176 / 184
第171エナジー 「棚からぼたもち」
しおりを挟む
「雷牙」が目覚める二時間前、「竜牙」は恐竜たちの「エナジー武道」に参加していた。
「おい。そこのティラノサウルス、アロサウルス、トリケラトプス、俺に全力でかかって来い。」
「そんなこの星で一番強い『竜牙』先生に勝てるわけないじゃないですか。」
「大丈夫だ。俺は『マクロ』の力(核)使わねーから、『エナジー力』億以下だと思うから安心しろ。でも『斥力』と『引力』はバンバン使うからお前らも全力でやれ!!」
「はい!!『斥力』!!」
「『引力!!』」
「『マグマブレス』!!」
恐竜エナジー戦士のトリケラトプスが「斥力」を張り、アロサウルスが、「竜牙」とティラノサウルスの放つ「マグマブレス」に「引力」を発生させ、攻撃を強化した。
ドン!!キュルルルル!!
「竜牙」は「マグマブレス」を「アブソーブ」(吸収)した。
「先生!!ずるいです。俺たちの攻撃はただの朝飯だったんじゃないですか?」
「ごち。ごめん。昨日の夜もたらふく食べたんだけど成長期みたいで腹減ってたんだ。」
「何か俺たちやる気なくなりました。今から『エナ持ち星』の住民のエナジー修行でしたけど、やる気が出ないので、『竜牙』先生が代わりに言ってください。」
「も~。わかったよ。ガキだな。お前ら。俺、絶対あいつらに嫌われてるのによ~。」
「竜牙」は「エナ持ち星」の住民が暮らしている50階建のマンションに向かった。
「なんかあいつ良いとこに住ませてもらってるじゃん。怠け者のくせによ~。『起きろ!!朝、7時だ!!修行だ!!』←エナジー通信。」
すると、「エナ持ち星」の住民250人は、ダッシュでマンションから降りてきて、「竜牙」を中心に一列に並び始めた。
「おはようございます!!」←「エナ持ち星」全住民。
「お、おはよ。てかお前らどしたの?ちょっと前と別人じゃん。前は、全員ブヨブヨに太っていたくせに、全員痩せてるし、大丈夫?」
「はい!!私たち恐竜エナジー戦士から朝、7時30分からエナジー基礎体操トレーニングを教わっていますが、本日は急遽、『竜牙』先生が来ることがわかり、前もって準備させていただいておりました。」
「は?俺が行くことになったのはさっきだぞ?誰だ?そんなこと言ったやつは?」
すると、ピンク色の可愛い「エナ持ち星」の女の子らしい住民が、
「私です。お久しぶりです。『竜牙』様。約一週間ほど前、『エナ持ち星』で、『黒竜』がエナジー通信を発信したことを説明した者です。『ケミナ』と申します。」
「あー。覚えてるぜ。たしか俺や『宇宙三戦士』、『雷牙』や『青牙』がお尋ね者になった話だろ?ってあの時の女の子か!!可愛くなったな。」
「お褒めの言葉ありがとうございます。本当に私たちは『竜牙』様に感謝しています。エナジーに依存しない生活を心掛けれるとこんなにも容姿はスッキリし、心も体も健やかになることができました。これからは立派なエナジー戦士になって、『ディノヒューマン』様が亡くなられたこの『恐竜星』を守っていくことを誓います。」
「ホント痩せすぎだろ。まあいいけど。それにお前らなら、あと数日で恐竜たちも追い越すんじゃね?お前らのエナジー潜在量『ミクロ体』を大きく上回り過ぎてるから。」
「いえいえ。私たちなどまだまだです。ところで『竜牙』様。先ほど私たちが、『竜牙』様が急遽来ることを知ったことに不思議に思われていましたよね?」
「もしかして『エナジー能力』?『予知』とか?すげー!!」
「申し訳ございません。私の能力ですが、『予知』などという大層なものではございません。ただの『千里眼』です。ですが、『竜牙』様たちが探している『黒竜』の居場所は突きとめました。お教えしてもよろしいのでしょうか?」
「まじ?」
次回。 第172エナジー 「千里眼」
「おい。そこのティラノサウルス、アロサウルス、トリケラトプス、俺に全力でかかって来い。」
「そんなこの星で一番強い『竜牙』先生に勝てるわけないじゃないですか。」
「大丈夫だ。俺は『マクロ』の力(核)使わねーから、『エナジー力』億以下だと思うから安心しろ。でも『斥力』と『引力』はバンバン使うからお前らも全力でやれ!!」
「はい!!『斥力』!!」
「『引力!!』」
「『マグマブレス』!!」
恐竜エナジー戦士のトリケラトプスが「斥力」を張り、アロサウルスが、「竜牙」とティラノサウルスの放つ「マグマブレス」に「引力」を発生させ、攻撃を強化した。
ドン!!キュルルルル!!
