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第165エナジー 「欲求不満な『アーク』*性的表現があるので苦手な方はスルーしてください」
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「俺は恐竜たちは好きで喋り相手として問題はないが、それだけじゃ俺が満たされないのはわかるだろ?」
「ん?なんだ?もっと強いエナジー使いがいて欲しいとかか?」
「違う違う。女だ。いくら俺でも恐竜の女と恋に落ちることはできない。この星って人間タイプがいないんだ。」
「あーそっちの悩みか。おまえのそこそこエナジーあるんだから、エナジーでそういう処理したらいいんじゃねーか?」
「俺もそれを考えたんだが、その処理が終わったあとに消去する自分のことを想像するとなんというか情けないような恥ずかしいような気分になるのはわかるだろ?『雷牙』。」
「(見た目が子どもの俺にそういう相談をすること自体おかしいと思うが)そうかもな。つまり人間タイプの女とそういうことがしたくて堪らないということだな。今度俺の住んでいる惑星『ボルト』の女を紹介するよ。あっ。でもまずい。『アーク』じゃ厳しいかも。」
「ん?俺のどこが問題だ。身長もそこそこあるし、顔も悪くない。女にはそこそこモテる自信はあるんだけど。」
「いやいやモテるには見かけじゃない。そこもやっぱエナジーだろ?エナジー量が弱いおまえじゃたぶん俺の星の女どもは満足しないだろう。」
「えっ。そんな。俺の人生終わった。」
「そんな弱っちい『アーク』に紹介するよ。驚異的に強くなる方法を。」
「なんなんだ。その方法は?『雷牙』!!早く教えてくれ!!」
「俺や『青牙』、『竜牙』のように『エナジー武具』を手に入れることだな。弱いおまえでも強くなる。」
「おっ。ほんとか。えーと『覇者』ってやつに会ってお願いしたらいいんだっけ?どこにいるか教えてくれ。」
「いいけど、『エナジー武具』を創るにはおまえの体から『愛』を抜かなければならない。つまり『性欲』。その邪な『性欲』が、『エナジー武具』の素となり、強力なパワーアップに繋がるんだ。」
「うんうん。・・・・ん?」
「まだ続きがあるんだ。『覇者』は報酬として『エナジー武具』の依頼者から『愛』を半分もらうことになっている。対象者から『愛』をもらった『覇者』は、その対象者を愛してしまう。そして無理やり口説かれ、そういう行為を無理やりされてしまうそうだ。」
「えーと。ツッコミどころが満載だが。『覇者』って女性なのか?」
「いいや。体格が数メートルあるむさ苦しいおっさんだ。なんか両性愛らしいぜ。俺や『青牙』はガキだったからそういうことにはならなかった。」
「俺、強くなりたいけど、そういうことはまだちょっと早いというか目覚めてないというか、それ以前に『性欲』がなくなってしまったら好きな女とそういうこともできなくなる。あー!!もう失礼しました!!」
「アーク」はいろいろ混乱しながら、一人でレストランから出て急いで帰って行った。
「やっぱり『竜牙』の仲間だな。馬鹿だな。『アーク』が食べ残した恐竜肉でも食べよう。モグモグ。おいしい。それにしても、元『ヤマタノオロチ』の俺たちっていつ生まれたんだろ?気づいたときから戦いの中にいたんだよな。『青牙』は覚えているかな。」
次回。 第166エナジー 「ヤマタノオロチの戦い」
「ん?なんだ?もっと強いエナジー使いがいて欲しいとかか?」
「違う違う。女だ。いくら俺でも恐竜の女と恋に落ちることはできない。この星って人間タイプがいないんだ。」
「あーそっちの悩みか。おまえのそこそこエナジーあるんだから、エナジーでそういう処理したらいいんじゃねーか?」
「俺もそれを考えたんだが、その処理が終わったあとに消去する自分のことを想像するとなんというか情けないような恥ずかしいような気分になるのはわかるだろ?『雷牙』。」
「(見た目が子どもの俺にそういう相談をすること自体おかしいと思うが)そうかもな。つまり人間タイプの女とそういうことがしたくて堪らないということだな。今度俺の住んでいる惑星『ボルト』の女を紹介するよ。あっ。でもまずい。『アーク』じゃ厳しいかも。」
「ん?俺のどこが問題だ。身長もそこそこあるし、顔も悪くない。女にはそこそこモテる自信はあるんだけど。」
「いやいやモテるには見かけじゃない。そこもやっぱエナジーだろ?エナジー量が弱いおまえじゃたぶん俺の星の女どもは満足しないだろう。」
「えっ。そんな。俺の人生終わった。」
「そんな弱っちい『アーク』に紹介するよ。驚異的に強くなる方法を。」
「なんなんだ。その方法は?『雷牙』!!早く教えてくれ!!」
「俺や『青牙』、『竜牙』のように『エナジー武具』を手に入れることだな。弱いおまえでも強くなる。」
「おっ。ほんとか。えーと『覇者』ってやつに会ってお願いしたらいいんだっけ?どこにいるか教えてくれ。」
「いいけど、『エナジー武具』を創るにはおまえの体から『愛』を抜かなければならない。つまり『性欲』。その邪な『性欲』が、『エナジー武具』の素となり、強力なパワーアップに繋がるんだ。」
「うんうん。・・・・ん?」
「まだ続きがあるんだ。『覇者』は報酬として『エナジー武具』の依頼者から『愛』を半分もらうことになっている。対象者から『愛』をもらった『覇者』は、その対象者を愛してしまう。そして無理やり口説かれ、そういう行為を無理やりされてしまうそうだ。」
「えーと。ツッコミどころが満載だが。『覇者』って女性なのか?」
「いいや。体格が数メートルあるむさ苦しいおっさんだ。なんか両性愛らしいぜ。俺や『青牙』はガキだったからそういうことにはならなかった。」
「俺、強くなりたいけど、そういうことはまだちょっと早いというか目覚めてないというか、それ以前に『性欲』がなくなってしまったら好きな女とそういうこともできなくなる。あー!!もう失礼しました!!」
「アーク」はいろいろ混乱しながら、一人でレストランから出て急いで帰って行った。
「やっぱり『竜牙』の仲間だな。馬鹿だな。『アーク』が食べ残した恐竜肉でも食べよう。モグモグ。おいしい。それにしても、元『ヤマタノオロチ』の俺たちっていつ生まれたんだろ?気づいたときから戦いの中にいたんだよな。『青牙』は覚えているかな。」
次回。 第166エナジー 「ヤマタノオロチの戦い」
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