11 / 11
第11エナジーR 「それぞれの意識の中」
しおりを挟む
「「おまえらがやる気があるなら、そこのエナモンってやつに代わって、オレがエナジーのことをもっと教えてもいいがどうする?」
「じゃあ教わろうかな。オレもっと強くなりたいし。」
「リュウガに負けたくないわ。私は今からでも大丈夫よ。」
「オレももっとエナジーのこと勉強しよう。」
「とりあえず、おまえらの当面の目標は、エナジー使いとして最低限のエナジー値、エナジーパワー、エナジーマジックともに1000まで高めてもらう。それができなきゃ前に進めない。」
「1000ないとミクロと戦うの厳しいのか?」
「いや。シールドの問題。エナジーパワー1000ほどあれば、重力が強い星でも耐えることができるし、圧力にも耐えることができる。上空なら気圧、液体の中なら水圧、どちらも生身では耐えられないパワーだ。あと酸素を作り出す力や有害なガスを除去する力、強烈な紫外線、放射線を遮断する力、高熱、極寒にも耐える力、これらはエナジーマジックのシールドで対処しなければ、ならない。エナジーパワーと違って、エナジーマジックの方が力のコントロールが難しいがな。」
「そのための目標1000エナジーだな。よーし、頑張るぞ。」
「私は、エナジーマジックの使い方なら自信があるわ。で、まおくんだったわね?早く、エナジーの上げ方を教えて。」
「潜在エナジー力を上げるには、自分の体にある細胞の隅々から、エナジーを拾い上げてくるしかない。細胞に問いかけるんだ。エナジーよ。くれって。」
「細胞に問いかけるか。考えたこともなかった。オレのエナジーよ。身体中から、溢れろ!!」
ズズズ。
「私のエナジーも、もっと集まれ!!リュウガなんかに負けないくらい。集まって!!特にエナジーパワー!!」
ズズズ。
「オレもコイツらより強くならないと、会話にも参加させてもらえなくなりそうだから、エナジーよ。出ろ!!」
ズズズ。
「少しずつ、身体中からかき集められてきてるな。今までが雑なエナジーの使い方をしていたことがよくわかるな。」
「おっ。ほんとだ。リュウガ、アイ。エナジーが上がったな。リュウガのエナジーパワーは200だ。エナジーマジック60だ。アイは、エナジーパワー50。エナジーマジック260だ。」
「えー!!1000まで全然じゃない!!もーやだー!!」
「おっと、アイ。シールドをそのままにしろ。そのままの状態で24時間耐えろ。それが修行の第一歩だ。」
「この状態で24時間!?ちょっと待って、今、夜の8時よ?明日、学校あるし、それに見て!!今、エナジーを練っただけでこれだけの汗、無理よ。無理に決まってるわ。」
「無理なら、いつでもやめろよ。オレはおまえらが強くなろうが弱いままだろうが、どうでもいいからな。」
「そうだ。アイ。そのまま帰れ。オレはおまえよりずっと強くなるんだから。」
カチン。(アイがキレた音。)
「あんたにだけは絶対負けない。もう学校なんてどうでもいいわ。負けない!!」
「あら、アイちゃん。今日はうちで修行、いえ泊まっていくとアイちゃんのお母さんに連絡しとくわね。」
「ありがとうございます。おばさま。」
「母さん。オレらの話、いちおう聞いてんだな。母さんこそ、平然と1000人前の料理作れるし、エナジー使いの才能ありそうなんだけど。」
リュウガ、アイ、エナモンは、シールドを展開したまま、一時間が過ぎた。
「おまえら、三人とも限界スレスレだな。」
リュウガとアイは、シールドを張って数分は言い合いをしていたものの、10分が経過すると疲労のあまり声も出なくなっていた。
マラソンをしているときのように、身体中の汗がダラダラ溢れており、意識も飛びかけていた。
「意識がもうろうしているな。」
バタン。
リュウガ、アイ、エナモンは、弱ったシールドを出したまま倒れこんだ。
ーリュウガの意識ー
だめだ。体が動かない。シールドも切れてエナジーもなくなる。身体中が痛え。普段、練らない以上のエナジーを練ったからだ。クソ。オレはこれまでなのか。
リュウガが目を閉じると、まぶたからキラキラ光を感じた。
なんだ?このかがやき?キレイだな。なんだか気持ちも良いし、眠くなってきた。このまま寝てしまったらどんなに幸せなんだろう?あれ?そもそも小学生の
オレがなんでこんなことしてるんだっけ?もうなんでもいいや。
情けない。
ん?だれ?だれの声?
