17 / 25
17.彼の家
しおりを挟む
彼の家は会社に勝手に契約されたアパートであった。
「ボロくて狭くて最悪でしょ?
俺、自腹で払うからもう少しいいところにしてほしいって
会社に言ったんだけど、ダメって言われて。」
「勝手に決められるってひどいね。笑」
「どうぞ。」
「お邪魔します。あ、でも中綺麗だね。すごい片付いてるじゃん。
綺麗に使ってるね。」
「うん、すごい狭いでしょ。何にも置けないの。」
「確かにあの棚田飾るとこないね。笑」
「でしょ?」
1Kの部屋にはコタツの上にテレビが置いてあるだけだった。
彼はヨガマットを折りたたんでその上に座った。
「俺はいつもこれをこうやって座ってるの。
椅子もソファーも置けないし、ベッドも置けないし。」
「そだね。じゃあ布団でいつも寝てるの?」
「うん、このマットレス敷いてる。」
いつの間にかマットレスを出してきたかと思うと
ベランダに干していたタオルケットを取り込んで、その上に敷いた。
「さ、そろそろエッチしよっか。」
「う、うん。じゃあシャワーしよっか。」
「一緒に入る?」
「うん、一緒に入ろ。」
さちこはワンピースを脱ぎ、スリップを脱ぎ、
ブラジャーとパンティ姿でハンガーに服をかけていた。
「ちょっと色っぽいね。」
彼が抱きついてきた。
「そう?」
彼はキスしてきたかと思うと、パンティの中に手を入れてきた。
「このまましちゃう?」
彼は我慢できない様子だった。
「すごい汗かいたからシャワーしよ。」
さちこと彼は狭い洗い場で抱き合いながらシャワーを浴びた。
ボディソープをお互いの体に塗り合いながら何度もキスを交わした。
「ボロくて狭くて最悪でしょ?
俺、自腹で払うからもう少しいいところにしてほしいって
会社に言ったんだけど、ダメって言われて。」
「勝手に決められるってひどいね。笑」
「どうぞ。」
「お邪魔します。あ、でも中綺麗だね。すごい片付いてるじゃん。
綺麗に使ってるね。」
「うん、すごい狭いでしょ。何にも置けないの。」
「確かにあの棚田飾るとこないね。笑」
「でしょ?」
1Kの部屋にはコタツの上にテレビが置いてあるだけだった。
彼はヨガマットを折りたたんでその上に座った。
「俺はいつもこれをこうやって座ってるの。
椅子もソファーも置けないし、ベッドも置けないし。」
「そだね。じゃあ布団でいつも寝てるの?」
「うん、このマットレス敷いてる。」
いつの間にかマットレスを出してきたかと思うと
ベランダに干していたタオルケットを取り込んで、その上に敷いた。
「さ、そろそろエッチしよっか。」
「う、うん。じゃあシャワーしよっか。」
「一緒に入る?」
「うん、一緒に入ろ。」
さちこはワンピースを脱ぎ、スリップを脱ぎ、
ブラジャーとパンティ姿でハンガーに服をかけていた。
「ちょっと色っぽいね。」
彼が抱きついてきた。
「そう?」
彼はキスしてきたかと思うと、パンティの中に手を入れてきた。
「このまましちゃう?」
彼は我慢できない様子だった。
「すごい汗かいたからシャワーしよ。」
さちこと彼は狭い洗い場で抱き合いながらシャワーを浴びた。
ボディソープをお互いの体に塗り合いながら何度もキスを交わした。
0
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。


隣人の女性がDVされてたから助けてみたら、なぜかその人(年下の女子大生)と同棲することになった(なんで?)
チドリ正明@不労所得発売中!!
青春
マンションの隣の部屋から女性の悲鳴と男性の怒鳴り声が聞こえた。
主人公 時田宗利(ときたむねとし)の判断は早かった。迷わず訪問し時間を稼ぎ、確証が取れた段階で警察に通報。DV男を現行犯でとっちめることに成功した。
ちっぽけな勇気と小心者が持つ単なる親切心でやった宗利は日常に戻る。
しかし、しばらくして宗時は見覚えのある女性が部屋の前にしゃがみ込んでいる姿を発見した。
その女性はDVを受けていたあの時の隣人だった。
「頼れる人がいないんです……私と一緒に暮らしてくれませんか?」
これはDVから女性を守ったことで始まる新たな恋物語。
男性向け(女声)シチュエーションボイス台本
しましまのしっぽ
恋愛
男性向け(女声)シチュエーションボイス台本です。
関西弁彼女の台本を標準語に変えたものもあります。ご了承ください
ご自由にお使いください。
イラストはノーコピーライトガールさんからお借りしました

女豹の恩讐『死闘!兄と妹。禁断のシュートマッチ』
コバひろ
大衆娯楽
前作 “雌蛇の罠『異性異種格闘技戦』男と女、宿命のシュートマッチ”
(全20話)の続編。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/329235482/129667563/episode/6150211
男子キックボクサーを倒したNOZOMIのその後は?
そんな女子格闘家NOZOMIに敗れ命まで落とした父の仇を討つべく、兄と娘の青春、家族愛。
格闘技を通して、ジェンダーフリー、ジェンダーレスとは?を描きたいと思います。
〈社会人百合〉アキとハル
みなはらつかさ
恋愛
女の子拾いました――。
ある朝起きたら、隣にネイキッドな女の子が寝ていた!?
主人公・紅(くれない)アキは、どういったことかと問いただすと、酔っ払った勢いで、彼女・葵(あおい)ハルと一夜をともにしたらしい。
しかも、ハルは失踪中の大企業令嬢で……?
絵:Novel AI
セーラー服美人女子高生 ライバル同士の一騎討ち
ヒロワークス
ライト文芸
女子高の2年生まで校内一の美女でスポーツも万能だった立花美帆。しかし、3年生になってすぐ、同じ学年に、美帆と並ぶほどの美女でスポーツも万能な逢沢真凛が転校してきた。
クラスは、隣りだったが、春のスポーツ大会と夏の水泳大会でライバル関係が芽生える。
それに加えて、美帆と真凛は、隣りの男子校の俊介に恋をし、どちらが俊介と付き合えるかを競う恋敵でもあった。
そして、秋の体育祭では、美帆と真凛が走り高跳びや100メートル走、騎馬戦で対決!
その結果、放課後の体育館で一騎討ちをすることに。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる