなんで、
『ジョン化』しちゃったんですが」
「内面はまだ全然知らないので…」
「あ、そっか」
「でもお話した第一印象はいい感じなので、
今後告る可能性も無きにしも非ずな感じで…」
「やっぱ変態だね、よーすけくん♪」
「へ、変態!?」
「あ、『いい意味で』だよ♪」
「ε-(´∀`*)ホッ」
「よーすけくんは部活とかサークルは
「入ります」
「まだなんも説明して
「入ります」
「笑 ( `д´)b オッケー!」
「んで飼い主のたくやくんは?」
「あ、俺っすか!」
「俺はえっと…」
目ぇ潤ませてこっちを見るなって!
「俺は…取りあえず、見学ってことで…」
「( `д´)b オッケー!」
「じゃあ、部室案内するからついてきて♪」
「あ、はい」
「ちょっ、陽介!」
「あ゛?」
「「あ゛?」じゃねーよ!」
「思いっきり『親睦目的』じゃねーかよ!」
「しゃーねーだろ!
ジョン化しちまったんだから!」
「ほら、いくよー」
「あ、はい」×2
「文化祭2日目って感じだな…」
「なんか昨日より増えてね?」
「一般ピーポーもいんだろ、多分…」
「陽介!」
「水着のお姉さん、増えてんぞ!」
「ハニートラップを強化してきたか…」
「わっ!?」
「コスプレのお姉さん、今日は違う衣装だ…」
「よだれ出てんぞ 笑」
「あ゛?」
「「あ゛?」じゃねーよ」
「…エロい顔になってんぞ」
Σ( ̄。 ̄ノ)ノ
「あぶねぇあぶねぇ (;・∀・)」
「アカペラ、今日もやってんだ」
「行かねぇよ!」
「!」
「じゃよろしく~^^」
タタタタタ…
「ちょっ!?」
「陽介、どこ行くんだよ!」
「ちょっ待て
…って」
「このひと、キミのお友達?」
「あ、はい…」
「このひと、いきなり来て、
アタシの腕つかんで離さないんだけど…」
「どうすんのが正解だと思う?」
「え!?」
「それ俺が判断するんすか!?」
「叫んで誰か呼んだ方がいいのかなぁ」
「あ!いや、それはしなくても大丈夫かなと…」
「ちょっとフツーのやつと違うっていうか、
変なやつっていうか…」
「あ」
「変な意味の『変なやつ』じゃないっすよ?」
「…って ん?」
「『変な意味の変なやつじゃない』
ってなんだ!?」
「…! そうそう!」
「『いい変態』なんです、そいつ!」
「このひと、変態なの?」
「いや!(;・∀・)」
「あのぉ、
ほめ言葉としての
『変態』って意味で…」
「えっと…
ほめ言葉としてはまだ
浸透はしてないかもしんないっすけど…」
「ぷっ 失笑」
「キミ面白いね^^」
「キミ名前は?」
「あ!『武田拓也』っす!」
「たくやくんね」
「…んでこのひとは?」
「『岡崎陽介』っす!」
「よーすけくんね」
「んでこの『いい変態』のよーすけくんは、
どしたら手ぇ離してくれると思う?」
「よーすけくん、ひっとことも喋んないんだけど」
「あ」
「ジョン!ハウス!」
!
すたすたすた…
「!?」
ぴたっ
「すごっ!」
「たくやくん
…飼い主なの?」
「いや、こいつ」
「犬並みに純粋っていうか…」
「えっと…」
「あ」
「アタシ『小鳥遊仁美』」
「あっ…たかなしさん、
陽介のどストライクなタイプなんで」
「無我夢中で追いかけちゃったっていうか…」
「じゃあアタシは『ボール』みたいなもんかぁ…」
「ウケる 笑」
「安心して」
「アタシ、『いい変態』には慣れてるから^^」
「ってか、アタシの事見て『ズキューン!』って
なって、腕握って離さないなんて…」
「ちょっとキュンってなっちゃったじゃん♪」
「んでおたくんちの『よーすけくん』は、
どやったら元に戻るの?」
「あ!」
「よーしよしよしよし」
なでなで
「ほめるんだ 笑」
「ぬあ!?」
「・・・」
「…やっべ」
「…俺まさかジョン化した?」
「…ああ、超久々に」
「聞こえてるって」
「ホンットすんません!」
「…えっと」
「『たかなし』さん」
「なんで拓也が知ってんだぇ!( *`ω´)」
「聞いたんだぇ!( *`ω´)」
「ぷっ 失笑」
「2人ともおもろーい 笑」
「なに?」
「よーすけくんって『ジョン』の記憶はないの?」
「…はい、残念ながら」
「んでアタシ、
よーすけくんの『どストライク』なの?」
「…はい、めっちゃタイプです」
「ふふ^^」
「アタシ初めて会った人に
告白されたの、初めてかも♪」
「あ」
「厳密に言えばまだ
そこまでには達してはいないのですが…」
「え?」
「あ、すいません…」
「…えっと」
「たかなしさんの外見は100%タイプなんで、
『ジョン化』しちゃったんですが」
「内面はまだ全然知らないので…」
「あ、そっか」
「でもお話した第一印象はいい感じなので、
今後告る可能性も無きにしも非ずな感じで…」
「やっぱ変態だね、よーすけくん♪」
「へ、変態!?」
「あ、『いい意味で』だよ♪」
「ε-(´∀`*)ホッ」
「よーすけくんは部活とかサークルは
「入ります」
「まだなんも説明して
「入ります」
「笑 ( `д´)b オッケー!」
「んで飼い主のたくやくんは?」
「あ、俺っすか!」
「俺はえっと…」
目ぇ潤ませてこっちを見るなって!
「俺は…取りあえず、見学ってことで…」
「( `д´)b オッケー!」
「じゃあ、部室案内するからついてきて♪」
「あ、はい」
「ちょっ、陽介!」
「あ゛?」
「「あ゛?」じゃねーよ!」
「思いっきり『親睦目的』じゃねーかよ!」
「しゃーねーだろ!
ジョン化しちまったんだから!」
「ほら、いくよー」
「あ、はい」×2
0
お気に入りに追加
4
あなたにおすすめの小説
校長先生の話が長い、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
学校によっては、毎週聞かされることになる校長先生の挨拶。
学校で一番多忙なはずのトップの話はなぜこんなにも長いのか。
とあるテレビ番組で関連書籍が取り上げられたが、実はそれが理由ではなかった。
寒々とした体育館で長時間体育座りをさせられるのはなぜ?
なぜ女子だけが前列に集められるのか?
そこには生徒が知りえることのない深い闇があった。
新年を迎え各地で始業式が始まるこの季節。
あなたの学校でも、実際に起きていることかもしれない。
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
女子高生は卒業間近の先輩に告白する。全裸で。
矢木羽研
恋愛
図書委員の女子高生(小柄ちっぱい眼鏡)が、卒業間近の先輩男子に告白します。全裸で。
女の子が裸になるだけの話。それ以上の行為はありません。
取って付けたようなバレンタインネタあり。
カクヨムでも同内容で公開しています。
ただいま冷徹上司を調・教・中!
伊吹美香
恋愛
同期から男を寝取られ棄てられた崖っぷちOL
久瀬千尋(くぜちひろ)28歳
×
容姿端麗で仕事もでき一目置かれる恋愛下手課長
平嶋凱莉(ひらしまかいり)35歳
二人はひょんなことから(仮)恋人になることに。
今まで知らなかった素顔を知るたびに、二人の関係は近くなる。
意地と恥から始まった(仮)恋人は(本)恋人になれるのか?
恋に異例はつきもので ~会社一の鬼部長は初心でキュートな部下を溺愛したい~
泉南佳那
恋愛
「よっしゃー」が口癖の
元気いっぱい営業部員、辻本花梨27歳
×
敏腕だけど冷徹と噂されている
俺様部長 木沢彰吾34歳
ある朝、花梨が出社すると
異動の辞令が張り出されていた。
異動先は木沢部長率いる
〝ブランディング戦略部〟
なんでこんな時期に……
あまりの〝異例〟の辞令に
戸惑いを隠せない花梨。
しかも、担当するように言われた会社はなんと、元カレが社長を務める玩具会社だった!
花梨の前途多難な日々が、今始まる……
***
元気いっぱい、はりきりガール花梨と
ツンデレ部長木沢の年の差超パワフル・ラブ・ストーリーです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる