上 下
1 / 12

1話 出会い

しおりを挟む
久々に新しいアプリに登録してみた。
年齢とニックネーム、自撮りの写真を2枚と簡単なプロフィールを載せた。

今回は既婚者も問わないアプリなので正直に「既婚、子なし」と謳っておいた。

あまり使い勝手がわかっていなかったが、
どうやらこっちにいいねを押してもらっていても
相手の顔は有料会員にならなければ見れないらしい。

なので、次から次へと現れる写真をいいねかスルー、右か左に次々とスワイプしていった。

顔も載せてない人は結構多いし、年齢を載せていない人もいる。
高身長の人は身長体重を載せているし、
高学歴や仕事自慢の人はそれをアピールしているので、実にわかりやすい。

つまりは顔写真を載せていないのは
顔に自信がないということである。

「仕事上の都合や既婚者でマッチングしてからお見せします。」
と書いてる人も結構いるが、こっちは正々堂々と顔出ししているのに不公平ではないか。

だから顔出ししていない人はとりあえずスルーしていた。

相手がいいねを押していてくれれば、こちらがいいねした瞬間にマッチングする。

そしてこちらからはメッセージを送らず、
とりあえず相手からメッセージがきたら返信していた。

そんな中、たまには年齢の幅を広げてみようと50歳の男にいいねした。
マッチングするとすぐにメッセージがきた。

男はサングラス姿の写真しか載せていなかったので

サングラスを外した写真を見たいと要求した。

「サングラスをしていないお顔写真を拝見したいです。」
「このサイトでは画像を載せられないみたいだから、
ラインでならアイコンでわかるけど、交換はまだ早いかな?」

謙虚な言い回しで、直感で変な人ではなさそうと思ったので
ラインはいつでもブロックできるので交換することにした。

「いいですよ。ID教えてください。」
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

【ショートショート】おやすみ

樹(いつき)@作品使用時は作者名明記必須
恋愛
◆こちらは声劇用台本になりますが普通に読んで頂いても癒される作品になっています。 声劇用だと1分半ほど、黙読だと1分ほどで読みきれる作品です。 ⚠動画・音声投稿サイトにご使用になる場合⚠ ・使用許可は不要ですが、自作発言や転載はもちろん禁止です。著作権は放棄しておりません。必ず作者名の樹(いつき)を記載して下さい。(何度注意しても作者名の記載が無い場合には台本使用を禁止します) ・語尾変更や方言などの多少のアレンジはokですが、大幅なアレンジや台本の世界観をぶち壊すようなアレンジやエフェクトなどはご遠慮願います。 その他の詳細は【作品を使用する際の注意点】をご覧下さい。

マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子

ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。 Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。

壁の薄いアパートで、隣の部屋から喘ぎ声がする

サドラ
恋愛
最近付き合い始めた彼女とアパートにいる主人公。しかし、隣の部屋からの喘ぎ声が壁が薄いせいで聞こえてくる。そのせいで欲情が刺激された両者はー

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

JC💋フェラ

山葵あいす
恋愛
森野 稚菜(もりの わかな)は、中学2年生になる14歳の女の子だ。家では姉夫婦が一緒に暮らしており、稚菜に甘い義兄の真雄(まさお)は、いつも彼女におねだりされるままお小遣いを渡していたのだが……

ずぶ濡れで帰ったら彼氏が浮気してました

宵闇 月
恋愛
突然の雨にずぶ濡れになって帰ったら彼氏が知らない女の子とお風呂に入ってました。 ーーそれではお幸せに。 以前書いていたお話です。 投稿するか悩んでそのままにしていたお話ですが、折角書いたのでやはり投稿しようかと… 十話完結で既に書き終えてます。

放課後の生徒会室

志月さら
恋愛
春日知佳はある日の放課後、生徒会室で必死におしっこを我慢していた。幼馴染の三好司が書類の存在を忘れていて、生徒会長の楠木旭は殺気立っている。そんな状況でトイレに行きたいと言い出すことができない知佳は、ついに彼らの前でおもらしをしてしまい――。 ※この作品はpixiv、カクヨムにも掲載しています。

隣の人妻としているいけないこと

ヘロディア
恋愛
主人公は、隣人である人妻と浮気している。単なる隣人に過ぎなかったのが、いつからか惹かれ、見事に関係を築いてしまったのだ。 そして、人妻と付き合うスリル、その妖艶な容姿を自分のものにした優越感を得て、彼が自惚れるには十分だった。 しかし、そんな日々もいつかは終わる。ある日、ホテルで彼女と二人きりで行為を進める中、主人公は彼女の着物にGPSを発見する。 彼女の夫がしかけたものと思われ…

処理中です...