半径三メートルの箱庭生活
『誰もが、自分から半径三メートル以内にいる人間から、伴侶となる人を見付ける』らしい。
愛嬌と元気が取り柄の月見里百合子こと月ちゃんの心の世界三メートル圏内の距離に果たして運命の相手はいるのか?
映画を大好きな月ちゃんの恋愛は、映画のようにはなるわけもない?
一メートル、二メートル、三メートル、月ちゃんの相手はどこにいる?
恋愛というより人との触れ合いを描いた内容です。
現在第二部【ゼクシイには載っていなかった事】を公開しています。
月ちゃんのロマンチックから程遠い恍けた結婚準備の様子が描かれています
人との距離感をテーマにした物語です。女性の半径三メートルの距離の中を描いたコチラの話の他に、手の届く範囲の異性に手を出し続けた男性黒沢明彦を描いた「手を伸ばしたチョット先にあるお月様」、三十五センチ下の世界が気になり出した男性大陽渚の物語「三十五センチ下の◯◯点」があります。
黒沢くんの主人公の『伸ばした手のチョット先にある、お月様】と併せて読んでいただけると更に楽しめるかもしれません。
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うわ~すごくこの気持ち分かります。
大学生時代、四年になって周囲から「先輩!先輩!」って言われて
ああ、自分も年をとったなあ、って思って居て、
会社に入ったとき「二十二才?若いな~て先輩に言われて「え?!」って
思ったの思い出しました。
すごく二十代って年取った!あ、まだ若いや、年取った!の繰り返しがあります。
楠乃小玉様
二十代は第二の青春時代とも言うべき不安定さをもった時期ですよね。
大人なようで未熟で幼さもありそれに甘えつつもその事に歯痒さ感じという所ありました。懐かしいです。
すごくいいです。私の家も母がわりと気がつよくて、
それでいて世間知らずなので、私がずっと尻ぬぐいしてきた感じです。
そのため、いつも矢面に立つ私がイライラしてる感じなんですが、
それでも肉親である母は愛しています。
この作品は文章の行間からすごく切なさがにじみ出してきて、
共感します。
素晴らしい作品だと思います。
楠乃小玉さま
私の作品を読んで下さっただけでなく、感想まで頂きありがとうございます。
母親との関係を注目して下さっで嬉しいです。
私の母も愛情深くてその分干渉も強く、加え社会人になった事で変化する価値観もおり、少しその距離感に悩んだ時の気持ちが少し入っていたようにも感じます。あいされているのは理解しているし、愛しているからこそイラつくのでしょうね。
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