オレはおまえだ。おまえの体を支えている約40兆個の細胞だ。
あっ。どうも。
どうもじゃねーだろ!!このままだったらおまえ死ぬのわかってる?
えっ。それはまずいけど。もうしんどすぎてどうでも良くなってきたんだけど。
そんなしんどさ普通の生物たちはみんなやってんの!!おまえ強くなりたいんじゃないの?
まあ最低アイよりは・・・。
だったら死ぬ気でガンバレよ。強くなるには何度も何度も死ぬ気でやんなきゃ強くなれんの!!ったく。
へーい。がんばりやす。でもオレほんと、もう体からエナジー出ないんだけど。
オレら、おまえの細胞がエナジーを捻り出す。しかし、捻り出した後はさらにエナジーの出し尽くしの疲労感が増す。それは地獄の苦痛だ。それを何度も何度も何度も繰り返し、意識も飛びながら、またオレらと会い続けろ。そしたら、おまえら、アイもエナモンもエナジー使いとしてモノになる。
へーい。この話覚えてたら、言っとく。
リュウガの体の隅々から、エナジーが湧き始めていた。
プシュー!!
「とりあえず、リュウガはエナジー使いの初歩中の初歩に目覚めつつ、あるな。アイとエナモンはどうかな?」
ーアイの意識ー
苦しい。死ぬー。私ってば、何でこんなことしているだっけ?こんなことしているヒマないわよね?私は検事さんになるのよ。こんなことしている場合じゃない!!早く帰って勉強しなきゃって体も動かない。意識も飛ぶ。もう終わり。
ちょっとあんた、いい加減にしなさい!!
私に向かってあんたとは何よ?ってか私に話しかけているあんた何なのよ?
私はあなたよ!!あなたの細胞!!
あんたが死にかけているから、力を貸してあげようとしているのよ!!それくらい察しなさい!!マヌケ!!
は?あんた・・・。あなたって言ったり、あんたって言ったり、言っていることがめちゃくちゃよ!!だれがあんたなんかの力なんか借りるか!!死ね!!
アイは細胞の力を借りずに、自力でエナジーの力を底上げし、さらに体中の隅々からエナジーをかき集め、シールドを継続させた。
「この女。なかなかの精神力だ。常人を超えている。これならば、期待できるかもな。さて、小動物は?」
ーエナモンの意識ー
オレ、完全にリュウガ、アイの中では脇役だ。どうせオレが最初に殺されるんだろ?それでどうせ、リュウガが怒って「エナモンのことかー!!」って言って、怒りでパワーアップするんだろ?わかってるって。どうせオレってその程度の存在なんだろ?
そうかもしれない。でもそうじゃないかもしれない。
えっ。誰?オレの意識の中に誰かいる?
オレだよ。おまえだよ。おまえの細胞だよ。こんちは。
あっ。こんちは。どうしたの?
たぶんだけど、リュウガは死なないと思う。主人公だし、前回死んでるから。今回は早々に死なないでしょ?だから、アイかおまえが死ぬのは明らか。でも、そんなのわからないよ。とりあえず、今の死線を乗り越えて、すぐ死なないように、できるだけ前線を避け、サポート能力を強化しようよ。そしたら、戦うこと少なくなるかもしれないし、あのクマとゴリラを弾よけに使えるかもしれないし。
あっ。さすが。オレ。頭、いい。そうするよ。そうする。よーし、頑張るぞ!!
エナモンはエナモンの細胞と和解し、細胞から更なるエナジーを捻り出してもらい、見事シールドを継続させた。
「うわー。こいつら、ホント三人(?)とも多種多様。」
つづく。
「じゃあ教わろうかな。オレもっと強くなりたいし。」
「リュウガに負けたくないわ。私は今からでも大丈夫よ。」
「オレももっとエナジーのこと勉強しよう。」
「とりあえず、おまえらの当面の目標は、エナジー使いとして最低限のエナジー値、エナジーパワー、エナジーマジックともに1000まで高めてもらう。それができなきゃ前に進めない。」
「1000ないとミクロと戦うの厳しいのか?」
「いや。シールドの問題。エナジーパワー1000ほどあれば、重力が強い星でも耐えることができるし、圧力にも耐えることができる。上空なら気圧、液体の中なら水圧、どちらも生身では耐えられないパワーだ。あと酸素を作り出す力や有害なガスを除去する力、強烈な紫外線、放射線を遮断する力、高熱、極寒にも耐える力、これらはエナジーマジックのシールドで対処しなければ、ならない。エナジーパワーと違って、エナジーマジックの方が力のコントロールが難しいがな。」
「そのための目標1000エナジーだな。よーし、頑張るぞ。」
「私は、エナジーマジックの使い方なら自信があるわ。で、まおくんだったわね?早く、エナジーの上げ方を教えて。」
「潜在エナジー力を上げるには、自分の体にある細胞の隅々から、エナジーを拾い上げてくるしかない。細胞に問いかけるんだ。エナジーよ。くれって。」
「細胞に問いかけるか。考えたこともなかった。オレのエナジーよ。身体中から、溢れろ!!」
ズズズ。
「私のエナジーも、もっと集まれ!!リュウガなんかに負けないくらい。集まって!!特にエナジーパワー!!」
ズズズ。
「オレもコイツらより強くならないと、会話にも参加させてもらえなくなりそうだから、エナジーよ。出ろ!!」
ズズズ。
「少しずつ、身体中からかき集められてきてるな。今までが雑なエナジーの使い方をしていたことがよくわかるな。」
「おっ。ほんとだ。リュウガ、アイ。エナジーが上がったな。リュウガのエナジーパワーは200だ。エナジーマジック60だ。アイは、エナジーパワー50。エナジーマジック260だ。」
「えー!!1000まで全然じゃない!!もーやだー!!」
「おっと、アイ。シールドをそのままにしろ。そのままの状態で24時間耐えろ。それが修行の第一歩だ。」
「この状態で24時間!?ちょっと待って、今、夜の8時よ?明日、学校あるし、それに見て!!今、エナジーを練っただけでこれだけの汗、無理よ。無理に決まってるわ。」
「無理なら、いつでもやめろよ。オレはおまえらが強くなろうが弱いままだろうが、どうでもいいからな。」
「そうだ。アイ。そのまま帰れ。オレはおまえよりずっと強くなるんだから。」
カチン。(アイがキレた音。)
「あんたにだけは絶対負けない。もう学校なんてどうでもいいわ。負けない!!」
「あら、アイちゃん。今日はうちで修行、いえ泊まっていくとアイちゃんのお母さんに連絡しとくわね。」
「ありがとうございます。おばさま。」
「母さん。オレらの話、いちおう聞いてんだな。母さんこそ、平然と1000人前の料理作れるし、エナジー使いの才能ありそうなんだけど。」
リュウガ、アイ、エナモンは、シールドを展開したまま、一時間が過ぎた。
「おまえら、三人とも限界スレスレだな。」
リュウガとアイは、シールドを張って数分は言い合いをしていたものの、10分が経過すると疲労のあまり声も出なくなっていた。
マラソンをしているときのように、身体中の汗がダラダラ溢れており、意識も飛びかけていた。
「意識がもうろうしているな。」
バタン。
リュウガ、アイ、エナモンは、弱ったシールドを出したまま倒れこんだ。
ーリュウガの意識ー
だめだ。体が動かない。シールドも切れてエナジーもなくなる。身体中が痛え。普段、練らない以上のエナジーを練ったからだ。クソ。オレはこれまでなのか。
リュウガが目を閉じると、まぶたからキラキラ光を感じた。
なんだ?このかがやき?キレイだな。なんだか気持ちも良いし、眠くなってきた。このまま寝てしまったらどんなに幸せなんだろう?あれ?そもそも小学生の
オレがなんでこんなことしてるんだっけ?もうなんでもいいや。
情けない。
ん?だれ?だれの声?
オレはおまえだ。おまえの体を支えている約40兆個の細胞だ。
あっ。どうも。
どうもじゃねーだろ!!このままだったらおまえ死ぬのわかってる?
えっ。それはまずいけど。もうしんどすぎてどうでも良くなってきたんだけど。
そんなしんどさ普通の生物たちはみんなやってんの!!おまえ強くなりたいんじゃないの?
まあ最低アイよりは・・・。
だったら死ぬ気でガンバレよ。強くなるには何度も何度も死ぬ気でやんなきゃ強くなれんの!!ったく。
へーい。がんばりやす。でもオレほんと、もう体からエナジー出ないんだけど。
オレら、おまえの細胞がエナジーを捻り出す。しかし、捻り出した後はさらにエナジーの出し尽くしの疲労感が増す。それは地獄の苦痛だ。それを何度も何度も何度も繰り返し、意識も飛びながら、またオレらと会い続けろ。そしたら、おまえら、アイもエナモンもエナジー使いとしてモノになる。
へーい。この話覚えてたら、言っとく。
リュウガの体の隅々から、エナジーが湧き始めていた。
プシュー!!
「とりあえず、リュウガはエナジー使いの初歩中の初歩に目覚めつつ、あるな。アイとエナモンはどうかな?」
ーアイの意識ー
苦しい。死ぬー。私ってば、何でこんなことしているだっけ?こんなことしているヒマないわよね?私は検事さんになるのよ。こんなことしている場合じゃない!!早く帰って勉強しなきゃって体も動かない。意識も飛ぶ。もう終わり。
ちょっとあんた、いい加減にしなさい!!
私に向かってあんたとは何よ?ってか私に話しかけているあんた何なのよ?
私はあなたよ!!あなたの細胞!!
あんたが死にかけているから、力を貸してあげようとしているのよ!!それくらい察しなさい!!マヌケ!!
は?あんた・・・。あなたって言ったり、あんたって言ったり、言っていることがめちゃくちゃよ!!だれがあんたなんかの力なんか借りるか!!死ね!!
アイは細胞の力を借りずに、自力でエナジーの力を底上げし、さらに体中の隅々からエナジーをかき集め、シールドを継続させた。
「この女。なかなかの精神力だ。常人を超えている。これならば、期待できるかもな。さて、小動物は?」
ーエナモンの意識ー
オレ、完全にリュウガ、アイの中では脇役だ。どうせオレが最初に殺されるんだろ?それでどうせ、リュウガが怒って「エナモンのことかー!!」って言って、怒りでパワーアップするんだろ?わかってるって。どうせオレってその程度の存在なんだろ?
そうかもしれない。でもそうじゃないかもしれない。
えっ。誰?オレの意識の中に誰かいる?
オレだよ。おまえだよ。おまえの細胞だよ。こんちは。
あっ。こんちは。どうしたの?
たぶんだけど、リュウガは死なないと思う。主人公だし、前回死んでるから。今回は早々に死なないでしょ?だから、アイかおまえが死ぬのは明らか。でも、そんなのわからないよ。とりあえず、今の死線を乗り越えて、すぐ死なないように、できるだけ前線を避け、サポート能力を強化しようよ。そしたら、戦うこと少なくなるかもしれないし、あのクマとゴリラを弾よけに使えるかもしれないし。
あっ。さすが。オレ。頭、いい。そうするよ。そうする。よーし、頑張るぞ!!
