『Love Stories。』

日向理

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Chapter.1

Episode.7

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        「ノン先輩、お疲れ様でーす^^」

         「お疲れさまぁ^^」


     カラカラカラカラ…


  カラカラ…
    「・・・」



ひょい


ドサッ!



「よいっしょ」


すとん

「…ふぅ」


「あ、片岡さん『偶然』だね^^」

「…『偶然』だね」


 「またファンから逃走?」

「ふふ 笑」

「好きでこの顔になったわけじゃないから 笑」

「ドロボー追いかける警察並みに来んだもん」


 「それだけ女の子のハートを奪ってるんだね」

 「通報しようかしら…」

「それはかんべん!」


 「はい、帽子」
「お!助かるぅ」

 「「お!助かるぅ」って、
 持ってきてって言ったのそっちだし」

「じゃあ」
「またウチまでかくまってくだせぇ~」


 「…あと」

「ん?」
 「自転車にステップもつけたから」

「お!さすがぁ^^」
「これで早く逃げられる!」

「んじゃ俺こぐから片岡さん後ろね」

 「うん」



「乗った?」
 「うん、乗った」

「危ないから肩つかまってて」

 「…うん」

「んじゃレッツゴー!」








 シャーー


「フゥーー!」
 「ふふ^^」






「!」

キキィーッ  


      にゃ~ぉ


「あぶね…」

 「大丈夫?」
「うん」

「気をつけて渡れよぉ~」
                   にゃ~ぉ
 「ふふ 笑」








キィ~
「到着~」

「片岡さん、ありがとう^^」

       「明日またよろしく頼んまーす!」

 「うん」

           「あ、そだ」

            「はい」
         ひょい


きゃっち
        「またそれ借りるね^^」

 「うん」

          「じゃぁね、気をつけてね!」

 「じゃあね」












 シャーー

「フゥーー♪」



「ふふ^^」
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