上 下
23 / 23

最終話 ありがとう水道屋さん

しおりを挟む
彼とはもうやる気にならなかった。

帰省中、元会社の上司と同僚と食事をしていた。
彼からラインが入った。

「ご飯食べた?」
「食べてる。今日やめとくわ。ごめんね。」
「了解です。」

彼とはそれっきりにした。

この10ヶ月で都会に洗練され垢抜けた姿を見せつけてやりたかったが、
そこまで魅力的な男でもないので相手をするのが馬鹿馬鹿しくなったのが
正直なところであった。

とはいえ、彼にはいろんなことを教わったし感謝はしている。


今回の気づき

①水漏れは早めに修理してもらう。

②借家であれば管理人を通して修理依頼する。

③hpの見積価格の3倍以上はすると思った方がいい。

④大型家具の処分は先に分解すれば
自分で運びやすくなるし費用も抑えられる。

⑤電マは連続使用すると痛いし、
陰部が腫れる恐れがある。

⑥53歳でも毎日したいぐらいの絶倫はいる。

⑦遠距離に住むセフレは不要。

⑧セフレはセックスに対して正直に話す。

⑨このご時世でもメンズエステに行けば楽しめる。


水道屋さん、私の心の傷と蛇口の修理をありがとう!

彼に幸あれ!

最後まで読んでくださってありがとうございます。


しおりを挟む

この作品の感想を投稿する


処理中です...