「竜牙」は「マグマブレス」を「アブソーブ」(吸収)した。
「先生!!ずるいです。俺たちの攻撃はただの朝飯だったんじゃないですか?」
「ごち。ごめん。昨日の夜もたらふく食べたんだけど成長期みたいで腹減ってたんだ。」
「何か俺たちやる気なくなりました。今から『エナ持ち星』の住民のエナジー修行でしたけど、やる気が出ないので、『竜牙』先生が代わりに言ってください。」
「も~。わかったよ。ガキだな。お前ら。俺、絶対あいつらに嫌われてるのによ~。」
「竜牙」は「エナ持ち星」の住民が暮らしている50階建のマンションに向かった。
「なんかあいつ良いとこに住ませてもらってるじゃん。怠け者のくせによ~。『起きろ!!朝、7時だ!!修行だ!!』←エナジー通信。」
すると、「エナ持ち星」の住民250人は、ダッシュでマンションから降りてきて、「竜牙」を中心に一列に並び始めた。
「おはようございます!!」←「エナ持ち星」全住民。
「お、おはよ。てかお前らどしたの?ちょっと前と別人じゃん。前は、全員ブヨブヨに太っていたくせに、全員痩せてるし、大丈夫?」
「はい!!私たち恐竜エナジー戦士から朝、7時30分からエナジー基礎体操トレーニングを教わっていますが、本日は急遽、『竜牙』先生が来ることがわかり、前もって準備させていただいておりました。」
「は?俺が行くことになったのはさっきだぞ?誰だ?そんなこと言ったやつは?」
すると、ピンク色の可愛い「エナ持ち星」の女の子らしい住民が、
「私です。お久しぶりです。『竜牙』様。約一週間ほど前、『エナ持ち星』で、『黒竜』がエナジー通信を発信したことを説明した者です。『ケミナ』と申します。」
「あー。覚えてるぜ。たしか俺や『宇宙三戦士』、『雷牙』や『青牙』がお尋ね者になった話だろ?ってあの時の女の子か!!可愛くなったな。」
「お褒めの言葉ありがとうございます。本当に私たちは『竜牙』様に感謝しています。エナジーに依存しない生活を心掛けれるとこんなにも容姿はスッキリし、心も体も健やかになることができました。これからは立派なエナジー戦士になって、『ディノヒューマン』様が亡くなられたこの『恐竜星』を守っていくことを誓います。」
「ホント痩せすぎだろ。まあいいけど。それにお前らなら、あと数日で恐竜たちも追い越すんじゃね?お前らのエナジー潜在量『ミクロ体』を大きく上回り過ぎてるから。」
「いえいえ。私たちなどまだまだです。ところで『竜牙』様。先ほど私たちが、『竜牙』様が急遽来ることを知ったことに不思議に思われていましたよね?」
「もしかして『エナジー能力』?『予知』とか?すげー!!」
「申し訳ございません。私の能力ですが、『予知』などという大層なものではございません。ただの『千里眼』です。ですが、『竜牙』様たちが探している『黒竜』の居場所は突きとめました。お教えしてもよろしいのでしょうか?」
「まじ?」
次回。 第172エナジー 「千里眼」
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説
The Energy World
リョウタ
ファンタジー
特殊能力エナジーを使ったバトルインフレストーリーです。
主人公の竜牙がもう一人の自分を出すエナジー能力「アバター」を駆使し、様々な強敵たちと戦っていきます。仲間もピンチになり、次々と命を落としていきます。そのたびに竜牙はさらなる強さに目覚めます。
後に宇宙最強の敵と戦い、勝利する物語です。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
地上最強ヤンキーの転生先は底辺魔力の下級貴族だった件
フランジュ
ファンタジー
地区最強のヤンキー・北条慎吾は死後、不思議な力で転生する。
だが転生先は底辺魔力の下級貴族だった!?
体も弱く、魔力も低いアルフィス・ハートルとして生まれ変わった北条慎吾は気合と根性で魔力差をひっくり返し、この世界で最強と言われる"火の王"に挑むため成長を遂げていく。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる