179 / 184
第174エナジー 「油断」
しおりを挟む
「力を解放しろ!!『真・雷槍』!!」
「攻撃力を上げろ!!『青剣』!!」
「雷牙」と「青牙」は、「レッドエナジー」(恒星クラス)を展開し、その力をそのまま「エナジー武具」に込め、強力な攻撃を生み出し、「賢竜」に襲いかかっていた。
対する「賢竜」は、「レッドエナジー」(恒星クラス)を出し、手刀で、二人の攻撃に対処していた。
バキ。ガン。バキバキ!!(手刀で剣と槍を防御する音)
「なんだ。『賢竜』。お前って研究者タイプだから体術とかできないと思っていたけど、体動くんじゃん。」
「元々『エナジー力』があなたたちより遥かに高いので、体術の訓練などする必要ありません。全てエナジーで操作すればいいだけのこと。」
「あー!!そのスカした態度が気に入られねー!!『ライトニング・スラッシュ』(雷撃と槍の斬撃のコラボ)!!」
バリバリザシュー!!
恒星規模の雷と槍による斬撃が、「賢竜」に命中した。
「はぁはぁ。今のは『恒星系』に匹敵する攻撃力だったから喰らったはずだぜ。これでもよゆーの表情みせるのかよ。『賢竜』。」
しかし、「賢竜」には砂埃も一切ついておらず、「賢竜」の「シールド」も全くの無傷だった。
「バカな・・・。『シールド』も全く無傷。あり得ない。何らかエナジー攻撃を受ければ、本人にダメージがなくとも『シールド』にもヘコみが生じたりするはず・・・。」
「『雷竜』。『氷竜』。無駄な戦いはやめましょう。私が展開している能力にはあなたたちは永久に気づけないでしょう。投降しなさい。私たちはあなたたちの『核』しか興味ないので、『核』を取り除いた後、どうしてもというなら、『ミクロ生物』として生かしてあげてもいいですよ?そのかわり、これからの私たちのすることに邪魔をしないという条件でね。」
「ふざけるな!!『アイス・ブレード』!!」(「青牙」は「青剣」にありったけの氷の属性のエナジーを込め、氷の剣を作った。)
「青牙」は、「賢竜」に斬りかかるが、「賢竜」の「シールド」にも近づけず、みえない壁によって立ち入れなくなった。
「何だ!!コレ?『シールド』じゃない!?『斥力』でもない!!これは一体!?」
「これが、私たちとあなたたちの力の差です。これが分からないようでは、あちらの『超銀河』に行っても話にならないだけです。あっ。あちらの『火竜』と『黒竜』の戦いも早々に終わりそうですね。『黒竜』には『ホールの恩恵』(ブラックホール同等の吸収能力)があります。勝負になりません。」
「竜牙」は「ギガエナジーショット」を「黒竜」に放っていた。
ドン!!
「いっけぇええ~!!」
「お前のような元『ヤマタノオロチ』最弱と俺が戦うことになろうとはな。早くお前らを『アブソーブ』(吸収)して、『まこ』(『宇宙三戦士』の一体。可愛い茶ぐま。)を殺したいのにな。出よ。『ホールの恩恵』。」
「黒竜」は「ブラックホール」の黒い渦を体に纏い始めた。
「この状態だとありとあらゆるエナジー攻撃を自動で『アブソーブ』してくれるんだ。お前らのような雑魚どもはいちいちエナジー分析と解析で『アブソーブ』しなければならんだろ?次元が違うんだ。次元が・・・。」
「ん?案外楽しーぞ。エナジー分析。相手のエナジー 攻撃を構造からバラバラに考察して、自分の力に取り込むって楽しくねーか?」
「弱者はせいぜい無理やりポジティブに考えとけ。俺は『まこ』たちをぶっ殺して宇宙の支配者・・・・」
その時、「竜牙」の「ギガエナジーショット」がまともに「黒竜」に衝突し、「黒竜」の体の半分は消滅した。顔と右肺、右腕だけが残っている。
「ぐはっ。はぁ?えっ?は?」
血を吐きながら、自身の状態を理解できずにいた「黒竜」。
それをみていた「賢竜」は。
「!!!!!!!!!一体何が起こったというのでしょう?」
「『竜牙』の野郎。やりやがったな。」
「あっ。俺。『ギガエナジーショット』に『重力』付加するの忘れてた。んじゃ何で『ブラックホール』の攻撃貫いたんだろ?」
次回。 第175エナジー 「師弟対決」
「攻撃力を上げろ!!『青剣』!!」
「雷牙」と「青牙」は、「レッドエナジー」(恒星クラス)を展開し、その力をそのまま「エナジー武具」に込め、強力な攻撃を生み出し、「賢竜」に襲いかかっていた。
対する「賢竜」は、「レッドエナジー」(恒星クラス)を出し、手刀で、二人の攻撃に対処していた。
バキ。ガン。バキバキ!!(手刀で剣と槍を防御する音)
「なんだ。『賢竜』。お前って研究者タイプだから体術とかできないと思っていたけど、体動くんじゃん。」
「元々『エナジー力』があなたたちより遥かに高いので、体術の訓練などする必要ありません。全てエナジーで操作すればいいだけのこと。」
「あー!!そのスカした態度が気に入られねー!!『ライトニング・スラッシュ』(雷撃と槍の斬撃のコラボ)!!」
バリバリザシュー!!
恒星規模の雷と槍による斬撃が、「賢竜」に命中した。
「はぁはぁ。今のは『恒星系』に匹敵する攻撃力だったから喰らったはずだぜ。これでもよゆーの表情みせるのかよ。『賢竜』。」
しかし、「賢竜」には砂埃も一切ついておらず、「賢竜」の「シールド」も全くの無傷だった。
「バカな・・・。『シールド』も全く無傷。あり得ない。何らかエナジー攻撃を受ければ、本人にダメージがなくとも『シールド』にもヘコみが生じたりするはず・・・。」
「『雷竜』。『氷竜』。無駄な戦いはやめましょう。私が展開している能力にはあなたたちは永久に気づけないでしょう。投降しなさい。私たちはあなたたちの『核』しか興味ないので、『核』を取り除いた後、どうしてもというなら、『ミクロ生物』として生かしてあげてもいいですよ?そのかわり、これからの私たちのすることに邪魔をしないという条件でね。」
「ふざけるな!!『アイス・ブレード』!!」(「青牙」は「青剣」にありったけの氷の属性のエナジーを込め、氷の剣を作った。)
「青牙」は、「賢竜」に斬りかかるが、「賢竜」の「シールド」にも近づけず、みえない壁によって立ち入れなくなった。
「何だ!!コレ?『シールド』じゃない!?『斥力』でもない!!これは一体!?」
「これが、私たちとあなたたちの力の差です。これが分からないようでは、あちらの『超銀河』に行っても話にならないだけです。あっ。あちらの『火竜』と『黒竜』の戦いも早々に終わりそうですね。『黒竜』には『ホールの恩恵』(ブラックホール同等の吸収能力)があります。勝負になりません。」
「竜牙」は「ギガエナジーショット」を「黒竜」に放っていた。
ドン!!
「いっけぇええ~!!」
「お前のような元『ヤマタノオロチ』最弱と俺が戦うことになろうとはな。早くお前らを『アブソーブ』(吸収)して、『まこ』(『宇宙三戦士』の一体。可愛い茶ぐま。)を殺したいのにな。出よ。『ホールの恩恵』。」
「黒竜」は「ブラックホール」の黒い渦を体に纏い始めた。
「この状態だとありとあらゆるエナジー攻撃を自動で『アブソーブ』してくれるんだ。お前らのような雑魚どもはいちいちエナジー分析と解析で『アブソーブ』しなければならんだろ?次元が違うんだ。次元が・・・。」
「ん?案外楽しーぞ。エナジー分析。相手のエナジー 攻撃を構造からバラバラに考察して、自分の力に取り込むって楽しくねーか?」
「弱者はせいぜい無理やりポジティブに考えとけ。俺は『まこ』たちをぶっ殺して宇宙の支配者・・・・」
その時、「竜牙」の「ギガエナジーショット」がまともに「黒竜」に衝突し、「黒竜」の体の半分は消滅した。顔と右肺、右腕だけが残っている。
「ぐはっ。はぁ?えっ?は?」
血を吐きながら、自身の状態を理解できずにいた「黒竜」。
それをみていた「賢竜」は。
「!!!!!!!!!一体何が起こったというのでしょう?」
「『竜牙』の野郎。やりやがったな。」
「あっ。俺。『ギガエナジーショット』に『重力』付加するの忘れてた。んじゃ何で『ブラックホール』の攻撃貫いたんだろ?」
次回。 第175エナジー 「師弟対決」
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説
The Energy World
リョウタ
ファンタジー
特殊能力エナジーを使ったバトルインフレストーリーです。
主人公の竜牙がもう一人の自分を出すエナジー能力「アバター」を駆使し、様々な強敵たちと戦っていきます。仲間もピンチになり、次々と命を落としていきます。そのたびに竜牙はさらなる強さに目覚めます。
後に宇宙最強の敵と戦い、勝利する物語です。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる