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10話 存在感のない竿
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身体を拭いて布団に横たわった。
彼は熱心にさちこの乳首を片方ずつ舐め続けた。
しばらくすると指で股間をなぞり、それなりの長い時間前戯をしてくれた。
指を入れて動かしながら入り口を舌で刺激もしてくれたが
さちこはなかなかいけなかった。
「ごじょごじょして指を抜く時が気持ちいいからそれして。」
「どういうこと?」
「指入れてるでしょ?」
「うん。」
「で、奥の正面ごじょごじょするでしょ?」
「こう?」
(それは正面じゃなくてGなんだけどな。まあいいや。)
「で、指を引っこ抜いて。」
「こう?」
「うん、そんな感じ。それ繰り返して。」
全く理解力のない彼で残念だったので説明するのを諦めた。
彼の竿を握った。
(あれ?さっきの5割からそんなサイズ変わってないけどな。
一応硬くはなってるっぽいけどこれ10割なのか?)
「入れていい?」
(ああ、やっぱ10割なのか。)
「うん、いいよ。」
彼は不器用な手つきでコンドームをやっとのことで装着し終わり、
恐る恐るさちこの中に入れてきた。
もちろん入ったのかまだなのか感触がなく、さちこには知る由もなかった。
彼の竿はさちこの中で全くの行方不明であった。
彼は少し腰を動かした。
さちこも脚の開き具合や角度を微調整するも全く存在感が掴めなかった。
さちこにとって入った瞬間無言というのは久しぶりのレベルであった。
彼はしばらく腰を振り続けるがどう考えても無理っぽいので
さちこは彼に休憩を促した。
「一旦休憩しよう。」
「うん。」
彼は竿を抜いた。
横になって少し話した。
「なんでかな。」
「緊張してるんじゃない?」
「緊張してない。」
「じゃあワクチンのせいじゃない?」
「そんなことないよ。」
「じゃあこの音楽のせいじゃない?」
「そうかなあ。このライブ番組、関西弁のMCが途中で入るもんね。」
「うん、私もすごいさっきからムードないなって思ってたから。
AV観ようよ。」
「いい。」
(私が見たいんだよ。お前だとムラムラしないからさ。)
「えー観たいのになあ。」
「めっちゃショック。」
(いやいや、私のがショックだよ。しかもAVも見せてもらえないなんて。)
「疲れてるんじゃない?」
「そんなことないんだけど。」
(じゃあなんなんだよ。私のせいとでも言いたいのか!)
「まあそんな日もあるんじゃない?ね、AV見よ。」
さちこは半ば強引にリモコンを取ってチャンネルを変えて彼に渡した。
彼は熱心にさちこの乳首を片方ずつ舐め続けた。
しばらくすると指で股間をなぞり、それなりの長い時間前戯をしてくれた。
指を入れて動かしながら入り口を舌で刺激もしてくれたが
さちこはなかなかいけなかった。
「ごじょごじょして指を抜く時が気持ちいいからそれして。」
「どういうこと?」
「指入れてるでしょ?」
「うん。」
「で、奥の正面ごじょごじょするでしょ?」
「こう?」
(それは正面じゃなくてGなんだけどな。まあいいや。)
「で、指を引っこ抜いて。」
「こう?」
「うん、そんな感じ。それ繰り返して。」
全く理解力のない彼で残念だったので説明するのを諦めた。
彼の竿を握った。
(あれ?さっきの5割からそんなサイズ変わってないけどな。
一応硬くはなってるっぽいけどこれ10割なのか?)
「入れていい?」
(ああ、やっぱ10割なのか。)
「うん、いいよ。」
彼は不器用な手つきでコンドームをやっとのことで装着し終わり、
恐る恐るさちこの中に入れてきた。
もちろん入ったのかまだなのか感触がなく、さちこには知る由もなかった。
彼の竿はさちこの中で全くの行方不明であった。
彼は少し腰を動かした。
さちこも脚の開き具合や角度を微調整するも全く存在感が掴めなかった。
さちこにとって入った瞬間無言というのは久しぶりのレベルであった。
彼はしばらく腰を振り続けるがどう考えても無理っぽいので
さちこは彼に休憩を促した。
「一旦休憩しよう。」
「うん。」
彼は竿を抜いた。
横になって少し話した。
「なんでかな。」
「緊張してるんじゃない?」
「緊張してない。」
「じゃあワクチンのせいじゃない?」
「そんなことないよ。」
「じゃあこの音楽のせいじゃない?」
「そうかなあ。このライブ番組、関西弁のMCが途中で入るもんね。」
「うん、私もすごいさっきからムードないなって思ってたから。
AV観ようよ。」
「いい。」
(私が見たいんだよ。お前だとムラムラしないからさ。)
「えー観たいのになあ。」
「めっちゃショック。」
(いやいや、私のがショックだよ。しかもAVも見せてもらえないなんて。)
「疲れてるんじゃない?」
「そんなことないんだけど。」
(じゃあなんなんだよ。私のせいとでも言いたいのか!)
「まあそんな日もあるんじゃない?ね、AV見よ。」
さちこは半ば強引にリモコンを取ってチャンネルを変えて彼に渡した。
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