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Chapter.1
Episode.20
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ごくごくごくっ
「っぷはあぁぁ」
「コーヒーうまし!」
「毎回同じで飽きない?」
「同じじゃないって!」
「こないだはミルクティーでしょ?
その前は…ウーロン茶だったし」
「最初は…
「いちごオレ」
「そそ!」
「今日もどっちにするかで悩んだんだよねぇ」
「カップめんも味違うし」
「…あのさ」
「ん?なに?」
「訊いても、いい?」
「でた」
「ん?」
「逃れられない尋問 笑」
「ふふ 笑」
「いいよ、どうせ自分からどんどんバラしちゃうから」
「…なんか嬉しいことあったでしょ」
「なんで?」
「会った時からテンション高かったから」
「やっぱノンにはバレるかぁ 笑」
「うん、バレバレ」
「これまだ誰にも言ってないから内緒ね」
「うん」
「今日さ、杉村先生が俺んとこ来て…」
「「次の試合お前出すからな」
って言ってくれてさ^^」
「そうなんだ」
「「明日のホームルームん時に発表するから、
お前それまで黙っとけよ」なんて言って 笑」
「じゃあ明日になったらみんなに判明するんだね」
「そっ」
「日曜の試合出られんのも
全部ノンのおかげなんだよなぁ」
「ん?」
「ノンが、『情けない俺』に気付かせてくれたから」
「・・・」
「じゃあその貸し、返してもらおっかなぁ」
「なに?なんでもいいよ!結構デカい借りだもん」
「あ!でも「なんか買え~!」ってのは無しね!笑」
「あのね…」
「うん」
「日曜、試合が終わったら、
ここで話したい事があるんだ」
「話したいというか、確認したいというか
…伝えたいというか」
「今でもいいのに」
「ううん」
「日曜、試合が終わったここで、話をしたいの」
「そっか」
「…うん、いいよ」
「本当?」
「デッカい借りだもん、そんなんよゆー!」
「よかったぁ」
「ふふ^^」
「ノンは見に来る?日曜」
「ううん」
「そっか、ざんねーん」
「私元々、スポーツにはあまり興味がなくって」
「うちの両親、どっちもインドア系だったし」
「…ごめんね」
「ううん、全然オッケー」
「俺も興味のない、
コンサートとか行ったら爆睡しちゃうもん 笑」
「ふふ、想像できる 笑」
「でしょー! 笑」
「はい、これ」
「ん?」
「自転車の鍵」
「『明日みんなに判明』するんでしょ?
そしたら明日から警察の捜査範囲、
一気に拡がるよ 笑」
「げっ!?」
「それに」
「試合当日なんてガチで逃げなきゃ
駄目なんじゃない?」
「そっか…それ考えてなかったわ(;・∀・)」
「すんげー助かるけど…」
「でもそれまでノン、チャリないでしょ」
「それは気にしないで」
「私歩くの結構好きだし」
「自転車は日曜に、ここで返して貰えば」
「なんかノン、映画に出てきそう」
「ん?」
「ドロボーの逃げ道を確保してくれる、
『相棒』みたいな感じ 笑」
「ふふ 笑」
「じゃ私も共犯か…捕まらないようにしないと」
「ふふ 笑」
「そろそろ行こっか」
「今日は私の家まで送ってね」
「ラジャー!( ̄^ ̄)ゞ」
「っぷはあぁぁ」
「コーヒーうまし!」
「毎回同じで飽きない?」
「同じじゃないって!」
「こないだはミルクティーでしょ?
その前は…ウーロン茶だったし」
「最初は…
「いちごオレ」
「そそ!」
「今日もどっちにするかで悩んだんだよねぇ」
「カップめんも味違うし」
「…あのさ」
「ん?なに?」
「訊いても、いい?」
「でた」
「ん?」
「逃れられない尋問 笑」
「ふふ 笑」
「いいよ、どうせ自分からどんどんバラしちゃうから」
「…なんか嬉しいことあったでしょ」
「なんで?」
「会った時からテンション高かったから」
「やっぱノンにはバレるかぁ 笑」
「うん、バレバレ」
「これまだ誰にも言ってないから内緒ね」
「うん」
「今日さ、杉村先生が俺んとこ来て…」
「「次の試合お前出すからな」
って言ってくれてさ^^」
「そうなんだ」
「「明日のホームルームん時に発表するから、
お前それまで黙っとけよ」なんて言って 笑」
「じゃあ明日になったらみんなに判明するんだね」
「そっ」
「日曜の試合出られんのも
全部ノンのおかげなんだよなぁ」
「ん?」
「ノンが、『情けない俺』に気付かせてくれたから」
「・・・」
「じゃあその貸し、返してもらおっかなぁ」
「なに?なんでもいいよ!結構デカい借りだもん」
「あ!でも「なんか買え~!」ってのは無しね!笑」
「あのね…」
「うん」
「日曜、試合が終わったら、
ここで話したい事があるんだ」
「話したいというか、確認したいというか
…伝えたいというか」
「今でもいいのに」
「ううん」
「日曜、試合が終わったここで、話をしたいの」
「そっか」
「…うん、いいよ」
「本当?」
「デッカい借りだもん、そんなんよゆー!」
「よかったぁ」
「ふふ^^」
「ノンは見に来る?日曜」
「ううん」
「そっか、ざんねーん」
「私元々、スポーツにはあまり興味がなくって」
「うちの両親、どっちもインドア系だったし」
「…ごめんね」
「ううん、全然オッケー」
「俺も興味のない、
コンサートとか行ったら爆睡しちゃうもん 笑」
「ふふ、想像できる 笑」
「でしょー! 笑」
「はい、これ」
「ん?」
「自転車の鍵」
「『明日みんなに判明』するんでしょ?
そしたら明日から警察の捜査範囲、
一気に拡がるよ 笑」
「げっ!?」
「それに」
「試合当日なんてガチで逃げなきゃ
駄目なんじゃない?」
「そっか…それ考えてなかったわ(;・∀・)」
「すんげー助かるけど…」
「でもそれまでノン、チャリないでしょ」
「それは気にしないで」
「私歩くの結構好きだし」
「自転車は日曜に、ここで返して貰えば」
「なんかノン、映画に出てきそう」
「ん?」
「ドロボーの逃げ道を確保してくれる、
『相棒』みたいな感じ 笑」
「ふふ 笑」
「じゃ私も共犯か…捕まらないようにしないと」
「ふふ 笑」
「そろそろ行こっか」
「今日は私の家まで送ってね」
「ラジャー!( ̄^ ̄)ゞ」
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