17 / 184
第17エナジー 「恐竜星」
しおりを挟む
「さこ」のエナジーで一瞬で「恐竜星」に着いた。
恐竜星は地球のジャングルのようだった。自然が多く、一見どこに恐竜がいるのかわからない様子だった。だが、空を飛んでいる鳥をよく見ると、「プテラノドン」だった。「竜牙」や「まよ」のテンションは激しく上がった。
「俺、ちょっと『プテラノドン』乗ってくるわ!!」
そう言って、「竜牙」は飛んでいる「プテラノドン」を追い回していた。
「何よ。『竜牙』のやつ。人間の女よりあっちの方がいいわけ?信じらんない。」
「俺も爬虫類より犬や猫の方が好きだな。俺、犬飼ってるし。」
「私、猫飼ってるわ。今度、ワンちゃん見せてね。」
「お前ら。騒ぐのは後にしろ。この星のマクロに会いに行くぞ。」
はしゃいでいる「竜牙」を「さこ」のエナジーで一瞬で黙らし、「恐竜星」のマクロに会いに行った。
ここは、「恐竜星」で一番活気のある街「ディノシティ」。知性のある恐竜たちが住んでいる。家や建物は植物で作られており、緑や環境が大切にされている様子が伺える。この街の中心地に大きな木があり、その中にこの星のマクロが住んでいる。「竜牙」はそのマクロを見て驚いた。なんと恐竜図鑑でもし恐竜が滅んでいなかったら誕生していたと言われている恐竜人間だった。
「はじめまして。私は『恐竜星』を治めるマクロの『ディノヒューマン』です。宇宙三戦士の『さこ』様『まよ』様お会いできて光栄です。もし私どもで力になれることがありましたら、何なりとお申し付けください。」
「特に用はないんだが、今日は世話になった地球人と観光に来ている。面白いところがあったら教えてくれ。」
「なんと地球人ですか!?懐かしいです。われわれがいなくなってからそのような種族が誕生したのですね。知らなかった。」
「竜牙」は気になっていたことを聞いた。
「何で地球から移住したの?あんたマクロだったら強いんじゃないの?」
「たしかに私は『惑星』クラスのマクロ。だが、敵は得体のしれない『ブラックホール』の化身だった。それほど強大なエナジーを有した敵ではなかったが、攻撃は全て無効化され、吸収されつづけるので、戦闘が長引き、他の恐竜たちが大勢死滅していった。仲間たちの死から危機的状況を察知した私は、地球から離れることに決めてこの星まで移住することにしました。『やつ』がその後、どうなったかは私にもわかりません。」
そのとき、街の方から大きな歓声が上がった。
「何か外の方が騒がしいな~。」
「今日は年に一度のミクロ同士でエナジーバトルをする日、『恐竜祭』です。もし、良ければ地球人のあなた方も参加しませんか?優勝すれば、恐竜星で採れた未知の成分を元に私たちのエナジーで具現化させたアイテム『エレメントウエポン』を差し上げますよ。」
「楽しくなってきたじゃん。俺はやるぜ。」
「どれほどお前たちが強くなったか。『さこ』が見てやろう。』
そして、トーナメントで対戦相手が決まった。
一回戦 「竜牙」 VS ブラキオサウルスの「グリーン」
「良太」 VS トリケラトプスの「ストーン」
「愛」 VS プテラノドンの「ウイング」
「ブラキオサウルスもデカくて好きだぜ。」
次回。 第18エナジー 「巨体バトル」
恐竜星は地球のジャングルのようだった。自然が多く、一見どこに恐竜がいるのかわからない様子だった。だが、空を飛んでいる鳥をよく見ると、「プテラノドン」だった。「竜牙」や「まよ」のテンションは激しく上がった。
「俺、ちょっと『プテラノドン』乗ってくるわ!!」
そう言って、「竜牙」は飛んでいる「プテラノドン」を追い回していた。
「何よ。『竜牙』のやつ。人間の女よりあっちの方がいいわけ?信じらんない。」
「俺も爬虫類より犬や猫の方が好きだな。俺、犬飼ってるし。」
「私、猫飼ってるわ。今度、ワンちゃん見せてね。」
「お前ら。騒ぐのは後にしろ。この星のマクロに会いに行くぞ。」
はしゃいでいる「竜牙」を「さこ」のエナジーで一瞬で黙らし、「恐竜星」のマクロに会いに行った。
ここは、「恐竜星」で一番活気のある街「ディノシティ」。知性のある恐竜たちが住んでいる。家や建物は植物で作られており、緑や環境が大切にされている様子が伺える。この街の中心地に大きな木があり、その中にこの星のマクロが住んでいる。「竜牙」はそのマクロを見て驚いた。なんと恐竜図鑑でもし恐竜が滅んでいなかったら誕生していたと言われている恐竜人間だった。
「はじめまして。私は『恐竜星』を治めるマクロの『ディノヒューマン』です。宇宙三戦士の『さこ』様『まよ』様お会いできて光栄です。もし私どもで力になれることがありましたら、何なりとお申し付けください。」
「特に用はないんだが、今日は世話になった地球人と観光に来ている。面白いところがあったら教えてくれ。」
「なんと地球人ですか!?懐かしいです。われわれがいなくなってからそのような種族が誕生したのですね。知らなかった。」
「竜牙」は気になっていたことを聞いた。
「何で地球から移住したの?あんたマクロだったら強いんじゃないの?」
「たしかに私は『惑星』クラスのマクロ。だが、敵は得体のしれない『ブラックホール』の化身だった。それほど強大なエナジーを有した敵ではなかったが、攻撃は全て無効化され、吸収されつづけるので、戦闘が長引き、他の恐竜たちが大勢死滅していった。仲間たちの死から危機的状況を察知した私は、地球から離れることに決めてこの星まで移住することにしました。『やつ』がその後、どうなったかは私にもわかりません。」
そのとき、街の方から大きな歓声が上がった。
「何か外の方が騒がしいな~。」
「今日は年に一度のミクロ同士でエナジーバトルをする日、『恐竜祭』です。もし、良ければ地球人のあなた方も参加しませんか?優勝すれば、恐竜星で採れた未知の成分を元に私たちのエナジーで具現化させたアイテム『エレメントウエポン』を差し上げますよ。」
「楽しくなってきたじゃん。俺はやるぜ。」
「どれほどお前たちが強くなったか。『さこ』が見てやろう。』
そして、トーナメントで対戦相手が決まった。
一回戦 「竜牙」 VS ブラキオサウルスの「グリーン」
「良太」 VS トリケラトプスの「ストーン」
「愛」 VS プテラノドンの「ウイング」
「ブラキオサウルスもデカくて好きだぜ。」
次回。 第18エナジー 「巨体バトル」
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説
The Energy World
リョウタ
ファンタジー
特殊能力エナジーを使ったバトルインフレストーリーです。
主人公の竜牙がもう一人の自分を出すエナジー能力「アバター」を駆使し、様々な強敵たちと戦っていきます。仲間もピンチになり、次々と命を落としていきます。そのたびに竜牙はさらなる強さに目覚めます。
後に宇宙最強の敵と戦い、勝利する物語です。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる