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情報収集
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夫婦揃って異世界転生をしてしまった2人は、危機に瀕していた。
「ご飯どうしよっか」
「確かに」
今日の食事をどうするかという問題だ。
「というかこの世界には、俺たち以外に人はちゃんといるよな…?」
「分かんない…。はっ!?もしかして私たちしか居なかったりするの!?」
「分からん」
「それも調べなきゃだね」
2人の家の周囲には何もない。
ただただ草原が広がっている。
「というか歩きって…」
「うん…」
街というものがあるのかどうかも分からないなかで、移動を始めるというのは非常に辛い。
「まあ考えても仕方ないか…」
「そうだね。ここで飢え死にするよりかはマシよね」
「じゃあどこかに行ってみるか。この家で探索してないところは無いよな」
「多分」
2人は、外出の準備を始める。
「というか服や銃。本や食器が存在している時点でこの世界に俺たちだけってことはないだろうな」
「確かに。言われてみればそうだね」
「それに、テーブルに置いてある小袋ってこの世界の通貨が入ってたりしてないか?」
「小袋ってこれ…?」
有咲は、テーブルの上に置いてあった小袋を手に取り、中身を調べる。
「金貨…?。他にも銀と銅も…」
「この世界の通貨かもな」
小袋の中には、大量の金貨が入っていた。
「金貨一枚にどのくらいの価値があるんだろうね」
「インフレ起こしてて、この大量の金貨でパン一枚だったりするかもな」
「どれだけ財政破綻してるのよ」
ようやく置かれている状況に慣れて来たのか冗談を言える余裕ができてきた。
「じゃあこれ持って街を探してみようよ」
「だな」
2人は再び外へ向かう。
「じゃあ行くぞ」
「うん!」
楓が扉に手を掛け、その扉を引く。
「あれ?楓、この扉って押すんじゃないの?」
「え?」
ガチャ…。
開いた扉の先には…。
がやがや・・・。
人の往来が激しい街があった。
街とは言っても、ビルのようなものがあるわけでもなく、ゲームや漫画やいわゆる異世界転生もので見るような街並みだった。
「「あれ???」」
2人は理解が追い付かず、一度扉を閉める。
「どういう事だ…?」
「…楓、その扉を押してみて」
「あ、ああ」
楓は、有咲の言うように扉を押してみる。
ガチャ…。
「ここって最初の…」
「うん」
扉の先には、最初に見た草原が広がっていた。
「じゃあ楓。今度は、またその扉を引いてみて」
「ああ」
扉を一度閉め、今度は引いてみる。
ガチャ…。
がやがや・・・。
今度は、人通りのある街が現れた。
「そういう事か」
「うん。この扉は押すと引くで別の所に繋がっているみたいね」
「この扉さえも魔法ってわけか」
「みたいだね。本来の家の場所は、多分あの草原にあるのでしょうね」
「だな。この建物は、魔法で存在しているだけって感じがするな」
2人が出てきた建物は、特に人が住んでるような建物ではなく、ただただ存在しているという感じだった。
行きかう人々は、2人がそこから出てきたことを気にすることなく歩みを進めている。
「とりあえず、聞き込みでもしてみよっか」
「そうだな」
聞き込みを始めようとするが、2人にとっては大きな問題があった。
「楓が話しかけてね」
「有咲が話しかけてくれ」
「「…」」
2人は、人見知りだった。
転生前は、2人はそれぞれ働いてはいたものの、基本的には人見知りだった。
「まあここの人は、自分の事を知らないだろうから、まだマシか」
「そ、そうね」
2人は、この世界を詳しく知るためにも、勇気を出す。
「こういった時に、情報が集まるとしたら…」
「酒場とか?」
「そうだな。探してみるか」
家から出た2人は、歩みを進める。
「にしても凄いな」
「そうだね。本当に異世界に来たみたい」
「みたいというか本当に来てるというか」
「確かにそうだね」
「いろんなものが売ってるな」
「呪いの結婚指輪だって」
「どこに需要があんだよ」
「さぁ?あれじゃないの?付けたら外せないとか」
「離婚出来ないのか」
「メンヘラの呪いかしら」
「嫌な呪いだな」
「でも外す必要なくない?」
「料理する時とかは外さないの?」
「私は外さないかな。楓は?」
「俺も外してないな」
「そっか」
「そうだぞ」
「ふふっ」
「どうした?」
「いや、ちょっと嬉しくて」
「そうか」
「うん!」
一度は、死んだのかもしれない。
それでも2人は夫婦なのだ。
その事実だけは変わらない。
それをお互いに再確認出来たのである。
「あっ!ここじゃない?」
「おお。それっぽいな」
「入ってみよ!!」
酒場の扉を開ける。
がやがや・・・。
「わぁ」
「昼間でも多いな」
入った酒場は、昼間とは言え、多くの人が酒盛りをしていた。
「とりあえず、カウンター席の方に行こうぜ」
「そうだね」
2人は、店員が居るカウンター席の方へ進む。
「ご注文は何にする?」
女性の店員が注文を聞く。
それもただの店員ではなく…。
猫耳だ。
「そうだなぁ。おすすめは何ですか?」
「こちらの地ビールですね」
「じゃあそれを2つ」
「はーい」
楓が注文を済ませる。
「ね、ねぇ楓。私たちは飲みに来たわけでは無いのよ」
「まあな。でも情報を聞くには、まずは客として来なきゃだな」
「なるほどね…。でもお金とかは…?」
「それなら大丈夫だぞ」
「え?」
有咲は、首をかしげる。
「ほれ、メニューにビールは、銅貨3枚って書いてあるだろ」
「本当だ」
メニュー表には、この世界の通貨での値段が表記されていた。
「まあそういう事だ。お金は足りる」
「なるほどね」
「でも、お金を稼ぐ方法を探さなきゃな」
「確かに、それは考えなきゃね」
そうして2人で考えていると…。
「はい!お待ちどおさま!!地ビール2つね!!」
「ありがとう」
「ありがとうございます」
ビールが来た。
「すみません。実は自分達この街に来たばかりで、いまいち分かって無いんですけど、この街ってどんなとこなんだ?」
楓が勇気を振り絞り、店員に聞いてみる。
「あっ!そうなの!!冒険者さんとか?」
「いや、そういう訳では無いんですけど…」
「そっか!!じゃあ教えるね。この街は、アルヴァンっていう名前でね。この近隣では一番の交易都市だよ!!」
「なるほどな」
「そうなのね」
「そして始まりの街でもあるの」
「始まり?」
「どういう事?」
「冒険者が冒険者登録するための街なんだよ!!だから冒険者になるために、わざわざこの街に来る人が多いんだよー!!」
「そうなんだな」
「そう…。じゃあその冒険者っていうのはどんなことをするの?」
有咲が質問をする。
「うーんとね。一概には言えないんだけど、簡単に言うと何でも屋かな。魔物を狩ったり、素材採取したり、商人の護衛だったりね」
「そうか。でもそれじゃあ冒険とは言えなくないか?」
「確かに…」
「うんうん!!そうだね!!。実は、ダンジョンに行ってアイテムをゲットしたり、お宝もゲットする!!それが本来の冒険者なの!!」
「ダンジョンか…」
「それは、危険なのよね?」
「うん。実はね、最近の冒険者は、ダンジョンに潜ったりしないの。誰も攻略できないから、みんな諦めてるんだ」
「そうか」
「そう…」
楓と有咲は、目配せをする。
これからどうしていくのか大事な事だ。
「なぁ(ねぇ)」
「うん?」
「冒険者になるためにはどこに行けばいいんだ(いいの)?」
「ご飯どうしよっか」
「確かに」
今日の食事をどうするかという問題だ。
「というかこの世界には、俺たち以外に人はちゃんといるよな…?」
「分かんない…。はっ!?もしかして私たちしか居なかったりするの!?」
「分からん」
「それも調べなきゃだね」
2人の家の周囲には何もない。
ただただ草原が広がっている。
「というか歩きって…」
「うん…」
街というものがあるのかどうかも分からないなかで、移動を始めるというのは非常に辛い。
「まあ考えても仕方ないか…」
「そうだね。ここで飢え死にするよりかはマシよね」
「じゃあどこかに行ってみるか。この家で探索してないところは無いよな」
「多分」
2人は、外出の準備を始める。
「というか服や銃。本や食器が存在している時点でこの世界に俺たちだけってことはないだろうな」
「確かに。言われてみればそうだね」
「それに、テーブルに置いてある小袋ってこの世界の通貨が入ってたりしてないか?」
「小袋ってこれ…?」
有咲は、テーブルの上に置いてあった小袋を手に取り、中身を調べる。
「金貨…?。他にも銀と銅も…」
「この世界の通貨かもな」
小袋の中には、大量の金貨が入っていた。
「金貨一枚にどのくらいの価値があるんだろうね」
「インフレ起こしてて、この大量の金貨でパン一枚だったりするかもな」
「どれだけ財政破綻してるのよ」
ようやく置かれている状況に慣れて来たのか冗談を言える余裕ができてきた。
「じゃあこれ持って街を探してみようよ」
「だな」
2人は再び外へ向かう。
「じゃあ行くぞ」
「うん!」
楓が扉に手を掛け、その扉を引く。
「あれ?楓、この扉って押すんじゃないの?」
「え?」
ガチャ…。
開いた扉の先には…。
がやがや・・・。
人の往来が激しい街があった。
街とは言っても、ビルのようなものがあるわけでもなく、ゲームや漫画やいわゆる異世界転生もので見るような街並みだった。
「「あれ???」」
2人は理解が追い付かず、一度扉を閉める。
「どういう事だ…?」
「…楓、その扉を押してみて」
「あ、ああ」
楓は、有咲の言うように扉を押してみる。
ガチャ…。
「ここって最初の…」
「うん」
扉の先には、最初に見た草原が広がっていた。
「じゃあ楓。今度は、またその扉を引いてみて」
「ああ」
扉を一度閉め、今度は引いてみる。
ガチャ…。
がやがや・・・。
今度は、人通りのある街が現れた。
「そういう事か」
「うん。この扉は押すと引くで別の所に繋がっているみたいね」
「この扉さえも魔法ってわけか」
「みたいだね。本来の家の場所は、多分あの草原にあるのでしょうね」
「だな。この建物は、魔法で存在しているだけって感じがするな」
2人が出てきた建物は、特に人が住んでるような建物ではなく、ただただ存在しているという感じだった。
行きかう人々は、2人がそこから出てきたことを気にすることなく歩みを進めている。
「とりあえず、聞き込みでもしてみよっか」
「そうだな」
聞き込みを始めようとするが、2人にとっては大きな問題があった。
「楓が話しかけてね」
「有咲が話しかけてくれ」
「「…」」
2人は、人見知りだった。
転生前は、2人はそれぞれ働いてはいたものの、基本的には人見知りだった。
「まあここの人は、自分の事を知らないだろうから、まだマシか」
「そ、そうね」
2人は、この世界を詳しく知るためにも、勇気を出す。
「こういった時に、情報が集まるとしたら…」
「酒場とか?」
「そうだな。探してみるか」
家から出た2人は、歩みを進める。
「にしても凄いな」
「そうだね。本当に異世界に来たみたい」
「みたいというか本当に来てるというか」
「確かにそうだね」
「いろんなものが売ってるな」
「呪いの結婚指輪だって」
「どこに需要があんだよ」
「さぁ?あれじゃないの?付けたら外せないとか」
「離婚出来ないのか」
「メンヘラの呪いかしら」
「嫌な呪いだな」
「でも外す必要なくない?」
「料理する時とかは外さないの?」
「私は外さないかな。楓は?」
「俺も外してないな」
「そっか」
「そうだぞ」
「ふふっ」
「どうした?」
「いや、ちょっと嬉しくて」
「そうか」
「うん!」
一度は、死んだのかもしれない。
それでも2人は夫婦なのだ。
その事実だけは変わらない。
それをお互いに再確認出来たのである。
「あっ!ここじゃない?」
「おお。それっぽいな」
「入ってみよ!!」
酒場の扉を開ける。
がやがや・・・。
「わぁ」
「昼間でも多いな」
入った酒場は、昼間とは言え、多くの人が酒盛りをしていた。
「とりあえず、カウンター席の方に行こうぜ」
「そうだね」
2人は、店員が居るカウンター席の方へ進む。
「ご注文は何にする?」
女性の店員が注文を聞く。
それもただの店員ではなく…。
猫耳だ。
「そうだなぁ。おすすめは何ですか?」
「こちらの地ビールですね」
「じゃあそれを2つ」
「はーい」
楓が注文を済ませる。
「ね、ねぇ楓。私たちは飲みに来たわけでは無いのよ」
「まあな。でも情報を聞くには、まずは客として来なきゃだな」
「なるほどね…。でもお金とかは…?」
「それなら大丈夫だぞ」
「え?」
有咲は、首をかしげる。
「ほれ、メニューにビールは、銅貨3枚って書いてあるだろ」
「本当だ」
メニュー表には、この世界の通貨での値段が表記されていた。
「まあそういう事だ。お金は足りる」
「なるほどね」
「でも、お金を稼ぐ方法を探さなきゃな」
「確かに、それは考えなきゃね」
そうして2人で考えていると…。
「はい!お待ちどおさま!!地ビール2つね!!」
「ありがとう」
「ありがとうございます」
ビールが来た。
「すみません。実は自分達この街に来たばかりで、いまいち分かって無いんですけど、この街ってどんなとこなんだ?」
楓が勇気を振り絞り、店員に聞いてみる。
「あっ!そうなの!!冒険者さんとか?」
「いや、そういう訳では無いんですけど…」
「そっか!!じゃあ教えるね。この街は、アルヴァンっていう名前でね。この近隣では一番の交易都市だよ!!」
「なるほどな」
「そうなのね」
「そして始まりの街でもあるの」
「始まり?」
「どういう事?」
「冒険者が冒険者登録するための街なんだよ!!だから冒険者になるために、わざわざこの街に来る人が多いんだよー!!」
「そうなんだな」
「そう…。じゃあその冒険者っていうのはどんなことをするの?」
有咲が質問をする。
「うーんとね。一概には言えないんだけど、簡単に言うと何でも屋かな。魔物を狩ったり、素材採取したり、商人の護衛だったりね」
「そうか。でもそれじゃあ冒険とは言えなくないか?」
「確かに…」
「うんうん!!そうだね!!。実は、ダンジョンに行ってアイテムをゲットしたり、お宝もゲットする!!それが本来の冒険者なの!!」
「ダンジョンか…」
「それは、危険なのよね?」
「うん。実はね、最近の冒険者は、ダンジョンに潜ったりしないの。誰も攻略できないから、みんな諦めてるんだ」
「そうか」
「そう…」
楓と有咲は、目配せをする。
これからどうしていくのか大事な事だ。
「なぁ(ねぇ)」
「うん?」
「冒険者になるためにはどこに行けばいいんだ(いいの)?」
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