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21.天罰
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「ちょっと半沢直樹の録画ちゃんと撮れてるか確認していい?」
「いいよ。」
「あ、撮れてない。。。」
(ざまーみろ。笑)
「え?そうなの?ごめんね。」
「他の番組と2重予約してて撮れてなかったんだ。」
(そりゃあんたのせいだね。倫理観ないこと言うから罰当たったんだね。笑)
「大丈夫。15分遅れだけど今から録画したから。」
(この世で自分より先に話の結末を知っている人がいると思うだけで嫌だからと
録画せずにリアルタイムで観ることにこだわってた人が
15分も見逃すなんて怒り心頭ではないのか?
そんな物わかりいいふりしてるけど大丈夫か?こえーな。笑)
彼は鳥のように次はナッツを食べ始めた。
「さっきカフェでケーキ食べてたのにもうおなかすいてんだね。」
「うん。次この電車に乗ったら22:30には着くんじゃない?」
(さっさと帰れってことかなあ。。。)
「あ、もうこんな時間か。じゃあそろそろ帰るね。」
「駅ではできないからここでお別れのチューしよ。」
彼はさちこにキスを求めてきた。
「これこれ、さっちゃんのチューだ。」
彼は嬉しそうに盛り上がり始めた。
「止まんなくなっちゃうよ。」
さちこはキスを切り上げて部屋を出た。
彼は駅まで送ってくれた。
改札口でさちこの姿が見えなくなるまで手を振ってくれていた。
(そういうところは好きなんだけどな。。。)
さちこは帰るとラインした。
「ちゃんと家着いたよ!今日は遅くまでありがとう。楽しかったです!」
「無事に帰れて良かったよ。こっちちこそ遅くまでありがとうね!
楽しかったよ。」
「いいよ。」
「あ、撮れてない。。。」
(ざまーみろ。笑)
「え?そうなの?ごめんね。」
「他の番組と2重予約してて撮れてなかったんだ。」
(そりゃあんたのせいだね。倫理観ないこと言うから罰当たったんだね。笑)
「大丈夫。15分遅れだけど今から録画したから。」
(この世で自分より先に話の結末を知っている人がいると思うだけで嫌だからと
録画せずにリアルタイムで観ることにこだわってた人が
15分も見逃すなんて怒り心頭ではないのか?
そんな物わかりいいふりしてるけど大丈夫か?こえーな。笑)
彼は鳥のように次はナッツを食べ始めた。
「さっきカフェでケーキ食べてたのにもうおなかすいてんだね。」
「うん。次この電車に乗ったら22:30には着くんじゃない?」
(さっさと帰れってことかなあ。。。)
「あ、もうこんな時間か。じゃあそろそろ帰るね。」
「駅ではできないからここでお別れのチューしよ。」
彼はさちこにキスを求めてきた。
「これこれ、さっちゃんのチューだ。」
彼は嬉しそうに盛り上がり始めた。
「止まんなくなっちゃうよ。」
さちこはキスを切り上げて部屋を出た。
彼は駅まで送ってくれた。
改札口でさちこの姿が見えなくなるまで手を振ってくれていた。
(そういうところは好きなんだけどな。。。)
さちこは帰るとラインした。
「ちゃんと家着いたよ!今日は遅くまでありがとう。楽しかったです!」
「無事に帰れて良かったよ。こっちちこそ遅くまでありがとうね!
楽しかったよ。」
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