Zazzy people

白い黒猫

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Arrogant man

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「ゥ、ゥ、ァ」
 男の声が漏れる。俺は指を更に進めて指の動きを大きくして行くと、男は身体を仰け反らせる。
「良い子だ、落ちついて」
 そう囁きながら、舌で耳も犯した。俺の視線を受けイーラは頷きニヤリと笑った。
 俺の指が男の体内のあるポイントを突いてやると男の身体がビクッと震える。そのタイミングでイーラが男のいきり勃っていたモノにワインクーラーに入っていた氷を押し当てる。男の身体がビクビク跳ね続けた。
 射精寸前で妨害されたから当然だろう。うねる胎内の熱も出口を冷やされた事で行き場をなくし再び男の中で燻り続ける。 
「だから一人で楽しむなって言ってるだろ」
 顔を横に振り、口枷に阻まれながらも必死で請願する男の乳首にもイーラは氷を滑らせる。
「落ち着きなさい、まだ夜は長いから」
 冷やした乳首を、今度は舌で愛撫する。そして反対の乳首は氷で悪戯する。
「ヴ、ゥン~」
 鼻から抜けるような声を漏らし男は弱々しく頭をふる。
 男の身体の緊張が解けてきたタイミングで指を抜き、代わりにオレのモノを男の穴に押し挿れる。
「ウ~」
 ブルブル身体を震わせる男を宥めるように、耳元で囁きながらキスをしてやる。同時にジワジワと男の身体の奥まで挿入し完全に入った所で止める。
 イーラにペニスを弄られながら、男は俺に突き刺されている。ハッキリした存在感を持つ俺のモノをイヤという程身体で感じて何を考えているのか? 動くに動けない様子で荒く大きく呼吸を繰り返す。
 前にいるイーラがドレスを脱ぎ捨て下着姿になった。股で男のモノを挟み込み張りもあり突き出した大きな胸を押し付けるように抱きしめ身体をくねらせ始めた。
 俺は微笑みかけてくるイーラに男越しにキスをして舌を絡ませる。この男は反応も中もイマイチだ。自分だけ楽しみ相手に求めるだけ。コチラに何も返してくることもない。
 本音をいうと直ぐに引き抜いて、イーラの燃えるようなアソコに突っ込みたい。
 俺はゆっくりと腰を動かし男を責めていく。やはり男はあっけなく快楽にのまれていきあっという間にイってしまう。イーラは不快そうに顔を顰め、男から離れて落ちていた男のシャツで汚れた内腿を拭く。
 俺にさらに後ろを突かれ、直ぐに勢いを取り戻す男の股間に冷たい目を向ける。
「なるほどね~この身体は突っ込むより突っ込まれて悦ぶのね~乳首もビンビンに立てて私より女の反応を起こしているじゃない」
 そう言いながら乳首を弾くと男の身体がビクリ震え挿入していた俺のモノを締め付ける。
 顔を顰めた俺を見て妻は笑い、男の胸への刺激を与える事を楽しみ始める。
 今まで女を縛り、一方的に責める事しかして来なかった男が、今は一方的に責められ翻弄されているのだ。とはいえこの男と違って俺達は男を最高に感じさせ楽しませてやっているだけかなり優しいと思う。俺はイーラだけを見つめ腰を動かす。
 それにしても、この男は快楽に異様に弱いのか、もう俺達の与える快感にただただ夢中になり、ただ獣のような声をあげ全身でそれを追う事だけに必死になっている。
『コイツ、ツマンネエ』
 俺は日本語でそう呟き、男の中に射精した後、穴からモノを引き抜く。男の一人で盛り上がった様子に完全に萎る。男への興味を無くし、イーラにキスをして離れシャワーを浴びに行くことにした。


 ※   ※   ※


 Fill in=ソロイストのバックで音の隙間を埋めるような演奏
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