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第88エナジー 「『竜牙』のライバル『竜星』登場」
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「ちょっと熱そうな炎だな。邪魔だな。『アトミック・エナジー』(原子力)」
ボン!!
「竜星」はエナジーで原子力を発生させ、核融合で大きな爆発をさせ、「竜牙」の100万度の高熱の「プロミネンス・ショット」を相殺した。
「チッ。次はコレだ!!」
「竜牙」は大きなエナジー玉を作り、「竜星」に放った。
「パワーはあるが、何より遅い。技を繰り出すまでもない。」
「竜星」が軽くエナジー玉の攻撃をかわそうとしたとき、すかさず「竜牙」は10000倍の「引力」を発生させ、数万倍の威力になったエナジー玉を「竜星」はまともに食らった。
ドン!!
「原子力をエナジー化するとは、悪党らしいな。俺も使いたいけど。」
すると、青いエナジーを纏った「竜星」が出てきた。
「いやいや俺から言わせると、この『斥力』と『引力』の力の方がよっぽど便利だぜ。この力の使い方を学んでから『ケミエナ星』ぶっ壊せば良かったよな?」
「お前!!来い!!エナジー体ども!!」
「竜牙」のエナジー体が10000体ほど瞬時に集まり、同威力の「斥力」と「引力」を発生させ、「竜星」の動きを封じた。
「う、動けねぇ。指一本も・・・・。」
「『マールル』。『アルガンドル』。『ケミエナ星』みんなの仇だ。俺、10000体全員が『エナジー・バースト』(全エナジーを放出し、大爆発を起こす技)をお前に食らわす。」
「竜牙」10000体は全エナジーを燃焼させ、「エナジー・バースト」を撃つ構えをした。
「死ね。『エナジー・バース・・・・』」
「ちなみに俺は『ケミエナ星』を破壊した『黒竜』じゃないけどな。」
「竜牙」は「エナジー・バースト」を撃つのをためらった。
「はっ?お前、さっき自分で『ケミエナ星』ぶっ壊したって言ってたよな?死にたくなくて命乞いか?何億人も殺したくせに。」
「え~。それ『火竜』のお前がいう?お前も弱いミクロ生物いっぱい殺してた時期があるくせに。俺は元『ヤマタノオロチ』の『魔竜』だ。たしかに『黒竜』『賢竜』とは仲間だ。どうする?殺すか?ちなみに俺を生かしておけば一ヶ月後に『黒竜』と地球で落ち合う計画になっているぜ。」
「クソ。お前が『黒竜』じゃなかったのか。じゃあ何しに地球に来た。滅ぼしに来たんじゃないのか?」
「まあいずれは滅ぼす。今回の目的は『卑弥呼』を探して俺たちの『核』を回収することだ。」
「俺たちのって?『ヤマタノオロチ』時代の俺たちの『核』のことか?
「そうだ。『地球』のエナジー無力化・拒絶化は『卑弥呼』が、俺たち『ヤマタノオロチ』の膨大な『核』から放出されるエナジーで発生させている。だから『卑弥呼』から『核』を奪い返せば、俺たちは元のマクロ体に戻ることができ、今の力と以前の力を掛け合わせることになり、『ヤマタノオロチ』時代以上に強力なエナジーを手に入れることができる。おまえにとっても悪い話じゃないはずだ。『卑弥呼』の心当たりはないか?」
「ないけど。そもそもなんで『地球』はエナジー無効化を発生させているのに、お前は学校に転校してこれたんだ?学校のみんなもおまえのこと見えていたし。どういうことだ?」
「それは、コレだ。」
「竜星」は首からネックレスを出した。
「コレは『エナジー無効化ネックレス』。三年前、『宇宙三戦士』の『さこ』が創った『エナジー無効化リボン』を真似して『賢竜』が創ったんだ。」
「『エナジー無効化アイテム』!!そんな高等なエナジーアイテム、ミクロ生物が創れるはずがない。」
「おまえはバカだから覚えてないかもしれんが、『賢竜』は『ヤマタノオロチ』の中で一番頭がキレる。エナジー技も豊富だし、いずれは『宇宙三戦士』の『さこ』を凌ぐと俺は思っているぜ。この『エナジー無効化ネックレス』を使って半年くらい前から『地球』に来てたぜ。おまえは全然俺に気づいてなかったみたいだけど。」
「(『青牙』が言っていたのはこのことだったのか。)早く『黒竜』を呼べ。俺が相手してやる。」
「まあ待てよ。『地球』に来てからの俺の話を聞けよ。ずっとお前を観察してたんだ。『火竜』。」
「俺を!?何で?」
「『地球』のミクロ生物と仲良くせず(クラスメイト)、ずっと勉強してたよな?何が楽しいんだ?『地球』が嫌いなのか?」
「そういうわけじゃないけど、勉強したかったからしてただけだぜ。エナジー使えない奴らを話す必要ないし。」
「だったら話が早い。この星。ぶっ壊そうぜ。俺たちをミクロ生物にしやがった『地球』と『卑弥呼』。憎くないのか?俺は全部ぶっ壊したい。お前も俺たちと来い。『火竜』。いや『竜牙』。」
「(こいついきなり何を言いだし始めやがったんだ。こいつをここで殺した方がいい。絶対に。)」
次回。 第89エナジー 「狡猾」
ボン!!
「竜星」はエナジーで原子力を発生させ、核融合で大きな爆発をさせ、「竜牙」の100万度の高熱の「プロミネンス・ショット」を相殺した。
「チッ。次はコレだ!!」
「竜牙」は大きなエナジー玉を作り、「竜星」に放った。
「パワーはあるが、何より遅い。技を繰り出すまでもない。」
「竜星」が軽くエナジー玉の攻撃をかわそうとしたとき、すかさず「竜牙」は10000倍の「引力」を発生させ、数万倍の威力になったエナジー玉を「竜星」はまともに食らった。
ドン!!
「原子力をエナジー化するとは、悪党らしいな。俺も使いたいけど。」
すると、青いエナジーを纏った「竜星」が出てきた。
「いやいや俺から言わせると、この『斥力』と『引力』の力の方がよっぽど便利だぜ。この力の使い方を学んでから『ケミエナ星』ぶっ壊せば良かったよな?」
「お前!!来い!!エナジー体ども!!」
「竜牙」のエナジー体が10000体ほど瞬時に集まり、同威力の「斥力」と「引力」を発生させ、「竜星」の動きを封じた。
「う、動けねぇ。指一本も・・・・。」
「『マールル』。『アルガンドル』。『ケミエナ星』みんなの仇だ。俺、10000体全員が『エナジー・バースト』(全エナジーを放出し、大爆発を起こす技)をお前に食らわす。」
「竜牙」10000体は全エナジーを燃焼させ、「エナジー・バースト」を撃つ構えをした。
「死ね。『エナジー・バース・・・・』」
「ちなみに俺は『ケミエナ星』を破壊した『黒竜』じゃないけどな。」
「竜牙」は「エナジー・バースト」を撃つのをためらった。
「はっ?お前、さっき自分で『ケミエナ星』ぶっ壊したって言ってたよな?死にたくなくて命乞いか?何億人も殺したくせに。」
「え~。それ『火竜』のお前がいう?お前も弱いミクロ生物いっぱい殺してた時期があるくせに。俺は元『ヤマタノオロチ』の『魔竜』だ。たしかに『黒竜』『賢竜』とは仲間だ。どうする?殺すか?ちなみに俺を生かしておけば一ヶ月後に『黒竜』と地球で落ち合う計画になっているぜ。」
「クソ。お前が『黒竜』じゃなかったのか。じゃあ何しに地球に来た。滅ぼしに来たんじゃないのか?」
「まあいずれは滅ぼす。今回の目的は『卑弥呼』を探して俺たちの『核』を回収することだ。」
「俺たちのって?『ヤマタノオロチ』時代の俺たちの『核』のことか?
「そうだ。『地球』のエナジー無力化・拒絶化は『卑弥呼』が、俺たち『ヤマタノオロチ』の膨大な『核』から放出されるエナジーで発生させている。だから『卑弥呼』から『核』を奪い返せば、俺たちは元のマクロ体に戻ることができ、今の力と以前の力を掛け合わせることになり、『ヤマタノオロチ』時代以上に強力なエナジーを手に入れることができる。おまえにとっても悪い話じゃないはずだ。『卑弥呼』の心当たりはないか?」
「ないけど。そもそもなんで『地球』はエナジー無効化を発生させているのに、お前は学校に転校してこれたんだ?学校のみんなもおまえのこと見えていたし。どういうことだ?」
「それは、コレだ。」
「竜星」は首からネックレスを出した。
「コレは『エナジー無効化ネックレス』。三年前、『宇宙三戦士』の『さこ』が創った『エナジー無効化リボン』を真似して『賢竜』が創ったんだ。」
「『エナジー無効化アイテム』!!そんな高等なエナジーアイテム、ミクロ生物が創れるはずがない。」
「おまえはバカだから覚えてないかもしれんが、『賢竜』は『ヤマタノオロチ』の中で一番頭がキレる。エナジー技も豊富だし、いずれは『宇宙三戦士』の『さこ』を凌ぐと俺は思っているぜ。この『エナジー無効化ネックレス』を使って半年くらい前から『地球』に来てたぜ。おまえは全然俺に気づいてなかったみたいだけど。」
「(『青牙』が言っていたのはこのことだったのか。)早く『黒竜』を呼べ。俺が相手してやる。」
「まあ待てよ。『地球』に来てからの俺の話を聞けよ。ずっとお前を観察してたんだ。『火竜』。」
「俺を!?何で?」
「『地球』のミクロ生物と仲良くせず(クラスメイト)、ずっと勉強してたよな?何が楽しいんだ?『地球』が嫌いなのか?」
「そういうわけじゃないけど、勉強したかったからしてただけだぜ。エナジー使えない奴らを話す必要ないし。」
「だったら話が早い。この星。ぶっ壊そうぜ。俺たちをミクロ生物にしやがった『地球』と『卑弥呼』。憎くないのか?俺は全部ぶっ壊したい。お前も俺たちと来い。『火竜』。いや『竜牙』。」
「(こいついきなり何を言いだし始めやがったんだ。こいつをここで殺した方がいい。絶対に。)」
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