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武器調達
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楓と有咲は、今ソファにて休んでいる。
「まさか、お風呂まで付いているとはな…」
「いい湯だったね」
夕食を済ませた後、2人はこの家にお風呂がある事を知り、お風呂を堪能していた。
「本当に何不自由ないね」
「転生前に住んでいた家よりも暮らしやすいかもな」
「そうだね」
「…」
「…」
「ねぇ楓」
「んー?」
「私たちって死んだんだよね」
「かもな」
「そうだよね…」
「ああ…」
2人は、異世界転生をしている。
その原因は、おそらく死んだからであろう。
その事実を未だに受け入れられていないのだ。
「なぁ有咲」
「なあに」
「改めて言いたい事があるんだけどさ」
「どうしたの?」
「俺は、有咲が好きだ」
「…ふぇ!?」
「あんまりこういった事は、恥ずかして言わなかったけどさ、あの火事で有咲を失いそうになって思ったんだ。有咲をもっと幸せにしてあげたかったって」
「そっか…」
「もっと有咲を笑顔にしてあげたかった」
「うん」
「もっと有咲と過ごしたかった」
「うんっ…」
「もっと有咲を愛したかった」
「ぐすっ…。うん…」
「ごめんな」
「良いよ…。私だってもっと楓を幸せにしたかった。もっと時間を過ごしたかった。もっと笑顔にしたかった。もっと愛したかった」
「有咲…」
「楓…」
2人は、死を経験し、お互いがかけがえのないものだとしった。
もうあんな終わり方はさせない。
もう愛する人を死なせない。
もう不幸な目に合わせない。
2人が決意した瞬間だった。
「有咲、愛してる」
「楓、愛してるよ」
2人はそっと優しくて甘い口づけをした。
翌日…。
「んんっ…。あれ?楓…?」
有咲は、目を覚まし、ベッドに楓が居ない事に気づく。
「楓?」
「呼んだか?」
「ふぇ!?」
突然の返事に驚いた楓は、思わず声を上げる。
「どうしたんだ有咲?」
「びっくりしちゃって」
「ん?そうか。とりあえず、ご飯出来たぞ」
「あっ、ありがとうね」
「気にするな。あと、服はそこのサイドテーブルに置いてるから」
「うん。ありがとう」
昨晩は、遅くまで愛し合っていたため、有咲は、服を着ていない状態だった。
楓の方は、先の起きていたので着替えも済ませていた。
ちなみに、今の替えでの格好は、Tシャツにジーンズといった格好だった。
「あれ?今日は割とまともかも」
有咲の方も、パーカーにジーンズといった服装だった。
「いや、現代的過ぎでしょ!?」
「有咲?どうした?」
「だって昨日はメイド服だったじゃない!!」
「バリエーションが豊富みたいでな」
「確かに!!」
有咲もクローゼットの中を確認し、種類の多さに驚いていた。
「というかウエディングドレスもクローゼットにあるって何!?」
「思い出の為とか?」
「私が着たのじゃないのに!?」
「それを言ったら俺のタキシードだって見覚えのないものだぞ」
「まあね!!」
この家に置いてある服は、あくまで2人にとってサイズはぴったりであるだけであって、見覚えの無いものばかりだ。
「ほれ、朝食を済ませたら、調べものの続きだ。冒険者なら武器の調達もしなきゃだからな」
「むぅ。それもそうだね」
「ふぅ…。美味しかったよ楓」
「それは良かった」
2人は朝食を済ませ、有咲が淹れた紅茶を飲んでいる。
「この世界にも紅茶があるなんてな」
「魔物とか魔法とかダンジョンとかあるけどね」
「武器を調達したら、魔物を見てみないとな」
「そうだね…。ちょっと怖いかも」
「まあ危険だろうなぁ」
「そうだよね…」
「ああ。だからこそ武器が必要なんだよ」
「そうだね。でもこの世界ってどんな武器があるのかな」
「んー。ファンタジーもので王道と言ったら剣とか杖とかじゃね?」
「この家には銃があるけど…」
「あれは、この家と同様、転生の特典だろ」
「この世界には銃みたいなの無いのかな」
「分からん」
「じゃあ今日は武器屋にでも行ってみようよ」
「だな」
今日の目的を決め、外出の準備をする。
「流石にこの格好で街を歩くのは浮かないかな?」
「昨日はメイド服と燕尾服だったんだ。大丈夫だろ」
「と言いながら、スリーピーススーツに着替えてるじゃない」
「だって色んな服があるんだ。着ないと損だろ」
「じゃあ私は、このドレスでも着ようかな」
「よしっ行くか」
「私は大丈夫だよ」
2人は着替えを済ませ、再び昨日の街に向かう。
「やっぱ人多いね」
「交易都市だからな。それに冒険者登録する人もいるんだろ」
「そうだったね。それで武器屋はどこだろうね」
「今日はこの街をぶらぶら歩いてみるか」
「うん!!」
武器屋を探しながら、この街を探索する。
「あれって防具屋じゃない?」
「行ってみるか」
2人は、見つけた防具屋に入る。
カランッ…。
「いらっしゃいませ~」
店に入ると、店主らしき女性が元気な挨拶をする。
「「(うさ耳だっ!?)」」
店主の耳には、ウサギの耳が生えていた。
「ここは防具屋で間違いないか?」
気を取り直して、楓はうさ耳店主に問いかける。
「うん!そうだよ!!」
「合ってたみたいだね」
「だな」
「それでお探しのものは?」
「そうだなぁ…」
「ここには防具ってどんなものがあるの?」
「そうだね~。ここには、駆け出し冒険者の為の装備がほとんどかな。リーズナブルだけど、質は良いよ」
「そうか」
「おすすめとかはどれとかあるの?」
「そうだねぇ…。性能的にはどれも似たり寄ったりだけど、というかあなた達の装備の方が断然良いよ」
「え?」
「そうなの?」
「うん。私、鑑定士の能力があるから見れば質の良し悪しが分かるの。だから、あなた達が来ているその服はかなり防御力あるのも分かるよ」
「この服、そんなに凄いものだったのか…」
「知らなかった…」
「だから、この店で買う必要は無いと思うよ」
「そうだったのか。それはすまなかった」
「良いよ良いよ!」
「じゃあ武器が売っている店ってどこにあるか教えてもらえる?」
「うん!武器はこの店の向かい側の店だよ!!」
「あの店か。ありがとう」
「また何かあったら来てねー!!」
「うん。ありがとうね」
2人は、防具屋を後にして、向かいの店の武器屋に行く。
カランッ…。
「おう!いらっしゃい!!」
今度は、屈強な男が店に居た。
「「(ドワーフだっ!!)」」
武器屋の店主はドワーフだった。
「それで何をお求めだ?」
「そ、そうだな。なにかおすすめとかはあるか?」
「そうだな。やはり剣が人気だな!!」
「なるほどな」
「この剣は、私でも取り扱えるの?」
「そうだなぁ。威力は減るが軽いのもあるぞ」
「やっぱり重さとかもあるのね」
2人は、店内の武器を見渡す。
「「(うーん。分からん!!)」」
転生したばかりの夫婦は、どれが武器として扱いやすいか分からないのだった。
「店主さんのイチ押しとかはあるの?」
有咲が店主に聞くと…。
「そうだな。どういう訳か人気がないのだが、俺自身の一番はアレだな」
2人は、店主のドワーフが指を指した先を見る。
「「刀じゃん!!」」
2人の視線の先には、2対の日本刀が置いてあった。
「おお!!2人はあれを知っているのか!!。昔な、俺のダチにニホンってところから来た奴が居てな。そいつに教えてもらったんだ!!」
「待て!日本から来た奴が居るのか!?」
「その人に会いたいんですけど!!」
2人は、同郷の地からやって来た者が他に居ると知り、店主に所在を聞く。
「あぁ…。紹介してやりたいんだが、もうそいつは居なくてな」
「そ、そうなのか。すまないな…」
「すみません…」
「なあに気にするな。それよりもあんた達もそのニホンから来たのか?」
「ああ。実はそうなんだ」
「うん」
「そうかそうか。それならあんた達にあの刀を授けても良いかもな」
「良いのか?」
「構わんよ」
「でも、お金とかは…」
「あの男と同郷の奴から金なんて取れるかよ」
「そ、そうなのね」
「ああ。だから受け取ってくれ」
「分かった。ありがとうな」
「ありがとう」
「うむ」
2人は、2対の刀を受け取った。
「また何かあればウチに来な!!」
「ああ。助かる」
「ありがとうございます」
2人は、店を後にする。
「すげぇな…」
「そうだね…」
「まさか、俺たち以外にも異世界転生してる奴居たなんてな」
「うん…」
「本当に異世界転生って何番煎じだよ…」
「全くだよね…」
「まさか、お風呂まで付いているとはな…」
「いい湯だったね」
夕食を済ませた後、2人はこの家にお風呂がある事を知り、お風呂を堪能していた。
「本当に何不自由ないね」
「転生前に住んでいた家よりも暮らしやすいかもな」
「そうだね」
「…」
「…」
「ねぇ楓」
「んー?」
「私たちって死んだんだよね」
「かもな」
「そうだよね…」
「ああ…」
2人は、異世界転生をしている。
その原因は、おそらく死んだからであろう。
その事実を未だに受け入れられていないのだ。
「なぁ有咲」
「なあに」
「改めて言いたい事があるんだけどさ」
「どうしたの?」
「俺は、有咲が好きだ」
「…ふぇ!?」
「あんまりこういった事は、恥ずかして言わなかったけどさ、あの火事で有咲を失いそうになって思ったんだ。有咲をもっと幸せにしてあげたかったって」
「そっか…」
「もっと有咲を笑顔にしてあげたかった」
「うん」
「もっと有咲と過ごしたかった」
「うんっ…」
「もっと有咲を愛したかった」
「ぐすっ…。うん…」
「ごめんな」
「良いよ…。私だってもっと楓を幸せにしたかった。もっと時間を過ごしたかった。もっと笑顔にしたかった。もっと愛したかった」
「有咲…」
「楓…」
2人は、死を経験し、お互いがかけがえのないものだとしった。
もうあんな終わり方はさせない。
もう愛する人を死なせない。
もう不幸な目に合わせない。
2人が決意した瞬間だった。
「有咲、愛してる」
「楓、愛してるよ」
2人はそっと優しくて甘い口づけをした。
翌日…。
「んんっ…。あれ?楓…?」
有咲は、目を覚まし、ベッドに楓が居ない事に気づく。
「楓?」
「呼んだか?」
「ふぇ!?」
突然の返事に驚いた楓は、思わず声を上げる。
「どうしたんだ有咲?」
「びっくりしちゃって」
「ん?そうか。とりあえず、ご飯出来たぞ」
「あっ、ありがとうね」
「気にするな。あと、服はそこのサイドテーブルに置いてるから」
「うん。ありがとう」
昨晩は、遅くまで愛し合っていたため、有咲は、服を着ていない状態だった。
楓の方は、先の起きていたので着替えも済ませていた。
ちなみに、今の替えでの格好は、Tシャツにジーンズといった格好だった。
「あれ?今日は割とまともかも」
有咲の方も、パーカーにジーンズといった服装だった。
「いや、現代的過ぎでしょ!?」
「有咲?どうした?」
「だって昨日はメイド服だったじゃない!!」
「バリエーションが豊富みたいでな」
「確かに!!」
有咲もクローゼットの中を確認し、種類の多さに驚いていた。
「というかウエディングドレスもクローゼットにあるって何!?」
「思い出の為とか?」
「私が着たのじゃないのに!?」
「それを言ったら俺のタキシードだって見覚えのないものだぞ」
「まあね!!」
この家に置いてある服は、あくまで2人にとってサイズはぴったりであるだけであって、見覚えの無いものばかりだ。
「ほれ、朝食を済ませたら、調べものの続きだ。冒険者なら武器の調達もしなきゃだからな」
「むぅ。それもそうだね」
「ふぅ…。美味しかったよ楓」
「それは良かった」
2人は朝食を済ませ、有咲が淹れた紅茶を飲んでいる。
「この世界にも紅茶があるなんてな」
「魔物とか魔法とかダンジョンとかあるけどね」
「武器を調達したら、魔物を見てみないとな」
「そうだね…。ちょっと怖いかも」
「まあ危険だろうなぁ」
「そうだよね…」
「ああ。だからこそ武器が必要なんだよ」
「そうだね。でもこの世界ってどんな武器があるのかな」
「んー。ファンタジーもので王道と言ったら剣とか杖とかじゃね?」
「この家には銃があるけど…」
「あれは、この家と同様、転生の特典だろ」
「この世界には銃みたいなの無いのかな」
「分からん」
「じゃあ今日は武器屋にでも行ってみようよ」
「だな」
今日の目的を決め、外出の準備をする。
「流石にこの格好で街を歩くのは浮かないかな?」
「昨日はメイド服と燕尾服だったんだ。大丈夫だろ」
「と言いながら、スリーピーススーツに着替えてるじゃない」
「だって色んな服があるんだ。着ないと損だろ」
「じゃあ私は、このドレスでも着ようかな」
「よしっ行くか」
「私は大丈夫だよ」
2人は着替えを済ませ、再び昨日の街に向かう。
「やっぱ人多いね」
「交易都市だからな。それに冒険者登録する人もいるんだろ」
「そうだったね。それで武器屋はどこだろうね」
「今日はこの街をぶらぶら歩いてみるか」
「うん!!」
武器屋を探しながら、この街を探索する。
「あれって防具屋じゃない?」
「行ってみるか」
2人は、見つけた防具屋に入る。
カランッ…。
「いらっしゃいませ~」
店に入ると、店主らしき女性が元気な挨拶をする。
「「(うさ耳だっ!?)」」
店主の耳には、ウサギの耳が生えていた。
「ここは防具屋で間違いないか?」
気を取り直して、楓はうさ耳店主に問いかける。
「うん!そうだよ!!」
「合ってたみたいだね」
「だな」
「それでお探しのものは?」
「そうだなぁ…」
「ここには防具ってどんなものがあるの?」
「そうだね~。ここには、駆け出し冒険者の為の装備がほとんどかな。リーズナブルだけど、質は良いよ」
「そうか」
「おすすめとかはどれとかあるの?」
「そうだねぇ…。性能的にはどれも似たり寄ったりだけど、というかあなた達の装備の方が断然良いよ」
「え?」
「そうなの?」
「うん。私、鑑定士の能力があるから見れば質の良し悪しが分かるの。だから、あなた達が来ているその服はかなり防御力あるのも分かるよ」
「この服、そんなに凄いものだったのか…」
「知らなかった…」
「だから、この店で買う必要は無いと思うよ」
「そうだったのか。それはすまなかった」
「良いよ良いよ!」
「じゃあ武器が売っている店ってどこにあるか教えてもらえる?」
「うん!武器はこの店の向かい側の店だよ!!」
「あの店か。ありがとう」
「また何かあったら来てねー!!」
「うん。ありがとうね」
2人は、防具屋を後にして、向かいの店の武器屋に行く。
カランッ…。
「おう!いらっしゃい!!」
今度は、屈強な男が店に居た。
「「(ドワーフだっ!!)」」
武器屋の店主はドワーフだった。
「それで何をお求めだ?」
「そ、そうだな。なにかおすすめとかはあるか?」
「そうだな。やはり剣が人気だな!!」
「なるほどな」
「この剣は、私でも取り扱えるの?」
「そうだなぁ。威力は減るが軽いのもあるぞ」
「やっぱり重さとかもあるのね」
2人は、店内の武器を見渡す。
「「(うーん。分からん!!)」」
転生したばかりの夫婦は、どれが武器として扱いやすいか分からないのだった。
「店主さんのイチ押しとかはあるの?」
有咲が店主に聞くと…。
「そうだな。どういう訳か人気がないのだが、俺自身の一番はアレだな」
2人は、店主のドワーフが指を指した先を見る。
「「刀じゃん!!」」
2人の視線の先には、2対の日本刀が置いてあった。
「おお!!2人はあれを知っているのか!!。昔な、俺のダチにニホンってところから来た奴が居てな。そいつに教えてもらったんだ!!」
「待て!日本から来た奴が居るのか!?」
「その人に会いたいんですけど!!」
2人は、同郷の地からやって来た者が他に居ると知り、店主に所在を聞く。
「あぁ…。紹介してやりたいんだが、もうそいつは居なくてな」
「そ、そうなのか。すまないな…」
「すみません…」
「なあに気にするな。それよりもあんた達もそのニホンから来たのか?」
「ああ。実はそうなんだ」
「うん」
「そうかそうか。それならあんた達にあの刀を授けても良いかもな」
「良いのか?」
「構わんよ」
「でも、お金とかは…」
「あの男と同郷の奴から金なんて取れるかよ」
「そ、そうなのね」
「ああ。だから受け取ってくれ」
「分かった。ありがとうな」
「ありがとう」
「うむ」
2人は、2対の刀を受け取った。
「また何かあればウチに来な!!」
「ああ。助かる」
「ありがとうございます」
2人は、店を後にする。
「すげぇな…」
「そうだね…」
「まさか、俺たち以外にも異世界転生してる奴居たなんてな」
「うん…」
「本当に異世界転生って何番煎じだよ…」
「全くだよね…」
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