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第95エナジー 「平和の終わり」
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「卑弥呼」こと「アマテラス」が死んだことで「竜牙」の「エナジー体」が消滅した。また今まで「エナジー」が干渉できなかった「地球」も「エナジー」の影響を受けるようになった。
「俺の力がどんどん上昇してやがる。これが『マクロ』の力なのか。」
「竜牙」は教室でクラスメイトがバタバタ倒れていく中、エナジーが使えるようになったことと「マクロクラス」になったことに感動していた。
「地球」のエナジー無効化が解除されたことで、多くの人間たちにエナジー使いたちの存在が目に見えるようになった。
「竜星」は「竜牙」の「エナジーバースト」により左腕が損傷したまま、学校の校舎の上に浮いていた。それを学校の生徒たちは窓から見ていた。
「わ~。あいつ空飛んでる。すげー。」
「でもなんか腕がないぜ?血が出てて痛そう~。」
「先生~。俺たちも修行したら飛べるんですか?」
などと学校中が騒ぎ出した。
「ん?まさか、学校中のみんなに『エナジー』が見えるようになったのか?えっ。じゃあ俺が『竜星』と戦ったらその衝撃でみんな巻き添え食って死んでしまう・・・・。やばい。」
「おいおい。今更かよ。『竜牙』。おまえからケンカ売ってきたんだから覚悟しろよ。俺を殺すつもりだったんだろ?誰かを殺す覚悟があるんだったら自分も殺されるかもしれないリスクも当たり前にあるだろ。はい。おまえの学校生活終わり。『アトミック・ボム』(核融合)。」
「竜星」は「原子力」を集中させ、「核爆発」を起こした。
ドドドドドン!!!
日本列島の関東方面は爆発により大陸が消滅し、海に沈んだ。
「竜牙」は爆風で東北方面まで吹っ飛ばされた。
「うわーーー。」
「竜星」は「竜牙」に追いつき、右腕で「竜牙」を殴りつけ、その衝撃で東北地方の都市までも破壊した。
「うっ。いでぇ。殴られることがこんなに痛いなんて知らなかった。俺も強くなったんだ。早く『竜星』を殺して少しでも被害を抑えないと。喰らえ。『プロミネンス・ショット』。」
「竜牙」は上空にいる「竜星」めがけて100万度の高熱の「プロミネンス」を放った。
バッシュ!!
青いエナジーを纏った「竜星」は右腕一つで炎を弾き、宇宙空間に飛ばした。
「なに!!」
「『竜牙』。おまえ、『核』が戻ったことで『エナジー感知』能力が鈍っているな。俺とおまえの『エナジー力』を知ったら攻撃仕掛けるなんて無意味だと思うぜ。」
「たしかに『エナジー体』のときのように自由に技が繰り出せない。エナジーの使い方がよくわからない。てか空の飛び方がわからない。」
「傑作だな。『浮力』までも使えなくなっているとは。もういい。おまえの『核』は俺が有効に使ってやるから、俺によこせ。元『ヤマタノオロチ』同士なら一つの体に複数の『核』を入れることが可能だ。」
「イヤだ。」
「竜星」は「竜牙」の顔面を殴り、地面に叩きつけた。
「痛い痛い。」
「竜牙」の顔は血だらけになった。
「『卑弥呼』に力を借りていたおまえが今までどんなに甘えてきたか、わかったか?攻撃されたら痛いだろ?殺されたらもっと痛いんだぞ?」
「痛いから殺さないで。」
「『エナジー体』だった頃のおまえとは別人だな。その情けない感じ、すごくいいぞ。殺したくなった。」
次回。 第96エナジー 「助っ人?」
「俺の力がどんどん上昇してやがる。これが『マクロ』の力なのか。」
「竜牙」は教室でクラスメイトがバタバタ倒れていく中、エナジーが使えるようになったことと「マクロクラス」になったことに感動していた。
「地球」のエナジー無効化が解除されたことで、多くの人間たちにエナジー使いたちの存在が目に見えるようになった。
「竜星」は「竜牙」の「エナジーバースト」により左腕が損傷したまま、学校の校舎の上に浮いていた。それを学校の生徒たちは窓から見ていた。
「わ~。あいつ空飛んでる。すげー。」
「でもなんか腕がないぜ?血が出てて痛そう~。」
「先生~。俺たちも修行したら飛べるんですか?」
などと学校中が騒ぎ出した。
「ん?まさか、学校中のみんなに『エナジー』が見えるようになったのか?えっ。じゃあ俺が『竜星』と戦ったらその衝撃でみんな巻き添え食って死んでしまう・・・・。やばい。」
「おいおい。今更かよ。『竜牙』。おまえからケンカ売ってきたんだから覚悟しろよ。俺を殺すつもりだったんだろ?誰かを殺す覚悟があるんだったら自分も殺されるかもしれないリスクも当たり前にあるだろ。はい。おまえの学校生活終わり。『アトミック・ボム』(核融合)。」
「竜星」は「原子力」を集中させ、「核爆発」を起こした。
ドドドドドン!!!
日本列島の関東方面は爆発により大陸が消滅し、海に沈んだ。
「竜牙」は爆風で東北方面まで吹っ飛ばされた。
「うわーーー。」
「竜星」は「竜牙」に追いつき、右腕で「竜牙」を殴りつけ、その衝撃で東北地方の都市までも破壊した。
「うっ。いでぇ。殴られることがこんなに痛いなんて知らなかった。俺も強くなったんだ。早く『竜星』を殺して少しでも被害を抑えないと。喰らえ。『プロミネンス・ショット』。」
「竜牙」は上空にいる「竜星」めがけて100万度の高熱の「プロミネンス」を放った。
バッシュ!!
青いエナジーを纏った「竜星」は右腕一つで炎を弾き、宇宙空間に飛ばした。
「なに!!」
「『竜牙』。おまえ、『核』が戻ったことで『エナジー感知』能力が鈍っているな。俺とおまえの『エナジー力』を知ったら攻撃仕掛けるなんて無意味だと思うぜ。」
「たしかに『エナジー体』のときのように自由に技が繰り出せない。エナジーの使い方がよくわからない。てか空の飛び方がわからない。」
「傑作だな。『浮力』までも使えなくなっているとは。もういい。おまえの『核』は俺が有効に使ってやるから、俺によこせ。元『ヤマタノオロチ』同士なら一つの体に複数の『核』を入れることが可能だ。」
「イヤだ。」
「竜星」は「竜牙」の顔面を殴り、地面に叩きつけた。
「痛い痛い。」
「竜牙」の顔は血だらけになった。
「『卑弥呼』に力を借りていたおまえが今までどんなに甘えてきたか、わかったか?攻撃されたら痛いだろ?殺されたらもっと痛いんだぞ?」
「痛いから殺さないで。」
「『エナジー体』だった頃のおまえとは別人だな。その情けない感じ、すごくいいぞ。殺したくなった。」
次回。 第96エナジー 「助っ人?」
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