エナモンはエナモンの細胞と和解し、細胞から更なるエナジーを捻り出してもらい、見事シールドを継続させた。
「うわー。こいつら、ホント三人(?)とも多種多様。」
つづく。
0
お気に入りに追加
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※
辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~
Lunaire
ファンタジー
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
他作品の詳細はこちら:
『転生特典:錬金術師スキルを習得しました!』
【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/906915890】
『テイマーのんびり生活!スライムと始めるVRMMOスローライフ』 【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/515916186】
『ゆるり冒険VR日和 ~のんびり異世界と現実のあいだで~』
【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/166917524】
ソロ冒険者のぶらり旅~悠々自適とは無縁な日々~
にくなまず
ファンタジー
今年から冒険者生活を開始した主人公で【ソロ】と言う適正のノア(15才)。
その適正の為、戦闘・日々の行動を基本的に1人で行わなければなりません。
そこで元上級冒険者の両親と猛特訓を行い、チート級の戦闘力と数々のスキルを持つ事になります。
『悠々自適にぶらり旅』
を目指す″つもり″の彼でしたが、開始早々から波乱に満ちた冒険者生活が待っていました。
みそっかすちびっ子転生王女は死にたくない!
沢野 りお
ファンタジー
【書籍化します!】2022年12月下旬にレジーナブックス様から刊行されることになりました!
定番の転生しました、前世アラサー女子です。
前世の記憶が戻ったのは、7歳のとき。
・・・なんか、病的に痩せていて体力ナシでみすぼらしいんだけど・・・、え?王女なの?これで?
どうやら亡くなった母の身分が低かったため、血の繋がった家族からは存在を無視された、みそっかすの王女が私。
しかも、使用人から虐げられていじめられている?お世話も満足にされずに、衰弱死寸前?
ええーっ!
まだ7歳の体では自立するのも無理だし、ぐぬぬぬ。
しっかーし、奴隷の亜人と手を組んで、こんなクソ王宮や国なんか出て行ってやる!
家出ならぬ、王宮出を企てる間に、なにやら王位継承を巡ってキナ臭い感じが・・・。
えっ?私には関係ないんだから巻き込まないでよ!ちょっと、王族暗殺?継承争い勃発?亜人奴隷解放運動?
そんなの知らなーい!
みそっかすちびっ子転生王女の私が、城出・出国して、安全な地でチート能力を駆使して、ワハハハハな生活を手に入れる、そんな立身出世のお話でぇーす!
え?違う?
とりあえず、家族になった亜人たちと、あっちのトラブル、こっちの騒動に巻き込まれながら、旅をしていきます。
R15は保険です。
更新は不定期です。
「みそっかすちびっ子王女の転生冒険ものがたり」を改訂、再up。
2021/8/21 改めて投稿し直しました。
妾の子だった転生勇者~魔力ゼロだと冷遇され悪役貴族の兄弟から虐められたので前世の知識を活かして努力していたら、回復魔術がぶっ壊れ性能になった
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
◆2024/05/31 HOTランキングで2位 ファンタジーランキング4位になりました! 第四回ファンタジーカップで21位になりました。皆様の応援のおかげです!ありがとうございます!!
『公爵の子供なのに魔力なし』
『正妻や兄弟姉妹からも虐められる出来損ない』
『公爵になれない無能』
公爵と平民の間に生まれた主人公は、魔力がゼロだからという理由で無能と呼ばれ冷遇される。
だが実は子供の中身は転生者それもこの世界を救った勇者であり、自分と母親の身を守るために、主人公は魔法と剣術を極めることに。
『魔力ゼロのハズなのになぜ魔法を!?』
『ただの剣で魔法を斬っただと!?』
『どうやってあの年齢であの強さを手に入れたんだ……?』
『あいつを無能と呼んだ奴の目は節穴か?』
やがて周囲を畏怖させるほどの貴公子として成長していく……元勇者の物語。
追放から始まる新婚生活 【追放された2人が出会って結婚したら大陸有数の有名人夫婦になっていきました】
眼鏡の似合う女性の眼鏡が好きなんです
ファンタジー
役に立たないと言われて、血盟を追放された男性アベル。
同じく役に立たないと言われて、血盟を解雇された女性ルナ。
そんな2人が出会って結婚をする。
【2024年9月9日~9月15日】まで、ホットランキング1位に居座ってしまった作者もビックリの作品。
結婚した事で、役に立たないスキルだと思っていた、家事手伝いと、錬金術師。
実は、トンデモなく便利なスキルでした。
最底辺、大陸商業組合ライセンス所持者から。
一転して、大陸有数の有名人に。
これは、不幸な2人が出会って幸せになっていく物語。
極度の、ざまぁ展開はありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる