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ロケットランチャー
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「うーん」
「楓?どうかしたの?」
「いやあ、少しは別の武器も使おうかなって」
「あぁ。使ってないの沢山あるもんね」
楓と有咲の2人は、家にあった隠し部屋に居る。
そこには、沢山の銃が置いてあった。
「サブマシンガンにリボルバー…」
「ねぇこれってロケットランチャーだよね?よくゲームとかで見る…」
「そうだな。ゲームとかでは、かなり強かったりもする」
「何度見ても壮観だね」
「だなぁ」
2人は、隠し部屋にあった銃を物色する。
「そういえば、有咲」
「んー?」
「有咲の刀はどうしたんだ?」
「ああ、私のもソフィアさんにあげたよ」
「そうなのか?」
「うん。あれって2対になってたじゃん?。片方だけ持っててもね。それに、私の銃は近距離で扱うものが多いから、刀はあんまりなんだよね」
「なるほどなぁ」
「うん」
その後も2人は、使えそうな武器がないか探す。
「さてと、ある程度片付いたし仕事でも探すか」
「そうなんだけど、言い方どうにかならないの?」
「冒険者なんてフリーランスと同じだろ」
「まあそうなのかな…?」
「おーいお主ら」
「ん?」
「ソフィアさん、どうかしたの?」
楓と有咲を呼んだのは、ソフィアだ。
「洗濯物は干し終わったぞい」
「おお、助かる」
「ありがとうソフィアさん」
ポヨンッ…。
「レイナもありがとうな」
ポヨンッ…。
レイナは、飛び跳ねて喜びを表現していた。
「本当にレイナさんって可愛い女の子だよね」
「うむ」
ポヨンッ…。
「それで、この後冒険者ギルドに行くけど、ソフィアとレイナはどうする?」
「妾は、留守番で良かろう。あんまりレイナを街に出すのものぅ」
ポヨンッ…。
「そっか。じゃあ俺と有咲で適当に仕事探してくるわ」
「待っててね」
「うむ」
ポヨンッ…。
楓と有咲は、冒険者ギルドに向かい、依頼を探しに行く。
「「スケルトン討伐?」」
「はい。スケルトンの群れがこの街アルヴァンに迫ってきているようなんです」
「へー」
「他の冒険者さんには?」
「もちろん依頼をしています。今回の依頼は冒険者ギルド直接の依頼となっていますので、この街いる冒険者には皆さんにお願いしています」
「なるほど」
「アルヴァンに居る冒険者の皆に依頼って事は、かなりの数なの?」
「はい。確認できただけでも数千体。この街を囲うように侵攻しているようなのです」
「それってかなりやばいような気がするんだが…」
「そうだね…」
「なので有咲さんたちにもお願いしたいのです」
冒険者ギルドの受付嬢であるメリッサは、2人に頭を下げる。
「まあ俺たちに実害が出るのならやるしかないか」
「そうだね。メリッサ、その依頼受けるよ」
「ありがとうございます!!」
2人は、スケルトン討伐の依頼を引き受け、家に戻る。
「という訳で、今回の依頼はスケルトン退治になります」
「それは確かに、困ったのぅ」
ポヨンッ…。
楓と有咲は、ソフィアとレイナに依頼の詳細を話す。
今、このアルヴァンにスケルトンという魔物が侵攻してきていること。
そしてこれは、他の冒険者も依頼を受けていること。
「ふむ、そうじゃったか」
「ただ他の冒険者が居るから、あんまりソフィアとレイナを戦わせるわけにはいかないよね」
「有咲の言う通りだ。ソフィアは、まだしもレイナを連れて行くのはちょっと危険かもしれない」
ソフィアはドラゴンで、レイナはスライムだ。
ソフィアに関しては、人の姿になる事は出来るが、レイナはそのような事は出来ない。
なので、何も知らない冒険者からしたら、ただの魔物として狩られる危険性があるのだ。
「そうじゃのう。まあ仕方ないが、今回は妾とレイナは参加できないのう」
「分かった」
「そうしよっか」
ポヨンッ…。
今回のスケルトン討伐は、楓と有咲で行うことになった。
「そうと決まれば、武器を車に積むか」
「だね」
楓たちは、一度外にでる。
とは言っても、アルヴァンではなく、もう一つの草原の方に出る。
「じゃあポチっと」
楓が鍵のボタンを押し、魔法陣が現れる。
その魔法陣から車が出現する。
「有咲~。車に武器を積みこむぞ~」
「はーい」
「ソフィアとレイナも手伝ってくれるか?」
「もちろんじゃ」
ポヨンッ…。
ソフィアとレイナにも手伝ってもらい、武器を車に載せる。
「ふぅ~」
「こんなものかな?」
「本当にお主らは大丈夫なのじゃな?」
「ああ」
「大丈夫だよソフィアさん。かならず帰って来るから」
「もう家族を失うのは嫌じゃからのぅ」
「分かってるよ。家族の失う苦しさは俺も有咲も分かってる」
「うん!!」
「そうか…。ではお主ら、妾とソフィアはお主らの帰りを待つぞい」
ソフィアとレイナは、楓と有咲を見送る。
「じゃあ行ってくる」
「行ってきます」
「うむ」
ポヨンッ…。
楓と有咲は、目的の場所へと車を走らせる。
「というかスケルトンって何…?」
「あれじゃないの?あの骸骨みたいな」
「ああ、やっぱりそういう魔物なのかな」
楓と有咲は、スケルトンという魔物を見るのは、今回の依頼が初めてなのでどういう魔物か分かっていなかった。
「俺たちの持ち場まで、もう少しだな」
「他の冒険者も居るのかなぁ」
「初対面の奴と話すの嫌だなぁ」
「そうだね…」
楓と有咲は、転生してこの世界に来てから色んな経験をしてきた。
しかし、人見知りというのは簡単に治るものでは無かった。
「まあ私たちは、私たちでスケルトンを殲滅しよ」
「あいよ」
楓と有咲は、目的の場所まで着いた。
そこには、先客が居た。
「おう!!お前らもここだったのか!!」
「貴様らが居るとなれば安心だな!!」
「お前らは!!」
「冒険者ギルドの!!」
「「おう!!」」
楓と有咲の持ち場には、冒険者ギルドにて乱闘騒ぎを起こしていた2人がいた。
1人は、斧を持ったうさ耳の男で、もう1人は大剣を持った猫耳の男だった。
「貴様らと仕事が出来るなんてな!!」
「俺も嬉しいぞ!!」
実は、この2人が起こしていた乱闘騒ぎは、一種の防犯だった。
冒険者ギルドを守るためにやっていた節もあり、さらには冒険者にはこういう奴もいるという事も教えていたのだ。
「知ってる人だし、まあ良いか…」
「そうだね」
人見知りの2人でも、少しは知っている人物と仕事なので安堵する。
「簡単な役割分担を決めておくぞ」
「そうだな」
斧を持っているうさ耳の男は、これからの動きを含めて役割分担を決めたいと言った。
「見た感じ2人は前衛だよな?」
「ああ」
「その通りだ」
楓は、2人の装備を見て確認のため聞く。
「じゃあ俺と有咲は、後衛に回るが問題ないか?」
「そうね」
「分かった」
「それがシンプルで効果的だな」
楓と有咲は、銃火器を扱うため後衛に、そしてうさ耳と猫耳の男は斧や大剣を扱うために前衛に決まった。
「そうと決まれば戦闘開始だな!!」
「おう!!」
「ああ」
「そうだね」
4人は、迫り来ているスケルトンの群れを目視し、戦闘準備へと取り掛かる。
「じゃあ後ろを頼むぞ!!」
「任せたぞ!!」
「ああ、任された」
「うん」
前衛の2人は、スケルトンの群れに立ち向かって行った。
「さてと、4人でこの大群を倒すのは、かなり無理があるような気もするがやるしか無いな」
「うん。でも私、遠距離から攻撃出来る武器ないよ」
「せっかく持って来たロケットランチャーでも使えば良いじゃね?」
「あぁ!!そういえばあったね!!」
有咲は、車からロケットランチャーを取り出す。
「じゃあ俺は、いつも通りスナイパーライフルで狙撃するか」
「それで私は、これで敵を吹き飛ばせば良いんだよね」
「そうそう。それで良いよ」
「うん!!」
「楓?どうかしたの?」
「いやあ、少しは別の武器も使おうかなって」
「あぁ。使ってないの沢山あるもんね」
楓と有咲の2人は、家にあった隠し部屋に居る。
そこには、沢山の銃が置いてあった。
「サブマシンガンにリボルバー…」
「ねぇこれってロケットランチャーだよね?よくゲームとかで見る…」
「そうだな。ゲームとかでは、かなり強かったりもする」
「何度見ても壮観だね」
「だなぁ」
2人は、隠し部屋にあった銃を物色する。
「そういえば、有咲」
「んー?」
「有咲の刀はどうしたんだ?」
「ああ、私のもソフィアさんにあげたよ」
「そうなのか?」
「うん。あれって2対になってたじゃん?。片方だけ持っててもね。それに、私の銃は近距離で扱うものが多いから、刀はあんまりなんだよね」
「なるほどなぁ」
「うん」
その後も2人は、使えそうな武器がないか探す。
「さてと、ある程度片付いたし仕事でも探すか」
「そうなんだけど、言い方どうにかならないの?」
「冒険者なんてフリーランスと同じだろ」
「まあそうなのかな…?」
「おーいお主ら」
「ん?」
「ソフィアさん、どうかしたの?」
楓と有咲を呼んだのは、ソフィアだ。
「洗濯物は干し終わったぞい」
「おお、助かる」
「ありがとうソフィアさん」
ポヨンッ…。
「レイナもありがとうな」
ポヨンッ…。
レイナは、飛び跳ねて喜びを表現していた。
「本当にレイナさんって可愛い女の子だよね」
「うむ」
ポヨンッ…。
「それで、この後冒険者ギルドに行くけど、ソフィアとレイナはどうする?」
「妾は、留守番で良かろう。あんまりレイナを街に出すのものぅ」
ポヨンッ…。
「そっか。じゃあ俺と有咲で適当に仕事探してくるわ」
「待っててね」
「うむ」
ポヨンッ…。
楓と有咲は、冒険者ギルドに向かい、依頼を探しに行く。
「「スケルトン討伐?」」
「はい。スケルトンの群れがこの街アルヴァンに迫ってきているようなんです」
「へー」
「他の冒険者さんには?」
「もちろん依頼をしています。今回の依頼は冒険者ギルド直接の依頼となっていますので、この街いる冒険者には皆さんにお願いしています」
「なるほど」
「アルヴァンに居る冒険者の皆に依頼って事は、かなりの数なの?」
「はい。確認できただけでも数千体。この街を囲うように侵攻しているようなのです」
「それってかなりやばいような気がするんだが…」
「そうだね…」
「なので有咲さんたちにもお願いしたいのです」
冒険者ギルドの受付嬢であるメリッサは、2人に頭を下げる。
「まあ俺たちに実害が出るのならやるしかないか」
「そうだね。メリッサ、その依頼受けるよ」
「ありがとうございます!!」
2人は、スケルトン討伐の依頼を引き受け、家に戻る。
「という訳で、今回の依頼はスケルトン退治になります」
「それは確かに、困ったのぅ」
ポヨンッ…。
楓と有咲は、ソフィアとレイナに依頼の詳細を話す。
今、このアルヴァンにスケルトンという魔物が侵攻してきていること。
そしてこれは、他の冒険者も依頼を受けていること。
「ふむ、そうじゃったか」
「ただ他の冒険者が居るから、あんまりソフィアとレイナを戦わせるわけにはいかないよね」
「有咲の言う通りだ。ソフィアは、まだしもレイナを連れて行くのはちょっと危険かもしれない」
ソフィアはドラゴンで、レイナはスライムだ。
ソフィアに関しては、人の姿になる事は出来るが、レイナはそのような事は出来ない。
なので、何も知らない冒険者からしたら、ただの魔物として狩られる危険性があるのだ。
「そうじゃのう。まあ仕方ないが、今回は妾とレイナは参加できないのう」
「分かった」
「そうしよっか」
ポヨンッ…。
今回のスケルトン討伐は、楓と有咲で行うことになった。
「そうと決まれば、武器を車に積むか」
「だね」
楓たちは、一度外にでる。
とは言っても、アルヴァンではなく、もう一つの草原の方に出る。
「じゃあポチっと」
楓が鍵のボタンを押し、魔法陣が現れる。
その魔法陣から車が出現する。
「有咲~。車に武器を積みこむぞ~」
「はーい」
「ソフィアとレイナも手伝ってくれるか?」
「もちろんじゃ」
ポヨンッ…。
ソフィアとレイナにも手伝ってもらい、武器を車に載せる。
「ふぅ~」
「こんなものかな?」
「本当にお主らは大丈夫なのじゃな?」
「ああ」
「大丈夫だよソフィアさん。かならず帰って来るから」
「もう家族を失うのは嫌じゃからのぅ」
「分かってるよ。家族の失う苦しさは俺も有咲も分かってる」
「うん!!」
「そうか…。ではお主ら、妾とソフィアはお主らの帰りを待つぞい」
ソフィアとレイナは、楓と有咲を見送る。
「じゃあ行ってくる」
「行ってきます」
「うむ」
ポヨンッ…。
楓と有咲は、目的の場所へと車を走らせる。
「というかスケルトンって何…?」
「あれじゃないの?あの骸骨みたいな」
「ああ、やっぱりそういう魔物なのかな」
楓と有咲は、スケルトンという魔物を見るのは、今回の依頼が初めてなのでどういう魔物か分かっていなかった。
「俺たちの持ち場まで、もう少しだな」
「他の冒険者も居るのかなぁ」
「初対面の奴と話すの嫌だなぁ」
「そうだね…」
楓と有咲は、転生してこの世界に来てから色んな経験をしてきた。
しかし、人見知りというのは簡単に治るものでは無かった。
「まあ私たちは、私たちでスケルトンを殲滅しよ」
「あいよ」
楓と有咲は、目的の場所まで着いた。
そこには、先客が居た。
「おう!!お前らもここだったのか!!」
「貴様らが居るとなれば安心だな!!」
「お前らは!!」
「冒険者ギルドの!!」
「「おう!!」」
楓と有咲の持ち場には、冒険者ギルドにて乱闘騒ぎを起こしていた2人がいた。
1人は、斧を持ったうさ耳の男で、もう1人は大剣を持った猫耳の男だった。
「貴様らと仕事が出来るなんてな!!」
「俺も嬉しいぞ!!」
実は、この2人が起こしていた乱闘騒ぎは、一種の防犯だった。
冒険者ギルドを守るためにやっていた節もあり、さらには冒険者にはこういう奴もいるという事も教えていたのだ。
「知ってる人だし、まあ良いか…」
「そうだね」
人見知りの2人でも、少しは知っている人物と仕事なので安堵する。
「簡単な役割分担を決めておくぞ」
「そうだな」
斧を持っているうさ耳の男は、これからの動きを含めて役割分担を決めたいと言った。
「見た感じ2人は前衛だよな?」
「ああ」
「その通りだ」
楓は、2人の装備を見て確認のため聞く。
「じゃあ俺と有咲は、後衛に回るが問題ないか?」
「そうね」
「分かった」
「それがシンプルで効果的だな」
楓と有咲は、銃火器を扱うため後衛に、そしてうさ耳と猫耳の男は斧や大剣を扱うために前衛に決まった。
「そうと決まれば戦闘開始だな!!」
「おう!!」
「ああ」
「そうだね」
4人は、迫り来ているスケルトンの群れを目視し、戦闘準備へと取り掛かる。
「じゃあ後ろを頼むぞ!!」
「任せたぞ!!」
「ああ、任された」
「うん」
前衛の2人は、スケルトンの群れに立ち向かって行った。
「さてと、4人でこの大群を倒すのは、かなり無理があるような気もするがやるしか無いな」
「うん。でも私、遠距離から攻撃出来る武器ないよ」
「せっかく持って来たロケットランチャーでも使えば良いじゃね?」
「あぁ!!そういえばあったね!!」
有咲は、車からロケットランチャーを取り出す。
「じゃあ俺は、いつも通りスナイパーライフルで狙撃するか」
「それで私は、これで敵を吹き飛ばせば良いんだよね」
「そうそう。それで良いよ」
「うん!!」
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