完璧な竿とテクニックを持つイタリアンハーフの男、ロバートデニーロとの再会

椋のひかり~むくのひかり~

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4話 初めての駅弁体位

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ちょうどお湯が溜まっていた。
湯船から埃のようなゴミが浮上していて
掬っても掬っても次々浮いてきて気持ち悪かった。

テンションが下がっているところに
また舐めてと言わんばかりに彼は肉棒を握らせてくる。

とりあえずボディソープを彼の身体に塗った。
今日の彼は全く別人のように自己中心的な態度だった。
彼は自分の身体をシャワーで洗い流し終わるとさちこにはお構いなしだった。

(こんな相手と一緒にシャワーを浴びてもなにも楽しくない。
前戯でもなんでもないじゃないか。)

そう思いながら湯船に浸かると彼はさちこを自分の膝の上に乗せて
ラッコの体勢で後ろから少しさちこの乳首と豆をいじった。

「すごいびちょびちょじゃん。」
(そうか?)
「そうかなあ。」

一応しおらしく言った。

その後向かい合わせになってさちこは彼に跨り肉棒を捉えた。

「先っちょだけ。」
「わかった。」

と言いつつ奥までグイグイ押しこんだ。
安定の気持ち良さではあるが
前回のような感動はなかった。

そのまま彼はさちこの尻を持ち上げて立ち上がり
駅弁スタイルになった。

さちこは初めて駅弁の体位を体験した。
駅弁の体位は予想よりフィット感があったが
不安定さがやや残り激しくは動けない。
風呂場は転倒すると危険なので早々に切り上げた。

「えっちゃん、後ろ向いて。バックしよ。」
「うん。」

床に足を戻すと今度は壁に手をついて尻を突き出した。

彼は肉棒をさちこの尻にはさみ肛門に入れようとする。

「それ、お尻。もうちょっと前。」

さちこが手で誘導した。
彼との立ちバックはそれほど気持ちよくなかった。

スルッと抜けて、また入れようとするが
うまく入らない。

「そこお尻だから。笑」
「お尻に入れちゃダメ?」

さちこはその一言にイラッとした。
先日違う男にきちんとアナル調教を受けて、
いかにアナルセックスは準備が必要かよく理解したからであった。

アナルに関して素人のくせに勢いで肛門にぶち込もうとする彼の人間性に
がっかりした。

「ダメに決まってんじゃん。
そんな太いの入るわけないでしょ。」

テイよく断った。

その後、彼は立ち上がるとこちらを向いて浴槽の淵に立った。

「舐めて。」
(またかよ。)

彼は両手を横に広げ、壁に手をついて仁王立ちしていた。
まるでキリストにでもなったかのように
目を瞑り少し顔を斜め上に向けて立っていた。

(なんなんだ?こいつ。)

さちこは湯船にしゃがんで彼の肉棒を咥えていた。
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