17 / 132
Chapter.1
Episode.17
しおりを挟む「ぬあぁー!」
「回想シーンで何週かかんだ!?」
バサッ!
「お!」
「つぎ読まして!」
「あ゛い」
ヒョイッ
がっ!
「サンキュー♪」
「あー」
パラパラパラ…
「待て!何も言うな!」
「へへ 笑」
ガラガラガラァ…
「ふうぅぅぎりセーフ…」
「緑川ぁ、お前いっつもこの時間だな」
「逆に規則正しいじゃねえか 笑」
笑
ガラガラガラァ…
「あざーす」
「いや、ほめてねえって」
「…川上ぃ、分かってんだろぉ」
「うーい」
「えー、今日は特に連絡事項はないんだが」
「ひとつ皆んなに知らせたい事がある」
「森田ファンには朗報だ」
ざわざわ…
「時間ねえんだから言う前に騒つくなって」
「えー」
「森田がバスケ部に入部したのは、
『当然』知ってると
「きゃ♡」
「横山、そう焦んなって」
笑
「その森田だが…バスケ経験者で、
しかも中学でレギュラー張ってたのを…
入部届出すまでこの俺に隠していやがった」
「で」
「まぁ…森田効果の『おかげ』で、
体育館に黄色い声援が増え、
色気付く部員まで出てきちまったんだが」
笑
「森田ぁ、ちょっと前に来い」
「あ、はい」
「明後日の日曜、
ウチの体育館で招待試合をやるんだが」
「そんときに森田を使おうと思ってる」
「きゃ♡」
おぉ
「森田のユニフォーム姿、拝めるぞ!横山」
「きゃー!♡」
笑
「森田のデビュー戦だからな」
「暇なやつは観にきてやってくれ」
「ほら、森田からもなんか言え」
「あ」
「応援よろしく^^」
「安定の爽やかさだな、森田」
笑
キーンコーンカーンコーン…
「やべ、鳴っちまった 焦」
「はい、ホームルーム終わりぃ!」
ガラガラガラァ…
ぺこり
ガラガラガラァ…
「はーい、授業始めまーす」
「こないだの小テスト、平均点が結構低かったから
「みんな頑張ろうね!」って約束したよね^^」
「だぁかぁらぁ」
「本当に頑張ってくれてるのか確かめるためにぃ…」
バサッ!
「またまた小テストやりまーす!^^」
げげっ!
「えぇ!?」
「先生、今回も頑張って作ってきたから」
「約束破ってたら、先生怒っちゃうぞ♡」
どよーん…
「小悪魔じゃなくって魔王だった…」
「ん?緑川さん、何か言った?」
「い、いえ!」
「あは♪」
0
お気に入りに追加
4
あなたにおすすめの小説


百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
〈社会人百合〉アキとハル
みなはらつかさ
恋愛
女の子拾いました――。
ある朝起きたら、隣にネイキッドな女の子が寝ていた!?
主人公・紅(くれない)アキは、どういったことかと問いただすと、酔っ払った勢いで、彼女・葵(あおい)ハルと一夜をともにしたらしい。
しかも、ハルは失踪中の大企業令嬢で……?
絵:Novel AI
じれったい夜の残像
ペコかな
恋愛
キャリアウーマンの美咲は、日々の忙しさに追われながらも、
ふとした瞬間に孤独を感じることが増えていた。
そんな彼女の前に、昔の恋人であり今は経営者として成功している涼介が突然現れる。
再会した涼介は、冷たく離れていったかつての面影とは違い、成熟しながらも情熱的な姿勢で美咲に接する。
再燃する恋心と、互いに抱える過去の傷が交錯する中で、
美咲は「じれったい」感情に翻弄される。

乗り換え ~結婚したい明子の打算~
G3M
恋愛
吉田明子は職場の後輩の四谷正敏に自分のアパートへの荷物運びを頼む。アパートの部屋で二人は肉体関係を持つ。その後、残業のたびに明子は正敏を情事に誘うようになる。ある日、明子は正敏に結婚してほしいと頼みむのだが断られてしまう。それから明子がとった解決策 は……。
<登場人物>
四谷正敏・・・・主人公、工場勤務の会社員
吉田明子・・・・正敏の職場の先輩
山本達也・・・・明子の同期
松本・・・・・・正敏と明子の上司、課長
山川・・・・・・正敏と明子の上司
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる